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![]() コキ106型ローリング周波数応答 by 事故調報告書RA2015-9-2 | |
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高速化にコキ200型タンク・コンテナー搭載貨車開発濃硫酸・カセイソーダ液などの化成品関連品目は、それぞれ専用のタンク車によって輸送されてきたが、最高速度が 75 km/h にとどまり速度向上で、タンク・コンテナー化が進められた。しかし従前のコキ100では1基積みで非効率だった。コキ200形は、従前のコキ100系コンテナ車 と共通の床面高さ 1,000 mm で ISO 20 ft (24 t) コンテナ(タンクコンテナー含む)2個を積載可能として開発され、2001年から2005年まで量産され、車扱が主体であった化成品貨物輸送のコンテナ化が進展している。 コキ200型の運用制限https://expechizen.exblog.jp/16560070/3月10日に成田線久住〜滑川間で、返空の液化酸化エチレンコンテナを積んだコキ200が脱線横転した事故の関係で、返空運用の際に、全くの空車にして回送し、返空タンクコンテナはコキ200以外のコキに積んで戻すという運用が始まった。 ・・・・・・・・・・ JR貨物労組本部業務部発行のこちらの文書によると、中期対策として軸ゴムの交換、恒久対策としてマクラバネの交換が必要ということのよう。 | |
鉄道の枕木「コンクリ製に交換を」 運輸安全委が提言2018年6月28日10時03分 伊藤嘉孝全国の地域鉄道で8カ月に4件も脱線が相次ぎ、国の運輸安全委員会は28日、レールを支える「枕木」を木製からコンクリート製に換えるよう促す提言書を石井啓一国土交通相に提出した。国交省は全国の鉄道事業者に対応を求める方針だ。 提言書などによると、和歌山県御坊市の紀州鉄道で2017年1月、1両編成の車両が左カーブを走行中に脱線した。調査の結果、木製の枕木が腐食したり割れていたりしていた。その結果くぎでレールを固定する力が低下し、外側にレールが傾いて2本の間隔が広がり、間に車輪が落ち込むように脱線したという。 1カ月後には熊本市の熊本電気鉄道で右カーブを走行中の2両編成が脱線。木製の枕木にレールを固定するくぎが緩み、レールが傾いて間隔が広がったことが原因だった。 17年5月には群馬県桐生市のわたらせ渓谷鉄道でも同様の事故が起きた。16年10月に岐阜県大垣市の西濃鉄道で同様の脱線が起きてから、約8カ月で4件も脱線が続いたことになる。 運輸安全委は対策として、線路の枕木を木製から、より耐久性が高く固定する力が強いコンクリート製へ交換していくことを提言。コスト的に難しい場合は、数本に1本の割合で交換するだけでも事故防止に有効だという。他の対策としては、脱線防止ガードの設置などを挙げた。 運輸安全委によると、都市部の鉄道では枕木のコンクリート化が進んでいるが、経営環境が厳しい地方の中小民間鉄道では、今も木製の枕木が高い割合で使われている。同委は、国や自治体の補助金や鉄道・運輸機構による技術支援制度などを活用できるよう、地方への情報提供を進めることも石井国交相に求めた。(伊藤嘉孝)
木製の枕木が関係した脱線事故2016年10月 岐阜県大垣市 西濃鉄道で25両編成の貨物列車が脱線17年1月 和歌山県御坊市 紀州鉄道で1両編成が脱線。乗客5人 2月 熊本市 熊本電気鉄道で2両編成が脱線。乗客約50人 5月 群馬県桐生市 わたらせ渓谷鉄道で作業車両が脱線 [補足] ◆ 8月 静岡県浜松市 JR東海浜松工場脱線(新幹線整備工場) ◆意見書原文: http://www.mlit.go.jp/jtsb/railkankoku/railway-iken4_20180628.pdf |
![]() 上越線土合駅上り線構内線路@1977 重要幹線として既にPSコンクリート枕木使用 1977/07/23 Olimpus M1-MD改(OM-1’)f35mm+MD’ |
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