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ダイヤモンド富士撮影点@千葉

 太陽が富士山の山影に掛かる「ダイヤモンド富士」現象が、千葉市の海岸で10月16日夕から10月21日夕に掛けて晴れていれば見られるはずで、毎年のことで2月にもあり、盛り上げる観測会や湾内クルーズが千葉ポートタワー等で計画されているというニュースですが、現実には曇天・雲や水蒸気・都心部の空気の汚れなどで週に1度程度しか富士山の山影を見ることができません。
 しかし、海岸部は埋め立て地の一直線の護岸で概ね立ち入りできますから、1週間ばかりの観測可能位置を補間法で推定して連日追えば1日ぐらいは晴れるかも知れず、このサイトで観測予定点を「試算」しない手はありません。その位置計算をしておきましょう。その日が好天でヒマがあって気が向いたら出掛けます(w。葬式厨撮り鉄みたいに品悪く荒れることはないでしょうから、千葉市の海岸線でカメラを構える大勢の中にいるかも知れません。でも換算焦点距離300mmでは辛く500mm〜700mmくらいは欲しいなぁ。1500mm相当では長すぎで山頂が入り切らなくなります。

ダイヤモンド富士観測点
補間推定 <TBL>

地点N゚E゚日没時刻備 考
F35.360839138.727506富士山頂
A35.598893140.09907116:55:00ポートタワー
B35.597327140.083657新港信号所
G35.632035140.04449016:49:00美浜大橋10/21
地点E-W kmN-S km富士山頂角 ゚日没時刻備 考
A0.0000km0.0000km257.560.016:55:00ポートタワー
P-30.896044−2.667256258.858.716:58:3610/13 立入×
P-20.167755−1.873532258.459.116:57:2410/14 立入×
P-1−0.560533−1.079808257.959.616:56:12/15展望デッキ
P0−1.288822−0.286084257.560.016:55:00/16新港信号場傍Δ
P1−2.0171110.507640257.060.416:53:48/17三菱地所加工場前
P2−2.7453991.301364256.660.916:52:36/18野球場突堤付近
P3−3.4736882.095088256.161.316:51:24/19記念館芝生広場前
P4−4.2019762.888812255.761.816:50:12/20サイクルCent
P5−4.9302653.682536255.262.316:49:0010/21 16:49
美浜大橋
P6−5.6585544.476260254.862.716:47:48/22ホテル前海
P7−6.3868425.269984254.363.216:46:36/23浜田川河口展望台
P8−7.1151316.063708253.863.716:45:2410/24 立入×

(Excelでの試算結果)  (散布図)

夕日の富士@千葉市海浜病院前護岸展望台 2012/10/16 16:55:21
富士山頂−太陽間は距離3.6日分∴今年より1日早かった→ ※

F=1000mm(1500相当)にて撮影の 金星太陽面通過12/06/06金環食12/05/21
    cf. See→ダイヤモンド富士日程試算
       See→1500mm金星太陽面通過写真
       See→1500mm金環食太陽写真

 千葉ケーブルテレビJCNパンフ9月号や東京新聞9月1日千葉版の記事では、千葉ポートタワーが16日16時55分、花見川河口の美浜大橋で21日16時49分とあり、原油陸揚げ設備傍の新港信号所から美浜大橋先、マリンスタジアム手前まではほぼ直線の海岸遊歩道があって、この直線路上の16日地点から21日地点の間を5等分した位置が連日の観測可能点になるはず。またまたGoogle Earthのご登場で経度・緯度を得て座標計算しましょう。経緯の表示モードは度分秒ではなく10進モードにした方が計算が楽。距離が長くなく、しかも東西方向なので直交近似で結構精度が出るでしょう。富士山火口直径の半分くらいは許容誤差があるはずです。

 富士山山頂火口の直径が約1km前後で、太陽の視直径が約15'59.64"×2=0.533133゚あり、地球の赤道周長が40,001km:360度。
まずGoogle Earthから富士山頂中央付近の座標Fを得、千葉ポートタワーAと、美浜大橋G、新港信号所Bの経緯座標を得て、
次に富士山とポートタワーを結ぶ直線FAと、
新港信号所と美浜大橋を結ぶ直線BGとの交点P0を算出、
この地点P0が16日の海岸線での観測可能点なので、
ここと、美浜橋と結ぶ直線を5等分した各点が17日〜20日の観測可能点P1、P2、P3、P4
さらに外側に1日〜2日分P6、P7、P-1、P-2 をプロットして立ち入り可能かどうか検討しましょう。

●富士 山頂 F:35.360839N,138.727506E
●ポートタワーA:35.598893N,140.099071E
●美浜 大橋 G:35.632035N,140.044490E
●新港信号所 B:35.597327N,140.083657E
以上がGoogle Earthからの読み取り経緯座標。
● ポートタワーを仮に原点A(0,0)として東西を座標、南北を座標とするとき、
●直線FA:NS角=−0.238054゚,EW角=−1.316984゚,平均緯度=35.479866゚
  NS長=−0.238054゚×40001/360゚=−26.451106km
  EW長=−1.316984゚×cos35.479866゚×40001/360゚=−119.163623km
 ∴距離は122.046km、[富士山頂の仮座標F(−119.163623,−26.451106) ]
  この位置での太陽の視直径φFuji=Rθ=122.046km×0.53313/180×π
                 =1.1356kmφ (山頂1kmφよりやや大!)
 ∴勾配α=0.2219730
 FA:N=α・E→ N=0.2219730E ・・・・・・(10/16ダイヤモンド富士線)
  方位角θ0=arcTAN(−1.316984×cos35.479866,−0.238054)
      =257.4848゚ ・・・・・・・・・・・・・・・・(ポートタワー→富士)
●美浜大橋の対ポートタワー相対座標:NS角=0.033142゚,EW角=−0.054581゚,平均緯度=35.615464゚
  NS長=0.033142゚×40001/360゚=3.682536km
  EW長=−0.054581゚×cos35.615464゚×40001/360゚=−4.930265km
 ∴距離は6.153746km、相対座標G(−4.930265,3.682536)・・・・・・P5美浜大橋
●直線BGNS角=0.034708,EW角=−0.039147,平均緯度=35.614681度。(護岸堤防)
  NS長=0.034708゚×40001/360=3.85654km
  EW長=−0.039147゚×cos35.614681゚×40001/360=−3.536157km
  対A座標では、B(+3.536157−4.930265,−3.85654+3.682536)
        =B(−1.394468,−0.174004) ・・・・・・・・・・・・・・・・新港信号所
 ∴勾配α=−3.85654/3.536157=−1.060902
  方位角θs=arkTAN(−3.536157,3.85654)=270゚+ATAN(1.09060203)=317.5゚
 直線の方程式は N−N0=α(E−E0) だから、Bを代入して、
   N=−1.060902(E−−1.394468)−0.174004 ・・・・・・(この直線上が護岸上観測点)
●交点0(護岸堤防上の10/16観測点)
   N=0.2219730E・・・・(10/16ダイヤモンド富士線)
   N=−1.060902(E+1.394468)−0.174004(観測点護岸堤防線) より交点を求めると、
   0.2219730E=−1.060902(E+1.394468)−0.174004=−1.060902E−1.65339789
   1.282875E=−1.65339789、
       E0=−1.65339789/1.282875=−1.288822km
       N0=−0.2219730×1.288822=−0.286084km
●  0(−1.288822,−0.286084) となる。・・・・・・・・(10/16護岸堤防上)
●  5(−4.930265, 3.682536) だから、・・・・・・・・(10/21美浜大橋上)
   PΔ=(−0.728289, 0.793724):護岸直線BP0上を5分割した1.077220kmずつ観測点が毎日移動する。

●富士山頂Fの方位角θnは、全方位ATAN(X,Y):(The BASIC誌 1991/02〜/05号(#93〜#96)水島哲生執筆、技術評論社発行)により、
    [富士山頂の仮座標F(−119.163623,−26.451106) ]であるから、
   θn=ATAN2(−26.451106−NSn,−119.163623−EWn)×180/π +360×(−119.163623−EWn<0)[゚]
      ・・・・・・・(方位角変換末項 +360゜の符号はシステム依存で、
          真=1のシステムでは+360・ (Excel中)、真=−1で−360・ (VBA中)。偽は0。)
   θ5=ATAN2(−26.451106−3.682536,−119.163623+4.930265)×180/π+360=255.2゜、62.3゜

以上の結果により、
●A案:座標で5等分する↓。
  (計算結果は右上一覧表参照。表計算ソフトで算出し、グラフ機能の「散布図」でプロットする)

ダイヤモンド富士日程図
    (昭文社発行千葉市地図2012年7版1刷より作成)

●B案:0−P5間を 作図で5等分する。(以下、手順による)

ダイヤモンド富士
観測点現状調査
   '13/10/04 <3>



状況・目印公共交通
P0?▽道〜2m高の垂直護岸
階段3本有り
2本目P-1
アクアリンク千葉
下車歩1km〜2km
稲毛海岸駅南口発
P1
P2卸売市場先突堤東南花の美術館下車歩10分
稲毛駅南西口発
海浜公園下車
P3稲毛記念館芝生先
P4サイクリング基地
ヨットハーバー管理棟上
海浜病院下車歩10分
新検見川・検見川浜発
毎時平日3本休日2本
P5美浜大橋上
P6球場駐車場東回りマリンスタジアム下車
歩10分、幕張本郷発
P7球場河口築山展望台

第一階段付近の護岸損傷(地震?+台風)現在補修済み
ダイヤモンド富士日程図
 簡略作図では、点B点Gを結ぶ直線BGを描き、 点B,点Gの画面座標から、その差を5等分して加算し直線BG上にプロットする!
 オーソドックスには、
  1. 地点プロット:地図上に点Aポートタワー、B新港信号所、G美浜橋をプロット
  2. BG(317.5゚)をプロット点を超えて引く
  3. 線2.を、原図を残して60゜(=317.5゚−257.5゚)回転コピーし、 点Aを通るよう移動(富士山F方向
  4. BGと、線3の交点をP0とする。(10/16の護岸観測点)
  5. 線3.を、原図を残して5〜6本コピーしておく
  6. 5等分スケール線ss’を作成し、 線と6点を図形合成で1図形化する。(∵10/21−10/16=5日間で観測位置が移動)
      その長さは概ねBGとする。
  7. スケール線6.を移動して、その端目盛を、 BGのG点(又はB点、作図しやすい側)に一致させる
  8. Bs’を引く
  9. 線8.を目盛数分コピーし、スケールの各目盛を通るよう配置、これと BGとの 交点Pnが補間して得たダイヤモンド富士観測点
  10. コピーできた線5.を、上記各観測点を通るよう配置する。
      正確には、1日+0.46°ずつ角度増加する。(この線上でダイヤモンド富士が見られる)
  以上により上図を作図しています。赤矢印の方向(方位角257.5゚)に富士山が見えます。
P2〜P8の富士山方位には若干のエラーが加算されますが、線BG上の位置は変わりません。
(千葉から東京湾岸に見える景色は日記#236参照)
 京葉線千葉みなと駅近くの海上保安庁基地付近に旅客桟橋があり、定員100名で海上からのダイヤモンド富士観光ができるとか、様々の取り組みが行われるようですが、見える場所が1週間余にわたり市内を移動するので、この辺の予想地図は市の観光課あたりが配ればいいのにと思います。

2013/09/30 23:30

あった!ダイヤモンド富士鑑賞地図!
微妙に違う!位置予測? 千葉市集客観光課発行、観光協会編   <2>

 ダイヤモンド富士イヴェントが「千葉市政便り」2013/10/01号p6にも載っていまして、そこに「「ダイヤモンド富士」鑑賞マップを配布!10/1から各区役所地域振興課、公民館などで配布します。」とありまして、昼休みに早速もらいに行ってきました。

 千葉市は千葉駅前大通りが「富士見町」でして、ビルなどない時代にはちょっとした起伏の高所から東京湾と富士山が見えていたのですが、今はビルに囲まれてしまい、駅前通の左手裏1丁目は歓楽街化して高級クラブなどが軒を並べ、小金持ちの叔父さん達が夜な夜なタカビーホステスさんのご機嫌を取ってる街になりました。新宿歌舞伎町を取り締まり徹底強化で追われた黒服:客引き達がこの千葉駅前地域に流れてきてかっての歌舞伎町状態だそうです。全国に知られた繁華街・風俗街「栄町」はモノレール栄町駅を隔てた奥の旧千葉駅(現東千葉駅)との間の裏通りで、キャバクラや風俗で埋まり、富士見町よりロークラスなのだとか。
 見晴らしの良い土地で、建設途中のスカイツリーなども大変良く見えていたのに、ここ1〜2年ばかりで崖っぷちが宅地化され新築住宅に埋められて視点より高い塀を張り巡らされて全く見えなくしてしまった花見川区浪花町花見川左岸高台地域のような町並み作りは大変勿体ないもので無神経に感じますが、それ以上に富士山も、総武線津田沼−幕張間で畑の先に良く見えていた筑波山も見えなくなってしまいました。(家並みの途切れる送電鉄塔脇1個所だけでスカイツリーが見えます。登ってこられない崖側の塀をあんなに高くしなくても良いのに!)

 チラシには、かっての富士見町のように市内で他に富士山が見える場所が書かれてるのか、先の私の計算結果が合ってるかどうかを知りたくてもらいにいったのですが、紹介の観測点は海岸線のみで、残念ながら全市に網羅的なものではなく、しかも一部は算出点と全く違います。10月17日は埠頭地域、18日は人里離れた野菜・魚卸売市場付近で交通不便から省かれるのは分かるのですが、19日は稲毛ヨットハーバーとなっています。しかしここは19日地点と20日地点の丁度中間で、太陽はどちらも富士山頂から1/2ほど離れるはず・・・・・・。と、いぶかしく思ってチラシの裏を見ますと「良く晴れた日には富士山が見える席があるレストラン」とあってA〜Fまでの店の案内があり、表の地図にプロットされていて、その一つが稲毛ヨットハーバー管理棟3階の展望レストラン!私の計算間違いではなく、商業イヴェントの見地からややずれた場所を示している模様です。その誤差を許容するのなら翌日20日の方が稲毛ヨットハーバーにやや近くOKです。
 P6P7 22〜23日はマリンスタジアム南東脇〜西河口付近の幕張の浜で立ち入り可能でチラシより1日多く見られ、P−1 相当15日は旧川崎製鉄の埋め立て地北端の展望デッキ「フェスティバル・ウォーク蘇我」で、ここも立ち入りOK。P−2、P8などは立ち入り不能な工業プラント地帯や、下水終末処理場ですから、先の観測位置の推測としては概ね当たりそうです。下の写真は冬の夕暮れ富士と手前が大山を最高峰とする丹沢山塊。海岸の強風に体ごと揺すられて柵に掴まって撮っても画像がぶれています。こんど「ダイヤモンド富士」として沈む太陽は富士山山頂平坦部直径約1kmより一回りほど大きく見えて山頂に重なるはず。天候次第ではありますが、一体どんな姿を見せてくれるのでしょうか。

 未確認ですが、もし日常的に富士山が見えていれば10/20稲毛浜駅ホーム、10/23海浜幕張駅ホームや、10/22花見川右岸京葉線脇マンション高層階もダイヤモンド富士眺望候補なのですが、ビルが邪魔でダメかもしれません。新検見川駅西公共跨線橋からは幕張新都心ビル群で富士山は見えません。眺望地図の赤線付近の高層ビルの方は富士山が見えるかどうか覗いてみては如何。

観測位置確認、追加

 埠頭地区は案の定2m高以上の岸壁と、石油陸揚げバース設備に阻まれて、日の沈む水平線を見ることはできません。新港信号所は現在使われて居ないようで人の気配はなく、見晴らしの効く非常階段のある建物もありません。

鎌ヶ谷市役所屋上からのダイヤモンド富士とスカイツリー2013/11/08
(東京新聞2013/11/09朝刊29面社会面コラム)
 千葉市海岸のダイヤモンド富士は9月1日の東京新聞記事などで気付きました。記事の期間内では曇天・荒天で見られず唯一観測に成功した鎌ヶ谷市役所屋上でフォローしたのが上掲記事。
 試算の方向角からして鎌ヶ谷市役所からだとスカイツリーがダイヤモンド富士の画面に入りそうと思った通り綺麗に入っています。(試算:富士山248.17゚−TV塔246.66゚=1.53゚左。画像では中央部=1.76゚。富士山位置を火口中央でなく剣が峰としているための誤差?→再計算:火口中央35.362800N,138.730206Eは248.22゚になるからTVとの差は1.56゚=248.22−246.66で、OK!)
 大手紙やNHKなどTVが財界・政府公報媒体化するなかで、かっては芸能ゴシップ新聞の東京新聞がアベコベに今や数少なくなったジャーナリズムとして頑張っているのは、戦前の大政翼賛会体制でジャーナリズムが無くなる中でエログロ新聞中に辛うじて反戦・反侵略のまともな記事が残ったのを彷彿させる怖ろしい事態ではあります。やがてそれも潰された、そんな歴史は繰り返させてはいけません。
 0については最適点から400mばかり北西方向の岸壁外までは入れるので、ポートタワーで見えるという予想が正しければ、16日の太陽は山頂右肩に沈むはず。スケートリンクから3番目の岸壁階段で外側に廻って200mほど南東の地点が限界点で、成田空港燃料輸送パイプラインの陸揚げバースに阻まれてそれ以上は行けません。そこは今だに厳重警備下で、歩道には簡易交番が立ち、常に通行人を監視しているだけでなく、待機場所から制服警官3人が出てきて、さらに濃紺の作業服姿のオッさん2人が大型のゴミ収集ポリ袋を下げて出てきて、ゴミなど無い堤防沿い通りのゴミ拾いを装ってこちらをジロジロ見て通り過ぎていきます。都合7人出現!岸壁外側での釣り人は多いのですが、カメラを提げて来るのは珍しいらしく、怪しいヤツと思われ、過激派の斥候と疑われてしまったか(w。かっての襲撃事件から40年もこういう厳重な警戒を続けてるんですねぇ。撮影当日は簡易交番に予め事情説明しておいた方が良いかも知れません。万が一、ガキデカ・バンバンじゃたまりませんからねぇ。
 1は、三菱地所住宅加工場前の岸壁階段を越えた地点で、丁度17日の中心になるはず。
 アクセスはどちらもアクアリンク千葉から南東岸壁沿いに徒歩700mと1400mくらい。京葉線稲毛海岸駅発のアクアリンク千葉行き(地震休業で中央卸売市場終点かも)。
 2は、野球場前の突堤先端あたりが丁度18日の中心。本来岸壁上ですが、視野にこの突堤が重なるので、人影が入らない景色を撮りたい場合は突堤先端が適切。アクアリンクから川を渡り岸壁を北西に計300m〜500mほど。
 3は、稲毛記念館先の芝生の海岸部で、防風林を横切り砂浜に出たところ。19日。
  アクセスは稲毛駅から花の美術館行き下車歩600mか、高浜団地南下車歩600m。
 4は、サイクルセンターからの海岸出口付近が中心で、ヨットハーバー管理棟屋上ですと山頂やや左に落日の見込み。20日。但し千葉市観光課の案内では3階展望レストランが19日となっています。(高浜団地南下車歩600m)。
 5は、21日で、美浜大橋上。千葉海浜病院下車北西へ徒歩500m。
 アクセスは新検見川駅発検見川浜駅経由でヨットハーバー行き、磯辺高校行きが4、海浜病院行きか千葉西高校行きが5
 6のマリンスタジアム臨時駐車場は22日、南東側から海岸を廻って幕張の浜砂浜東屋付近、
 7浜田川河口展望台は23日で、マリンスタジアム周回道路北西端から海岸に出るか、メッセ大橋から浜田川左岸沿いに河口へ。共にマリンスタジアム脇海岸なので、スタジアム行き、幕張メッセ行きバスや京葉線海浜幕張から徒歩。

 車は海岸通りの駐車禁止取締がかなり厳しくて駐車場所がなかなか無く、埠頭内0、P1でお目こぼしされるかどうかですから、位置の微調整を考えれば、自転車で移動が楽なようです。

冬の夕暮れ富士
   冬の夕暮れ富士と丹沢山塊最高峰大山@千葉市立海浜病院前護岸'10/02/05     →(原ページ=日記#236-6

2013/10/03 22:30
2012/10/16夕日
2012/10/16 千葉市海浜病院前護岸夕日

昨年10/16夕の状態推定  <※> 2012/10/17追記

2012/10/16日没写真の画面座標をDotで計測します。(右図は別の座標で計測し算出)
富士山頂中央(131, 156)
太陽左端L(295, 203)
太陽右端R(344, 203)
太陽中央(319.5, 203)
[既出DATA]
太陽視直径=0.533133 [゚]
黄道角=緯度θ=35.6 [゚]
日没方向移動速度=(62.3−60)/5=0.46 [゚/日]
自転速度=360゚/24/60=0.25 [゚/分]

 以上により、 太陽高度が山頂位置でのX座標は、(156−203)*tan35.6+319=285.4
そこと、山頂中央のX座標の差=285.4−131=154.4 Dot
ダイヤモンド富士出現までの日数=154.4/(49*(0.46/0.533133))=3.65 [日]
 今年の海浜病院前護岸展望台はポートタワー線から4.3日でしたから、0.65日分早かった →2012/10/16は700mほど北西寄りの第3階段(ステンレス・ワン)付近で見えていたはず。 当時、ダイヤモンド富士現象には気付きませんでしたが・・・・・・。

 すなわち昨年のダイヤモンド富士観測点は今年より岸壁沿い北西に700mずれて、日付は、

ダイヤモンド富士
来春2014年観測点予測    '13/10/20 <5>

 当たるも八卦、当たらぬもw。下段2月分はExcelに拠る推定計算
1=10/16 第3階段、 P2=10/17 アクアリンク千葉前、 P3=10/18 花の博物館先、 P4=10/19 ヨットハーバー管理棟、 P5=10/20 花見川終末処理場前、 P6=10/21 幕張の浜入口道路、 P7=10/22 マリンスタジアム南東端の8個所で、今年より1個所少ないのは観測点が両端ではなかったため。

来年2014年春は2/19〜2/25頃逆順に!

 10月はまだ水蒸気が多くて富士山まで見通せる日は少ないのですが、冬至を挟んで春側ですと立春を過ぎても彼岸前でまだまだ寒く、富士山は見えやすいハズ。天体運行関係は春分点基準ですから、地球軌道は仮に真円として、秋分点を対象点に見えるはずの日を逆算します。
 先ず、秋分の日=2013年9月23日、春分の日=2014年3月21日、→冬至の12月22日の前半寄り、を基準に、秋のダイヤモンド富士観測可能日10/16〜10/23は、秋分点から23日〜30日後です。

 これを春側に換算、春分点3月21日から手前に30日〜23日は、明くる2014年2/19〜2/26朝相当のうち、両端のどちらかが欠ける(おそらく26日が欠ける)ものと思われます。(∵秋は海岸線の両端が観測点ですから、少々ずれるので1個所減。観測位置を直接計算する方法を捜さないといけませんが、)。
 具体的試算法は、表計算ソフトExcelに10月の日程データと2013年秋分の日、2014年春分の日を布数、秋分の日と10月のそれぞれの日程データとの日程差を、春分の日から手前側に算出すれば基本的に予想日程になるはずですが、データ形式を時分秒を含む年月日データで扱うと、地球の公転のために半日近くの時間差が出てくるので、その分を修正すれば実態に近くなるはず。秋分点、春分点の時刻データがないので取り敢えず12:00:00として試算しました。(右表は時刻を調べて計算しなおしています。)
 2月中ならまだ寒くて北西季節風もあり東京湾海上と都心部の見通しは良い日が多いでしょう。
 →伝聞ですが、ポートタワーの掲示には来春のダイヤモンド富士は2014年2月25日とあるそうです。鎌ヶ谷市役所屋上が11月某日とか。推測は当たりです。(2013/10/22追記)
11/08鎌ヶ谷市役所屋上は誤差0:東京新聞11/09社会面コラム、このときマリンスタジアムでは雲で全く見えず、市観光協会チラシのの10/16ポートタワー〜10/21美浜大橋〜習志野茜浜10/23は総て雲に阻まれて確認できず。2013/11/09追記)

 市観光協会が「観光の目玉に」と目論むのなら、見える確率の高い2月じゃないと無理じゃないですかね〜。話題を拡げるにもレストランなどスポットではなく、このページの図のように市内全域を地図上の線で示して、どこの高台・高層で見えそうなのかを示して、屋上解放イヴェントとか次々と拡がる取り組みをすべきでしょう。今から春の予想図が配布されて、富士の見える場所集約投稿サイトでも開設していれば、あれこれ取り組めるのに、直前に配ったってダメです。

2013/10/20 22:30

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