対数律での音程、ハ長調の音階
周波数 fn=fo×2((n−9)/12)
基準周波数 fo:880Hz=A,(n=9)・・・・・・音名A(イ)
(NHKラジオでの時報の末尾の音。楽器調律基準
先頭は440Hz:国際標準)
(算出結果:n=0〜12(理科年表に一致))
n | 音名 | 周波数Hz | | ハ長調階名
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| | |
| n= 0 | C
| 523.25
| | ド
|
---|
n= 1
| C♯、D♭
| 554.37
| | ド♯、レ♭
| n= 2 | D
| 587.33
| | レ
|
---|
n= 3
| D♯、E♭
| 622.25
| | レ♯、ミ♭
| n= 4 | E
| 659.26
| | ミ
|
---|
n= 5 | F
| 698.46
| | ファ
|
---|
n= 6
| F♯、G♭
| 739.99
| | ファ♯、ソ♭
| n= 7 | G
| 783.99
| | ソ
|
---|
n= 8
| G♯、A♭
| 830.61
| | ソ♯、ラ♭
| n= 9 | A
| 880.00
| | ラ
|
---|
n=10
| A♯、♭
| 932.33
| | ラ♯、シ♭
| n=11 | B
| 987.77
| | シ
|
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n=12 | C
| 1046.50
| | ド
|
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・・・・。戦争を挟んで、調律の基準となるA音のピッチ(音高)が、435Hzから440Hzに上がった・・・・。
・・・・バッハの時代はもっと低くて410Hzほどだ。
日本経済新聞2012年11月22日(木)40面
「音作りはオーダーメード」より
山田宏氏、調律師。メルパルクホール(東京港区)、埼玉会館(さいたま市)など専任、ピアノ調律60年。ニッセイ・バックステージ賞受賞。
[435Hz/440Hzの根拠は?]
カンマー・トーンはつねに高くなっていき
1820〜問題視
1858-1859 ピッチに関する会議。
科学アカデミー提案a=435Hz採択。於パリ。
1859/02/16 435Hzを法律としてフランス全土を拘束。
1862 当時権威あるヴィーン宮廷オペラが435Hz律採用で定着。
・・・・・・
1939/05 ロンドンでの申し合わせでa1=440Hz とするオクターブ12
対数律周波数を用いると決定。(理科年表「楽音の周波数」)
現決定機関はISOと思われる(執筆者補足)
純正律音楽研究所 2006/01/27版
<標準ピッチ考-音合わせの社会史>
故玉木宏樹氏「純正律研究所」
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日本音名に英米音名を並記
「中学生の音楽1」教育芸術社1993年2月刊p58
裏表紙裏に主なギターコードフォーメーションを英米名で掲示。
英米名で49種の基本フォーメーションと楽譜を掲示する教科書もあり、小中学校教科書にドイツ音名表記「H」は全く見られない。更に古い教科書はカナのみでアルファベット音名の記載はない。
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