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ATSの動作が見えない!韓国衝突事故
  飯田線北殿事故をなぞったか?

 韓国北東部、江原道太白(テベク)で7月22日夕、単線交換駅「文曲(ムンゴク)駅」手前で駅進入待ち停車していた列車に、対向側から来た観光列車が信号を無視して駅に停まらず通過して正面衝突して死傷者を出す事故が発生。車両は常磐線特急の雰囲気の新しいものに見えます。
 これまでの報道には、真相究明に特に必要な事故現場に設置されたATSの動作仕様や、裏付ける構造解説が全くありませんで、報道側にまだ基礎的な知識が足らないのだと思いますが、

韓国列車衝突、90人が負傷 1人死亡 2014/7/23 1:41

  日本経済新聞7月24日 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO74613600T20C14A7CR8000/
 【ソウル=共同】韓国国土交通省などによると、同国北東部、江原道太白で22日午後5時50分(日本時間同)ごろ、停車中の列車に反対方向から走ってきた別の列車が正面から衝突し、77歳の女性が死亡、90人が負傷した。うち1人が重傷という。在韓国日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はない。

 同省や韓国鉄道公社によると、ソウル方向から韓国東海岸へ向かう6両編成の一般列車が停車していたところに、ソウルへ向かう4両編成の観光専用列車がぶつかり、双方の1両ずつが脱線した。

 一般列車は、すれ違い区間が構内にある文曲駅の手前で規定通り止まっており、観光列車が駅構内で停車せずに進行を続け、単線区間上で一般列車に衝突した。死亡した女性は観光列車の乗客という。双方の列車には計100人余りが乗っていた。乗客の大半は事故直後、自力で車両から脱出。地元消防によると、ほとんどの人をいったん病院へ搬送したという。

衝突事故になっていますから、
人為ミスとしての停止信号見落としは起こりえて、それを強制停止させて事故を防ぐ機構がないのか、何等かの故障か、誤設定か、という問題になります。

北殿事故対応

 かって日本でも、非常に似た状況の衝突事故が発生していまして、JR全社のATSを改良するきっかけとなっています。すなわち、1989年4月13日、飯田線の単線の駅での交換で先行列車が北殿駅に進入している所へ、対向列車が同時進入禁止の停止信号を見落とし、ATS警報も誤認して、先着列車の過走対応で出発側に開かれていたポイントを介して駅に停止した列車に正面衝突したものでした。自列車に対し駅進入の可否を現示する場内信号を見落とし、その先の出発信号が対向列車の到着で進行現示になったのを、場内進入許可と見誤ったとされ、ATS-Sには強制停止機能がないため正面衝突に至りました。 韓国事故との違いは、駅停止を無視して同時進入禁止機外待機列車に正面衝突したのが韓国事故、逆に同時進入機外待機を無視・誤認して過走対策進路に突っ込んで正面衝突したのが北殿事故です。

ATS-Sx改良開発へ

 JR各社は、この北殿事故と中央緩行線東中野駅事故1988/12/05を承けて、当時は高価なATS-P導入は否定しても、それまでは警報機能:単純な停止現示確認要求機能だったATS-S(変周式単変周130kHz)に、強制非常停止機能(123kHz)を付加する改良を決めて、JR東海とJR東日本がその開発を担当してATS-SN、ATS-Snとして採用、この機能が有れば北殿・東中野両事故は防げたか、死傷には至らないごく軽微な損害で済みました。

桁違いのコストダウン!PC&通信機器関係

 ATS-Pシステムには多数の1200BPSモデムが使われています。この時代1985年頃は、ワープロ拡張用の2400BPSモデムボード1枚がソフトと組込費込みで\250,000.していました。Sharp書院ワープロで本体180万円+第2水準漢字ROMボード11万円+2400BPSモデムボード:沖電気製25万円+専用デスク2万円=218万円で1セット、相手方にも設置しますので通信ワープロ一式計436万円で販売代理店に値引きを求めて400万円ほど必要でした。 この送受信ソフトの仕様が実にドジで、「通信回線を介したフロッピーディスクの丸毎コピー」で、1ファイルづつの転送指定は出来ませんでしたから、一旦、空フロッピーにコピーしてから、相手方の空フロッピーに送っていました。

 さらにNTTへの申請が必要で、「電話線への通信機器の直接接続は禁止されている!音響カプラーを使え」と受付も上部への問い合わせ調査も拒否する電話局担当者を飛ばして中央本社に電話を掛けて通信担当を探し出して手続きルートを確保し、手動式NCU(網制御装置=通信機器用電話機)を設置してもらい、sharp本社研究所を相手に通信転送試験をして納入検収を上げる時代でした。「規則が変わって一般電話回線にモデムを繋げるようになったんだ」といっても全く聞く耳持たない電電公社窓口のお役人さんには参りました(w。

 今はボードで\500.以下、主ボードに部品として組み込んでしまって単独の値段が無くなりました。ワープロに代わるPCは5万円もあれば充分でしょう。

 JR東海が全線をATS-PTに換装しましたが、1986年末の開発以来25年間の長足の技術進歩で、どの程度のコストダウンが図られたのでしょうか?モデムを使わないリレー制御の-PN(JR東)と、統合型(JR西)の良いとこ取りでコストダウンを図っているようですが、素材方式の進歩と量産効果はそれ以上に効いているでしょう。地上装置から地上子までのケーブル費用はあまり変わらないでしょうが。

 JR東海はさらに車上時素式速度照査機能(108.5kHz×2基)と列車番号通知機能を開発・附加してATS-STとし、それまでは構成出来なかった60km/h以上制限箇所の過速度ATSを設置しました。60km/h制限渡り線分岐器に100km/hで突入して起こした山陽線西明石ブルートレイン大破事故1984/10/19へのATS-Sでの対応です。 (See→ATS-Sx
この事故のもう一つの対応がH-ATS=ATS-P採用ですが「非常に高価」として事故当該の西明石、大阪、京都、草津4駅と特急寝台牽引機関車16両の他は、東中野事故を承けた東西の国電区間とJR東日本の首都圏近郊部以外には採用されませんでした。 (See→ATS-Pとは

 そのATS-STから列車番号通知機能を撤去し、車上装置にマイクロ・プロセッサー制御を採用したものをJR西日本が開発、ATS-Swとして、それをJR九州(ATS-SK)、JR四国(ATS-SS)としてJR東海以西のJR各社が採用、JR貨物もそれを追ってATS-SF車上装置に速度照査ボードを追加して同じ機能としました。
 しかしながら曲線の過速度転覆は念頭になく、JR東海が転覆懸念危険箇所8ヵ所全部に網羅的に曲線過速度ATSを設置していた他は理論的に詰めた過速度ATS設置基準がなく、JR西日本では線区別設置というドタ感基準で111箇所に設置しながら最も危険な現場に設置がなくて福知山線尼崎惨事に至り(See→日記#292)、その対応として過速度ATS設置基準などを定めた技術基準政令を布告して現在に至ります。
 JR東海はこの技術基準改訂後、全線を安全性の高いATS-PT(=全JR共通ATS-PコマンドのJR東海版車上装置)に換装、JR東日本は安全性の高いATS-P区間を拡大すると共に、ローカルのATS-Sn区間のターミナルなど拠点に上位コンパチであり亜幹線、新潟・仙台近郊に導入していた車上演算式速度照査方式のATS-Psを導入しATS-Sn車上装置を-Psに換装しました。

エラー発生前提の安全策導入が鍵!韓国鉄道公社

 大量の旅客輸送を担う韓国鉄道公社も安全装置(保安装置)の機能を見直して、オペレーター・エラー発生を前提に事故防止を図るシステム構築を図る、 せめて日本のATS-Ps準拠、ATS-P/ATS-DNレベルのものを採用し、乗務員らにも必要な教育を行うべきでしょう。 「運転士の信号見誤りが原因だった」としては決して解決になりません。 See→安全基本計画:JR西日本→日記#185
 台湾国鉄にATSが導入された後の話で、指導のコンサル齋藤雅男氏に対して「列車のATSが故障した場合、どうしたらいいでしょう?」と質問したと言います。目的意識的・組織的に安全を追わないとこういう感覚が普通で、ATS故障発生=運休・代替が常識ではないのです。


「お前こそ死ね!」で
  議員辞職は過剰反応  <2>

「死ね」ツイートで辞職 中野区議"マジメ闘士"と評判だった

   http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/151960
      2014年7月18日 日刊ゲンダイ

 中野区の金子洋区議(52=共産党)が14日に辞職願を出していたことが分かった。
 発端はツイッター。金子は今月6日、自身のツイッター上で集団的自衛権をめぐる議論を展開。

 <集団的自衛権容認で“ひきこもりニート”が戦場に送られればいい>という書き込みに対し、<おまえこそ人間の屑だ。死ね!>と返したことで、他の共産党議員から「不適切な発言だ」などと注意を受けた。

 書き込んだ相手は未成年だというから、なおさら大人げない。どんな相手でも<死ね!>はダメだろう。

 「金子さんは議会では区民委員会に所属し、環境や戸籍、税、保険関係の問題に取り組んでいました。 まじめに仕事をしていただけに非常に残念です。 今は共産党員としての処分を検討している最中です」(共産党中野区議会議員団幹事長)

 金子の生まれは北海道の函館で、父は連絡船の船員、母は大学の図書館員。 共産党員だった両親に育てられたという、“エリート”だ。早大文学部から同大学院に進み、その後、東京土建組合に入った。 それ以外にも自転車メッセンジャーを経験するなどバリバリの“闘士”で、11年の区議選で初当選。 議員生活をスタートしたが、持ち前のまじめさが裏目に出てしまったようだ。

 同僚議員がこう明かす。
「議会ではおとなしくて素朴な雰囲気です。とても勉強家ですが、議会の質問の趣旨が分からないことがあって、よくヤジられていました。 ジョークが通じない性格でしたが、キレるタイプではなかった。 そんな不器用なところをかわいがられ、区議の間ではいじられキャラでしたね」

 もっとも、金子は注意を受けた後、すぐに議員辞職を決意している。 セクハラやじを飛ばして名乗り出ない議員よりはよほど潔いだろう。

 中野区議氏が右枠記事のような事情で若干感情的な反論をして「公人として不適切だった」と議員辞職したニュースを知りましたが、不適切に気付いて速やかな反省・謝罪は適切として、この内容で辞職までするとは何と言う過剰反応か!やり過ぎもイイトコ!と暫し唖然!
 問題のツイッター記事は、相手側の差別的暴力的主張を若干乱暴にそのまま投げ返しているいささか品のない五分五分のエラーで、相手側匿名氏にも大きな責任がありながら、公人としての立場の違いから禁忌に触れたものです。 まして匿名のNET空間では「氏ね!」(=禁忌回避に「死ね」の代用)などの激しい罵倒が日常的に飛び交っていて挑発的なNETウヨ氏には常習的に曝されていて何て事ない接尾言辞に過ぎません。 「引きニート」を強制的に戦地に引っ張り出して「死んで貰え」って内容の主張に、フツーの人が「お前こそ死んでこい!」と怒りを露わにするのは、特にネット上では極々フツーのことではないですか!
 匿名BBSでの当事者属性など、粘着攻撃側が論議を有利に進めるためのカモフラージュに過ぎないことは良く知られており「未成年」が聞いて呆れます。
 そのエラーの度合いに見合ったペナルティーと態度表明が検討されるべきで、いきなり議員辞職とはあまりに短絡的。国会質疑で一介のタレントの国民年金不払いを槍玉に挙げて糾弾してしまい、自身にも不払いで時効未納があったことを不正アクセスの役人にバラされて党役職辞任で文字通り丸坊主になって四国八十八ヵ所霊場巡りに逃亡した菅直人議員など貝割れ大根喰いなど徹頭徹尾パフォーマンスの塊で泳いで、問題の国会質問からしてマスコミ利用で顰蹙を買ってる訳ですが、非難相手への打撃はあの方が遙かに大きかったのに辞任は全く埒外でした。丸坊主は実にナンセンスでも外目に見える謝罪表明にはなっていた訳です。
 現在議員辞任を云われている都議会ヤジ問題は正当な議会質問に対する一方的な攻撃ヤジ内容の、普遍的な不当性を問われたもので、会派離脱と、幹事長更迭・女性幹事長登用で幕引きが図られて、後戻り出来ない死刑ではありません。 エラーに総て死刑は却って野蛮。適切なペナルティーがあるでしょう。
今後は、この前例が足かせになって辞任以外の解決法をなくしてしまいます。
 地方議会の夜の懇親会でストリップ小屋の送迎バスに乗り、その拙さに気付いて小屋前からひとり引き返した議員を辞任させた結果、部内のセクハラを指摘された国会議員も辞任しか対応法がなくなって、以後、実務的に適切な処理が出来ずに腐らせ変節・離党に至った訳で、今度は良くやる言論エラーで辞任では極端すぎて自ら地雷を仕掛けるようなモノです。See→日記#342-2.12→日記#341-3.2

 金子洋元区会議員氏のツイートの基本的な誤りは、先ず第一に大向こうの反応を想定して相手に対応すべき処を、相手を直接批判するだけの単純な対応をして勇み足を侵したこと。 様々な運動とか政治活動の場合は、個々の国民のテンデバラバラな行動・指向を前提に、世論全体としてどちらに転がすかという見方で方針を立てて、実態を評価すべきもので、敵を孤立させ味方を増やす戦略を基本に据えれば、一見劣勢を見せて論戦の応援者を激増させるというのも攻撃の高等戦術で却って有効な場合もあります。事態を俯瞰した論戦になってないでニックキ敵しか見てない論戦を行ったことが基本の誤りです。

 まして超多忙な公人で寝る間も保障されない議員が、常にNETで論戦できる立場ではないわけで、最低限、参謀本部の検討委員会と、非公式の対応係も配して、公人である議員は敵対的論議はなるべくスルーさせてリスク回避するのは、どこでも常道でしょうが。中心課題に必要に応じて参戦するのは当然でも、日常的やり取りではスルーで充分です。
 何処かのおっちょこちょいが論戦に割り込んで2度と立ち上がれないくらい徹底的に敵側の内容を糾弾して攻撃力を殺げば済む事です。
 それを議員当人名で反論を試みてちょっとの勇み足で、何と辞任してしまうなんて、激しい泥仕合に国宝級絹布服の一張羅で参戦して泥だらけにされて自爆撤退する過剰反応のAHOもイイトコ。 白兵戦の先頭に、鉄砲玉に当たったらお終いの大将を一騎飛び出させる戦法は愚の愚です。
 主に同意・同調の場面を選んで表の顔キャラである議員を出すべきです。共産党の場合は個人政党ではなく組織の任務分担として個々の議員がある建前で、裏方を含む組織の集団討議で調査、政策立案、宣伝計画を立てて、その結果を評価しているはずで、公人である個人名のサイトやツイッターも秘書など集団が噛むモノでしょう。さざ波通信など、悪意で絡んでくる輩はアチコチに多数居て、その対応法をまとめたマニュアルくらいは当然有るんだろうと思ってたのですが、全くの各個人任せだったとは!
 かって狛江市市長のサイトに共産党員である矢野市長が直接回答するコーナーが設けられて、これは集中攻撃を受けるぞ〜〜と思ったのですが、実際は回答担当を置いて1クッション置いて悪意の攻撃を交わしており、政党グループとして適切なノーハウは持っていると思ってました。 敵対側は矢野市長の不信任失職を狙っての与党議員減らしを策して、若輩新人の落選に焦点を当て地域BBSに印象操作の悪口雑言を並べて、大学が2部夜間出であることを「隠して」いる劣等生という攻撃で執拗に落選を策していましたが、「田中角栄元首相だって中学卒だ!2部夜間大学出身でどこが悪い!学歴主義者の馬鹿者!」といった反撃で粉砕されたようです。地方議会では議員団長が全日自労の失業対策事業出身中卒者など珍しくもなかった訳で、攻撃側が自分たちの強烈な学歴差別意識で戦術を間違えたのでしょう。ナチスの行動隊・親衛隊を彷彿させる威圧的暴力的差別主義者が権力を握る鬱陶しさには、フツーの市民は引くでしょう。

「こち亀」は反警察か?親警察か?  <>

 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という、ハチャメチャ警察官を主人公とするギャグ漫画が長期ヒットして警察組織に対して大変身近なイメージを創出していますが、当初は警視庁などが「有り得ない不良警官賛美」として非常な不快感を露わにしていた連載漫画でした。これは反警察?親警察?いしい・ひさいち作「がんばれ!たぶち君」も、熱烈な阪神ファンがチームと田淵選手を罵倒しながら激越に応援する作品だったのはまず異論はないと思いますが、田淵氏自身は大変嫌がっていたとか聞きます。この辺はこち亀の警視庁と同様のガチガチ反応ですが、一見、攻撃的内容も味方に転じさせる懐深い対応も必要でしょう。

 一方、捜査に行き詰まると好い加減に冤罪で犯人を作って死刑にまで持ち込んでしまう捜査機関を無条件美化する様な人気番組は願い下げにしたいものですが、「科捜研の女」など、その辺が極端なヨイショ筋書きで危険を感じます。
 無実の死刑判決4件は、科捜研初代所長となった東大教授法医学者古畑種基氏の恣意的な鑑定を根拠に下されたもので、捜査機関捏造冤罪の原点こそ科捜研だった指摘無しに、科捜研が警察鑑識係からの鑑定依頼を超えて、自ら犯罪捜査して事件解決して視聴者の賞賛を浴びるような番組作りは、絶対にノーでしょう。
 DNA鑑定の誤りが暴露されて、片方は再審無罪に対して、飯塚事件は直後に死刑執行されて冤罪解決の機会を奪ってしまうような乱暴な所を天まで持ち上げる番組作りは非常に危険です。
 後には残らない建前の少年事件など、捜査官との繋がりや、知恵遅れなどで、未解決事件を乗せて解決扱いにしてしまう冤罪は多発していたとされています。理由を良く説明せず署名だけ求めて自白調書にするとか、否認、訂正で削除したはずのページを署名時にはこっそり戻して全面自白の調書をつくるとかの不当行為が各所で行われていました。 無実の罪を警察などの大人の都合で背負わされた少年達がさらに激しく荒れて社会を恨み信用しなくなるのは無理からぬ処です。
 その辺の不当弾圧・冤罪の真っ先の対象だった共産党の現在の議員が、こんな無防備な対応をしてはいけませんし、かっては「議会と自治体」など様々なマニュアル本を発行して議員活動をバックアップしていた共産党が、今後重点を置くとするネット活動の基本的なマニュアル供給や教育をしていないというのは、特落ちではないでしょうか。



「治療最優先=外遊」は妥当な選択
皇太子のカミさんの病気回復方針
攻撃側、宮内庁・文春・新潮など治療妨害派と情報戦争が必要  <3>

See→宮内庁長官が攻撃側!#335.3   See→適応障害とは(記事一覧)
 週刊文春3月6日号p36〜に「皇太子会見前代未聞の「ご発言改ざん」騒動」として、皇太子としては家族でヨーロッパに出たい意向を滲ませたのを、「東宮職」が、「一般論として」という限定を申し出て会見出席の記者会に拒否されたという事実報道に加え、「治療などよりも「公務」を優先すべきだ」という前提で、皇太子のカミさん非難の底意地悪い攻撃記事が載っていまして、カミさん攻撃では宮内庁筋と文春ライターが一致している構図が見られますが、反面皇太子側は「治療優先」日程を決めたことが窺われます。

 前回のオランダ行きに続くスペイン訪問を宮内庁や新潮・文春などの不当攻撃で断念して国内日程に振替て、案の定の不調を招いたことからも、今度こそ「治療最優先」を押し立てて、行動はその結果とするブレない方針を貫くべきです。

 細々は→日記#335.2などに述べた通りですが、現状、長官を含む宮内庁までが適応障害患者攻撃側に廻って文春、新潮等を介して非難し続けているのですから、対抗して世論に働きかけて治療の場を確保する参謀・広報組織:東宮宮殿庁が必要でしょう。

 大変治しにくい難病治療を敢えて無視して「震災被災者見舞い最優先でないのは著しく不当」などのキャンペーンが行われているのに対抗して、「長期の闘病の中で、大変困難な諸外国訪問に率先して取り組む涙ぐましい努力!」とか、盛大に吹いて、悪意の攻撃を吹き飛ばす仕掛けが必要で、ここには主治医もヒキヅリ込んで、治療しやすい環境を作る上で必要な「病状についての個人情報」を出して貰って作戦会議を開けば、より有効な策もできるでしょう。治療に必要な情報は医師と当人・家族だけでなく対応チームにも共有されませんと、悪意の攻撃側が卓越してしまいます。この辺の狭義の個人情報秘匿が悪用されていて却って攻撃を許しています。

2014/07/26 23:55

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