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投出速度と到達距離 |
乗車中の電車が某駅に停車したら原水爆禁止世界大会に向けた平和行進が駅前を丁度通りかかった。そこから更に次駅先の終点までのデモ行進の予定で残り4km余2時間近くは空けられるので途中下車しデモ行進に参加してきた。
全日参加は到底無理。毎年の平和キャンペーンとして全国くまなく踏破する取り組みは貴重なものだが、普通のサラリーマンにとっては平日の日中ではなかなか参加できず、いきおい専業主婦とリタイヤ組の爺婆ばかりになってしまう。それが40度を大きく超える炎天下のアスファルト道路を朝から夕方まで歩き続けるのだから熱中症や脳梗塞などで年寄りには命懸けになりかねない厳しいものだ。前回の参加も10年ほど前のたしか土日の炎天下に都下府中−狛江12kmほど歩いたと思う。
これまで参加したデモというといつも前後をパトカーと多数の警官隊に挟まれ、その監視下ばかりだった。原子力空母配備母港化反対の7/13横須賀集会も米軍基地ゲート前とか要所では同様だったし自衛隊のランチがすぐ公園傍の港内に寄ってきて発言を記録していた様だが、今回はパトカーどころか警官が見あたらない。狭い道では歩道に上がってしまうし、駅前ではズラ〜〜っと展示パネルを立ててハンドマイク宣伝を数名でたっぷりやり、再びデモを続ける、こんな自由なデモは初めてだが、本来それで良いはずだ。
(各県、各市毎の日程地図を捜したが、Web上には主コース概要しか見あたらなかった。「網の目行進」という地域毎の平和行進図が例年赤旗新聞地方版に載っているはずなのだが、気の向いたときに気の向いた場所で参加できる様に原水協などのサイトに上げておいて欲しいものだ)
地方だと平和行進の代表者たちが首長室や議長室に招き入れられカンパを手渡され接待を受けることがあることは行進報告などで知っていたが、自分で体験してみてあまりの雰囲気の違いに驚いた。
東京では、ストライキ中の組合員が本社と工場間の公道100m余を移動したと云うだけでパトカーが飛んできて「無届けデモであり、公安条例違反で検挙する!赤旗や鉢巻き腕章はデモだっ!」などと威圧・妨害に走るのが普通だ。公安警察の言い分は「スト中の社内集会も総て届け出ろ!」というのだが、ハイハイと聞いていた執行部は只の一度も申請して無いようだ。組合員は「(紅白戦で旗と鉢巻きの)運動会を丸ごと検挙してから来い!」などと一斉にヤジるが、現実に力尽くで逮捕されたら被害甚大だ。騒音立ち退き跡公園での飲み会ピクニック同然の横田平和祭りでも、公安条例規制下の「集会」と勝手に見なして「検挙」で脅して公安条例による集会申請を強要。最近も単純な全戸ビラ配布での逮捕・起訴など市民運動・国民運動を取り締まり対象として端から敵視・妨害する姿勢が普通なのだ。
「戦争をする国」に変える憲法改悪策動に結びついた言論表現妨害、口封じの威圧には黙らない!各マンション自治会・管理組合には住民個々の知る権利侵害、言論弾圧に当たる措置を執らないよう申し入れる必要があると思うがどうだろう。弾圧のリスクを参加個人任せで放置する運動指導というのはその被害の大きさを考えたときに横着に過ぎる。常任専従者なら不当逮捕されてもなんて事はないが一般市民が22日〜75日も拘束されたら職を失ってしまうだろう。それも単なるポストへのビラ配布を口実の弾圧で最高裁もその権力犯罪に荷担して判決のお墨付きまで付けられているのだ。
偽メールで辞職した民主党永田議員が創価学会に対する名誉毀損で略式起訴(=罰金で即時終結を合意)の報道。演説会で「住民票移動による違法な票移動で当選させている」と話したのが無根の事実による名誉毀損に当たるって、そんな釈然としない話はない。
今は選管の監視が厳しくなって実行が難しいかも知れないが、かっては指摘通りの事件は挙げられており、アパートの郵便受けに放置された入場券を集めては投票に行ったとか、甥姪など身内の住民登録を重点区に集めて得票を増やすとか、社党など一部他党の同様の違反もあったが、最も組織的にやっていたはずではないか?学会員個人の逸脱に責任を負わないから組織への名誉毀損が成り立つとでも云うのか?
「……させていた」ではなく「……させている」としたから名誉毀損で刑事弾圧でき、これまで創価学会員がそうした違反に全く手を染めて無かったかの印象を作るというのはチト酷い。
「た」と「る」の違いで刑事罰なんてまるで第2の神崎武法検事(公明前代表:学会に拠る盗聴事件もみ消し打合せに現職検事が加わった疑惑で辞任)が現れたみたいな偏っていい加減な刑事処分に妥協せず本裁判で争えば良いものを!個人ならサッサと取り消して逃げるのも手だが、復活を目指す前国会議員が若干不用意な発言をした上そんな無責任なことをして貰っては困る。発言が不正確で、その弱点から言論権に踏み込まれてしっぽを巻くような愚を繰り返す人物が民主主義側、革新側議員候補というのはまず願い下げではないか?まず過去にいくつも狂信学会員の事件はあるだろう。
たとえば、選管職員に対して締め切り時刻を過ぎての投票強要リンチ事件とか、他党演説会に火災の偽通報で消防車を呼んで妨害するとか、学会副会長や山崎正友弁護士らの関与した他党幹部に対する盗聴とか、選挙終盤での謀略ビラ一斉配布(これは今も時折W)とか、その辺の非常識犯罪には事欠かない集団ではないか。
自民党名の謀略ビラなど、当の自民支部が「うちではこんなえげつないことしない!」と釈明するほどの出来映えだったとか。加えてこれらの暴挙に対する反省が無く、協力協定を結んで批判を緩和した裏で、代作氏自身が攻撃を指示していたことまで内部告発されるなどメロメロで、釈明の言い分を信頼できる基盤さえない状態だ。
だから「今も昔通りの酷いことをしているかも知れない」という懸念・警戒感を持たれるのは当然だ。
度重なる謀略ビラについては「違法な活動はしない!」と引いてしまった学会員も居り、多くは動員の外人部隊にやらせるもので、ちょっと前は狛江市長攻撃のビラが越境して調布地区にもバサッと入っていたことも有って嗤ってしまう。
狛江と複雑に入り組んでいる世田谷はもっと誤爆だらけだろう。(=狛江の矢野市政2期目の市長選挙などが酷かった。暫くは各種選挙投票日近くになるとビデオカメラを準備して深夜の謀略ビラ配布に備える人たちが居て、全国では犯人たちを捕まえた例もあり配布犯人は学会員が多かった)
言論活動の制限には政権党たる自民と憲法9条骨抜きを掲げる実質保守党=自民党民主派(旧自民党小沢一郎党首)に加え、必ずと言って良いほど噛んでくるのが公明・学会で、ビラ・ポスター制限、ハンドマイク制限、政党政治団体機関紙宣伝制限と、最も言論戦を保障すべき選挙での言論活動禁止弾圧立法を多数で強行してきたが、現実の監視・妨害活動の多くは警察以上に地域の学会員が担ってきている。
ハンドマイク宣伝の後を付けて、宣伝を始めると携帯連絡により次々「赤ちゃんが寝たばかりなんですぐに止めてください」という赤ちゃんには少々高齢の抗議班を繰り出して妨害するとか、常にステッキを持ち出し突きの構えで威嚇し続けるとか、ミゾレ模様や厳冬でもアパートの窓を開け放って部屋から赤ちゃんを掲げて「うるさ〜い!」と喚き続けるとか、弁士の車や住まいの部屋のポストに「うるさい!」ポスターを貼る嫌がらせをするとか、ビラの全戸配布に対し違法なビラ配布だから110番すると迫るとか、学会支配下の某都営住宅では配った新聞と一緒にビール瓶ケース丸ごとが10階通路から地面に向け投げ落とされてきた。誰かに当たったらどうするつもりなのだ!国民に訴える言論の内容で反論勝負する気は全くないのだ。
「うるさいっ!」と喚く部屋のドアには露骨に公明ポスターだし、「ご迷惑をおかけしたお母さんと赤ちゃんに直接お詫びしたいから案内してください」というとシドロモドロで逃げ出すから実に分かりやすいのだが、正当な言論への敵意は尋常ではない。
近頃は夜勤者も多いので選挙本番を除きスピーカーでの宣伝は午前中は自粛し昼過ぎからというのが常識化しているが、そういう午前中の時間帯ではなく都内各地の彼等のアジトからの組織的妨害だ。狛江、調布、足立、・・・・・・保守反動側と民主勢力の鋭い対決に学会・公明が噛んでいるところでは特に酷かった。
団地の自室で聞いていると、自分たちの宣伝カーが来ると黄色い声で「頑張って〜〜っ!」とか大声援なのだが、「うるさい!」と抗議した「敵側」宣伝カーを覗けば機器型番から1970年代製の車載60Wトランシスタアンプで2個のアルミプレス折り返しホーンスピーカ35W×2(昔のホーンドライバーの標準:25W〜35W)を鳴らしていたのに対し、妨害者らが大歓迎の宣伝カーは70Wホーンドライバーが4基セットされる最新型の鋳造折返しホーンスピーカーを4基積んで窓を閉めて(=ハウリングを起こさず最大出力可能)フルパワーで連呼しており、合計1120W(=70W×4×4)の超大出力なのは確認した。
さすが竹藪に2億円入り金庫を捨てて気付かぬ金満教団政治部!
メーカーが右翼街宣車などと同じUNIPEX(日本電音製)で新旧のカタログなどをひっくりかえせばその辺はわかる。
ハンドマイクの約45W出力より小さい25W出力アンプを積んだカートを取り囲んで威嚇した例さえある。
出力が実に19倍〜45倍!も違うのに、小出力の方が抗議に値する程うるさいと言いつのるとは、政府に国務大臣を送り、また都議会総務委員会で警察予算まで握っている党派が、反対党の言論を保障・受忍するどころか以上のように徹底的に敵視妨害するどこに民主主義があるのだ。
権力を握る側の強権行使には特に自重・慎重が求められるというのに実に酷い狂信の連中だと思う。こうしたカルト教団を権力の一端に据えてはならないのだ。
そういう中で、過去には検挙・立件されていることを現在形で語っただけでの、「・・・・・た。」を「・・・・・る。」と言い間違えただけでの名誉毀損有罪とは酷い。旧悪からすれば受忍すべき範囲の検察のやりすぎだろう・・・・・・…。不起訴や起訴猶予処分で十分に足りるものだ。
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