[コメント] : 東京では、1日あたり平均で 5000 件の 110 番通報があるそうです(平成18年)。全国では年間ですが8,980,981件(平成19年)。これを全てカバーし正確に報道することは、まず、物理的に困難です。どれをチョイスするかで時間がかかりますと、出遅れてしまい、それだけ十分な取材が出来ないと言うことになります。 報道が取り扱うのは事件事故だけではありません。政治、経済、民事などなど。 テレビは時間との勝負で、速報性が高いという印象を受けますが、中継車の数なンてたかがしれています。電波も空いていません。 通常は、テープなどの媒体に録画した素材を、局に持ち帰るか、バイク便で送ります。オンエアの 2 時間前がリミットで、ストレートなら 1 時間前でも何とかなりますが、かなり厳しくなります。 大きな事件事故、災害などでは、その後も取材は続き、記者は現場で情報収集し、記事としてオンエアに間に合わせます。 広告云々と言われますが、誤報による名誉毀損や経済的な被害を関係者に与えないと言うことが、重要となります。
|