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中央集約式制御+1対1対応データ配置の意か?
   「車上データベース至上論」

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 誤データのリスクを生ずる車上データベース方式に1対1対応原則を越える安全確保優位性があるかどうかの疑問を「安全装置にデータベース方式は適切か?」(日記#362−5)として記したところですが、中村教授の講義「運転の補助設備から自動化まで」を直接聞きましたところ若干ニュアンスが違い、大容量通信網で押さえた中央集約制御が基本にあり、各車両固有の特性などはそれぞれに分散配置する、1対1対応を否定したい訳ではないアイディアだと理解しました。    See→[300] データベース方式は適切か?
 その具体的構成として、地上条件を含めたデータベースを運行路線の任意の「中央」に集約するのか、通信容量から車上に持たせるのか、現地地上に持たせるのかというデータ配置設計で、当面の通信能力を考慮した実務的妥協のようです。 大容量の通信線で総てが繋がれれば、各種パラメターを総て当該設備に置いて通信線で読み出し、衝突防止の在線排他制御はどこかに置かれた制御センターが行う単純化した制御となり、各列車には携帯電話モジュール程度の通信機能のトランスポンダでも積んでIDと諸データを応答させ、最大2秒以内に制御センターと交信することで、実質連続制御化された信号まで含めたシステムが構成できる訳です。 ということは、それぞれのデータを何処に配置すべきかの問題であり、地上データを地上設備に置いて読み出すことも許容で、一括して制御センターに置くのも可とか、なにがなんでも車載データベースに取り込むことが最良だという意味とは少し違いました。

 1対1対応を意識してデータ配置をした場合、たとえば
  1. 個々の車輌由来のパラメターである減速度(減速曲線)、最大不足カント、最高許容速度、列車長さ、走行距離カウントのデータ、速度照査機能、ID発信、は個々の車輌に持たせ、
  2. 線路由来のパラメターである制限速度と開始位置、終了位置、カント、勾配は個々の地上に置き、
  3. 列車相互関係は、従前、固定的な閉塞で排他制御して居ましたが、中村氏方式では中央制御に集約することになります。
  4. 運行制御を中央に置いて、全列車の運行を制御。
という構成ですと、鉄道模型レイアウトを運行するのと同様のイメージでしょう。
 実務上の問題として、中央制御所に線路情報を集約して置くと、1対1対応からはやや離れるが、データメンテとしては、各車両に搭載するよりは1箇所に集中されて楽になります。 個々の地上情報を現地から読み出して標準ファイルを一つ作り、それを各列車車上に転送する方式なら実質1対1対応と言えるでしょう。時々刻々変化する部分だけを現場に置いて参照できるようにしていれば1対1対応は実現できている訳です。
 1対1対応を補強する措置として、現地にパラメター看板を設置して点検しやすくすることは必要で、これは現在も曲線標、勾配標といった形で設置はされているのですが、線路の砕石に埋もれていたり汚れたまま放置されて読めない!といったお座なり表示になっていて、尼ヶ崎事故直後に一旦清拭されましたがたちまち汚れて元の木阿弥。 JR各社が「カンバン方式導入」を言うのなら、その「見える化」の象徴たる看板の整備がキチンとされないというのは職場には基本の考え方がほとんど浸透していないことを示しています。 車上装置のパラメター設定の一覧表示画面は有りそうに思えますが、どうでしょうか?減速度設定など列車毎のパラメター設定は簡単に点検できる様になっているべきです。

 自動車の自動運転実用化が日程に上っている現在、技術的にはもっと楽な鉄道の自動運転は大昔にいくつか試行されており、実用として実現させたい迫力の感じられる講義でした。

不同意だった?「降雪モード」採用   <1.2>

 講義への質問として「雪中モード」設定について尋ねますと、「雪国では起こしていない事故。雪中運転訓練必要。非常停止での電制許容必要」とされました。
そこで、「首都圏・大都市圏の多数の運転士を十分訓練するだけの降雪・氷結区間列車が在るかどうか」、&「東急元住吉事故でのTIS記録では、少なくとも制動時の滑走は見られなくて減速度が1/3に減っている。 1段制動方式で80km/hから減速して停止距離800mが必要だったところ600m位置に先行電車があって約40km/hで追突している。 防御パターンを常態の減速定数K=24前後から、雪中モードK=8に切り替えていたら場内信号閉塞の800m手前から制動が掛かって衝突は起こらず、最高速度80km/hも保証されていた。 ATS/ATCが車上演算方式であれば雪中モード投入スイッチ一つのこと。 また僅かな減速度の差は電制(回生制動)を断にしなければ追突せず停められていた可能性大」
と食い下がったのですが、
 「スイッチ一つはその通り。ATS-Pなど車上演算方式は尺取り虫のように進入可能範囲を次々設定して走る方式だから適切。電制有効の常用制動だったら衝突せずに済んだだろう」
ということで、雪中モード絶対否定ではありませんでしたが、肯定とは言えない説明でした。
 講座の主宰者である曽根悟教授は既に「雪中モード」支持派として「残されたリスク」についてのトピックス講座を即座に立ち上げて3時限の講義を行っており、今後の論議の中で中村教授もジワジワ〜〜ッと雪中モード必要派に変わってくるものと思いました。(新設の曽根講義を聴講されていた運輸安全委員会前鉄道部会長松本陽教授も雪中モード必要派に転換済みかも知れません)。
 またATCについての行政指導の縛りが、「常時通信、2秒以内応答」ということで、進入可能距離を地上子で与えるATS-P方式が点伝達常時照査として排除されてしまう不合理を言ってました。これは同感。 但し雪中モード導入時に、速度制限地上子設置位置を現状の2基設置の位置よりズッと手前のK=8で減速できる位置に設置し直す必要があります。

             パルスカウント
位置計測:日本は!車軸回転
     絶対速度測定
欧州はドプラー・レーダー   <1.3>

 ATS/ATC/ATPでの照査速度車上演算にあたって刻々の位置を知る方法として、速度を積分して位置を求めますが、それを日本では車軸直結の速度計空の信号を使い、時にはギヤ発電機のパルス数をカウントして直接的に距離を求めていまして、車輪が線路に良く粘着して滑走・空転はない前提として処理しています。それが崩れた場合、機関車が時折空転してATS-Pのパターンに当たって非常制動が掛かるトラブルに見舞われていました。
 ところがヨーロッパでは空転が当たり前の動作として設計されていて、車軸からは正確な速度信号は得られず、ドプラー・レーダーなどで絶対速度を得て居るそうで、鉄道学者同士の交流では、日本の速度計車軸方式をいくら説明しても納得されなかったそうです。
 実データと空転・滑走させないシステムの説明がされればやがては信じて貰えるのでしょうが、空転・滑走をものともせず走りまくるヨーロッパ方式と、加速減速特性に速度函数形を設定して空転・滑走を回避していて車軸から正確な速度を得られる日本方式と、歴史的な出発点がかなり違って齟齬を生じているようです。

   @工学院大学開放講座鉄道講座4期、5.鉄道車両(ソフト)、 「4.運転の補助設備から自動化まで」 6/7夜講義

<f1> サスペションの応答例:減衰振動
(2階の微分方程式アナコン過渡解)
ラジオ技術1963年11月号p121変換復刻)


 7月からの講義は「ダイヤの作り方」で4回、続いてその「管理」で4〜5回。鉄ヲタが聴いても仕方なさそうなんでパスしてカラオケ費用に充てて鼻の下の屈伸運動でもして待って、来春の「鉄道の技術開発」4〜5回、来秋の「鉄道線路」4〜5回から受講再開しましょうかねぇ。 ベストセラー鉄道本ライター川島令三氏の講義は断固パス。 独立のトピックス講座として数講座ある様ですが、尼ヶ崎事故本など氏の著書に見る限り自分で良く理解出来ていないことを強引に「説明」してしまい訂正もないのは個人的な好みの違いや単なるミス・誤解やではなく悪意すら感じて情報の取捨判断が大変です。 それなのに熱烈な信者が居てその謬論を問答無用に押してけてくる不気味さ・不快さがあり、聴きたくもありません。 氏が絡む受講セットがあれば丸ごと受講しません。 川島氏に解説できない分野の講義は分担させない配慮は何となく見えるのですが、講座の受講者の90%くらいは鉄道業界人たちと見受けられるのに、鉄ヲタ向けのベストセラー鉄道本ライター名講師の人気で集まる受講生と、逆に忌避する受講生、講座全体のレベルを疑ってしまう受講生とどちらが多いのか大いに疑問です。


108km/h速度エネルギーは45m高相当!東名高速事故
引っかかり方次第で大ジャンプ必然!  <2>

完全弾性衝突
<f2> 完全弾性衝突

<f3>             高い高速道ガードレール!
片輪走行で、敷石段差でホイールが跳ねたか?!
ジャンプ
<f4> 中央分離帯との衝突
 東名高速道路で乗用車が中央分離帯を乗り越えて宙を飛び、対向車線のバスの屋根にぶつかって乗客乗員のほとんどが重軽傷を負い、乗用車運転手が亡くなる事故が起こりました。 TV解説では斜面カタパルト説などが語られて居ますが、物理解析としては失当で異議あり!です。 事故調査委員会が立ち上げられたら、宙を飛んだ理由として乗用車自体の速度エネルギーが、衝突の衝撃方向でジャンプ力となったことが語られるでしょう。
 宙を舞うメカニズムとして
(1).当初のTV報道で繰り返されたジャンプ台方式は、スロープ自体が放物軌道の始点となっていて、衝突したバスの屋根の高さに達する運動に変換している必要が有り、ガードレールなどによる中央分離帯という障害物がある現場実態にはそぐわないでしょう。
4m高にジャンプする垂直方向速度を求めますと、
   V^2=2gH≒2×10×4 →→V=√80 m/s=32.2km/h
 斜面勾配 0.5/3.5でその垂直速度を出すには最低7倍の対ガードレール速度144.4kmが必要で、ガードレールに30°で衝突ならその2倍、288.8km/hが必要ですから現実とは掛け離れて斜面カタパルト説は棄却。

(2).力積MVの剛体の衝突として考えれば、衝突の反発係数が0でなければ跳ね返ってきます。See→<f2>
 跳ね返る方向が反対車線に向くためには、乗用車の重心高さがガードレールなど地上の固定点高さを上回る必要が有ります。
 さらに、直前の外側ガードレール衝突以降に片輪走行していたというのですから、重心が中央分離帯のガードレールより上がって棒高跳び様の上昇力を生じて簡単に宙に飛ぶことが考えられます。

 ガードレール高さを調べますと、近所のグリーンベルトでは約80cm、回転の軸になりそうなガードレール取付ボルトの高さは約65cmありましたから高速の激突で宙を飛ぶ可能性はありますが、現場の略図が毎日新聞に報じられていて(右図<f3>参照)、ガードレール高さは (誤読み取り!)×1.3mとあって、その高さですと小型乗用車の重心高を越えている可能性が高く、ガードレールの他にもう一段の衝突があったと考えられます。
 乗用車の寸法を、仮に(≒計算しやすいように)車幅を1,732mm、重心高さを500mm(右略図<f4>)、ホイールベースを3,600mm、前後方向の重心を1:2としますと、片輪走行でバランスする角度が60°、その時の重心高さは1,000mmですから、運動の方向を上に向ける斜面があれば(車体底面の当たり方可)さらに打ち上げられ、何らかの衝撃で竿立ちになれば最高2,452mm(=sqrt(2,400^2+500^2))となって800mm(=1,300−500)のガードレールを越えますが、そうでないと元の車線に跳ね返されます。

 ガードレール高さが実質800mmでは、乗用車の重心高は越えませんから、片輪走行に至って重心高1,000mmとなって200mm高い位置で衝突したため浮き上がり方向の回転になりガードレールを跳び越えたのでしょう。  問題は、ガードレールの高さを、片輪走行状態を含む重心高さ以上に高くする必要が有り傾斜限界60°前後(=重心高さが2倍化)を考えますが、積載貨物車は傾斜限界が30°余で、上昇は少なくても元々高い重心なのも想定できるかどうか?、現場のガードレール航さ800mmは片輪走行は想定して居らず、低すぎでしょう。
 今回の東名事故では高さ4m弱しか飛んでおらず、ドライブレコーダーの衝突動画では、ほとんど回転せず、あまり壊れずに宙を飛んでいますので、運動エネルギーは多く残っており、衝突による車体とガードレールの変形で運動エネルギーが大きく吸収されていても1/10が残っていれば4m高程度は宙に舞うことと、衝突点は重心の下だけれど非常に近い場所、たとえば車体の底だったと思われます。端に当たると回転軸からの距離比例でモーメントが大きくなるのでくるくる回るはず。

 衝突状況について簡単な試算をしますと、走行速度30m/s(=108km/h)の乗用車は走路の方向が上向きになると最大で45m高まで登ります。
   速度V2=2重力加速度g高度H ・・・・・・( g=9.81 ≒10 [m/s2])なので
   最高到達点Hは、 H=V2/2g=302/20=45 [m]高です。
 仮に外側ガードレールに当たって25m/s(=90km/h)に減速されて中央分離帯に当たり4m宙を舞った場合の速度Vを求めると
   252−V2=20×4
      ∴V=sqrt(252−20×4)=√545=23.345 [m/s]=84.043 [km/h]
もっと高速走行で中央分離帯に30m/s(108km/h)突入ですと
      ∴V=sqrt(302−20×4)=√820=28.635 [m/s]=103.088 [km/h]
となりますから、4m宙を舞う位置エネルギーというのは90km/h→84km/hの僅か6km/hの減速!あるいは108km/h→103km/hのわずか5km/hの減速で得られてしまいます。TV解説はここを見落としているので緩斜面+バネ説など複雑怪奇な推定をすることになります。
 秒速30mの津波の遡上高度が最大45mに達するのと全く同じ計算です。

 今度の事故のキーは衝突寸前の片輪走行のホイールと縁石の激突で1次ジャンプしたとすると説明できます。(緩斜面では飛べません)。 路面のタイヤ痕と敷石の衝突痕とガードレールの衝突痕の相互関係を調べれば、推測の当否は判定できるでしょう。 (2017/06/24追補)

とほほ!悪役女子プロレスラー風に
  武力制圧ほのめかしで凄まれる!  <3>

 かみさんを連れて新たな国家犯罪=現代の治安維持法「共謀罪」反対!モリカケ疑惑糾弾!で国会抗議集会に出掛けるとか、市長選や都議選などの手伝いとか様々に手を出しながらも遊び半分を残して時折のカラオケ通いは続けていたのですが、ある日、場末のキャバクラでも出てこないような実に下品な下ネタヤジを飛ばし続けるオバちゃんグループに遭遇! 他人へのヤジでも汚いのは聞いていて不快なので、早々に引き上げようと思いながら歌い終わると、その下品なヤジを飛ばしていた悪役女子プロレスラーのような厳ついオバちゃんがツカツカと寄ってきて「自分勝手なカラオケは止めてくれるっ!酷く迷惑!一発見舞うと暴力だと言って捕まってしまうから今日のところはやらないけど!」と、超巨体を揺らして今にも飛びかからんばかりに迫ってくるのです。
 かって暴力団・ヤクザ屋が高利貸しの集金をしていた時代に、言葉は穏やかに、襟の組バッチを示しながら「若い頃はヤンチャをしてたんだけどねぇ〜」と暴力団員という身分を明かすことで脅迫して貸し金回収をしていましたが、「捕まるから今日のところはやらないけど」という武力制圧をちらつかせた言い分パターンはその体躯と併せて暴力団・暴走族そのものでした。 金も力も無い軟弱な私にとっては悪役女子プロレスラー風女史に投げ飛ばされて骨でも折られるのか!?と大変な威圧であります。

 私は特別のことをしていたわけではなく、ウロ覚えになったメロディーを5線符様のチャートに折れ線で示してくれる「見えるガイド」を参考に使って歌っただけでして、採点モードのように演奏時間が延びたり、客同士の得点争いで店の雰囲気を険悪化させるような他に迷惑な使い方をしたわけではありません。 画面としては「精密採点モードU」で表示される音程表示線の色違いですが、その採点表示部はないのが「見えるガイド」です。
 少なくない演歌命派の狭量は予想されるので、当日のメンバーの顔色は見ながら無用な摩擦は避けて、少なくとも外国語の歌は避けて、演歌とは類似コードの多いJ-POP程度しか歌ってませんので、悪役女子プロレス風女史の暴力制裁をかざしての非難の謂われが全く分かりませんでした。 彼女自身の選曲の仏英など原語で歌うシャンソン類の方が演歌主流の店でのタブー曲目で、私としては客を見回しては遠慮して避けている曲群でした。 せいぜい「ボブディラン、ノーベル文学賞おめでとう!」とか言ってピーターポール&マリー(PPM)カバーの「風に吹かれて」をストックホルムでの授賞式までの頃に歌った程度で、ホットな時事問題としてなんとか許容(w。冷めてからではダメです。 外国映画音楽やミッチーミラー、アンディー・ウイリアムズ、トリオロスパンチョスなどとうに歴史の彼方に消え去っています。 場のマドンナは例外で何を歌おうが全く文句の出ない「ワイルドカード」ですが、悪役女史ブロ風では適用外。

 そもそもで言えば、他に迷惑を掛けない限り、選曲と画面表示モードは歌う個人個人の独自決定領域で、そこに他人がその恣意から力尽くの支配を試みてはいけません。 「そんな自己中な要求はないでしょう。貴方には全く関係ないのに」と返しますと、ますますいきり立って飛びかからんばかりを他の客たちが立ち上がって止めに入って何とか収まりました。

 その超下品女史を従える親分格は、私が初めてその店に行った日から何故か目障りに感じていたようで、「歌う立ち位置が気に入らない!邪魔だ!あっちに行け!」などと罵声を浴びせていて逆に他の客から浮いてしまい温和しくなった人物で、かなり久しぶりに一緒の日に当たりました。 どうも猿山の猿型の支配序列構築のあれこれの工作として、下らない要求に従わせて支配範囲を拡げていく面倒な御仁の様。学校で言えばそこを仕切るスケ番・裏番です。 初接触の悪役プロレスラー風女史を威嚇・要求に差し向けたのもこの親分の雰囲気。
 かって暴走族の恐喝集金組織が中学校内を支配して、授業時間中に学校の玄関ホールで40人もの生徒が授業をサボっていて教師の指導を受け容れない状況が作られたことがありましたが、理不尽だが小さな要求実施で被支配に組み込んでいく「型に填める」のと同じやり方の無条件服従要求だと強く感じました。 些細な要求というのは、髪型や服装の指示など受け容れられやすいものから始まり、「多摩川でクソをしてこい」、「すき焼き材料を万引きしてこい」、「あの窃盗バイクに乗ってこい」などとエスカレートして、威迫に負けて応じてしまったミットもない行動自体で被害者を縛り、自分たちで乗らせた窃盗バイクを警察に通報して使用窃盗犯として補導させ家裁の少年審判送りにして触法処分歴のある非行仲間とし次第に支配を強めて逃げられなくしていました。
 学校でこういう支配が行われると毎度毎度何十万円も恐喝集金されるようになり、集団イジメが組織されて登校できなくなったり、自殺に追い込まれたりするのですが、そうした支配の序列から離れて独立で居て平気な層も1〜2割は居て、多数派支配グループからの村八分扱いにほとんど気付かずマイペースで卒業していってしまいます。
 そうした劇場型で縛っていく技術は各地の少年鑑別所や少年院を通じて広く全国の暴走族・恐喝組織に伝えられて代々研鑽されていた「型に填める」=「ヤクザの支配技術」なのですが、その対応が教師個人に任され事件毎のワンポイントで、なかなか有効な対策にならないどころか、気付かれないで被害者の自殺などの悲劇を繰り返しています。 「金をたかったのはイジメとは言えない」という横浜市教育委員会の判断など、何も分かってない!分かろうとしない見当外れの犯罪的判断です。横浜、取手、青森など各地の教育委員会や学校の馬鹿馬鹿しいイジメ否定はその辺が根底にあってイジメ自体を全く理解出来てないからだと思います。
 先生方の多くが生徒の中のイジメに気付けないのは、ご自身がそうした独立型の学業優秀キャラの成れの果てで、群れるグループ特有のマウンティングでの序列形成には気付けず、イジメ発見の特別の教育を受けてこなかったからでしょう。

 やはり猿山の猿支配に連なれという実に乱暴な威圧工作の一環の「いんねん」のようでして、こちらとしては「対等平等」「子分化拒否」「不当要求拒否」を「見える化」して抵抗を続け、下品に野次られたりした他の人たちにも働きかけて不快な支配体制構築の試みを崩壊させるしかないようです。
 こうした支配・強要は実は以前にも経験していまして、どうも私が童顔で簡単に言いなりにできる軟弱パシリ・キャラに見えて仕掛けられている様ですが、悪役女子プロ風女史の様な露骨に武力制圧をほのめかすようなものではありませんでした。 場の猿山ボス氏が「まともに歌っては面白くない。崩して歌え!」と執拗に要求してきましたが、ただでさえ歌が崩れてきていて何とかまともに歌おうと、時には「見えるガイド」の助けまで借りて一生懸命頑張って歌っているのに、歌い手の意に反して勝手に狂って崩れて無用なビブラートまで付いてしまうトホホ状態なのを逆なでする無理筋の要求で、当然、全くスルーでいました。 しかし次第に要求が強まって執拗で鬱陶しいので「貴方の直後に歌うと正しい音程が分からなくなってまともに歌えなくなっちゃうので席を離して座る」と、崩し歌路線に婉曲に断りを入れたのですが、強要のしつこさが過ぎた様で崩し歌路線に付き合ってワザと崩して歌っていた客まで河岸を変えてこなくなってしまいました。
 何処の店に行っても自己中の要求が受け容れられないとすぐ喧嘩してしまい「もう二度と来ない!」と捨て台詞をして行けない店を作っているキャラで、スナックの夜営業に出掛けて激安の昼カラオケ料金での精算を要求して断られて大喧嘩したとか無理筋我が儘キャラなのですが、ママの客あしらいの上手いその店だけは常連として長期に通っていたものです。
 私の長期のスルー:不服従に怒り心頭、その店のママに「あいつが来るんなら俺はこの店には来ない!どっちか選べ!」と私の入店禁止を迫って同意されず、店には来なくなりました。
 私が童顔の軟弱キャラで、どうにでも支配できそうに見えるのは昔からのようでして、九州の子会社に結成された整理解雇反対労働組合の応援に時々派遣されて様々の雑務を引き受けて組合側団体交渉委員として会社側と対決したのですが、激論を交わして譲歩させた団体交渉終了後、現地組合の実務を一手引き受けしていた帳簿得意の自営農業出身書記長氏から「組合本部はなんでこんな坊や坊やした頼りなさそうなのを応援に寄こしたんだ!と思ったんだけど、あんた、やるねぇ!」と・・・・・・褒められたんでしょうねぇ?(w。 職場世論を一変・逆転させたビラの作成や会社側との応酬で評価を改めたけれど、「坊や坊やした頼りなさそうなやつ」が私についての有能書記長氏の第一印象だったことは確かです。 学校や会社では見掛けだけではない他の行動も様々に見られてパシリ・キャラにはされないで済んだ様ですが、それがない見掛けだけの場では、私がもっと強面外観になって重厚感を出せれば変な強要は無くなるのでしょうか?
   See→日記#247−2:整理解雇反対労働組合の状況分析
 「見えるガイド」は音程が違うのが画面に残ってやや恥ずかしいモードではあり、変拍子を効かせて自分流で歌いたいような場合には大いに邪魔な存在になるので、使いたくない楽曲も幾つかあるのですが、悪役女子プロレスラー風女史がその武力制裁付きの強烈な主張を引っ込めるまでは意地でも「見えるガイド」で頑張ってみましょうか。 パンチを入れられたり手足でも折られたら大変!逃げ腰で避難路を想定しながら怖々と!
 最初からの敵対的絡みも含めて、今回の武力制圧宣言は「常連女史らが営々として築いてきた猿山型支配体制を崩壊させる異分子」と感じての必死の追い出し策なのでしょうか? 店も、各人平等を貫いて、変な集団の支配下にさせないように気をつける必要が有り、対立を怖れて強者側の他人支配の横暴を許していると、他の客は居心地悪く、やがては来なくなるのですが、そこに気付いてくれますか・・・・・・・・。

 ちょっと前の近所のカラオケ・スナックで、3人組のオバちゃん客の歌自慢のトップが、カラオケ得点競争を仕掛けてきて、人の歌ってる途中から勝手に採点モードに切り替えて得点表示させて得点を競ったのですが、何度繰り返しても得点を超えられず、連れを引き連れて怒りも露わに精算して店を出て行きました。相手の同意なく得点競争を仕掛けて、相手得点を越えられなかったからといってぶち切れて帰る太めのお姉さんの身勝手さには呆れましたが、それに武力制圧が加わった前述極端ケースに驚き。 「このハゲ〜〜っ!」で一躍勇名を馳せた自民党国会議員女史みたいのが結構いるようです。 採点の甘いスナック採点モードで90前後(+2σ:通信簿評価方式でギリギリ4と5境界)で競ってれば多少の上下は関係がなく、根拠に乏しいところもある「得点」でなぜそんなに熱くなる?と思うのですが、不特定多数の集まるところでの採点モードは避けた方が良いです。

P.S.

 店のママが「かなりの変人!お互い様」と言っていることが分かりました。
他人の領域に踏み込まない「閉域の変人」は許容されるべきなのに、故無きことを他人に力尽くで強いる不当について全く理解できないで「序列優先」なら場の不当支配が是正されることはないでしょう。 そんな状況で暴君達と張り合って猿山序列支配に抵抗するのも下らなく、様子を見て見切りを付けて、支配−非支配関係の序列形成されていない他店を探した方が簡単なので、都議会議員選挙の勝手連応援が一段落着いた辺りで新店探検しようかと思います。 枠から逃れられないことで集団支配が深刻化し不登校や自殺、逆の凶悪化などと事件化する学校とは大きく違うところです。 新たな関係を築いていくのもなかなかエネルギーが要るおっくうなものですが、もう仕方ありません。

2017/06/12 29:45

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