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為すすべなく格納容器爆発へ!F1原発2号機
沸騰水型他原発も同じ欠陥!
「防爆構造」に勘違いがないか?

 NHKの再放送番組:メルトダウンの真相(NHKスペシァル)を見ていて、原発爆発事故がかなり単純なエラーの重複で、震災後はほとんど為すすべなく爆発に至っていることが分かって愕然。
 番組に拠れば、平時にシビアアクシデントを想定した対応策を決めて居らず、当然訓練もしてなかったことで、要所で最適な対応を採り切れずに大事故に至っています。事故に直面した個々の場面ではやむを得ない小さなエラーではあっても、予め準備していれば重大結果に至らず避け得たエラーで、自ら作った安全神話に埋没していなければ、スリーマイル島事故の教訓でアメリカでは定められていた対策を採用できて被害を防いでいたかもしれないと。

 エラーを順不同で列挙すれば、

今日の原発廃止国会前行動に参加してきました
震災から丸2年過ぎて良く続いています
& 人数がまだ少なく、衆議院選挙当選結果にも影響せず、舐められています    <2>

 今日10日は朝11時から日比谷公園、日比谷野外音楽堂、各省庁前抗議行動、国会請願デモ、国会前集会が同時並行的に開かれまして、午後から夜まで参加してきました。警察が例によってシツコイ嫌がらせで、地下鉄駅や、道路を勝手に封鎖し、集会参加に迷路のように遠回りさせられて、意地でも参加する反骨の意思を以てハシゴして来ました。お陰様で健康ノルマの運動量は十分ですけど、警備側の露骨な嫌がらせ通行妨害には腹が立って、血圧が上がっているでしょうから、その分の健康は相殺されそうです。

 安倍政権に替わってから、警官の態度が若干居丈高になり、「協力して」と言いながら応じないと体当たりで問答無用に実力排除してきます。これまではハトバス観光客などが多数国会側の歩道を通るので、集会参加者を完全排除はできなかったのですが、今日は日曜にも関わらず観光客は全く見られず、主催者・議員・弁護士か報道腕章が無ければ一切通さない!と警備側が多数で占拠していて渡ることもできません。道路を挟んでの記念写真はダメというわけです。
 議事堂裏の議院面会所を過ぎて「請願デモ」を終え、国会正面憲政記念館側の集会場所に出ようと、国会北側の広い通りを通るつもりだったのですが、この通りが人も車も全く居ないのに完全封鎖されていて、一本北側の246号青山通り三宅坂最高裁脇を500mほど遠回りせよと嫌がらせ。ほとんどの道を帰宅専用の一方通行路という規制を掛けて、駅に遠い国会正面から以外の道からは集会場には近付けないようにする嫌がらせも何度も繰り返されています。そんなことをされると義務動員部隊ですと途中の地下鉄駅から消えてしまう人が多数出るのですが、個人が勝手に集まるイヴェントでは意地でもメインイヴェントは参加しようと、邪魔されればされる程、意を固めてくる訳で、妨害の激しい議事堂前駅・溜池山王駅は避けて手薄の丸ノ内線霞ヶ関西口から真っ直ぐの議事堂正面を目指すようになるなど、頭の固い警察キャリア官僚も「酔っぱらいを逮捕する」だの「自転車の車道通行義務化」だのと実態を無視した下らない思いつきで迷惑を掛けたりしないで、好い加減、客観事実に気付きなさいと(w。そういう嫌がらせは現場の警官が自分の意思でやってる訳ではないのでぶつかっても意味がないのですが、無理矢理押されると腹立たしいものです。

 17時からの国会正門前集会では、先ずは反原発側の各党議員が次々登壇して、久方ぶりの菅直人、常連志位和夫、福島瑞穂、阿部知子、みらい、みんな、・・・・・・等々が勢揃い。寒冷前線通過と日没で急に寒くなりビッグネーム登壇は終わって運動ノルマは大きく越えて腹も減って草臥れたので終了宣言を待たずに18:30過ぎ頃、国会議事堂駅から帰宅。その時間でも議事堂と官邸方面地下通路は封鎖していました。

 なお「起爆剤理論」の連中からは距離を置いた方が安全。あれは「国家権力」に一般参加者を不当弾圧させることで「大衆の怒りの行動:革命の起爆剤」とするというので、デモや集会を煽って「争乱状態」を作り、弾圧犠牲者は出すけど、自分自身はさっさと逃げてしまい、次の起爆剤作りにいそしむというマッチ役のつもりなので、彼等には煽られないよう冷静に、なるべく近寄らないのが賢明。まとめて弾圧されますと、個人個人の事情は警察にでっち上げられてしまい冤罪に沈みます。暴走族取り締まりに巻き込まれた全く無関係の若者が「隊列にいた」として無実の処罰されるのと一緒です。

 かって戦争反対の高校生の多い「穏やかな」デモ梯団に居て、やたらジグザグだの駈け足だの座り込みを仕掛ける数人が居て何度止めてもやめないので不思議に思いデモ後の総括集会(飲み会のことですw)にノコノコ付いていったことがありますが「民コロが居ると自由に暴れられないからツマラン!」「あいつ等が居るとぶち壊しだ」などと言ってました。「民コロ」というのは民青同(民主青年同盟)や共産党を指しています。彼等はけっしてデモの政治課題実現で活動しているのではありませんで、最大限善意としてみても見境のない個人的な感情の発散でした。これを境に故後藤田正晴官房長官のいう「左対策の極左泳がせ」と、マスコミ・社会党の煽る「排除の論理批判」の誤りがリアルに納得できた事件でした。音響機器をパレードのトラックに乗せたなど全く違法性のないことで不当弾圧を受けているというのに、「方針」として違法行動を提起したら、運動の中心部に向けた厖大なフレームアップ事件が権力側によって起こされるでしょう。かっての松川・三鷹・メーデー・大須・平・辰野・白鳥など典型的なフレームアップ弾圧事件でした。「起爆剤理論」は、運動の中心部を冤罪で弾圧する口実を与え運動を国民から切り離す不当弾圧側の手先と言うべき危険なものです。

 原発反対の市民運動側が何かあるとすぐ引いてしまい、夜8時終了の予定を予想外に大勢集まったからと夜7時で打ち切るとかの怖々の運営をするのは、指示系統の組織を持っていない運動側が一般参加者を「革命の起爆剤」とされる犠牲を防ぐやむを得ない妥当な対応です。何処で引くかの判断が慎重にすぎるというもどかしい思いは有っても基本方向としては間違っていません。大集会慣れた労働組合が参加の取り組みですと防衛隊をつくって危険な起爆剤煽り集団を集会内には近付けないようにして居ます・・・・・・個人での潜入は簡単ですが、それでは一般人の集団を煽れませんので危険な状態にはなりません。引くことで運動の盛り上がりを冷まさないために、国会・官邸・関連省庁だけでなく、全国各地・主要都市に同様の運動を展開してお互い支えている訳です。朝日など「マスコミ」がそうした運動の拡がりは無視して「排除の論理」などと無責任な攻撃をしましたが、敢えて一般参加者に弾圧を呼ぼうとする悪意の起爆剤軍団を導き入れて犠牲者を出して喜ぶのは派手なニュースを得たい野次馬マスコミだけで、長期の裁判闘争など運動側に本来無用で過大な負荷が掛かるなど目的実現には何の効果もありません。  (2013/03/10)


警察庁、「準暴力団」指定を新設
 関東連合と怒羅権(ドラゴン)

 【編集委員・緒方健二】警察庁は7日、暴走族「関東連合」元メンバーと「怒羅権(ドラゴン)」メンバーの一部が、それぞれ暴力を用いて集団犯罪を繰り返しているとして、両集団を「準暴力団」と呼んで取り締まることを決めた。

 警察庁は、準暴力団を「暴力団のように組長をトップとする上下関係のはっきりした組織ではないが、所属する者やOBが集団で常習的に暴力的不法行為を行う」と定義。暴力団対策法などに基づく指定や認定ではなく、「治安を脅かす新たな反社会勢力」と位置づけている。ほかに同様の集団がないか調べるよう全国の警察本部に指示した。ただ、すでに既存の暴力団と結び付いて犯罪組織化している実態もあり、取り組みの遅さを指摘する警察幹部もいる。

 警察当局によると、関東連合は東京都内の複数の暴走族が集まって1973年ごろ結成。警視庁に2003年に解散届を出したが、その後も元メンバーが集まり、振り込め詐欺などにかかわっているとされる。

 昨年9月に東京・六本木のクラブで、客の男性が目出し帽の集団に襲われて死亡した事件では、元リーダーの男らが警視庁に逮捕された。元メンバーは少なくとも50人いるとみている。

 怒羅権は、中国残留日本人孤児の2世を中心に88年ごろ、やはり暴走族として結成された。解散届は出していない。東京や埼玉など首都圏に複数のグループがあり、総数は3世や日本人も含め数百人とされる。

 07年12月に山梨県内の貴金属加工会社で1億2千万円相当の貴金属が強奪された事件では、幹部級メンバーらが逮捕された。ほかに、飲食店をトラブルから守る見返りに現金を受け取る「みかじめ」で資金を得ているとされる。

 大阪のアマチュア格闘技団体も準暴力団候補に挙がっていたが、2月上旬に解散届を大阪府警に出したため、今回は指定を見送った。
http://digital.asahi.com/articles/TKY201303070090.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201303070090
(2013年03月07日16時37分 朝日新聞)

関東連合「準暴力団」と規定
警察庁「半グレ」取り締まり強化

 警察庁は7日、「関東連合」(解散)や「怒羅権(ドラゴン)」など元暴走族メンバーを中心に犯罪行為を繰り返しているグループを「準暴力団」と規定し、実態解明を進めるとともに、取り締まりを強化することを決めた。

 準暴力団は「半グレ」と呼ばれる不良集団で、暴力団と一般人の中間を意味する造語。凶悪事件や振り込め詐欺被害が相次ぎ「暴力団に匹敵する資金源を形成しつつある」(警察庁幹部)ことから対策が急務と判断した。

 警察庁によると、グループは暴力団のように明確な組織性はなく、暴走族時代の先輩後輩や独自の人脈で緩やかにつながるという。暴力的な不法行為を繰り返し、暴力団とも密接な関係がある。

 関東連合は首都圏の暴走族が集まって1973年ごろに結成。2003年に解散したが、元メンバーが10年11月の歌舞伎俳優・市川海老蔵暴行事件を起こし、昨年9月には別の元メンバーが東京・六本木のクラブでの男性襲撃事件で逮捕、起訴された。怒羅権は88年ごろから首都圏で活動。

 「上等。やれるところまでカネを絞りとる」「そろそろ、やばい」。警察庁による「準暴力団」の認定を受け、元関東連合関係者は周辺にこんな感想をもらしている。警察庁が実態解明を目指す関東連合の資金源は、次のような犯罪で形成される。

 ▼架空投資話 「もうけやすい」として人気。数十万円の初期投資を行い、パンフレットや名刺を本格的に作製し、スーツを着た営業マンは「普通の会社員にしか見えない」という。「夏でも長袖のワイシャツを着ている。暑くても絶対、上着を脱がない。お客にタトゥーが見えるから」。期間は約2年を想定。「捜査の気配を感じたら別の“仕事”に替える」

 ▼“流行” 最近のネット生中継を使った「美人局(つつもたせ)」が目立つ。かつては出会い系サイトを使っていたが、稼げなくなったため、“転職”。相手の職場を調べるなどし、15万〜20万円を脅し取る。

 警察庁ではこうしたグループが台頭してきた理由について「振り込め詐欺などで資金源を得たことや、暴力団に入ってもあまり収入を得られないことが背景にあるのでは」と分析している。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130308-OHT1T00016.htm
(2013年3月8日06時02分 スポーツ報知)

10年遅いがようやく「準暴力団」指定!
「関東連合」! に 「(チャイニーズ)ドラゴン」? <3>

 3月8日のニュースで「"関東連合"と"怒羅権"(チャイニーズ・ドラゴン)など犯罪行為を繰り返しているグループを"準暴力団"と規定し、実態解明を進めるとともに、取り締まりを強化することを決めた。」と報じられました。

 関東連合もドラゴンも、どちらも襲撃が被害者の命に関わる際だって激しく凶暴なもので、元々多量の情報を得ている警察が、それを系統的に整理して全体像をつかみ、「暴走族としての解散宣言」という擬装に騙されることなく犯罪組織としての悪質な蛮行を押さえ込むというのは当然に行うべき結構なことです。15年くらい前からそうしていれば抑えられた凶悪犯罪も幾つかありそうで「対応が遅い」のは確かです。

 今回の警察庁発表と報道に欠けている重要情報は、関東連合が威圧支配に積極利用した未成年者による殺人、暴行傷害と、それら犯人にセレブ愚息が多く、極めて軽い処罰で放免され続けて、一部「OB」と称する陰の実力派たちがそれを悪用して「法曹関係に顔が利く」と支配を強めていったことです。これはチンピラヤクザの蛮行を背に舎弟企業で実利を追った暴力団と同じ構造なのです。太田東洋ボール殺人事件も、山梨大学生虐殺事件も、連日のバイク乗り無差別襲撃事件などが関東連合の起こした事件ですし、少年時代に2件の殺人事件を起こして共に短期収容で済んだり、それらが威圧を強めていることも、これら個々の事件の残虐性と併せて関東連合の支配強化の力になっていることが記事にはありません。合成麻薬MDMA使用で相手を見殺しにして責任を問われた押尾事件も関東連合関連事件と(某大政治家愚息らからみ説と共に)伝わっていますが発表には無かった様です。チャイニーズ・ドラゴンも極めて凶暴ですが、「警察・裁判所との繋がり」をひけらかした関東連合特有の悪質性は他と並列では扱えないものです。ここが欠けては関東連合の組織的な悪質性に触れない極めて不十分な情報という他ありません。他派との領域争奪抗争などで「張り合うときには本気で殺すつもりでやれ!」という一貫した指導で現実に何人も殺してきているのが関東連合です。See→関東連合(日記#261#Kantou)/

 かって暴力団が高利貸しの貸し金回収を引き受けていた時代に、強要・恐喝に採られず相手を威嚇するために、にこやかな笑顔で襟のバッチが暴力団の幹部バッチであることを説明して相手を震え上がらせていましたが、今は暴力団名を口にしただけで暴対法抵触でアウトです。大抵は右翼・壮士を自称しますので、解決交渉を引き受けた民主法律事務所の弁護士から「国を憂う壮士が、高利貸しの取り立てなんかやって国民を苦しめちゃいけない」などとあしらわれて高利回収を断念していた訳ですが、関東連合にはその上部責任の適用がなく、やった者勝ちのやりたい放題なことがまだ重大な問題です。
 また暴走族は「解散」して集団走行しなくなっても、先輩-後輩関係の恐喝集金組織としてはそのまま残っているので、底辺校と地域・中学校の被害はなくなりません。形式的な「解散」に捜査機関が簡単に騙されてはいけません。

 "怒羅権(ドラゴン)"というのは、かって中国残留孤児帰国者二世三世中心に暴走・恐喝・強盗・ひったくりなどの非行を重ねていて、千葉では"チャイニーズ・ドラゴン"と呼ばれた集団のことでしょう。
 千葉市美浜区の稲毛海浜公園周辺には大震災前あたりまで「日没後はアベックを狙っての暴行多発注意」という看板が建てられていましたが、地域にずっと伝わっている話では、その襲撃犯人たちは都内東側(江戸川区、葛飾区など)を縄張りとする「チャイニーズ・ドラゴン」で、手口がアベックを襲って目の前で輪姦して二人の関係を壊して喜ぶなど非常に卑劣・凶暴で大怪我をさせられるから特に要注意とされ、看板にも「アベック」云々と書かれた訳で、その犯人情報があるのに捕まらない理由として、警察は他県にまたがると手を出せないし、捕まっても言葉が通じない振りをして実質的な取り調べをさせず立件困難にするので、面倒は避けているため、彼等のやりたい放題になっていて、土地の人は夜間の稲毛海浜公園周辺には近寄らなくなっていました。近年、ようやく事件をあまり聞かなくなりましたが、それでも目立つ色の単車での白昼堂々のひったくり事件の犯人ではないかと事件目撃者などから疑われています。(被害者は突然の襲撃に慌てて混乱してしまい、ナンバーどころかバイクの色さえ認識していませんでした。今は「街猫運動」とやらで猫が島状態。日中、海岸沿いの林で「猫の集会」に出会して13匹もの猫に囲まれて、中にはゴロにゃんと甘え好きの猫も居て私は猫たちにあまり警戒されてないようでした。警察にも平気で襲いかかるドラゴン絡みの出動では必ず複数台のパトカーにしていたとかの話は聞こえてくるのですが、関東連合とは違い権力との絡みの話はなく、今回の指定はどうも唐突感があります。関東連合の支配が拡がって六本木襲撃犯にこのドラゴンのメンバーが含まれていたとか特別の事情があるのでしょうか??)

 刑法犯として立件に必要な情報と、事実究明に必要な関連情報とはかなり性格が異なり、情報共有して整理すると思わぬ全体像が現れることが有るので、広域に渡る断片情報の一元的登録と、それを整理統合して大きな流れと、特定グループの日常的傾向などを分析する優れた担当を配していたら、関東連合もこんなに大きなものにならなかったはず。

[参照]
  ◎[325-3].3人目殺害の死刑回避が国外逃亡理由?
  ◎[312-C].またまた人違い殺人関東連合!
  ◎[293-4].関東連合の悪業、やっと具体的報道
  ◎[261-K].犯罪集団が不当に英雄視されない事実追及暴露を!
  ◎[261-C4].対抗集団事件記事1998/6



2013/03/11 00:55

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