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コンパウンド・カテナリー(除ダンパー) 一番下側の「トロリー線」折損 |
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東北新幹線停電:渡り架線、度々接触…通過列車パンタと毎日新聞 2015年05月21日 21時31分(最終更新 05月21日 23時24分)東北新幹線10+件の郡山10+件駅(福島県郡山市)付近で上下線をつなぐ「渡り線」の架線が切れ、停電による全線不通が長時間続いた問題で、JR東日本は21日、この架線がたるんで上り本線を走る新幹線のパンタグラフと繰り返し接触し、急速に摩耗して切れたとの調査結果を発表した。同社は張った架線のバランスに問題が生じていた可能性があるとみており、さらに調査を進める。 同社によると、新幹線10+件のパンタグラフは通常、架線を最大約4センチ押し上げながら走行する。このため、折り返し運転などで使う渡り線と本線の架線が交差する部分では、上を通る渡り線側と本線側の接触を避けるため、上下の間隔を5~8センチ程度とするよう社内規定で決めている。 ところが、現場の渡り線の架線は通常位置より下がっており、本線を走る列車のパンタグラフと接触する形になっていた。渡り線と本線の架線の電流を整える器具(重さ約10キロ)が断線部近くにあり、同社は架線を張るバランスの崩れが、たるみの原因になった可能性があるとみている。 切れた架線は33年前の開業時に直径15.5ミリで、本線より通過車両が少ないため昨年11月時点でも14.4ミリあった。しかし、断線部は交換基準の8.5ミリを大幅に下回る4.5ミリまで摩耗し、鋭い刃物で削られたような形状になっていた。 同社が昨年12月と今年1月に検査した際は二つの架線の上下間隔に問題はなかった。 東北新幹線は2013年に最高時速320キロでの運転を始めるなどスピードアップの過程で、パンタグラフによる架線への負荷が急速に高まり、以前より架線のバランス調整が難しくなっているとされる。こうした事情も今回の問題の背景にあるとみられる。【本多健】 (2015/05/21追記) |
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