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Li電池記事
See→事故調最終報告:運輸安全委員会2014/09/25

787機発煙に妥当な対策、延焼防止措置

 ボーイング787機のバッテリー発煙事故原因調査で、日本の運輸安全委員会が「極低温状態での金属リチウム析出現象による短絡等」という調査報告原案をまとめて当該国関係機関などへの照会を経て公表と報じられました(右枠2014/08/05日本経済新聞夕刊4版13面:ボーイング社当該国アメリカ)。
 発煙事故を起こしたリチウム・イオン蓄電池は、「補助動力装置」の起動に用いられるもので、地上補助設備のないローカル空港で、飛行機を完全停止状態から起動させる装置で、 航空機起動後はその主電源が有効になり補助動力装置とその起動電源は使われないもの(See→(日記#319))です。
 従って飛行中はほとんど使われないまま高度10000m超での極低温−55℃前後に曝されて劣化、析出を重ねて短絡・発火事故になるとすると、 予防策としては、その温度を監視しながらの保温措置とか、 極低温の積算時間で一律新品交換とかの策はあり、 それを擦り抜けての発火を想定した延焼防止策は必須で、可燃性の電解液は機外放出とか、電池が燃え尽きるまで他に延焼しない離隔構造という解決策が必須、 すなわち、ボーイング社が発火原因確定前に対策に採用して運行再開とした方式です。
 当時「絶対発火しないリチウム電池」を求める報道傾向に対し、工学系や現場は「発火条件のあるリチウム電池を使う限り、電池本体をどんなに改良しても延焼せず消火できる構造が必要」と考えていました。ジェット燃料自体が良く燃えるもので、火災事故になっていますが、漏洩防止、発火防止、延焼防止設計で利用し続けている訳で、発火の危険だけで排除してはいませんから、妥当な選択でした。 (See→(日記#328)


カラオケ評価函数改訂か?
「偏差値」はリアリティーある上位数値、然し順位は超インフレ
 <2>

 かなり久し振りに千葉のカラオケスナックに行きましたが、8月は6日9日の原爆忌とお盆で迎え火・送り火に迎え火13日前の12日からは「お棚経」といって和尚さんの檀家訪問もあって、なかなかフルモードでは弾けにくい時季ではあります。そこで先ずお祓い免罪符代わりの発声練習曲に往年の大ヒット曲「長崎の鐘」を一曲!
 この曲は1949年4月に藤山一郎の歌で発表されて爆発的ヒットとなりNHKのど自慢番組では出演者の調整が付かず同じ日にこの曲を3人もが歌うとかの別格の曲です。同様の例では、その前年にソ連から歌だけ復員して同番組でアカペラでデビューして一発「合格」の鐘を鳴らして爆発的ヒットをした「異国の丘」吉田正作曲があり、それに続き複数出演者の歌唱を許容した伝説的ヒット曲で、後年にもラジオの歌唱指導番組に取り上げられていました。(歌唱指導番組に取り上げられた曲にはこの他「夏の思い出」(江間章子作詞、中田喜直曲)、「花の街」(詞・江間章子、曲・團伊久麿、1947年)「雪の降るまちを」(内村直也作詞、中田喜直作曲、高英夫)「森の水車」などがあって、テレビでの「みんなのうた」の前身番組相当で、「雪の降る町を」は立川澄人の歌で「みんなのうた」にも採り上げられています)
 歌い終わって簡易得点評価表をみますと、「偏差値76」は標準偏差で+2.6σ、5段階評価換算で5ですから、そこそこ有り得ると「思わせる」値で1/215程度、以前なら「偏差値88」=+3.8σのマズ有り得ない値でしたから、偏差値点数教育県千葉に合わせた現実的数値を表示する評価函数に改めた模様です。で、順位は約1450人中の1位って、それは偏差値82、+3.2σの値ですから、それでも尚あまりにもヨイショが過ぎるってもんでしょ。
 評価は「感性」の要素も強いのを無理矢理数値化して表示する要素もあり、上手と下手が紙一重の違いという項目もあるわけですが、私の場合は厳しい「絶対評価」が下されていまして、驚異の絶対音感の持ち主であり自宅ピアノの平均律による調律作業を気持ち悪く感じ不思議だったという異能の音楽一家末裔:シンデレラ氏(∵必ず23:45に会計ご帰館の常連氏)からの不正確音程認定をされており、計測値でも先に購入のボーカル・トレーナーVT-12(音声チューナー)で音程を追いますと激しく外れっぱなしで、物理的にはその良からぬ評価が妥当なのは良く分かっています。
 カラオケマシンはヨイショ採点が過ぎるのですが、そうした工作に気付かず次々気分良く歌わせて稼ぐ営業的策略として、偏差値はソコソコなのかも知れませんが順位はまだまだ行き過ぎ(w。 正直に偏差値50を切った数値を出したら約半分近くの人がもう歌ってくれないのは分かりますが・・・・。累積されない「点数表示函数」を制定して偏差値50以下は出ない足駄表示なのは従前通りなのでしょう。
 私の次に歌った青年も順位1/1500とか!上手かった事は確かでも、あまりに高順位に過ぎるでしょう。明らかに気持ちよく次々歌わせる仕掛けでありますが、軽々に1位が出現するのはリアリティーを欠いて却って盛り下げます(w。

得点と偏差値の混同が無理な補正式採用の原因か?

VT-12
ボーカル・トレーナーVT-12
マシンは持主を全く相手にせず(w
 大いなる足駄採点の原因は、どうも偏差値と試験点数の混同・誤解による違和感があり、その差を埋めようとするものではないか?と思えます。1学年100人前後の中学校ですと全体の平均点が70点前後、各人の平均点が85点〜90点がTopで、あとは不等分布なのを、正規分布と見なして「偏差値」換算しますから、標準偏差による正規化偏差を10倍して50を足す変換をするわけで、平均が50、Topが70点台ですから、直の点数に比べて10〜20も低くなって、そのままでは多くの誤解を生んで出せないからではないでしょうか。直の76点は中間成績ですが、偏差値の76は+2.6σ、正規分布として上位1/215位、5段階評価の5で、得点数値の印象とはまるで違います。
 そこでユーザーを気分良く乗せる営業政策が絡んで、75点中心、1σ5点の函数に乗せて88点と表示すると、上位も中位も感覚的に良く合い、差し障りの生ずる50点台はまず出なくなる訳です。この辺はカラオケ・マシン製造側の必死の工夫に見えます(w。

採点表示方式あれこれ

 設定された採点形態は店によりかなり様相が異なり、簡易画面で偏差値表示がなかったり、逆に超精密採点として5線紙風の音程目盛上を声の輝点が若干遅れでトレースしていく方式とかあって、音程トレースに気を取られるとその表示遅延時間分で脱線してしまいます。「超精密」で高得点を得るには設定データは外せない=自己表現的歌唱は否定になりそう。
 他店で見かける超簡易型は音程、リズム、など項目毎に一致度○○%と表示されて、私の場合は音程一致度%と、総合得点の数値がほぼ一致しており(ホンマかいな!w)、「しゃくり」とか「フォール」とか理解不能の項目はほぼ得点ゼロ。ビブラートが加点要因になっているようですが、それはコーラスなど複数で歌うと音の唸りや濁りになりますから本来なら減点要因でもあるはずで、このビブラートを得点にする評価アルゴリズムのため、不正確な発声音程でも平均されて、しかもビブラート加算までされて高評価になるのかもしれません。88点とか94点というのは直で3.8σ、4.4σであり、平均値75のσ=5補正で2.6σ〜3.8σですから直の偏差値評価ではないかなりのヨイショ評価です。狛江某店では88点以上でグラス生ビール1杯の景品が出され飲み過ぎハイペースとなり3杯目からは御辞退ですが、3.8σでは評点が甘すぎで、新評価函数換算では2.6σ程度でしょうか?。しかしVT-12式に音程評価をきちんと取られると落第は明白。

果たして採点は皆に喜ばれているのか?

 それ以前の疑問として、全曲を偏差値評価で順位付けされて歌って楽しさが増すお客さんが多いんでしょうかねぇ??そこが基本的疑問です。進学県千葉方面では・・・・いや、東京でも精密採点カラオケのスナックはかなり多くあるようですが、タレントの余技番組は別として、ごく普通の一般人が偏差値得点に嵌るのはあまり良く分かりませんです?特に「精密採点」では全く自由度のないレコード・コピーで、歌い手独自の表現の余地のない物真似歌合戦コースです。
 ややクセのある難曲を歌って「その曲を歌うコツは?」とママに聞かれて、「基準タイミングはクロック・パルスとして頭の中でズ〜〜っと正確に刻んで、そのタイミングの廻りで微妙にズラしてウロチョロするのと、節の冒頭の強拍だけは必ずクロックパルスのタイミングに合わせて、力まず、伸び伸びと一定の力で歌う。」などと言って実際に得点を出してグラス・ビール(大)をせしめてるのですが、それが「精密採点」方式ではレコードとは違うので評価対象外になりそうです。(ソースと違うタイミングで歌えば得点は下がり、音程不安定の揺らぎは逆に得点向上で±)。タイミングを外しても、Jazzの変拍子のように要所でピタッと収まると「上手い!」、戻れなくなると「下手」、と紙一重の相違ではあります。長崎のお盆ソング「精霊流し」(さだまさし)はタイミングズレを起こしやすい曲ですが、原因は3連譜を2音づつ取っていく構造に気づかず3音取って辻褄が合わなくなるため。弱起の3連府の1音目が休符頻発という「池上線」(西島三重子)などアマチュア苛め曲の様相です。「天城越え」(いしかわさゆり)は変拍子型に近くて正拍クロックパルスを意識しながら歌わないと大きく外れますが、音楽の教科書に、こんなややこしい曲は見かけませんからね〜。

採点表示断固拒否派も

 行きつけのスナックは採点表示断固拒否派。常連の顔を思い起こしますと、偏差値表示などしたら実際の評価函数捜しに大いに盛り上がって、遊び半分のそこそこの話題には留まりにくく、フツーのお客さんが居なくなってしまいそう。技術屋が多い上にラサール出まで居て、「ここの常連はどこかおかしい!俺以外、」とお互いに思ってる人達が大人しく収まるハズもありません。 三次元測定機室の元ボス!三角関数名人のママの賢明な判断であります。 私は一般客の呑んでる場でそんな話は口にしません。ヤボでしょうが(w。ここだけの話です。 ま、生産管理係・品質保証係・収率改善などマスで扱う所を除けば、電気屋が仕事として直に標準偏差を扱うことは先ずありませんでしたが、周辺関連で一応は分かります。
※リモコンの「誤操作対策」として、画面以外の増設された全ボタンを無効にする設定で使用。∴採点モードにはなりません!

曲それぞれに採点表示オプションが本来では?

 気軽に楽しんで歌うには変な評価点無しで、せいぜいメタボ警告の消費カロリー表示程度に抑えて使った方がイイみたいな気がします。採点モードのON-OFF機能はリモコンによっては操作ボタンが有りますが、そのハンドリングを、各曲毎に音程(キー)設定するオプションと同様に、リモコンのメニューに取り込んで、無採点、簡易、偏差値+順位、精密採点、等のオプションを選べるようにして、クラウド管理に見える集合データも固定期間でクリアするのではなく90日とかの移動平均を取って初期の暴れを防いではどうでしょう。締切毎のクリアー量が多いと補間のための操作が必要になり却って不自然になります。


「賃労働」と「自発活動」の違いも気付けぬ右派論陣!週刊新潮
共産党専従活動が「ブラック」って(w、アホか  <3>

 電車内の中吊り広告で「共産党のブラック体質を露呈した広報部長」(8/19深夜発売8/28号)というのを見付けて野次馬根性丸出しに深夜のコンビニで立ち読み。しかし中味は実に下らなくて、広報部長氏がブログに「1ヶ月ぶりに休みを取った」と書いた事を「ワタミ以上のブラック」「上に向かった活動アピール」などとと揶揄するだけの無内容な記事に呆れました。
 労働力を売って生活する賃労働の条件の規制と、自発的意志に基づく諸活動とは全く別物で、前者の他人に売り渡す賃労働時間を制限して、後者の様々な人間的自発活動の時間を保障しようとする構造すら見る事のできないライター、編集者が週刊新潮を発行していることになります。
 オーナー経営者や、他党も含む議員や秘書、活動家とか、各種運動団体とか「賃労働」ではなく、労働基準法の対象外の自発的作業の分野は数多く存在します。翻って週刊新潮の取材活動自体が労基法基準を社外請負の形など様々脱法的に回避して早朝から深夜まで取材対象に張り付かせて「共産党アイドル吉良佳子参議院議員の革命的接吻」スクープ など、何日も昼夜張り付いてのえげつない作業を理念ではなく売らんかなでさせている超ブラック・メディアなのに臆面もなく良く書くよ〜と呆れたものです。

 常任(専従)活動家といったら生業の雇われ、賃雇いの事務所掃除・整理整頓や帳簿整理の労務提供者ではなく、生活費保障さえ定かでないところに自ら好んで飛び込んだ特別な好き者で前提が違います。その機関活動の場合には何等かの事故で転けても必要なら任務分担として代役を配することができますし、そこそこの手抜きも可能ですが、各種運動とか、御用ではない自主的な労働組合とかでは代替が効かない状況に厳しく追われますし、精一杯に取り組まないと消化できなかったり、手抜きとみられたら一挙に信用を失う事もあって機関より活動条件が厳しくなりますが、どちらも「自発的、自覚的活動」であって、労働契約に基づき他律的に求められる「賃労働」とは全く違います。
 1ヶ月ぶりの休みと書くのが「上に向かった活動アピール」というのも、一般国民相手の活動である程、その程度の活動量は何処にでも行われていて全くお話にならないでしょう。
 かって全労連が日本で広く行われている過労死レベルの長時間労働反対キャンペーンで「家族揃って夕食を!」と打ち出した時に自分自身の寝る間も削った生活の対極で困ったのが、その活動家達でした。争議支援の門前宣伝活動に参加といったら4:30頃の始発電車で出掛けての参加も少なくなく、帰宅も01:00過ぎの終電車があり、キャンペーン・スローガンと真っ向から衝突してしまい「かなり偽善的状況だな〜〜」とぼやきながらビラを配っていたものです。以降、意識して家族と一緒の時間を取るよう努力したのだとか。

 「自発意思」が恐いのは、使命感などから肉体の限界を超えて、発病のサインも見逃して重症化させてしまう事も多々あって、過酷な仕事同様に様々な過労死疾病、「過労症候群」「自律神経失調症」に見舞われる訳です。
 これがさらに深刻化する条件として、情勢と必要を元に積極的目標とその実現の為の活動を指導部や会議が求めると、当人にとっても納得ずくの事で、自ら命を縮める事態にもなり得ます。
 この危機状態を誰がチェックし是正させるのか!自分では止められなくなり最悪は倒れて動けなくなるまで放置されてしまいます。指導者が極端キャラで「突撃〜!突撃〜〜!」と煽りに煽り、職場では係長クラスを「革命休暇」として長期の選挙期間を休ませて活動専従させ、0時や1時招集の集約会議を連日設定しノルマを誓うまで帰宅させず、翌日以降は「自発申告ノルマ」未達成でさらに追及する悪循環にして、翌朝5時から新聞配達の人も居て、特に熱心な活動家をン10人も潰したというのも程度の差であちこちにあったことだそうです。 午前3時頃からの新聞配達拠点分配作業まで引き受けて、時折の深夜業を含む仕事自体の多忙もあり、寝る間もない活動をしていた30歳代の活動家が、3ヶ月程でみるみる白髪になってしまい、廻りから心配されていたのが、ある朝突然に亡くなっているショッキングな事故も起こりました。工場門前での連日早朝ビラ配布にほぼ皆勤の組合員もかなり居て、そこを通り掛かる隣接他社の活動家が日に日に白髪化し病的になっていく状況を見ていて、大変な活動振りで有る事を知って心配していたのが突然死となり広くうわさになりました。 聞く耳持たない狂気の指導者が居座って、弾圧防止の横の連絡の取れない組織原則で無茶な方針が強行されますと、日露戦争は203高地攻略の死屍累々の惨状になるのは当然ですが、労働者・国民に直接接する活動ではその地域組織や産業別組織など様々な繋がりを通じて自然に横の連絡は多重に取れているもので、「白兵戦で敵に撃たれて倒れる奴が出るのは当然だ!突撃命令だ!」とかたくなに譲らず逆に激しく批判・攻撃してくる指導者と徹底対決して、中央機関にまで持ち込んで引きずり下ろし、以降は人の指導はさせない任務に封じ込めて更なる犠牲者発生を抑えたのだとか。無茶苦茶な追及と煽りの当人は10時出勤で、一般労働者の8時や早朝新聞配達者よりかなり遅くて、批判を倍加させ、突然死事件は仲間達が「あいつが殺したんだ!」と確信していて、「今後、何処の地域だろうと、あいつには絶対に人の指導はさせない!」と怒り心頭でした。 各種機材の故障の点検もせず員数だけは外部後援組織に受け渡しする配慮不足の帝国軍隊型機材担当は、もしかしてその配置転換(=罷免)された「信念の固まりの元指導者」だったのかも?(w。電池ホルダーの電極バネが全面的に錆び付き腐蝕して折れたハンドマイクが何台も送られてくるなんて、かなり長期に使えない機材を全く無点検で送りつけてるんでしょうなぁ〜。たまたま回路技術者が数人参加していて、すぐメーカーに交渉して補修部品を入手、(部品代も後援会?が宣伝機材の諸雑費として負担して)自家修理して使っていましたが、他では修理者が居なくて何台もが全く使えないまま何度も送り返されてバネ腐蝕折損まで故障のママ放置されてきたのでしょう。
 総論的方針は支持でき同意するが、要求どおりには動けないからと、自由参加の「後援会員」として長年活動参加を続ける「元指導的党員」とかも居まして、「指令一本の活動」などまるで幻想の、個々現地任せの活動許容が現状でしょう。 足立とか狛江、沖縄、大被災地支援など重点課題には受け容れ窓口に勝手連で支援に押し掛けてそこで必要な役割は大いに果たすのだけれど、他律的に追われないことで、疲労回復できる休養が保障されて健康を害する程は追い込まれないで済むと。しかし活動を離れず、無茶な「指導者」を断固引きずり降ろしたというのは大したモンです。
 活動家の健康にも配慮する「活動改善の手引き」という古文書的方針書はそうした苦渋の経験から出されたモノだそうですが、各級の議員まで「病気引退」が散見されるのは、それでも自発的な無理を重ねてしまい、そのままでは回復不能にまで陥るからでしょう。 一時は民医連代々木病院精神神経科患者の過半数が長期の過労に倒れた各種活動家たちだったという伝説があります。
 そんな経過のある所で、「1ヶ月ぶりの休み」というのが「働きぶりを上にアピールするためのもの」って、反核・平和、反原発、地域運動、労働運動など共産党内外の活動家達を近くで見ている人なら思いも寄らないことで、それら党内外のシモジモの現場活動家の実態を見・経験してきた共産党の元No.4:筆坂秀世氏が、そんな事言うはずはないと思うのですが。週刊新潮編集部周辺の悪意の作文が過ぎるのでしょう。
 様々の準備活動、調査活動など報われる機会の少ない一番辛い部分を担って華やかな場を作る事務局員など縁の下の力持ちを黙々と引き受けたら、休む間も寝る間も無くなるものです。
 さらに少数派で居ながら周囲への影響力、説得力を維持するするには少なくとも人並み以上の仕事ぶりを示すのは必要で、中心的活動家ともなれば日記#341-3他の様な相談に乗れる実力は求められるので、これも大きな負荷になります。同僚・後輩達が良く参照して使ってくれるような有用な技術資料作成など、通常の倍以上のエネルギーを必要とするものです。 舞台上の照明の当たる華やかな役割だけ引き受けたがる方も多くて、その「善意は最大限受け止めて活かしたい」となりますと、辻褄を合わせる裏方実務者を得るのが大変なのですが・・・・・この地味な馬の足部分を多く党員・支持者達が引き受けている様ですから、それら自発意思絡みの事故の方が無管理の分リスクは大きいのですが、末端ほど「や〜めた!」と尻をまくれば済むから多くは極端に深刻化しないのかもしれませんが「上からの指令一発で動く集団」は完璧に妄想。御念仏一発で違法な謀略ビラを配ってテキを攻撃してくる某カルト集団党の方が桁違いに軍隊的であります。

追伸
 「自発行動」というのは大変な力を発揮するのも、もう1面の事実です。限界を超えた生活から生ずる不調からの回復方法まで工夫して、様々の活動の量を維持継続している人々も数多く居るわけで、同僚の過労疾病患者の救済、労災認定、療養と職場復帰にも大きく寄与する訳です。 大阪で証券OLの自殺多発で顕在化した頸肩腕症候群背腰痛症を国会質疑で採り上げさせて(不破哲三質問)広く労災認定されるようにはしましたし、治療・療養・回復訓練と職場復帰には、職場の活動家達が労働省・労働基準監督署・基準局や会社との交渉、業務起因性の立証作業に加わって、物理的作業量だけで見たら患者たちより大きな負荷を担って頑張って、困難を乗り越えていました。 皇太子のカミさんの「適応障害」脱出に有るべき治療方向:宮内庁や右派マスコミの要求する対応の拙さ・酷さが見えるのも、長期に付き合って職場復帰させてきた過労性労災と同じ構造の疾病だからです。
 自浄作用が発揮され罷免となったのは確かにしても、その自浄作用起動レベルは如何にとか、容貌の急激な変化が早朝門前ビラを続ける吾が隣接会社組合員たちの大きな話題になった時点で何等かの措置で救命できる可能性はなかったかとか、自発意思による行動で、無管理で超過負荷領域に突っ込んでしまう、突っ込まされてしまうリスクの露わになった出来事でした。横の繋がりのない地域活動だけですと、疲労蓄積で動けなくなって活動を離れて、末端「ダメ評価」で終わって、突撃玉砕命令幹部の配転(罷免)までは行かなかったかも。この辺は、かっての50数万が20数万に半減する要因のひとつとして、世の風や高齢化だけではなく、考えられるでしょう。逆側から、「ズブズブに甘やかすから皆、居なくなった!」とも聞きましたが、言った当人が極左セクトだったり、抜け出した当人だったりで、客観評価としては戴けません。現在、共同する意思のある人達で頑張るのが原則。

2014/08/20 02:55

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