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ATS-SxとATS-Pxに具体的動作上の共通点などないのだから「ATS-Sの改良」という表現には妥当性がないでしょう。物理層でみるとATS-Sxは地上子をLC共振回路として、その共振周波数(一部は周波数の組合せ)にコマンドを割当てる方式で、そのうち-Sは前方が停止信号であることのみ車上に伝送して無条件で警報するだけで、制動タイミングや進入限界を伝えられず、失念などから繰り返し事故の元になっています。
交流電化区間の架線絶縁部:セクションには、「異相セクション(給電セクション)」と、帰線電流を線路から帰線に吸い上げるための「BTセクション」があり、新幹線では、異相セクションについては開業当初から切換セクションを設けて地上の断路器で供給電源を切換る方式を採用して、架線とパンタグラフの摩耗損傷を抑えていましたが、AT饋電方式に切り替えることで、残るBTセクションを廃止して、パンタグラフの並列運転を可能にしたとされていますが、実は、駅構内の渡り線でのセクションを無くさないと、高圧引き通し線で25kVの√2倍35kVの高電圧が短絡されてしまい並列運転できません。パンタグラフの並列運転で騒音と離線を減らしましたが、そのためには、AT饋電化だけではダメで、駅構内同一饋電化改造が必要でした。| 「鉄道車両メカニズム図鑑」 オイルダンパーの働き p93表右蘭記事 バネは、車体の振動を低減するために使われてきたが、バネそのものの単振動(※1)は減衰するまでに時間が掛かり、かえって不愉快な揺れを発生させることがある。 上図のようにバネと油圧ダンパーを併用すると、バネで発生する単振動(※1)を油圧ダンパーが小さくしてくれる(油圧ダンパーは高い周波数の揺れに対応できず(※2)、逆に振動を妨げる動きをするため)。 このように、バネと油圧ダンパーを台車に併用することで、車体に不愉快な振動が伝わりにくくなる(※3)(※脚注:振動が小さくなる)。 ・・・・・・ 油圧ダンパーはこの原理を利用して、(※2)バネでは対応できない周波数の振動(周期の長いゆっくりとした振動)を低減するために用いられている。 |
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![]() [写真0]単振動 |
![]() [写真1]減衰振動解1 |
![]() [写真2]減衰振動解2 |
![]() [写真3]減衰振動解3 |
![]() [写真4]発散(負性抵抗) |
![]() 電動車の典型的加速特性 |
![]() これはヒドイ!科学技術解説の図ではない! (同書p209下図) |
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