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Yahoo!ジオシティーズ 日記一覧

-0176-      2008/2/26 (Tue) 00:22:32
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   大宮の鉄道博物館に初めて行ってきました。もう子供は遊んでくれないし、なかなか一人じゃ行きにくいもんで、ノンべぇ集団で行ってきたんですが、テッパクラブってのは近寄りがたくいかにもの人たちが多いですねぇ(W
→鉄道博見学記

-0176.1-      2008/3/23 (Sun) 09:33:04
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   うぉぉぉワシも行きたかった。。。
 あ。ご無沙汰しています。
 スイカは、定期区間は振り替え輸送の対象だったはずですぞ。いつの間にそうなっちゃったンでしょうかね?パスモ参入辺りから可笑しくなってきてる気がします。

 さて、「あたご」ですが、Uターンで回避した漁船の方の話に寄りますと、U ターンも含めて回避に 15 分を要したとのこと。イチモクサンで漁場に向かいたい漁船には大いなるロスタイムなワケです。
 となれば、巨大船であろうとなかろうと、優先権があるのなら、その前を突っ切るのは、当然と言えるでしょう。
 しかも巨大船の後ろに出来る波を乗り越えなければならず、わざわざ乗り心地の悪いところを走るお馬鹿も居ないでしょう。
 で、あの辺の漁船って滅茶苦茶速いンですよ。漁場まで遠いし、潮の流れの速いところを通過しなければならないし。
 だから田舎のあたごは、そういうのを知らずに、たかが漁船と、甘く見ていたンじゃ無いかと思うンですよ。
 結論を言いますと、田舎者は東京に来るなって事で。。。

-0176.2-      2008/4/5 (Sat) 04:43:52
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :    日曜の毎年定例花見までに、次の企画をどうするか成案にして持ち込もうと、頭を捻ってるんですが、店の常連中の技術ヲタ向けで終点の飲み屋地域を決めての企画なモンでムズカシイ!。
 (拠点の店はカラオケのディスプレーにパチンコ台中央のカラー液晶ユニットを置いてる店なんで行けば分かります。無論常連の諏訪の怪人が製品予備部品を持ち込んだもの。この時季は強烈な女性常連たちがキャンディーズの♪もうすぐ禿〜ですねぇ♪と酔って踊りまくり光頭常連たちを並べてオモチャにするんで、それが気になる質の方は近寄らない方がいいです。10円禿げだったのに全部剃っちゃった人も居るくらいで)。
 (店のパチンコディスプレーは最近諏訪の怪人の手によりPC用19インチ液晶モニタに変わってました。老眼でもう見えない常連が増えたみたい(w。安くて高性能なのは諏訪怪人氏の方が詳しそうだし、パチンコ液晶を取っ払うのも当人がやった方が摩擦がなさそうなんで、そちらへ振ったのですが、液晶19インチで\35kはまずまず。5/2補足)
(続)

 前回はズバリ「鉄道博物館見学に行こう」だったんですが、今度は鉄道各社博物館ハシゴツアーにでもしましょうかね。相模鉄道に営団、東武と廻って飲み会。渋谷の電力館も入れましょうか。2個所が限界かな?営団は各種シールドマシン模型が揃っていて圧巻だけど東武博物館の東向島は昔は吉原に次ぐ花街のはずだから脱線・沈没警戒が必要かも。たしか「玉乃井」遊郭だった気がします。各地の「駒形」も遊郭由来の地名だそうで(by昔聴いた落語。「駒形茂平は男でござる」の一本刀土俵入りとか、)。

   博物館には実際の乗務員訓練に使った本格的な運転シミュレータを置いてる会社も多く、それがガラガラだったんですが鉄道博物館の波及効果で最近は急にお客が増えてしまいアテにできないかもしれません。

 漁船側のあの島沿い航路は黒潮横断のためのコースだったんですね。島沿いにくの字のコースに何かあるとは思ってたんですが、今もその辺は八丈島送りの時代と変わりませんねぇ。黒潮は最大流速5ノットで左右の高低差が1mにも及ぶ強烈な海流だというのはスゴイですね。帆船でジッと進路を保って横切ると遙か東の海に流されていて、そこから戻ってくるというのが帆船時代の航法でした。いまも帆走ではそうですけどね。(続2)

   ただ、GPSとレーダーがあって巡航速度で18ノットも出るんだから、気付きさえすれば海の暴走族自衛艦回避に普段なら左回りで早めにくろしおを越える進路に変えていたかもしれません。週刊文春の記事には「避航船の規則は軍艦には適用されず民間船が回避すべきだ。海上自衛隊はみなそう思っている。」として漁船側を非難していますが、それは最初から軍艦だと分かっていれば出来ることで、漁船並みの標識灯しか点けてなければ回避規則通りにするしかないでしょう。無茶苦茶です。海上自衛隊が「存在自体に意義のある軍艦」を自認しているのなら満艦飾の灯りを点ければ何も言わなくても回避するでしょう。現に他水域でも自衛艦に対しては触らぬ神に祟りなしで必死に回避している様です。自国の高性能巡洋艦に撃沈されてりゃ世話はない!

-0176.3-      2008/4/19 (Sat) 07:39:40
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   う〜む。文春の記者って現場にいたのかな?漁師さんの話を聞いていたら、そんな記事は書けないはずです。
 実際に”軍艦”を回避した漁師さんの話では、ニュースを聞いて”軍艦”だったことを初めて知った方や、衝突後に照明がついて分かった方が殆どです。
 彼らは異口同音に”軍艦”と呼びます。それは、あの暗がりの中、自衛艦なのか米国鑑なのか、或いは敵艦なのかは識別が困難だからだと言う話のニュアンスです。
 回避した漁師さんは、思っていたよりも大きく、速度も速かったと話しています。報道とは異なり、自衛艦側は15 ノット前後だったのではと言う声もありました。
 海域は違いますが、東京湾内を航行する船は、設備の整った巨大船側が小さい船に気を遣っています。
 何れにしても、文春は取材不足でしょう。

-0176.4-      2008/4/28 (Mon) 01:43:25
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   サンケイ、文春、新潮はプロパガンダメディアなんで細かい事実はどうでも良いんです。
 映画「靖国」上映中止問題も昨年末に新潮が「反日映画」と煽って火が点いたもの。決してまともなジャーナリズムじゃありません。山崎豊子氏の長編小説「沈まぬ太陽」を連載したのが新潮だったとは到底信じられな〜い状態。(=日航労組委員長への不当差別・長期島流し人事をモチーフに、事故対応や政治からの介入を織り交ぜた長編企業小説。現在、古本屋で全5刊\500.程度〜。)

 夜間は小灯火だけでは相手の判断が出来ませんよね。それを軍隊無条件優先だなんて文春デスクは何を考えてるんだか。

 読売は社説は酷くて例の憲法改悪自衛隊公認1/3社説を見て販売店に継続購読キャンセルに行きましたけど、個々の記事は反対方向の内容でも平気で載せちゃうんですね。設定フィルター通過の記事しか載せない朝日よりナマ記事は面白いんですが、福知山線事故運転士「K機長」説なんてデマを根拠無くず〜〜〜っと流し続けるとか用心して読まないとかなりアブナイとこ。シマウマ競馬開催予定記事を報じたとこはかなり頑張ってるんだけど。あの4/1記事は疑問を感じず最後まで読んでしまった(w

 次第に売れればいい、体制順応に腐っていくんでしょうかね。 
-0175-      2008/2/9 (Sat) 17:33:43
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   秩父鉄道で、貨物列車が暴走する事故がありました。運転士の話によれば、ブレーキに異常があったようです。不幸中の幸いは、本線に進入していなかったことでしょう。

-0175.1-      2008/2/9 (Sat) 23:55:59
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   某マスコミによると、安全装置が働いて安全側線に入ったのだとか。。。これ、日曜祭日の人の居ない日じゃなくて、普通の体制で、こんな程度の原稿じゃ、ダメダメですね。
 それにしても、今時、ブレーキが利かないってぇのも珍しいですね。いくら古くても改良もされているでしょうにね。
 閑話ですが。脱線側線、、、あ、「安全側線」ですが、その先が「本線」でないだけで、突破すると踏切待ちの車や歩行者に突っ込んでいきそうなのもあります。今回の事故の安全側線は崖っぷちなワケで、これを「安全」と冠するのは如何なモノかと思います。

-0175.2-      2008/2/11 (Mon) 01:35:05
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   旧型の電気機関車だとかなり無理が利くんで、逆転の直列、抵抗全挿入をやって、倍の電流を流して停められなかったですかね?

 ブレーキ管を付け間違えたって貨車のブレーキが効かないだけで単独ブレーキ(単弁)は有効だと思うんですが。姫川事故では貨車が脱線転覆したあと単機で16kmはしって、停止信号でブレーキを掛けて止まってますし、その辺は?

#本線への進路構成は、一旦停まってから切り替えるとあり、そのまま突っ込んだら不安全側線直行だとか。対向車に対して「安全」を守ろうと言うんでしょうが、参宮線にしろ三河島にしろ対向列車側に転覆して大惨事になりますね。

-0175.3-      2008/3/19 (Wed) 21:55:24
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   先日、秩父鉄道の事故原因がわかりました。原因は2両目の貨車のブレーキコックを開けていなかったとのこと。通常、連結後に確認することになっていますが、見落としていた模様。あまりの単純なミスでこれだけの事故なので、開いた口がふさがりません。
-0174-      2008/1/21 (Mon) 10:54:48
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   竜巻予報が 3 月 26 日から気象庁から出るようです。
http://www.jma.go.jp/jma/press/0801/17c/tatsumaki-chui-joho.html
 竜巻やダウンバーストによる被害は鉄道だけではありませんから、気象庁(各地の気象台など)から出されることは非常に有意義だと思います。
 情報の有効時間も 1 時間と絞られていますから、かなりの自信があるのでしょう。

 ただ、相変わらず「竜巻注意情報」と「注意報」や「警報」では無く、「情報」のレベルです。このおまけ的表現から、一般の人達がその危険度を占うのは困難かと思います。

-0174.1-      2008/1/26 (Sat) 23:06:20
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   情報活用法の問題で、突風発生確率が大きくなったのを承けて、減速指示の速度を下げるとか、現地で異常を感じたときに自主的に減速・停止・待避するのを許容するとか、気象レーダ映像の激甚部に抑止を掛けるとか、その気になれば手は打てるでしょう。航空機は気象状況情報でその都度出発や到着を見合わせているのですから、鉄道が判断不能だとは言えません。

-0174.2-      2008/1/27 (Sun) 14:15:25
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   2006年11月に奥尻島で発生した竜巻ですが、その直前に飛行機が離陸しているのが目撃されています。
 集中豪雨か暴風か忘れましたが、悪天候が続き、一瞬晴れ間が見えたときに飛行機が離陸。その数分〜 10 分後に竜巻が発生。
 ダウンバーストや、竜巻の予測が出ていれば、離陸しないはずです。もし、これらがピンポイントで予測されていて、航路を直撃しないだとか、離陸している時間は発生しないのが分かっていたら、凄い予報技術です。
 ま。たぶん、竜巻は想定外で、晴れ間が見えたから、パイロット判断で飛んじゃったンでしょう。運良く、紙一重で直撃を食らわなかった。
 気象予報がしっかりしている航空機ですら、こんな感じです。しかもパイロットは 1 時間前の着陸時に上空の雲の様子を見てきているハズなのに、(はっきり言って)誤判断をしているワケです。

 航空機ですらこんな感じですから、「情報」が出されたとしても、これを活用するのはかなり困難かと思われます。

  補足
 報道されていない事なので、、、竜巻は飛行場のすぐ近くで発生しています。
http://www.sapporo-jma.go.jp/saigai/saroma/pdf/3-4.pdf
 飛行機の離陸は「聞き取り調査」(7)〜(9)にあります。(8)の”Hさん”は、、、内容が端折られていますが、近くの学校の職員さんです。
 離陸方向はどちらか不明ですが、学校の位置から離陸が見えるのは、被害のあった地区側です。Gさん、Iさんの目撃方向からしても飛行機は竜巻方向に向かって離陸していったと推測できます。

-0174.3-      2008/1/28 (Mon) 23:43:42
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   冬の北陸地方なんて、雷と暴雪に曝されて、気象用ドプラーレーダーで観測すると乱流だらけで安心して飛べるところが見つからないことが多いんだそうで、特段の異常を検出できない側は諦めるしかないんです。
 そういう中で特別に異常な領域だけを抽出して抑止などのアクションを起こせば救えるものも出てくるということです。
 この方式の怖いのは、判断できず漏れるものが出てくること。無対策でほっとけば運悪く事故になっても「予見可能性なし」で助かるのに、一部でも異常が分かるようになると「判断ミス」の口実でマスコミから叩かれ受け狙いの検察から生け贄処分を受ける危険が高まるんで、善意の取組が徒になってしまうかもしれません。北陸トンネルきたぐに火災惨事での乗務員起訴なんて典型的生け贄起訴ですもんねぇ。

-0174.4-      2008/1/31 (Thu) 08:31:55
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   コミューターの使用機材ぐりは非常にタイトです。
 遅延すれば、その影響は一日中解消出来ないでしょう。
 そういった条件下でパイロットが正確な判断が出来るかどうか甚だ疑問です。
 当該期の時刻表は入手困難なので、今月(1月)ので機材繰りを調べてみますと、、、
釧路09:05発→丘珠09:55着
25分後には
丘珠10:20発→函館11:05着
函館11:30発→奥尻12:00着
奥尻12:25発→函館12:55着
30分後には
函館13:25発→釧路14:35着
釧路15:00発→函館16:15着
函館16:40発→丘珠17:20着
丘珠17:45発→釧路18:30着
釧路18:55発→千歳19:50着
と、いったところでしょう。北海道にはもう一機、同じ機体が導入されているようで読み間違えてるかもしれませんが、たぶん合っているでしょう。
 これで行くと、9回もフライトをこなさなければなりません。
  つづき。。。
 各空港でのトランジットまでは見ていませんが、時刻は非常にタイトです。
 今月の時刻表では、奥尻から飛んだ直後の函館釧路に使用される時の機内清掃は30分の設定であり、通常の25分に対して5分間のゆとりがあります。こりを越えればディレイの可能性が出てきます。
 ジェットや採算路線とは同じに考えない方が良いでしょう。

-0174.5-      2008/1/31 (Thu) 15:32:58
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   その辺のタイトさは理解しますが、北海道の雪は北陸よりおとなしいみたいで、わざわざ「北陸」と限定した訳です。

 あそこの豪雪は大人しく降るだけではなく、巨大な積乱雲を生じて「雪起こし」とかいう激しい雷と乱気流が起こっており、「全天候戦闘機」を標榜し推力比0.98もあるF104を墜落させています。

だもんで、運行中止の判断が大変難しいだろうと………。他空港適用の一般基準じゃ停まりっぱなしになってしまいます

-0174.6-      2008/2/5 (Tue) 01:05:27
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   不勉強で恐縮ですが、雪起こし程度でも竜巻やダウンバーストになるのでしょうか?当方、北陸の出身であり、近年北陸に3年以上赴任しておりましたが、そのような関連性は話に聞いたことがありません。
 さて、特急いなほ脱線をもたらした積乱雲は上空 10,000m に達しており、奥尻のそれも、10,000〜12,000m とされています。通常の雪起こしの 5,000m とは明らかに差があると思います。
 で、奥尻で離陸した飛行機のパイロットは、およそ 30 分前の着陸の際にこの高々度に達する積乱雲を目撃しているハズであります。それを見ていながら離陸したことになります。

-0174.7-      2008/2/5 (Tue) 23:50:46
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   ちとソースが見あたらないのですが、「いなほ14号を転覆させた前線の積乱雲は、通常の冬の積乱雲の2〜2.5倍の高度があり6〜7000mの高度に達していた」(日記107他)とあり、冬の積乱雲は3000mそこそこで荒れてる様です。夏とは水蒸気供給量が違い、通常10000m〜特大で14000mというのとは桁違いですが、内部に乱流を生ずるという点では航空機の積乱雲への接近は昔からタブーであります。激しい乱流と水滴がないと雷にならないようで「雪起こし」の雷鳴は乱気流存在の証拠と言えます。F104Jが墜落したときも、旅客機に落雷、放電光が羽を抜けていったとか、。 雷のエネルギーが大きいというのは、それを起こす強力な上昇気流と下降気流があるということでしょう。雪起こし「程度」という規模ではない様です。(実物を経験したことはないのですが)

-0174.8-      2008/2/10 (Sun) 00:19:28
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   え〜。いなほの件の雲頂高度については、調べたつもりで書いたのですが、ソースが見つからなくなってしまいました。もしかしたら勘違いかもしれません。
 で、冬の日本海は飛べるところが無いという話ですが、10000m以上は関係ないですし、5000m辺りは山が駄目なら海がある。海が駄目なら山があるってな感じで、荒れていないところを選んで飛んでいるようです。海も山も荒れてるってぇのは滅多にないと思います。
 あと、F104 の墜落ですが、竜巻かダウンバーストで検索したのですが、ヒットしませんでした。
 小松の F104 が落雷で落ちたのは、、、パイロットの技量も疑われます。何しろ訓練中に遊軍機を打ち落とすは、撃たれた側も回避行動する前に機を捨てるは、F15 の離陸に失敗するは、、、まともな着陸が出来ずに変則的な飛行方法をするは、、、滅茶苦茶なところですから。。。
 それから、雷は+と−に帯電している雲同士の距離、地表との距離、放電路の抵抗とか湿度とか、様々な条件が入ってくるので、必ずしも空気の流れと比例しているとは思えません。北陸では荒れていなくても雷は鳴っています。

-0174.9-      2008/2/11 (Mon) 01:20:58
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   でもって金沢には豪雪だけじゃなくF104Jも降ってくるんだと(w
訓練のミスは雫石じゃB727を撃墜しましたし、浦賀水道じゃ軟弱な遊漁船を撃沈する戦果を挙げましたけど、西ドイツのF104Gはほとんど落ちたけどF104Jは米本国F104Aよりはるかに落ちなかったんで賞賛を浴びたはずなんでが………。

#F104Jが主力戦闘機の時代にはまだまだwebなんかありませんから、元データがupされてないんじゃ?

-0174.10-      2008/2/13 (Wed) 21:53:45
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   おそらくこの墜落事故でしょう。

1969年2月8日に金沢市で落雷を受け民家に墜落し、住民4名が死亡し民家17戸が全焼すると言う墜落事故を契機に、自衛隊戦闘機の選考にも影響を及ぼした。22年間での大事故は24件とされている。
F104J-日本-機体: http://ja.wikipedia.org/wiki/F-104_(%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F)#.E6.97.A5.E6.9C.AC

日本は民家が多く、陸上では機体放棄が難しく、外洋や基地を目指して
必死に操縦を続けて脱出の機会を失い殉職する例は何度か見られましたね。

横浜の米軍機墜落惨事は逆に市街地上空で機体を放棄し民家を丸焼けにし
母子3名にやけどを負わせて死に至らしめ、パイロットはヘリで直ちに救出!

-0174.11-      2008/2/14 (Thu) 17:35:25
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   ただいまぁ〜。雪の日本海から帰って参りました。
 と、言っても山陰地方でして、北陸とチト違います。それでも着陸時は海上で雲の下に出て延々フラップ40度で水平飛行を続け、小松の着陸パターンと同じ感じでした。離陸時も海上の雲の切れ間をぬって上昇していました。
 さて、小松基地のパイロットはホントに腕前が、ヘタクソです。民間機と比較しても雲泥のドロです。ですから落雷で墜落するほどのダメージを受けたかどうかは、甚だ疑問です。
 先だって小牧での F2 離陸失敗事故の見事な脱出から考えますと、、、何かあったら脱出するマニュアルなンじゃないでしょうか?
 小松に戻りますが、民間機は住宅密集地を避けて海側からアプローチしています。金沢市上空なんか通らなくても着陸できるはずです。金沢市上空を通るのは、かなりの直線コースなワケで、直線でしか着陸できないようでは、有事の時に役に立ちません。。。
 米軍並に180度ターン着陸とか、追い風着陸とか出来てナンボでしょう。

-0174.12-      2008/2/16 (Sat) 21:03:38
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   そういう住民体験としての不信感なら分かりますね。
もしかして落雷でパニックになって遺棄方向も定めず脱出してしまったのかもしれない。何とか故障機を飛行場にと無理をして手前のオーバーラン領域に激突し殉職した千歳の西三佐とは逆方向ですね。

特に燃えやすい燃料の戦闘機なんか市街地上空を日常的に飛んじゃいけません。民間大型機の大量の灯油も怖いですけど事故率が違いますし、極端に下手なヤシは居ませんから。

 たしか初期のF-104Jの座席は下方射出式で、低空からの脱出は不可能だったはず。名古屋のF2は運良く助かりましたけど、あれは射出せずに飛び降りたんですかね。制御系の逆接続ってまぁ何をやったんでしょうか?

-0174.13-      2008/3/23 (Sun) 09:08:33
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   訂正。。。
> 先だって小牧での F2 離陸失敗事故の見事な脱出から考えますと

別件と間違ってしまいました。F2 は徒歩による脱出でした。ちなみに、関係者はイジェクト可能な機種で、可能な状況だったのではと、話していました。

で、「見事な脱出」が何だったのか、ニューロンが絡み合って、思い出せませぬ。。。
-0173-      2008/1/13 (Sun) 17:06:39
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   トランシスター技術2月号がGPSを特集していてその1章が総論解説として良く分かります。

> ひとたび戦争状態になれば、意図的に精度を落とされる可能性があります。実際、湾岸戦争の時には精度が狂わされ、カーナビがうまく動作しない事象もありました。

というのは、どうもアベコベで、多数の歩兵に持たせる軍事用GPSが足らなくなり、民生品を持たせてそれで高精度計測をさせるために精度妨害を止めたんだとか。開発者が「10mの位置精度が出て驚いた」とか
 わざと狂わして使えなくしたのはその前の他の事件(プエブロ号?)でしょう。

-0173.1-      2008/1/14 (Mon) 15:22:09
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   追伸
 技術開発フロアの隅っこでGPSナビを開発してるグループがいましたが、トンネルなど観測できない地点をどう補間するかとか、測定の狂いをどう実地補正するかとか、地図とのマッチングなどあれこれやってましたが「米軍のシステムだから戦争になると使えなくなるですよ。どうしたもんですかね」とか話してました。
 今は最高精度モードで使えるにしても米軍が使用の可否を握るってのはどうなるか分からないから欧州やロシアが自前の測地衛星システムを作るのは当然のことなのでしょう

-0173.2-      2008/1/27 (Sun) 10:09:21
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   
[コメント] :   GPS精度が向上してるから、FMラジヲでD−GPSのDの送出を止めるそうです。
(D ディファレンシャル=誤差情報)
もしアメリカが、なりふり構わずGPSの精度を落としたら車は田んぼの中や建物の中を走る事になるでしょう。

GPS携帯の精度を調べてみたら揺らぎまくり・・・
時間帯により±300m程度でしょうか?!
GPSの精度が犯人かと思ったら、携帯基地局からかなりの情報を入手しているみたいで圏外になると計測できない仕様なのだとか。

GPSの位置情報は、あくまで参考程度の情報で生命に関わることには積極的に使えるものではなさそうです。

-0173.3-      2008/1/29 (Tue) 02:39:36
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   電車内でGPS計測を試しましたが誤差がランダムに30m〜50mくらいあり、線路を外れて街中や谷底で(w

呑み仲間が昨年末GPSを持ち、出で立ちを整え髪までツルツルにして2ヶ月近く掛けて四国88個所徒歩参拝を敢行。お遍路道を辿ったものでGPSが無かったら遭難していたかもって、結構役立ったみたいですよ。dokomoはお遍路道廻りを全部通信領域にしてたんですねぇ。

-0173.4-      2008/3/12 (Wed) 22:19:33
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   
[コメント] :   ひっそりとここに書き込んでおきます。
航跡の記録については、イージス艦が求められて機能を考えれば自ずと想像がつきます。
イージス艦のGPSでの航跡は、艦船側では記録していないorアメリカの技術者じゃないと取り出せない深い位置に溜め込まれていると考えています。
イージス艦の航跡は、ペンタゴンにしっかり記録されているはずですが防衛省は口が裂けても言えないだろうなぁ。

民生用の機器は、民生向けは使いやすく使える人には高機能を提供しないと売れません。
軍需向けの機器の使いにくさを暗に示す出来事に思えてなりません。

-0173.5-      2008/3/14 (Fri) 03:03:49
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   そういう解も有り得ますが、それは迎撃センサーとしてのイージスシステムでブラックボックスでしょう。
そこからデータをもらって一般航法部分である自動操舵を構成するより、産業、民生用のGPS受信機を直接組み込んだ方が簡単だと思ってるんですが。

昨日13日毎日新聞朝刊のトップ記事にGPSを使った直行航法採用で省エネ化というのがあり、これは産業・民生GPSでしょう。だもんで、イージスシステムからはデータを読めなくても、自前のはあって、それを隠していると疑ってるんですが。
 アメリカのための超高性能兎の耳で、ペンタゴン直結はそーだろうなぁと、大抵の人は思いますよね。

-0173.6-      2008/3/20 (Thu) 11:58:30
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   海上保安庁が双方を送検する記事で、イージス艦側のGPSデータを把握している模様。やっぱり真っ先に追いかけたんでしょうが、開示しないのは裁判対策でしょうか?重要証人が偽証した時にそれをぶつけて全証言の信用性をたたき落とす。
 しかし自衛隊側も他のGPSデータを持っているので海上保安庁分だけ伏せても意味なさそう。

-0173.7-      2008/4/4 (Fri) 23:04:32
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   
[コメント] :   ぁ 書き込みに気がつきませんでした。
やっぱりチャンとGPSの航行データ有ったのかぁ〜
海難審判の時に示されるのでしょうね。


今、気がついたんですが、東京湾海上交通センターのレーダーがあるので、あたごクラスの船舶ならレーダーで位置把握できていたのでは?とも思っています。
また「東京湾レーダネットワーク監視システム」なる研究もされているようで、こちらにもデータが残ってるのでは?
海上保安庁or海上自衛隊のレーダには記録が残っていると思われます。
距離が距離なので分解能が荒くなると思いますが、位置の確認と速度も算出出来るはず。


色々と軍事機密が多そうです。

-0173.8-      2008/4/21 (Mon) 00:18:12
[名前] :   kitarou182
[URL] :   
[コメント] :   「東京湾海上交通センターのレーダー」というのは東京湾内の狭いZカーブ周辺を管制するもので、事故現場の外洋は見てません。
 この事故で湾外の指導センターを作る選択肢もありますが、存在を誇示したい我が大日本帝国海軍に交通錯綜海域での菅原文太カー並の満艦飾灯火表示を義務づけた方が早いんじゃないでしょうかねぇ。
# 「満艦飾」というのは厳密には日中に信号旗を全部ロープに飾ることで、夜間に灯火で飾るのは「電灯艦飾」など別の名で呼ばれるのが本来です。
-0172-      2008/1/10 (Thu) 01:09:14
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   特急が環状線に誤進入
 記事だとポイント手前の信号機が R 現示で、運転士がこれを見落としたとしていますが、その手前に YY、Y、YG の信号が無ければ、いきなりポイントで R 現示では、、、止まれンのとちゃう?
 信号の配置はどうなっていたか、分かりませんが、4カ所全部見落とす事ってあるだろうか?
 150m で停車とありますから、時速は 60Km から 80Km くらいでしょう。現場の速度制限がどうなっているか分かりませんが、下手をしたら高速のままポイント通過で、脱線なンて事も起こり得ます。
 あと、ATS か ATC か、分かりませんが、列車種別などで引っかからなかったのでしょうか?
 けが人無しなので、いい加減な記事になってしまっていて、よくわかりませんが、データの入力ミスとか信号の見落としで済まされない事案のように感じました。

-0172.1-      2008/1/10 (Thu) 01:30:14
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   何だか、お隣の天王寺とともに突貫工事をやって居るみたいですね。。。
   ttp://www.railway-enjoy.net/tennoji/index.html

-0172.2-      2008/1/10 (Thu) 02:16:16
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   異線進入というのは(赤信号)冒進ではありません。

信号はYY警戒が出ていた様で、それに従って間違った線に入ってしまって運転士は大目玉を食うことになります。これは運転士にとってはたまらん!

問題は、なぜイレギュラーな進路が引かれたかで、この異線進入を起こした進路は
外側線→内側ホーム(通過)→外側線復帰!で、
外側ホームの故障車をやり過ごす手動操作など超例外進路で、コンピュータシステムの制御なのになぜそういう間違えやすいイレギュラーな進路になったのか大問題になっている様です。

-0172.3-      2008/1/10 (Thu) 23:41:40
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   
[コメント] :   元ネタはこれでいいのかなぁ
http://www.asahi.com/national/update/0110/OSK200801090233.html

制御システムの問題っぽい様ですね。
制御物は、通常処理よりもイレギュラ処理の方が数段難しい。

JR-Wの問題は、相当根深いことを認識させられる出来事です。

-0172.4-      2008/1/11 (Fri) 02:29:00
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   JR西日本公式サイトでの説明です
http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1173487_799.html

直接の衝突安全性の問題ではありませんが、進路構成システムとしてはかなり深刻な問題の様です。
 ヲタだと1周して戻れば良いじゃん、とか無責任なこと言ってますが(W

-0172.5-      2008/1/11 (Fri) 18:36:39
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   お久しぶりです。
列車誤進入ですか。あそこは今、天王寺と同時に改良工事をやっていますから、プログラムが組めていなかったのではないでしょうか。以前は、天王寺での阪和線との連絡線は単線でしたし、環状線と関西線との連絡線は新今宮の今宮寄りだけでした。ただ、この連絡線だけでは追いつかないぐらいの列車が通っていましたし、環状線内に追越ができる駅が限られている(西九条は可能だが桜島線の列車が折り返しで使っているので、隙間がない)ので、急遽新今宮駅に追い越し機能をつけたのではないでしょうか。山手線とは違い、多数の路線から乗り入れしている環状線は、ある意味では酷ではないかと思います。

-0172.6-      2008/1/13 (Sun) 17:01:29 17:02:11
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   レスありがとうございます。
 IA 氏の書き込みより、やはり新設の渡り線での事故なのかと想像しています。
 それにしても、またもや N 信号が受注しているンじゃないかしらぁ〜と、疑いたくなってしまいます。。。

 さて、報道では誤進入先に列車が居なかったから事故にならなかった、としていますが、流石にその程度の防護は生き残っているでしょう。それよりも後続の列車のことを考えると後退する方が防護されていませんから、そちらを記事にしなくてはなりません。
つづく。。。

  つづき。。。

 え〜。信号についてですが、ポイント通過速度の YG であった可能性が高いですよね。大阪でポイント通過 40Km/h はまず無いでしょう。鬼太郎氏の当該信号が YY であったというご指摘ですが、ある報道では列車は 50 〜 60Km/h だったとしていますから、YG 現示の可能性が高いと思います。
 とにかく、愚生の愚説である、、、ポイントを過速度で通過し脱線と言うことは起こり得なかった。
 しかしこれもまた鉄道会社によってはポイントで分岐する列車は既に減速しているとして、3灯式の G 現示で事足りるとしているケースも見受けられますから、100%捨て切れません。

 普通であれば、信号で気が付かなくても、緯線進入と同時に非常ブレーキ手配となるのでしょうが、タイトなダイヤのため運転士がためらったという見方も出来そうです。

   2008/1/14 (Mon) 15:02:30
-0172.7-   [名前] :   X
[URL] :   
[コメント] :   あ〜あ、皆さん完全に誤解されていますね。今回の異線進入では衝突事故は起こり得ません。単に異なる進路の出発信号を引かれて、その信号に進行を指示する現示が出ているのですから、その進路の安全は連動装置により保証されています。たとえ分岐側の進路であってもATS−Pがあれば速度照査され運転士の意図に関係なく減速されますから、安全性に問題ありません。PRC装置?側だけの問題です。
運転士の携帯時刻表に載っている進路と異なる信号が現示されている場合は、その信号機の外方に停車して駅長(指令)に確認することが必要です。変更の通告もないのにそのまま漫然と進んでしまうと運転士は信号違反事故扱いになります。(もし停まれなくても、せめて当該信号機の外方で非常をとらないとまずいでしょうね。)

-0172.8-      2008/1/16 (Wed) 01:56:31
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   >あ〜あ、皆さん完全に誤解されていますね。今回の異線進入では衝突事故は起こり得ません。

 そう言う記事を書いたのはマスコミであって、この板の参加者は、誤報道だと知っていますよ。発言の前によくお読み下さい。

-0172.9-      2008/1/16 (Wed) 07:16:44
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :    150m で停車とありますから、時速は 60Km から 80Km くらいでしょう。現場の速度制限がどうなっているか分かりませんが、下手をしたら高速のままポイント通過で、脱線なンて事も起こり得ます。

とにかく、愚生の愚説である、、、ポイントを過速度で通過し脱線と言うことは起こり得なかった。
 しかしこれもまた鉄道会社によってはポイントで分岐する列車は既に減速しているとして、3灯式の G 現示で事足りるとしているケースも見受けられますから、100%捨て切れません。

そういうあなたが一番煽っていますね。 JO-AKKUN さま

-0172.10-      2008/1/16 (Wed) 22:30:16
[名前] :   X
[URL] :   
[コメント] :   「皆さん」と書いたのは、適切で無かったですね。
kitarouさん、親潮鉄道さん、 I.A.さん、大変申し訳ありませんでした。

-0172.11-      2008/1/19 (Sat) 01:56:00
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   やっぱりやりましたね(w。「あわや大惨事」

あわや大惨事の誤進入、原因はプログラムミス JR西 2008.1.18 21:22
ttp://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080118/dst0801182122010-n1.htm

事態を良く分かってないで、理解を深めようともせず見出しを作ってます(整理部?)。第2報記事にはそのくだりはありませんから、第1報後にJR西からレクチャーを受けてる可能性がありますが、はやる整理部までは手が回らなかった様です。記事を書いた記者は見出しを知らないからトラブルになりやすいから、記者に確認を取れば良いと思いますが………。


# 変なurlを踏んで、早速スパイウエアを送り込まれその大掃除で暫くPCを取られました。ここにも週に20〜50余変なのが降ってきていてもうパスワードを暗記してしまい出先からも削除してる状態です。物理的手間は大したことがなくても、悪意のゴミ掃除を強いられるのはホント面倒なもの。

-0172.12-      2008/1/21 (Mon) 10:39:17
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :    やはり、「メーカー」が原因のようですね。
 ソフトウェアは、発注者の責任と言うより、デバッグ責任だと思います。いくら丁寧な仕様書が添付されたところで、チェックは不可能に近いですからね。もし、完璧にチェックできるのなら外注にしないと思うンですよ。デバッグよりも一から作った方が楽チンですからね。
 今後も、ソフトウェアによる制御が増えるのは目に見えていますから、何らかの法的責任を負わせた方が宜しいかと思います。また、発注に於いて、充分な作業期間を与えなかったり、ダンピングの強要があったなら、それも処罰の対象とすべきです。

 第一報は、休日でしたから、、、休日出勤の記者とデスクのレベルで記事にされたのでしょう。
 今朝の丸の内線のトラブルも、早朝だけに泊まり番の記者の扱いでしょう。非常発報(?)がなぜ送電停止に繋がったかなど、細かい点で不備を感じます。

-0172.13-      2008/1/21 (Mon) 14:27:41
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   現場を見てきました。
渡り線ですが、以前からある今宮寄りは分岐側の制限は60キロでした。今回の工事で付け加えられたのは天王寺寄りの関西線から環状線への渡り線でした。なおかつ、以前でしたら環状線から今宮寄りの渡り線を通過する際は減速信号が出ていましたが、今は進行信号になっています。詳しい配線はこちらのページを見てください。 ttp://www.railway-enjoy.net/tennoji/
増設した渡り線は外回りから関西線への渡り線が45キロ制限、それ以外は60キロ制限となっています。

-0172.14-      2008/1/24 (Thu) 00:44:37
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   I.A. さん現場報告ありがとうございます。
 当該の配線図を探していましたら、JR-W が自己調記事を出していました。PDF に配線図と信号の位置があります。地上子の位置は不明ですね。
 で、見てみますと当該分岐機については出発信号しか信号機はありません。運転士はこいつを失念したことになりますが、、、これは最初の報道でして、今回の自己調では、「出発信号機による誤ったルート進入時に気が付き」と文法の誤りで何がどうなっているのか分かりませんが、微妙にニュアンスを変えたかった形跡が見受けられます。
 運転士にとって見れば、難波側の渡り線を通過し、再加速で意識が集中している中で、信号の開通方向を失念したことになります。しかも当該列車は遅延した上に後続となるはずの回送電車に先行されていましたから非常ブレーキの手配を躊躇したのかもしれません。
 信号歓呼位置がどこであるかも、運転士の責任問題については問題になるでしょう。
 何れにしてもメーカーの責任は大きいと思っています。

-0172.15-      2008/1/27 (Sun) 09:59:00
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   
[コメント] :   プログラムのバグか仕様違いかはわかりませんが、最も責任があるのはJR−Wです。
引き渡しを受ける際、検証責任は使用者側にあります。
引き渡し前の仮プログラムだったとしても同様です。
幾ら机上でチェックしたって完璧なデバッグは出来ません。

メーカに責任を転嫁してしまうのは容易かも知れない。
しかし民営化以降JR−Wが犯した事故の多くは、責任転嫁して自分には責任無いとの主張を繰り広げてる。
何処に問題があるのかが見えてきませんか?

-0172.16-      2008/1/27 (Sun) 13:47:00
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   う〜む。
 省庁関係や、銀行などを取引先とする汎用コンピュータのシステム会社の社長さん曰く、ソフトの責任は開発側にあるとの事。このため、バクフィックスやメンテについても、それなりの金額を見積もるのだとか。
 「もしバグがあったらどうするのか」と尋ねたところ、「次から使って貰えない。この商売は信頼が大事」との事。
 銀行のオンラインが障害を起こすたびに「お宅の会社?」と、意地悪な質問をするのですが、「ウチはそんなヘマはしない」と胸を張っていらっしゃいました。
 新進気鋭のIT企業は、「ユーザー責任」とかわしてしまうのかもしれませんが。。。

 さて、百歩譲って、、、JR-W が信頼の低い会社に発注したり、メンテやバグフィックスに対する十分な料金と期間を与えていなければ、発注者側に責任があると思います。
 バグフィックスを効率的に実施するには、開発者より有能な人物が必要であり、これを JR-W が、抱えているとは到底思えませんし、他の大企業、お役所でも同じだと思うンですけどねぇ〜。。。

-0172.17-      2008/1/29 (Tue) 15:57:51
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   ま、JRWが鉄道のプロで、制御条件などきちんと組んで外注に回すべきものですから、シロート相手と違い「受け入れ検査ミス」扱いでしょうね。京三も専門業者にしてはお恥ずかしいエラーではありますが。
公式図が出ました。
http://www.westjr.co.jp/ICSFiles/afieldfile/2008/01/18/bessi.pdf
 制御部分まで丸投げされてしまう異業種請負だとプログラム開発側の責任を問われる訳で、銀行システムは銀行自体が自前のシステム部門を持ってるからかなり微妙なところ。
 土建屋現場なんかはソフト開発側の責任でしょう。ま、ハッタリと声の大きさで決まるとかもありますが。
-0171-      2008/1/5 (Sat) 21:29:44
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   
[コメント] :   マイクロバスの小学生転落事故の件
亡くなられた子供さん、その後家族の悲しみを考えると心が痛みます。

私は、運転手2名の逮捕拘留が合点行きません。
むしろマイクロバスの構造上に欠陥に思えます。
ドアノブの操作力は、非常に軽いとどこぞの新聞で読みましたが失念。
それが事実なら、サービスキャンペーンorリコールになると思います。
タコグラフ用に車速パルスはあるんだから、速度が10km以上になったら自動ロックにするべきと思います。

まだ拘束されている運転者の釈放と起訴猶予、無罪(or罰金刑)を祈るばかりです。

-0171.1-      2008/1/6 (Sun) 01:58:18 01:58:59
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   あけましておめでとうございます

、、、と、書き込みに来たのですが、興味ある内容でしたので、ついでにレスを。。。
 さて、マイクロバスのドアの構造ですが、テコの原理なのか、とにかく非常に軽く開閉できます。
 これは、簡単な(トルクの無さそうな)モーターで開閉する為でしょう。
 手動時にはドアノブは小指一本で動きますし、完全な平地に停車していない限りは、勝手に開いたり閉じたり(スライド)します。
 安全に対する基準がルーズなのは、バスのくせに普通自動車扱いだった長い歴史が、そうさせたのでしょう。緑ナンバーでは11人以上の「バス」でも昇降口の基準は厳しくなっていますが、白ナンバーのマイクロは非常にローズです。
 自動手動の切り替えも、運転者或いは乗客から完全に死角になっていて、ついうっかりと言うことも起こりうる感じです。運転席には警告灯も付いていません。
 ただ、自動と手動の切り替えが、ローカルなのは、非常脱出時に乗客自身が操作できるというメリットがあります。逆に、元々は普通乗用車なので、自動ドアの存在自体が可笑しいわけでもあります。
つづく

  つづき。。。

 ご指摘のように欠陥なのかもしれませんが、リコールとなるような対象ではなく、制度自体に欠陥があったと言わざるを得ないと感じます。
 免許制度は変わってきましたが、運転者が、普通乗用車の延長で運転できると言う感覚ですと、やはり事故に繋がってしまうのではないでしょうか?
 その昔、地域の旅行会などのマイクロバスがよく事故っていまして、その手のニュースもありました。つまりは、ハード面もソフト面もそういう乗り物なんです。
 それと親御さんには酷ですが、バスに限らず走行中の車両内は、着席が原則なワケで、しつけの問題も指摘せざるを得ません。

-0171.2-      2008/1/6 (Sun) 06:06:14
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   事故が悲惨だったからといって、いけにえ処分は良くないですよね。走行位置関係が本当なら後続車は物理的に避けようがありませんから。

-0171.3-      2008/1/12 (Sat) 23:40:40
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY20080
[コメント] :   「操作力は約3Kg」
新聞記事見つけてきました。
http://www.asahi.com/national/update/0112/TKY200801120161.html
この軽さで警報も発しない仕組みでも運転者に責任?
まだ運転者は拘留されているのかなぁ。

亡くなった子、ご両親、運転手、周囲の人々etc
本当にお気の毒です。

-0171.4-      2008/1/13 (Sun) 16:53:40 17:21:30
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   1番目の記事はもう読めません。
2番目の記事からは既に起訴されて拘置中と読めます。すぐ消えてしまうんで取り敢えず以下に引用コピーしました。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/8897/DOC/diary/dry0174.htm#3kg
 保釈申請をしないとずっと放り込まれて多くの場合職を失うでしょう。だから一刻も早く外に出たくて真相とは違っても警察・検察の作文を認めるしかない酷い制度です。
 この運転士には「可罰的違法性がない」か「過失の立証が不足」で無罪判決がでる可能性があります。裁判所と弁護士がしっかりしていればですが。チト酷すぎ。
 父親が結果の悲惨さに流されることなくドアロックの「安全装置」に言及した談話を寄せているのは冷静で妥当な判断だと思います。

  > 保釈申請をしないとずっと放り込まれて

補足
勾留は1回延長が認められて10日+10日に、警察管轄での2日が加わり22日拘束で、この間に起訴されないと釈放、起訴されると拘置ですが余程エライ人じゃないと拘置所には移送されず同じ警察署の代用監獄。
 で、22日も捕まって平気なサラリーマンはほとんど居ないので、冤罪を被されてしまう「人質司法」になってる訳で、農民は強いなぁ!捜査機関による選挙違反のでっち上げを晴らしましたモンね〜

-0171.5-      2008/1/13 (Sun) 23:47:41
[名前] :   JO-AKKUN
[URL] :   
[コメント] :   ま。一人死んでますから、何らかの格好を付けないといけません。警察も困っているでしょう。マイクロバスの運転手に過失があるのか、はたまた引いちゃった人なのか。
 ただ、最初に引いちゃった人が死に至らしめたのかどうか、特定が困難ですから、起訴の期限が迫れば、マイクロバスの運転手と言うことになりそうですね。
 警察が、国の責任やメーカーの責任を追及するのは、まず無いでしょうね。

 それよりも、一般的な送迎と異なり、試合会場への送迎ですから、白ナンバーの範疇を越えているように思えます。この辺りで、スポーツクラブ自体の責任というのも出てくるのではないでしょうか?

-0171.6-      2008/1/14 (Mon) 01:09:50 01:30:44
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :    http://www.hokkaido-bus-kyokai.jp/kashietc.html
[コメント] :   別の団体から委託を受けて人員を輸送した訳でないから、白ナンバー云々は法律の解釈とは異なると思います。
あえて解釈するなら無償での送迎ですが、同じスポーツクラブの中だから白ナンバーです。
よって二種免許は不要!

事故の賠償責任となるとスポーツクラブにも責任があるでしょう。

しかし責任請求したって死んだ人は戻ってこないし、逮捕拘留された人の名誉も戻らない。
そして責任追及では事故の再発も防げません。

  人質司法とはよく言ったもので本当に酷い制度です。
今回だって証拠隠滅も逃亡の恐れもないのに逮捕拘留。

裁判所も酷いモンで、有罪を認めると罰金刑or執行猶予
無罪を主張して戦うと、実刑判決・・・
実例として、大幅な速度超過していた白バイがマイクロバスに自爆した事故も、何故かマイクロの運転手が逮捕拘留。
一審二審共に有罪実刑判決

科学する目が無い裁判所じゃ真実の解明は無理かも。
本当に気の毒です。

お時間があれば署名でもお願いします。
http://www.geocities.jp/haruhikosien/

-0171.7-      2008/1/19 (Sat) 20:55:57
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   警察、検察、裁判所には変な村意識があって、証拠に依らない恣意的な結論が出されやすいから怖いですね。弁護士に転身する覚悟がないと流れを反転させる判決は出せないと言います。東京で民主的な判決を書いていた裁判官がドサ廻りに落とされて権力寄り・企業よりの判決を書くようになったとか、良い判決を出してすぐ弁護士に転身したとか、そういう状況で例の選挙違反捏造起訴はよく無罪判決が出たと思います。
 よほど大きな世論にしないと捜査機関の恣意で作られた冤罪が通ってしまいます。御殿場の事件も到底有罪にできるケースじゃないのに有罪判決が出てしまいました。
 数学の証明的緻密さは絶対必要ですが、それを理解できない賢くない裁判官もかなり居るので、加えての世論喚起は欠かせません。

-0171.8-      2008/2/14 (Thu) 00:36:57
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080213-OY
[コメント] :   後続のトラック運転手は不起訴だそうです。

「トラック運転手の男性(25)を嫌疑不十分で不起訴とした。
 男性は、自動車運転過失致死容疑で逮捕された後、処分保留で釈放されていた。
 バスを運転していたチームのコーチ(32)は、同致死罪で起訴されている。」(2008年2月13日20時17分 読売新聞)

トラック運転手の逮捕が本当に必要だったか甚だ疑問。
バスの運転手は、起訴されたそうなので執行猶予or罰金刑となることを祈るばかりです。

-0171.9-      2008/2/16 (Sat) 22:09:04
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   Res気付きませんで。
日記174#fukisoに書きましたが、疑問の多い事件ではあります。思わぬいたずらをするのが当然の子供達を預かって、ここまで刑事責任を問われては、尻込みする人が多いんじゃないですかね。民事の損害賠償なら保険で備えることができますが、職を奪われてしまうとねぇ、補償金さえ払えない。
-0170-      2008/1/5 (Sat) 21:02:15
[名前] :   親潮鉄道
[URL] :   
[コメント] :   kitarouさん その他の皆さん
あけましておめでとうございます。

早速ですが古い機器と無線LAN、結構、凶の組み合わせになります。
無線LANでも古い機器と新しい機器との接続にも手間取り、出来ない機器(周波数帯は合っていても)もあった・・・
古い規格の古い物を新しい環境で生かそうとすると結局高くつく 私の結論です。

プリントサーバは無事通信していますから、多少のことには目をつぶるしか無いのかもしれません。

新年早々、絡んで申し訳ありません。決して飲酒書き込みではない事を申し上げます。
今年も色々と御指導お願いいたします。

-0170.1-      2008/1/6 (Sun) 06:01:11
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   あけましておめでとうございます。
本年もよろしく。

LAN上のレーザプリンタLBP-720はA4印刷に限ればほぼ順調に働いておりA4が主なので文句ありません。

A3用紙にA4ページ2枚を印刷するのがうまくいかないのと、最初手動でセレクト(オンライン)にする必要があることで、いざとなれば直結で使います。デバイスドライバーのポート指定をUSBに切り換えるだけですから。(現PCにセントロポートがなく、既にUSB−セントロ変換コードで使っています。買い換えさせ戦略がきつくてもうかなわん(W)

 古いものを使うと高く付くリスクはおっしゃるとおりで、プリントサーバーが5000円台だったので飲み屋1回分、機嫌が悪いと更にその程度ぼられる額なのでものは試し、ダメもとで使ってみました。¥9000〜\18000なんて値段では手を出しませんです(w

-0170.2-      2008/2/4 (Mon) 17:31:35
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   出先で家庭用FAX兼スキャナー兼プリンター機がプリンターとして働かないから見てくれと言われてのぞいたのですが、設定は合ってるのにエラー表示が出て動きません。
 構造はFAX兼用機からハブに繋がれ、ADSL+無線ルータでPCと接続。プリンタドライバーは組み込まれていて常用にセットされ、接続ポートはTCP/IPで、ファイアーウォールを停止してOKのはずなのに、再起動してもダメ。モデム側を再接続してもダメ。万策尽き果てたかという時点で、一旦FAX+MODEMの電源を落としたところ暫くクリーニング動作を続けた後にDATA受信を表示、溜まったプリントJOBを全部取り消して再度プリントさせると動作開始。なんとエラーを点滅させながら正常動作に復帰しました。エラー点滅はBusy表示の模様で、鍵はFAX側電源再投入とXPのファイヤーウォール停止でした。

-0170.3-      2008/3/7 (Fri) 09:19:21
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   LBP-B406がまだ現役なんですが、累積使用量はごく少なく、ゴム関係が硬化して時折紙送りエラーが出る程度。使おうと思ったらXP用のLIPS3デバイスドライバが行方不明でCANONサイトからDLしようと探したらもう見つかりません。添付のは95用だし、どうやって探そうかなぁ。
 確かに古いのはもうダメですね。

-0170.4-      2008/3/7 (Fri) 09:35:10
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   LBP-B406G2-LIPS3ドライバーはXPに準備されてました。このごろ標準ドライバなんて使わなかったなぁ。
お騒がせしました、自己解決。

# Windows VistaからはLBP-B406関係のデバイスドライバーは消えてます。まるきりアウトです。強制買い換え策!
    See→日記0186 ('7/5/6追記)
-0169-     2007/11/1 (Thu) 11:28:35、 2007/11/2 (Fri) 15:51:16
[名前] :  kitarou
[コメント] :   特殊自動信号問題は、適宜BAK転載で読みやすくします。
下記の例の様にurlに「#LABEL」でリンクできます。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/8897/geobook/geobook8.htm#0167.11

特殊自動閉塞の続きをmailで戴きまして、#167.15 に転載しました。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/8897/geobook/geobook8.htm#0167.15


   尚、特殊自動閉塞と、その電子符号照査式の構造と動作について「電気鉄道ハンドブック」コロナ社07/02/28刊p657〜659に結構詳しく載っています。電子照査式は運転士が無線で閉塞をリクエストしてそれにより両側の地上装置が働いて鎖錠するんで、一見、存在しない列車に閉塞を取られる心配が無いように見えますが、外から方向優先梃子を作用させたら、その接続次第でどう転ぶか分かりませんね。
 普通の特殊自動だったSKR事故でも12L抑止に限って優先梃子を働かせていたら、事故に到りませんでしたが、12Rを固定してしまったために事故に繋がった訳で。
-0169.1-     2007/11/5 (Mon) 16:53:33
[名前] :   
[URL] :   
[コメント] :   X様
質問なのですが、信楽鉄道の閉塞図中
13RCT,13ROT とある小野谷信号場上り入り口の短小軌道回路は、13LCT,13LOT とした方がスッキリすると思うのですが、どとらが適切ですか?

-0169.2-    2007/11/11 (Sun) 00:18:01
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   続きのmailを#167.18 にupします。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/8897/geobook8.htm#0167.18

もしかして「誤出発検出リレー」を2重系のバックアップと捉え、重ねてのバックアップ無用論なんですか?
 その誤出発情報が何等かの原因で破壊されると戻らないというのが心配のタネで、それとは独立の簡便な列車検出部が欲しい

-0169.3-      2007/11/11 (Sun) 11:03:31
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   具体的に言いますと、現存の軌道検出回路はそのままにしておきます。で、これとは別に無線での照査機能をつけます。列車が軌道検出回路進出時に無線での通信を開始し、ATSなどの地上子から地点情報を無線を介して送ることで、具体的な位置を把握します。同時に列車固有のID情報を送ることでどの列車が閉塞区間内にいるかを把握します。これらの情報をCTCで扱うことで、全体像が分かりやすくなりますし、これらの情報を交換駅にも流せたら効果的です。このことで、自動閉塞並みの安全性をもつことが出来ると思います。
ただ、無線でも故障などが起こった時は代替のものを積まないといけないので、その時の扱いが難しいと思います。現に、電子符号照査式が嫌われた理由として、無線機が故障すると代替の無線機が来ないと動けなくなるという問題点があります。このあたりの対処方法が決まれば、もっと広がると思いますが。

-0169.4-      2007/11/11 (Sun) 23:20:26 23:30:48
[名前] :   kitarou
[URL] :   
[コメント] :   様々な開発に当たっては、基本システムを決めてからも多様な具体化方式を並べて比較検討して埋めていくもので、簡単な機能の電子回路でも5種10種と設計して特性比較を行い、物になりそうな数種に絞ってプロトタイプ試作を行うなど手間暇を掛けるもので、使用量の多いものほどなかなか方式を絞れません。

 ATS-Pを例に取れば西明石ブルトレ事故を契機に開発を急がれ、そうしたあれこれの方式検討前に取り敢えず原理構成だけで走ってしまいVE的にはこなれてないシステムになって、改良型として同コードのPNなど諸方式に加え、安価を狙った別システムATS−Xの提唱など、これは最初から提案されていれば本流になったかもしれない方式が実普及率の壁で採用困難とかありますが、小異なら先に普及した方の勝ちです。
(続)
(承前)
 改良にはSx系の各種の改良の様に安価に追加できるか、総交換するだけの大きなメリットがないと採用されません。D−ATCあたりがKOなど凋密線で置き換え対象になっているのはそういう画期的効果が認められたのでしょう。

 2重化(3重化?)の1方式候補として持っていることには価値がありますが、まだまだあの方法この方法を捻り出して性能・費用の算出・比較検討が必要でしょう。誤出発検出リレーを「2重化」と言うにはヤワすぎるという思いは全く同感ですが………。

(#回路設計経験の少ないところで10数種も回路図をならべ、設計解析式を添付なんかしたらそれこそヲタ扱いされますが、コピペじゃないオリジナル回路方式となればその程度は詰めないとまともな製品になりません。今はIC、LSIのブラックボックスで、昔ほどは仕事で遊べなくなりましたが(w)

-0169.5-      2007/11/12 (Mon) 00:02:50 00:04:59
[名前] :   X
[URL] :   
[コメント] :   mail読みました。
 閑散線区の場合、列車無線が整備されているのはまれです。車両に無線機が搭載されていても、地上側に基地局の設備が整備されていなければ、交信が全線カバーできません。現実はよくて行き違い駅に基地局がある程度ですから、残念ながら駅間では無線は使えないのです。既存設備では無線の活用はできません。まあもし活用できたとしても全く新しいシステムを開発する必要があり膨大な費用がかかりますし、電波法令上の問題もクリアしなければなりません。

木次線や因美線などが特自に改良されたのは、老朽化でタブレット閉そく装置の維持ができなくなったため、やむを得ず改良したのに過ぎません。やる気以前にそれしか選択肢が無かったからです。各行き違い駅の要員が不要になることを考えれば、案外投資効果もあります。
速照の設置はは国交省の指導もありますし、尼崎事故を起こした当該会社であることを考えれば、当然の結果ですね。これもやる気というよりは強制に近いものがあります。

  現時点での閑散線区向けの閉そく装置としては、鉄道総研が開発した「バリス式列車検知形閉そく装置」があります。省令の技術基準、解釈基準にも既に反映されていますので、導入しやすくなっています。線区集中連動を使っているので、CTC装置が不要で安価です。まあこれも基本は無線によるチェックインチェックアウトですが・・・。運行形態が単純な線区では最適かもしれません。詳細は鉄道総研のHPを探してみてください。

-0169.6-      2007/11/12 (Mon) 19:25:08 19:30:52
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   正直なところ、この方法も使用されたとしてもあまり使われないような気もします。というのも、北海道がGPSのシステムを開発すれば置き換わっていくわけですから。難しいところで、新しいシステムが開発されていると今までのシステムの改良を行わないことが多いのが実情です。かといって、ワンマン運転や無人駅が増えてきているのが現状です。全国のローカル路線を見てきていますが、運転士一人で放送や運賃収集などを行っているのを見ると不安を感じます。乗客がまだ多ければいいですが、乗客が少ないときに運転士が心臓発作や脳卒中などを起こしたとき、安全に列車を運行する(最低でも列車を止める)ことができないのが現状です。特に、草原の中を走っていることが多い北海道では特急が130キロで走っているが、ATSがSN型と連続して照査を行っているわけではないのでいつ尼崎事故の二の舞が起こってもおかしくはありません。また、普通列車とのカーブの扱いが異なり、最大40キロもの速度が出ます。しかも標識がないことのほうが多く、運転士の記憶に頼っているのが現状です。

  (続き)そういった意味では、確かに国からの強制も必要ですが、そこまで資金がない鉄道もあるのが現状です。そういった意味では、国からの補助も必要ではないかと思います。信楽事故にせよ、尼崎事故にせよ鉄道会社のせいにすれば済むかもしれませんが、もともとは地方切捨て・民営化を進めた国の責任もありますから、国も積極的に補助をしてほしいと思います。その補助で閉塞装置の新たな開発や改良につながってくれたらと思っています。

-0169.7-      2007/12/4 (Tue) 11:48:20
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   だいぶ間が空きましたが、とりあえず自分なりの意見を書きたいと思います。閉塞方式として一番の方法は列車の位置を常時把握することです。従来だと、軌道回路方式がとられていましたが、これだと、ローカル線は設置工事だけでなく、保守が大変です。ということで、地上設備を少なくして連続的に照査できる方法として無線方式が使えるのではないかと思います。もちろん、無線といっても鉄道無線や普通の携帯電話回路でも可能ですが。なので、今後地方の閉塞方法としては北海道のようにGPSを用いた方法がいいのではないのかと思います。ただ、この方法だと無線がダウンするときついので特殊自動閉塞を予備としておいておいたほうがいいと思いますが、どうでしょうか。

-0169.8-      2007/12/16 (Sun) 18:24:10
[名前] :   X
[URL] :   
[コメント] :   お久しぶりです。
GPSを使った保安装置ですが、その開発は簡単ではなく、すぐに形になるとは思えません。その理由として
・GPSの電波の受信は地形や天候に左右される。
・GPS衛星はアメリカの管理である。
・GPSにより自車位置はわかるが、その位置情報を地上設備へ伝送するには、別の手段が必要である。
といったことが挙げられます。

自分の位置を確実に把握するためには、複数のGPS衛星からの電波を安定して受信する必要がありますが、谷のような場所では受信できる衛星の数が少なくなります。またトンネルでは全く受信できません。したがって速度発電機の情報を利用したハイブリッドなものを考える必要があるかもしれません。
(さらに続く→)

-0169.9-      2007/12/16 (Sun) 18:26:06
[名前] :   X
[URL] :   
[コメント] :   GPSは民生利用も確かにできますが、元々軍事利用のために開発されました。ひとたび戦争状態になれば、意図的に精度を落とされる可能性があります。実際、湾岸戦争の時には精度が狂わされ、カーナビがうまく動作しない事象もありました。このように自社で管理できないものを保安装置として用いるのは危険です。

GPSでは自車位置は確かにわかりますが、地上装置へどうやって位置情報を渡すかが問題となります。列車無線や携帯電話(Dopa)回線を利用することになるのでしょうが、トンネルでは使えないでしょうし、ローカル線ではこれらの回線が全線カバーしているとは思えません。設備投資が意外に大変かもしれません。

私の考えとしては、特殊自動閉そくを基本として、バックアップにGPSを使うのが良いように思います。バックアップであれば、ある程度割り切った安価な設備にできるので良いのではないでしょうか。(トンネルなどの不感地帯は考慮しない等。)

-0169.10-      2007/12/20 (Thu) 18:22:34
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   返信遅くなりました。
たぶんそのほうがいいのではと思います。今の設備を一新できるほどJR各社のローカル線に財力はありませんから。なので、そのほうがいいのではと思います。正直GPSだと左右されやすいので、特殊自動閉塞は必要だと思っていしたし。ついでに、地上子とGPSを使ってパターン式のATS機能を盛り込めたらいいのではと思います。この機能も速度発電機とのハイブリットですが。まずは、手始めに車両にGPSをつけてみてはと思うのですが。
北海道のはかなり要求レベルが高いのでなかなか難しいと思います。ただ、DMVが稼動すると閉塞という概念を無視してしまうことになるので必要だと思いますが。

-0169.11-      2007/12/20 (Thu) 22:15:23
[名前] :   DEC
[URL] :   
[コメント] :   こんにちは、はじめまして。
私は、素人なのですが・・・。
信楽事故のようなヒューマンエラーによる事故を防止できるかという視点から考えたら、何も全線で連続して列車を検知できなくても大丈夫なような気がするのですが・・・。
この手段は、あくまでバックアップの方法なのですが。
地方の特殊自動閉塞区間では、信号のある停車場間(閉塞区間)が長距離で途中に複数の停留場がある場合が多いので、途中の停留場に特殊自動閉塞と同じ短小の軌道回路を設けて、列車の運転方向の検知を行い、その停車場間の閉塞区間の方向回線と運転方向の不整合があった場合は即時対向の列車に、地上から防護無線を発報するか、特殊発光信号などを途中の停留場にもうけるなどして停止させる方法があると思います。
軌道回路でなくても、踏切のバックアップATS地上子のような検知方法でもいいとおもうのですが。
もちろん、停車場にある閉塞の機器と途中のバックアップ用の検知機器とは必要な情報を受け取る以外は独立して動作させます。
この方法であれば、対向列車が出発信号機を通過した後でも途中で停止させることができると思うのですが。

-0169.12-      2007/12/30 (Sun) 17:43:47
[名前] :   I.A.
[URL] :   
[コメント] :   確かにその方法もありますが、設置費用が馬鹿になりません。この方法も考えたのですが、他の方から指摘を受け、無線方式を模索しています。
防護無線も谷間に入ると飛びにくいので、穴はあります。また、防護無線も列車を止めるものではなく警報ですので、確実に停止できる保障はありません。名松線家城事故のような場合ですと軌道回路方式が有効ですが、ローカル線に軌道回路を使うと保守や検知に問題が多いのが実情です。なので、普段はGPSで位置検知をし、谷間やトンネルなど使えないところは速度発電機を用いて距離を算出してそれを無線で発信する方法が今のところ良いのではと思っています。
無線ですと、設置工事費用は最小限に抑えられるので軌道回路の設置工事や保守するより負担は低いと思います。
-0168-   2007/10/24 Wed 07:45:48
[名前] :  kitarou
[コメント] :  一つの変電所が丸3日間も断のまま正常に走っていたという大江戸線停電事故。作業ミスの業者だけじゃなく、電力指令も今頃手厳しく追及されてるでしょうね。表示板の開通ランプはCBのON-OFF表示だけとしたら、DSを切られたら一目瞭然の表示はなく、電流値や積算電力値を見て判断するのだろうけど、停電まで3日間は見てなかったと

 昔、武蔵野南線の生田トンネル内で貨物列車が居眠り運転で逆行して続行列車に衝突したとき、緩急車の車掌も爆睡中で止められず、緩急車廃止のきっかけになったことがあったけど、これで電力指令廃止、運転指令兼任とか言われかねないですね。

-0168.1-   2007/10/27 Sat 11:13:53
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  通常の点検なら、作業終了時に確認する程度でしょうから、月曜日に改めて確認すると言った事はしないでしょう。
 となると土曜日に担当者が確認しなかったと言うことになります。土日は運行本数も少なく、当然に配置されている人も削減されているでしょう。
 不慣れな人が土日出勤させられている可能性もあります。
 原因は「人」であり、そういう配置をしている鉄道サイドの体質もあります。従いまして、機械頼りも結構ですが、人削減は間違いなワケでして、教育の徹底こそが再発防止策ではないかと考えるのです。

 問題が発生したら、問題点を発見し、そこを改善するのが王道です。違うところをいじると、再発する可能性が残るばかりか、また違った問題が発生するのがオチです。
-0167-   2007/10/18 Thu 23:35:57
[名前] :  I.A.
[コメント] :  お久しぶりです。
最近になってから、閉塞に関する書物を読んでいましたが、日記にかかれたように特殊自動閉塞ほど危ないものは無いとつくづく思います。まだそれだったら単線自動閉塞(特殊)のほうがましだと思います。こちらなら、軌道回路が連続してあるので。ただ、特殊自動閉塞でも電子符号照査式ならまだ救いようはあると思います。使用されている車載機は電波を発信することが出来るので、ちょっとした改良で列車が閉塞区間内にいるということを検知することが出来ると思います。ま、これはJR各社の努力が必要だと思いますが。

-0167.1-   2007/10/23 Tue 00:29:51
[名前] :  kitarou
[コメント] :  バックアップは別として、常時命を託す主信号がリレーメモリーだなんて嫌ですよね。
 信楽事故以降、特殊自動方式の新規採用は無いという話が聞こえて来ますが、特殊自動のお得意さんの超ローカル線の新規開通がないだけだったりして(w
 筑波Expressみたいなのは最初から複線自動じゃないと捌けないし。

-0167.2-   2007/10/23 Tue 20:51:08
[名前] :  X
[コメント] :  駅間に軌道回路があっても、ローカル線の場合は安全とは限りません。軽量車両で、編成が短く、運行回数が少ない路線では短絡不良を起こし、在線が検知できなくなり、かえって危険です。昔、前述の理由でわざわざ自動Bから特自に変更した路線があったような・・・。
 短絡不良対策を施した短小軌道回路でチェックインチェックアウトを検知する特自はこのような路線に適しています。リレーって下手な電子回路より信頼性は抜群ですよ。

-0167.3-   2007/10/24 Wed 07:27:29
[名前] :  kitarou
[コメント] :  その接触不良の話は何度か読みました。車輪とレールの接触部に一種半導体層が形成されると考えられ、これを破壊する信号電圧が必要だとか。
 送出側に限流インピーダンスを挿入して短絡電流を制限し開放電圧を上げるとかやってそうだけど、踏切で牛馬を感電させたりとか変な副作用も怖いし困りものですね。

 特殊自動が怖いのは、方向判断が短小軌道回路を踏んだ1発だけで、これがメモリーに維持されていて、何等かの原因でクリアされると復旧できないことにあるわけで、途中の踏切動作を拾って在線と走行方向を点検照合するなどの補助部が要るんじゃないでしょうか。

 1997年開通の土佐くろしお鉄道宿毛線はたしか特殊自動ですから、信楽以降採用されてない云々の伝説は「偽」

-0167.4-   2007/10/24 Wed 23:37:17
[名前] :  I.A.
[コメント] :  特殊自動閉塞はざらに入っています。例えば、通過タブレット授与を扱っていた因美線は1999年に特殊自動閉塞になっていますし、JR最後まで腕木式信号機を扱っていた八戸線も特殊自動閉塞化されています。なので、欠点をほったらかしにして設置を進めているのが現状です。ただ、特殊自動閉塞でも電子符号照査式はCTCのからみで最近は設置されていないようです。

-0167.5-   2007/10/27 Sat 16:20:40
[名前] :  X
[コメント] :  みなさん何か勘違いしてませんか。信楽の事故は特自だから起きたのではないですよ。直接原因は代用閉そく方式の施行誤り(誤出発検知装置の目的外使用)と、信号設備を使用停止することなく列車運行中に保守作業を行ったこと(作業中に強制励磁?)の2点です。こんなことをすれば自動Aだろうが自動Bだろうが、同じように事故は起こりますよ。

-0167.6-   2007/10/28 Sun 13:11:25
[名前] :  I.A.
[コメント] :  確かに信楽の事故の直接的な原因はそうですが、問題は停止信号を現示したほうです。停止信号を強行突破したのは問題外。むしろ、二度も閉塞が変わらなかったほうがシステムとしては重症です。そもそも特殊自動閉塞の問題は、閉塞区間内に軌道回路等を置いていないので、実際に列車が閉塞区間内に存在するかどうかというのはリレーか電子回路からでる情報に基づいているので、これが間違っていてはどうしようもないのです。加えて、信楽高原鉄道はCTCを導入せず、小野谷信号場の制御はARCにまかせていたので、信楽駅側ではどのような動作をしているのが把握できない状態でした。なので、いくら信楽駅側の信号リレーを調べても分かるはずがありません。
非常時の対応がまずかった点もありますが、根本的に常用システムが想定内での運用が出来ないようでは問題です。

-0167.7-   2007/10/28 Sun 15:18:05
[名前] :  X
[コメント] :  あのー、信楽で信号が赤のまま変わらなかったのは無届けで工事した方向優先てこのせいなんですけど・・・。駅間に軌道回路があったかどうかは別に関係ないんですけどね。もし駅間に軌道回路のある自動Bだったとしてもやっぱり同じ結果でしたよ。 駅間に軌道回路がないことを問題視しているようですが、OT,CTでチェックインチェックアウトを検知する方式は、軌道回路がある場合とほぼ同等の安全性を持っています。(レール破断の検知はできませんけど・・・)

-0167.8-   2007/10/28 Sun 16:24:46, 16:55:18, 17:17:09
[名前] :  I.A.
[コメント] :  特殊自動閉塞の問題点は、車両を遺留した時です。運転取り扱いによれば、車両を遺留したときは駅長等に通告した後に列車の抑止を行うことになっています。しかし、通告が無ければ分かりませんし、その後に他の列車が入れば事故の可能性があります。もうひとつは車両の逸走です。車両が逸走すると軌道回路が検知し、隣接する出発信号機を停止となりますが、逸走以前に列車が閉塞区間内に入っていれば連絡しない限り区間内にいる乗務員は知るはずがありません。この逸走による事故として京福電鉄正面衝突事故です。この事故はブレーキ故障が大きな原因でしたが、故障した車両が閉塞区間内に入ったときは対向列車は閉塞区間内に入っており、しかも止める間もなく衝突しました。最近では、名松線で車両が逸走するアクシデントもありましたし、この類の事故が今後起こる可能性は大だと思います。

また、特殊自動閉塞は間に軌道回路が無いため、区間内にいるという情報は駅の出入り口にあるCTとOTの検知に頼っています。なので、この事故のようにクリヤーされてしまえば対向の抑止は働きません。事故の予兆があったときは、誤出発を検知したため小野谷信号場の13R出発信号機は停止となったのです。
また、この事故は方向優先てこだけですべて決まったわけではないということです。方向優先てこだけなら、小野谷信号場の12L出発信号機と12R場内信号機に影響を及ぼすだけですみました。しかし、信楽高原鉄道も無断で工事を行っていました。それは、ARCの制御点を変えたことです。貴生川から小野谷間は勾配が33.3パーミナルとかなりきつい勾配で、12L場内信号機が警戒現示だとかなりの負荷がかかります。運転士の希望で変えることになりましたが、制御子の位置を変えず、信号機を制御の基準としてしまったことです。後は日記に書かれたとおりで、ARCが12R場内信号機の情報に基づき13Rの信号機を反位にしてしまったということです。

これに対して自動閉塞の場合、情報ではなく軌道回路の検知で制御しますので、誤出発すると連続した軌道回路が検知しますし、特殊自動閉塞のように情報クリヤーによる心配はありません。
とにかく、今の特殊自動閉塞では第二の信楽事故を起こす可能性も含んでいます。なので、改良する必要性があるといえるでしょう。

-0167.9-   2007/10/28 Sun 19:17:55, 19:21:58
[名前] :  X
[コメント] :  特自を採用するような路線はローカル線で単行運転が主体です。まず問題ありません。また車両を遺留するということは列車分離が発生した場合ですが、そのような場合は非常ブレーキで停止しますし、そんなことがあれば大事件ですのですぐに運行再開することはあり得ません。当然乗務員は指令に連絡し指示を仰ぐことになります。
また逸走ですが、これは軌道回路があっても同じことですよ。その軌道回路を防護する信号機を過ぎた列車に対しては無防備です。正面衝突は避けられません。

特自だと駅間の在線情報がクリアーされる恐れがあるといいますが、通常どおり使用している限りはそんなことはありません。
勝手に強制励磁すればそりゃクリアされますが、列車運行中にやってはいけないことは信号関係者なら常識です。軌道回路だって強制励磁すればなんでもありですよ。浮かすことも落とすことも自由自在です。ですから人為的なことまで前提に考えるのは正しくありません。

-0167.10-   2007/10/28/日/Sun/23/22/17 23/23/03
[名前] :  I.A.
[コメント] :  車両の遺留が起こりやすい例として、保守工事があります。自動閉塞(特殊含む)だと、特殊な操作は必要ありませんが、特殊自動閉塞だと保守車両が誤出発や逸走と検知回路に誤認してしまうため、線路閉鎖てこを扱い、誤出発や逸走の検知を抑止します。このてこを扱った際は、信号機は抑止しますが閉塞内に列車がいるというデータは入力されません。工事終了後、線路閉鎖てこは定位に戻されますか、このときに保守車両が残っていたらそれで車両の遺留となり、事故になります。
車両の逸走は自動閉塞で起こると、閉塞信号機の軌道回路を踏むので対向の列車は止まりますし、ぶつかったとしてもショックは減ります。特殊自動閉塞や自動閉塞(特殊)では防護するのが交換駅の出発信号機だけなので、危険性は増します。

 最後に車両の誤出発ですが、もともとこのシステムは特殊自動閉塞のみの機能です。これは、自動閉塞並みの水準のするために付けられた機能です。自動閉塞だと、多少いじっても軌道回路が検知しますので復旧しやすいのですが、特殊自動閉塞は一度クリヤーされるとその状態のままとなりますので危険性は増します。
 日記に書いてあったように「在線がクリアされる条件のあるシステムには危険性があるから担当管内には設置しない」という声さえありました。なので、タブレットが結構残っていたのはこれが一番の理由ではないかと思います。システムは常に二手三手先のことを考えて設計する必要があります、特に一度の事故で多数の死者・負傷者を起こしやすい鉄道は。ATS−Pもこのことを踏まえて設計されています。

-0167.11-   2007/10/29 Mon 00:40:58, 00:54:05
[名前] :  X
[コメント] :  保守車両は踏切の誤動作を避けるため、軌道短絡を行わず絶縁走行が一般的です。線閉てこはあくまでも信号機を抑止するためのもので、誤出発や逸走の検知を抑止するのではありません。保守車両の位置は指令(駅)との相互の連絡で把握するのみで、機械的な検知はしていないのが一般的です。

車両の逸走についてはおっしゃるとおりですね。特殊自動閉そくと自動閉そく(特殊)は駅間軌道回路の有無が異なりますが、防護する信号機が駅の出発だけというのは同じなので、軌道回路の有無にかかわらず危険性は変わらないことになります。あくまでも閉そく区間の数と区間距離によって危険性が変わります。

特自の駅間在線をクリアするのはOT,CTを所定の順番に確実に検知することで初めて解錠されます。列車が駅間から出たのに在線がクリアできず、信号が赤のまま変わらなくなったという故障はたまに聞きますが、その逆に列車が駅間にいるのに在線がクリアされ、対向の信号機に現示が出て正面衝突したという事例は聞いたことがありません。(信楽事故は信号取り扱いが問題外なので例外中の例外)もし事例があれば教えてほしいのですが。

軌道回路があってもローカル線の軽量車両では短絡不良が起こり、在線がクリアされる危険性があります。駅間に列車がいるのに短絡不良で在線がクリアされたタイミングで、対向の信号を引いたら現示が出ますよ。線区事情により軌道回路は万能ではないことをご理解いただきたいと思います。

-0167.12-   2007/10/29 Mon 10:59:15, 10:59:31
[名前] :  I.A.
[コメント] :  線路閉鎖てこは確実に誤出発検知を切っています。詳しくは日本鉄道電気技術協会が出版している「閉そく装置」を見てもらったら分かりますが、リレー回路図では出発信号機の取り扱いの無効化と保守用車の誤出発検知を作動しないようにリレーを落下させています。また、保守用車はモーターカーだけではなく、中にはバラストを撒くために一般の機関車を使う場合があります。

自動閉塞(特殊)と特殊自動閉塞は似通っていますが、自動閉塞(特殊)は交換駅が多い路線で使用されているので漏れることは少ないほうです。距離が開くと特殊自動閉塞が有利になりますが、自動閉塞(特殊)でも改良しだいでは改善可能だと思います。(閉塞区間内に増幅回路を配置するなど)また、特殊自動閉塞システムの問題点としてフェールセーフがひとつしかないということです。システム論になりますが、システムは安全に使用するためには最低でも二重系統にする必要があります。しかし、特殊自動閉塞では閉塞区間の出入り口のみで行っており、それをひとつのメモリーのみで頼っています。それに対し、電子符号照査式ですと、電波を発信する車載機があるのでこれを活用すれば閉塞区間内に列車がいることが分かると思います。(無線を生かして通信を行い、車載機のIDを基に照査し続けること)

-0167.13-   2007/10/29 Mon 23:17:31, 23:39:21, 23:54:22
[名前] :  X
[コメント] :  平日の昼間にもかかわらず返答ありがとうございます。
結線上は確かに誤出発検知をパスしていますね。舌足らずで申し訳ありません。線閉てこはあくまで列車を抑止するために信号現示を抑止する目的で設置しているということで書きました。昔は短絡走行の保守用車も想定していましたから、実務上当然必要でしたね。現在の保守用車は絶縁走行が原則ですから、ほとんど無意味になりましたが・・・。
確かに機関車牽引のホキ車でバラスト散布を行うことはありますが、これは列車扱いで保守用車ではありません。バラスト散布のため長時間低速で運転するため、踏切が長時間遮断され迷惑なことと、ホキ車を牽引して長時間低速で定速運転を行える腕をもった熟練運転士がいなくなったこともあり、最近では機動性の高いモーターカーでの作業が主流です。

 鉄道の設備は、基本的に故障モードは安全側(列車を停止させる)になるよう設計しています。ですから1重系だと列車運行が停まり利用者に迷惑をかけることはあります。(よく信号機が赤のまま変わらなくなったという報道がありますよね。)しかし危険なことにはまずなりません。2重系にするのは、どちらかといえば信頼性を向上させるためです。
特自の短小軌道回路はなぜわざわざOT,CTと2つの軌道回路を使用しているのかは当然ご存知ですよね。駅間に進入したことは検知しやすくし、駅間から進出したことは検知しにくくするためです。故障モードが安全側になるような工夫がしてあります。

 特自は経営状況の厳しい閑散線区を低コストで最低限の安全を確保するために開発された閉そく方式です。国の認可を得ている以上、安全は担保されていると公に認められています。ごく最近でも特自を基本とした線区集中連動が明知鉄道に導入されました。
全線に軌道回路を設備した方がいいのはわかっています。でも閑散線区にそれを求めるのは酷というものです。軌道回路を設備するためには、25mおきにあるレールの継ぎ目にすべてボンドを設置しなければなりません。工事費は膨大です。その上このボンドが脱落すれば軌道回路が短絡したのと同じことになりますから、安定運行を行うためのメンテナンスの手間と費用は膨大です。レールの錆びによる短絡不良対策や気候により電圧変動を調整するのも一苦労です。とても閑散線区に導入できる代物ではありません。

何度も言ってますが、設備は線区の状況に応じて考えるべきものです。

-0167.14-   2007/10/30 Tue 12:43:02, 12:45:38
[名前] :  kitarou
[コメント] :  一昨日曜日は亀戸中央公園集会から都営新宿線住吉までのデモに参加し、デジカメのリコール修理依頼に廻ってかなり草臥れしまい、執拗なスパム塵だけ取って早々に就寝。その間こんなにスレが延びてるなんて!

  • a.BBSの500文字制限が邪魔でしたら原稿をmailで戴ければ「日記」あたりに貼ります。
  • b.この話題の間、発言者区別のためXYZ等で結構ですから適当なステハンやアイコンをお使い頂けないでしょうか。
  • c.SKR事故の直接の原因は仰るとおりの2点であり、それを強力に誘導した業務課長が震源であることには異論はありません。
  •  また線区の状況に合った安全装置選択もOK!承知
     1列車しかなかったSKRは通票で構わなかった。その増強時の失敗ですから。

       問題は、安全問題を考えるときに、人為エラー発生と故障を前提に、装置の必須の機能と、それを使う側に対する教育訓練が必要十分だったかという論点になるのでしょう。すなわち、
  • 一旦クリアされた情報を復旧できるかどうか、は装置機能の問題、
  • 在線確認もしない危険な「代用閉塞」操作を延べ7名のJR職員が直接見ていながら、なぜ改善に向けた指摘・報告などの措置が採られなかったのか?第一、強圧的な冒進命令を職務分担を飛び越えて出し続けた業務課長氏は元国鉄乗務員だったはず。
 等々を考えたときに事故調の結論が「エラーがなければ、故障がなければ」では済まされないということでしょう。  在線は記憶と短絡の二本立てで扱えば、特殊自動(改)でも自動特殊(改)でもそれぞれの弱点を埋めて安全度が増す訳で、現状固定の論議にはならないでしょう。
 (関連↓震源記事)
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/8897/DOC/diary/dry0170.htm#kata_sajou

-0167.15-   2007/11/01 (木) 18:43
[名前] :  I.A.
[コメント] :  自分も特殊自動閉塞をかなり批判していますが、システムそのものは否定はしていません。むしろ現状のままで増設しないでほしいということです。今の特殊自動閉塞の問題点を述べると以下のとおりになります。
  1. .閉塞区間の出入り口のみでチェックしているが、リレーを用いており、メモリーがひとつしかないということ。(軌道回路方式)
  2. .車載機が故障すると、取り替える必要があること。また、ほかのCTCと互換性がないということ。(電子符号照査式)
  3. .一度クリヤーされると復旧できない(両方)
 ほかにもありますが、大まかにあげるとこのような感じです。ただ、いづれも改良しだいではよくなると思います。特殊自動閉塞は閉塞区間内に軌道回路を引かないことでコストを下げていますが、逆に言うと区間内に列車がいることを直接感知できるものはありません。そこで、現在敬遠されがちになっている無線を使ってはどうかなと思います。

 軌道回路式の場合ですと、列車の無線から常時信号を放ち、それを拾うことでメモリーと一緒に照査し、万が一クリヤーされても電波を感知すると閉塞するというシステムになります。
 電子符号照査式ですと、車載機がありますのでこれを無線に流し、車載機のIDを照査し続けることで位置が分かりますし、さらには地点情報の更新ができるのではないかと思います。
 特殊自動閉塞に代わるものとして、JR北海道がGPSを用いた閉塞方法を考案しているようですが、まだ先のことになりそうですから、少なくとも現状の装置を改良しているほうがいいのではと思います。
           (以上)

# (直mailを転記しました。名無しさんは取り敢えず「X」氏としておきます。ROMに主張者の区別が一目で分かればよいのでステハン、アイコンどちらの利用でも構いません。
   kitarou 07/11/02 17:00JST)

-0167.16-   2007/11/2 (Fri) 22:58:48
[名前] :  X
[コメント] :   長文を読ませていただきました。おっしゃることはとてもよくわかるのですが、主張は平行線ですね。

・特自は「最低限の安全を確保」した低コストの閉そく方式である。

この最低限の安全を確保するものが、チェックインチェックアウトだけで充分かそうでないかが論点のようですね。

I.A.さんが挙げられた特自の問題点は、まさにコストダウンを行ったための結果です。しかし様々な検証の結果、それでも安全は担保されていると国に認められた閉そく方式なのです。

I.A.さんのお考えのように改良すれば確かに安全性は増すでしょう。その反面設備費はアップ、メンテナンス費も当然アップします。設備が増えることによりシステムとしての故障率もアップします。保安装置故障による運休もおそらく増えるでしょう。
そもそも改良できる資金がある線区なら、特自なんか最初から導入しませんよ。
これでは閑散線区の経営が成り立つとはとても思えませんけど・・・。改良する以前にローカル鉄道そのものが無くなってしまいますよ。

-0167.17-   2007/11/02 Fri 23:59:00
[名前] :  kitarou
[コメント] :   はじめまして、ようこそ!Mr.X。酔狂な管理人であります。私も参入します(w
折角論戦も佳境で見物人も増えてきた処なのに「並行線」として打ち切ってしまうのは勿体ないので、論点を整理してみましょう。

  1. OT/CTに依る在線判断も、軌道回路による在線判断も、ともに1重系で、前者が入出の一瞬を記憶するので事故クリアが怖い、後者が常時監視なのでクリアはないが不検出時が怖い、どうせ怖いなら安い方が良いか、対策して常時監視が良いか?が1点。
  2. 在線検知&記憶部の完全独立2重化は可能か
  3. 改良が零細経営を傾けるほどの支出増か?採用可能な方法はないか?
  4. 国が認めたものは必要充分な機能があるか(悪例:ATS-S等)
と分けてみると、結構具体論を論じられるんじゃないですか。無線案も一種の在線管理2重化で、クリアされ復旧不能の「記憶」方式であっても、独立した複数の記憶が同時に飛ぶ確率は極めて低く、安価に信頼度を上げられる方式が考えられないか?

 現在の特殊自動閉塞の方向回線2本が、更に在線副回線を加えて3本になったところで、ローカル鉄道そのものが無くなってしまう様な極端な負担に成り得るだろうか?

 存亡に揺れていた土佐くろしお鉄道は宿毛駅突入事故直後「過走防止装置だなんてその程度のもの指導があればすぐ付けた」と言ってます。ATS-ST型車上時素速照による過走防止装置1セット100万円〜180万円ですから、確かに何てことないんです。
 その辺も具体的に考えてみましょう。可能な方法はないものかと。

-0167.18-   2007/10/05 Mon 15:07
[名前] :  I.A.
[コメント] :   無線で相当費用がかかると思っていらっしゃるようですが、自分が使うといっているのは即存の無線です。無線の使っている周波数は限定されていますから、これを使えばかなり広がると思います。現在無線が敬遠されている理由として携帯電話が普及しほとんどの場所で使えるようになったことと、無線通信の際一人しか話せないということです。現在では携帯電話を使用する例があります。そのうち無線が使用されなくなる可能性もあります。それならば無線を使って情報伝達を行えば大体の場所は把握できますし、オプションとして地点情報を送信できればさらに信頼度は上がります。車両側の改造といっても、無線に固有情報送信機能をつけるだけなのでP型ほど費用はかからないと思います。

あくまでも自分は即存の設備を生かして安全度を上げようと言っているのであって、全く新しいものを作ろうとは言っていません。チェックイン・チェックアウトシステムは閑散路線に向いているのは百も承知ですが、過去の事故を二度も繰り返すようなことだけはしたくないものです。かといって、自動閉塞を入れるということは今のJRには無理なことです。ならば、今ある設備を最大限に生かしてやるというのが一番いいのではないでしょうか。案外知られていませんが、日本の中でワーストクラスと呼ばれている木次線も特殊自動閉塞化されていますから、やろうと思えばやれるのではと思います。実際、あの事故の後JR西日本管内のカーブやポイントの至る所に速度照査地上子が置かれています。もちろん木次線や三江線もです。JR北海道ではGPSを用いた閉塞システムの開発に乗り出しています。要はやる気のあるなしではないでしょうか。(以上)
-0166-   2007/10/12 Fri 11:36:55
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  日本信号って。。。
 都心の自動改札に不具合が発生したが、当該のメーカーである日本信号って、ATS、ATC、ATO と鉄道の安全に関わる事業をやっていますよねぇ。大丈夫なンでしょうかねぇ?

-0166.1-   2007/10/12 Fri 16:58:35
[名前] :  kitarou
[コメント] :  ATS-Pは単純な制御だから心配ないと思うんですが、 膨大な路線データを車載にしてハードの簡易化を 図ったDS-ATC/D-ATCあたりから若干の不安が(w

suicaは通信容量が絡んでATC/ATO程度の処理量とは別格じゃないかと思います。埼京線が開業時に通信容量不足で制御不能に陥り、改良まで1ヶ月以上人を貼り付けて手動制御をしたわけですが、私鉄NETがくっついてどこかで処理容量がパンクしたんじゃないですかね。
 メーカーが特定されるというのは意外に低レベルの情報でボトルネックになって、他が引っ張られて転けたのかも。

-0166.2-   2007/10/13 Sat 02:29:35
[名前] :  kitarou
[コメント] :  各自動改札機をサーバーから切り離せば動くとか、 自動改札機毎のIDが違ってしまって電源遮断されたとか、面白い話が報じられてますね。
 通信量激増でどこかバグやボトルネックに引っ掛かったということだろうけど、特定メーカー製のみの不具合というのは、最高で駅単位程度の末端部に原因が潜んでいるらしい。ヤレヤレ、今頃冷や汗流しながらバグ退治をやってそうですね。

-0166.3-   2007/10/13 Sat 19:10:24
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  諸々了解です。
 気になるのは会社の体質です。ちゃんとした会見が開かれたのは夜の 7 時。東京電力の大停電の会見に比べて遅い遅い。しかも、頭を下げている時間のナント短いこと。赤福の方がまとも。初っぱなの会見も立ったまま囲みでしたし(こう言うのは記者が集まって来ちゃったから仕方なく対応したってぇのが多い。芸能と同じ)。何様のつもりなンでしょ?
 で、パスモ参入からも時間が経っていて、なぜ今頃障害が出たのかという点でも、危うさを感じます。障害発生まで、検証する時間はいくらでもあったのに、発見できなかった。能力として出来なかったのか、検証しようと思っていなかったのか?となると、列車防護も事故が起きるまで、問題点を発見出来ないンじゃなかろうかと思っちゃうのです。

-0166.4-   2007/10/13 Sat 19:16:31
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  あと、、、ボトルネック説ですが、障害は朝一番の乗客の少ない時に起きてます。通電時や乗客使用時などで実際にどんな通信が行われるのか承知していませんが、通信のボトルネックは無いと思うンですよね。
 それとも、駅が一斉に通電しちゃったンでしょうか?

-0166.5-   2007/10/17 Wed 01:13:07
[名前] :  kitarou
[コメント] :  追い掛け報道をみると「読み取りプログラムにミスがあった」として、具体的内容は不明確なまま幕引きになりそうですが、自動改札機起動時にサーバーと接続を試みてIDが違うので強制遮断の電源断で、サーバーと切り離せば動作した事実はその前に報道されていますから、これまで結構長期に正常動作していたものが、何れかの時点でIDデータを壊されたものが、ID照合時=起動時のID照合で破損が顕在化したということで、従前動いていたものが壊れる機会としては、Pasumoの接続による通信量急増と異種データの参入は臭いますね。Yahoo Mailみたく接続時間が長くなると勝手にIDとパスワードの点検をやるなんてプロトコルじゃないから、翌日起動時に初めてIDデータ破損が分かったと………。まぁ、もう詳細の結論は発表されないでしょう。

# 日本信号KKはたしか信楽高原鐵道の世界陶芸祭向け信号装置の設計会社ですね。第3セクターのシロート相手に全体を見ない設計変更案なんか出しちゃダメです。事故の刑事責任はないとしても、若干粗雑に過ぎます。

-0166.6-   2007/10/19 Fri 05:34:39
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  またまた不具合が出ちゃいましたね。
 原因は報道されているコメントを鵜呑みにするとして、やはり”チェック機能の無い会社”ってぇトコロでしょう。
 こんな会社が安全に関わる仕事をしているなんて世も末です。
 件の事故では以前にも赤信号から青に切り替わらないトラブルがあったとかで、この時点で十分な検証がなされていれば、あの大惨事は防げたンじゃないかと思うのです。
 小さなトラブルは絶対に見逃してはならない。特に安全に関わることでは、、、と思うのです。

-0166.7-   2007/10/30 Tue 22:25:20
[名前] :  kitarou
[コメント] :  28日、日曜の朝日新聞にエラーの種明かし掲載。
毎朝起動時に排除データを読み込むが、これが65518Byte単位で転送され、1データが4バイトのため2バイト余る分が捨てられる。残りが奇数データだとこの捨てた分が影響してアウト。
 Pasumoからのデータが加わって1伝送単位を越えるようになってこのエラーが顕在化した。
 というのが要旨なんで、プログラムエラーで最大有効転送量が65516Bと小さくなってる処へ、Pasmo増加分などで限界を超えたと言うことの様ですね。(久しぶりに65535=FFFFHを思い出しました(w)。正常動作でもどこかにボトルネックはあるんで、それが待ちで解消するのか、トラブルとして顕在化するのか、障害の規模は別として、今後も繰り返すでしょう。そのあたりは割り切って付き合うしかありません。

 改札ソフトの載せ替えでトラブって元に戻して急場を凌いだニュースがもう伝えられてます。
-0165-   2007/09/30 Sun 02:10:05
[名前] :  kitarou
[コメント] :  腕木信号の動作なんて気にしたこともなかったんですが、調べてみたら良くこんな不安定なもので追い越し運転とか、無停車交換とかをサーカスみたいにやってたんだなぁと感心!色灯式転換とリレーロジックでのインターロックなしにこんな複雑なことを人力のソラでやっちゃいけません。通過交換のある線は自動信号化も必然のことですね。
See→[腕木信号&六軒事故]

-0165.1-   2007/10/03 Wed 21:42:34
[名前] : 
[コメント] :  はあ。
腕木信号でもインターロックはありますよ。
人の注意力だけでやってるんじゃありません。
機械連動ってもう知らない人が多いのね。

wikipedia
 機械式インターロック部(Wikipediaより)
-0165.2-
   2007/10/04 Thu 03:33:15
[名前] :  kitarou
[コメント] :  切り欠きプレートを直交させてのインターロック図はよく見てるんで、手抜き表現済みません。
 六軒事故での法廷の攻防で、インターロックがあり実現不可能なことは争点になりませんから、逆に言えば双方が主張しあい、裁判所が特別の判断を加えている部分はインターロックがないということになります。
 そのインターロックなしの重要項目が多すぎる!ということです。
 上下ともG現示にはならない排他機構があって有効なら、双方向R現示から一方をGに変える操作しか出来ないのに、一瞬は出発G、通過G現示から、直前転換で出発Rに変わったという第1事故乗務員達の主張に噛み合って、対向場内がGならメカロックで出発や通過にGは出ないという決定的論議がされずに、30分以上前に交換駅変更が決まった資料をもって妥当な根拠なく信号誤認の判断をしてしまった!こりゃあやしいなぁ!という話です。
具体的にはどこまで機械的なインターロック機能が在ったのでしょうか?

【注記】 久保田博著「鉄道重大事故の歴史」8-4連鎖閉塞式の採用(§8-4L4〜)
 「また、在来通票閉塞式は閉塞装置と場内及び出発信号機との関連がないことも問題とされてきた。」
 ……参宮線六軒事故裁判の争点にもなり、それは久保田博氏著書の指摘にも重なっており(久保田氏の著書は事故後の対応措置の「時期」に若干の取り違いが見られる他は技術的に信頼に足りる様なので)、事故当時は信号に充分なインターロックがなかったことで争点となり、また過走衝突対応の同時進入禁止規則はなかったと理解します。
-0164-   2007/09/08 Sat 01:31:44
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  台風9号でいなほ14号脱線事故を想う
 台風取材に行って来ました。辛うじてカメラ故障だけは起こしませんでしたが、全くもって凄い状況でした。と、言っても、雨風の凄いところを探して取材するのですから、こんなお馬鹿な仕事も無いと思うのです。。。
 さて、取材中に、風が吹き上がってくる土手の上に立ちまして、あることに気が付きました。それは土手に草が生い茂っていると、風速が弱まるという現象を経験したのです。コンクリート剥き出しの土手の上では、何かに捕まっていないと、立っていることすら困難な状況です。草は芦のような丈の長いものでした。風は草を揺らすことによってエネルギーが減少しているようです。コンクリート土手と繋がっていましたから如実にその効果を確認できました。  いなほ14号が脱線したとき土手は雪で覆われていました。つまり、草が生い茂っている季節の状況と同じに扱ってはならないと言うことを感じたのです。
 逆に、草の様な物で風速が弱まるのなら、比較的安く安全を確保することも可能なのかもしれません。

-0164.1-   2007/09/08 Sat 03:51:59
[名前] :  kitarou
[コメント] :  取材、ご苦労様。お久しぶりです。
当方、田舎育ちなモノで、強風下でも松林とかすすきの原は風が弱いのは知ってます。地面に沿って弱風層が出来ますね。
 それがツルっぺたんの雪に覆われたら地表の乱流が出来にくいからもろ吹きさらされるでしょう。そういう地表乱流層がどの程度の高さまで達しているかで列車転覆への影響度が変わるでしょうね。
 あの築堤があるだけで風速は1.35倍とか。転倒力ではその2乗の1.82倍を想定する必要があります。(日記#107)。逆に言えばちょっとの風速抑制でも転倒力は2乗で小さくなるわけで、積極的に乱流を作る防風林、防雪林は降雪下でもかなり効くでしょう。そう考えると築堤でのツルペタの雪景色というのは最悪の条件ですねぇ

-0164.2-   2007/09/09 Sun 22:57:37
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  私も田舎者ですから、何となくは承知しています。ただそれは、平地に生い茂る草木による防風効果でして、土手のような小面積で大きな効果があるとは思っても居ませんでした。
 し。しかし、2乗ですか。。。物につかまってて正解でした。危うく飛ばされるところだったンですね。。。
 さて、線路の周りに防風林と言うのは大変ですが、土手に笹のような越冬する植物を植えておけば、良いような気もします。竹も良さそうですが、伸びすぎると危険そうです。
 え〜。雪で風速が弱まらなかったという一節を是非事故調報告書に加えていただきたいです。

-0164.3-   2007/9/10 Mon 10:29:29
[名前] :  kitarou
[コメント] :  > 雪で風速が弱まらなかったという一節を是非事故調報告書に加えていただきたい

表現としては既に暴風柵、防風林設置としては書き込まれてるんですが。防雪林ですと上手に配置しないと雪が線路に吹き溜まって列車を止めるとか(w
 背丈の足らない草原では列車には効かないかもしれないけれど何の障害物もない雪原よりはマシかと思います。
 立木でも電柱でも気流に渦を作れば大きな抵抗となりその分速度エネルギーを殺がれる訳で、反作用の力で時には倒壊に到ります。

-0164.4-   2007/09/11 Tue 03:01:30
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  今日の報道で現場の映像が出ていました。土手の下に植林されていました。まだ小さくて間隔も広いので、防風林として機能するにはまだまだ先のことのように見受けられました。
 土手は草木が刈られ丸坊主でした。
 現場を知らない、机上の対策と言う印象を受けました。
 積雪があっても、土手の天辺(つまりは線路)は風が抜けますから、吹き溜まりにはならないと思います。
-0163-   2007/08/19Sun 11:08:18
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  警察官が線路に飛び降りた人を救助したと言うお手柄がニュースになっています。
 今回はちゃんと非常停止ボタンを押すようにアピールした後に救助しています。これも不幸な事故の報道があったから出来たことだと思います。
 ただ、報道では「正しい救助の仕方」なんて事はやっていませんから、ご自身で咄嗟に判断されたか、日頃から考えていらっしゃったかのどちらかでしょう。
 私には救助する勇気はありませんから、非常ボタンを押す側にまわります。

-0163.1-   2007/08/27 mon 02:44:07
[名前] :  kitarou
[コメント] :  いくら無責任な野次馬報道でも「先ず停止手配!」は言うべきでしょうねぇ。ブレーキを掛けたって、停止位置はほとんど変わらないんだから、停めてからじゃないと自殺みたいなもんです。
 マスコミの姿勢は血に飢えて悲劇を待ってるみたいで酷過ぎ。

最近、体力が落ちてきて、線路からではホームに飛び上がれないかもしれない不安があって、降りたくないです(w。昔は6尺高の万年塀を越えられたんですが………。

-0163.2-   2007/9/8 (Sat) 01:41:38
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :  列車非常停止ボタンは、多少なりとも延命効果があると思いますよ。その稼いだ時間で、暴れている人間も大人しくなるかもしれません。。。
 本気で死にたいヤツだったら、非常ブレーキで止まる寸前の電車に突進して行っちゃうかもしれませんから、捕まえておかないと駄目でしょうね。(ま。そんなヤツはとっとと死んじまった方が良いのかもしれませんが一時的に米辺になっている場合もありますから何とも言えません)
 誤って落ちちゃった人は気が動転している可能性がありますから、救助の手を差し伸べる必要があるでしょう。
 私も救助は出来ないので、非常ボタンの位置だけは把握するようにしています。。。
-0162-   2007/8/14 (Tue) 23:20:58, 23:27:19
[名前] :  親潮鉄道
[コメント] :  エスカレータの事故
マスコミの対応がメチャメチャ・・・
この程度の人たちが取材して番組を作り続ければ、日本人は総痴呆化できるかも。
ある番組では、「安全のためエスカレータの黄線の内側に足に足を置く様に」との指導をしてたら、「お水出身の未婚の母」の女性タレントが、黄線なんか見たこともないし、黄線の通りに足を乗せたらエスカレータに乗れない・・・
と発言してました。さすがに他のタレントが制止してましたが。

それ以外にも金属疲労を示唆してみたり
何故安全装置が働かなかったのかと言ってみたり
尼崎事故の分厚い報告書を理解することは不可能であることを暗に示してます。

なんで分厚いアルミ板が割れたのかな?
私の推測は、商品搬入の台車が強く当たったのでは??と妄想してます。

   それより問題なのは、今回は死亡事故ではない事。
時々あるエスカレータでの死亡事故ではここまで大騒ぎにはならない。
むしろ死亡事故の方が大問題だと思うのです。

これを機にエスカレータの安全性が上がる事を望むばかりです。
死傷事故が無くなる様に!!

-0162.1-   2007/8/19 (Sun) 10:52:24, 11:00:19
[名前] :  JO-AKKUN
[コメント] :   私も現場に行きましたが、限られた時間で、しかも利用者に迷惑とならない範囲での取材となりますから、限界があることをご理解ください。
 で、エスカに乗るとき当該破損個所は隠れていますから、利用者自身が破損を認識することは不可能です。4段くらい下に乗れば視認できる可能性はありますが、四六時中行列ができるくらい混雑しているエスカなので、4段下では人の陰で見えません。精々、2段下に乗った子供が視認できる感じでしょう。
 何時破損したかは確定されていませんが、利用者からの通報を受け付けるシステムなど監視・管理体制の問題も重要かと感じています。(え〜、カンですが、あそこの警備員は素人っぽいです。もしかすると派遣とか何かありそうです。)
 とあるビルでエスカに乗ったところ、異常音と振動がありました。乗っていた人がみんな振り返るくらいです。すぐさま警備員が飛んできて利用しないように広報し、エスカをストップさせました。こういった体制が理想だと思うのです。

 もう一つに責任の所在が曖昧な施設というのも見過ごせない気がします。当該エスカは駅に隣接していながら、鉄道会社の節税か負担軽減の為、公共通路となっています。つまり川崎市の施設なンですよね。改札をくぐればJR、券売機はJR、だけど立っているところは公共通路。  そんな施設が各地にたくさんあります。私の最寄り駅も公共通路になっていまして、エレベータも設置されていますが、市の警備員なンて一人も立っていません。

-0162.2-   2007/9/1 (Sat) 00:23:37
[名前] :  kitarou
[コメント] :   > 尼崎事故の分厚い報告書を理解することは不可能であることを暗に示してます。

そんなこと全員に求めたってそりゃ無理です。
要旨を伝える役目を担ってるマスコミ陣の質の低下が著しいのか、有責企業・団体の世論操作が凄まじいのか、「これが真実」というのを拾って発信する、真偽を評価して受け容れる力がまだまだ弱いんでしょう。
  報告が膨大な量で読み切れないのが多くの一般人ですが、裁判判決や最終準備書面と非常に似通った記述構造なので、レクチャーを受けて、それを意識して読めばかなり分かりやすくなります。司法記者は仕事柄慣れてる筈ですが、専門記述の理解に苦労するのでそこだけはヲタ有利。
    :See→[事故調報告書の記述構造]

 相対的力量の問題だけど、親衛隊の威嚇とゲッペルスの宣伝量に負けるとワイマール体制下のナチ台頭をなぞりますね。安倍に加え極右の民主前原前党首らが復活しましたから、気は抜けません。
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