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[144]. 果たして強行できるか?
    2011年アナログTV停波

  地デジ、BS/CS−TVの設置調整を行ったが、最も印象に残ったのは、誰のための地上デジタル切替=アナログ放送打ち切りか?という疑問である。

デジタル放送事情概説

  今回、設置調整を行った戸建て住宅団地地域は、高層ビル群による受像障害補償のケーブルテレビ設置地域で当初は東京タワーからの陰になるVHFだけ再送していたから、各戸にはVHFアンテナがなく方向の違うローカル局UHFアンテナだけが所々に設置されていた。(おそらく同局が力を入れている競馬番組目当て。今は放送大学と併せ追加された)。だからTV受信障害補償ケーブルTVには地デジはなく、それも2011年のアナログ放送打ち切りと同時に廃止予定となっている。だから各戸の地デジ受像にはUHF−TVアンテナ設置と、BS/CS受像には当然チューナー付きパラボラアンテナ設置が必要だ。最近BSと同位置の東経110度位置に放送用CS静止衛星が打ち上げられ、アナログBSがそろそろ寿命なのでデジタルBSと並行放送ということで、地デジ受像機ではアナログBSが省略され、BS/110度CS兼用パラボラ・アンテナとなっている。(なお受像障害補償ではない独自のケーブルTV網もあってそれに加入すると地デジ、BS、全CSの受像が可能とのこと。ビル陰障害はそちらで解決した方が早いかもしれないが、釈然としない被害者負担解決ではある。)

  周辺街区住宅約50軒中、UHFアンテナが載ってるお宅が4軒だが、その方向がローカル局を向いているのが2軒で、東京タワーを向いたUHFアンテナはわずか2軒で、その古い方は(東京タワー送信の)放送大学受像用として設置された可能性が強い。約30km余離れた弱電界地域なので室内アンテナでの地デジ受像は無理だから、地デジ設置率としては2%〜4%ということだ。アナログ受像機としては未だに1〜2万円で売っているからまだまだ5年、10年使えそう。あと4年半で地デジに切り替わるだろうか?これにデジタルチューナーを設置してモニターとして使えば受像可能だと云うが、1〜2万のTVセットに地デジチューナー5万〜6万も出すか!?5〜6千円からせいぜい1万円だというのが率直な思いだ。画質が大変良いと云うがソース自体の画質で変わらない番組も多いし、従前ゴーストだらけの室内アンテナ受像で平気なユーザーにそれを云っても全く意味がない。却ってノイズで音声が切れ切れになるデジタルの方が嫌われるだろう。ユーザー側にあまりメリットがないのだ。

  空いたVHFアナログ放送チャンネル1〜12を他の通信に割り当てるという触れ込みだが、ここが1チャンネル置きに7チャンネル全部詰まっているのは関東地方だけであり、他地域ではかなり空いていて、方向と強度を選べる通信チャンネルの確保はしやすいから、放送打ち切りの緊急性がない。どうも新チャンネル割り当て論は目眩ましの疑いがあるのだ。関東地方はまだしも、通信用途ならチャンネルの空いている他地方はアナログ放送を2011年に一斉に打ち切る必要性が極めて薄弱だ。

設置調整

  地図で確認すると送信アンテナ方向が約270度、偏角が約西7度(理科年表=東京−福岡の太平洋ベルト帯。付属設置マニュアルでは何故か偏角西6.5度)だが、そこにはCANON、Sharp、fujitsuの高層ビルが立ちはだかっていて直接波はあまり届かず反射波、回折波が主の地域!受像可能な反射波・回折波を探すと+30度位置の300度付近に最良点を発見したが、それ以上回すと近所のビルの陰になってしまうし、雨が降ると再弱電界チャンネル(強度表示45/100)1局が見えなくなってしまう。他チャンネルは最低強度60/100を超えて72/100以上だが、それでも希にモザイク模様が現れたり一瞬音声が途絶えることがある。
  なにしろこのデジタルTV化で受像障害補償ケーブルTVが絶対必要なアナログTVを廃止しようという訳だ!しかし送信アンテナが東武浅草駅傍に建設が決まった新東京タワーに変わると今度はすぐ近くのビルの陰になってしまうから、送信電力が大きくなっても今より悪条件になりかねない。

折損寸前ケーブル   BS/110度CSは、BS用の古いベランダ置きフェライトアンテナでも簡単に受信できたが、受信強度が最低値とされる60/100しかなかったので受信面積のなるべく大きい固定パラボラ・アンテナの安物を入手、打上角が大きいので屋根上設置の必要はなく、ベランダ置きの物干し台の柱に取り付けるだけでBSで70/100以上、CSで90/100以上の受信強度が得られている。もうすこし丁寧に調整すればBSを80/100台に上げられるかも知れないが、信号強度読み上げの助手なしでも充分実用範囲に設定できた。年寄りをアンテナ調整の助手には出来なかったから(w。しかし、置くだけの台なのでちょっと強風に遭っただけで方向が狂って受信限界を切ってしまう。パラボラ・アンテナに非常に強い指向性がある。日常的に受像するつもりならやはりきちんとした固定設置工事が必要だ。
  調整手順としては、まずアンテナ電源供給をTVからにするか、VTRからか=アンテナ・ケーブルを直接接続する機器のみを電源ONに設定し、アンテナに設置点緯度表示スケールがあるので、まずこれを仮設定し、110度衛星の方向が東京付近で14時の太陽の方向だからその方向を中心に、先ず左右にゆっくり振って最大値を求め、順次戻して最大値方向を選び、次に上下に振って最大値を求め、戻して最大値方向に設定というX-Y操作を2〜3回行うと許容範囲に入るから、最後に固定ネジを締めればOK。充分に「ゆっくり」動かすことがコツ。雨滴が滞らない、風で振られない止め方をすればパラボラ・アンテナ系の劣化故障発生は少ない。写真の様な「ケーブルの止め方」は最悪!発見当日連絡はしたがJR東は直したろうか?

見た!見た!地デジ

  地デジの絵は確かに綺麗だ。だがそれは同一波の3チャンネル分全部を使っての放送を32インチなどの大画面で見るからで、小画面や1チャンネル分だけを使う多重方式だとゴーストのないアナログ放送とほとんど変わらなくなり、CS放送に至ってはほとんど有料放送で、ソースの関係でレンタルVTR並低画質の番組の方が多いくらいだ。これは「画質ではない!コンテンツだ!」と主張しているに等しい。すなわち地デジ切替・アナログ打ち切りのユーザーメリット宣伝を実態として否定していることになる。技術的前進は歓迎する立場だが、それはコンテンツと直結するものではない。ゲーム機のハードがどんなに進歩してもインヴェーダの爆発ほど大きいヒットはないし、スーパーマリオは初回オリジナルを超えられない。KGBが西側の生産性を落として打撃を与えるための謀略プロジェクトとされたテトリスも、倉庫番も、ハード性能には全く無関係の評価の様だ。今回の仕様向上:地上波TVデジタル化は利用者の要求からきたものでない。
  地デジはアナログより1秒あまり遅れる。アナログBSの遅れよりずっと大きく遅れる。そのためかアナウンスがCMに食われて尻切れになるのが目立つ。デジタル放送に時刻表示をしないのはその時間ズレが一定でないためだそうだ。

  デジタルの受像を開始すると、CS放送とBS−WOWWOWでは約1ヶ月間「契約案内」を重畳表示したのち受信不能になり、BS−デジタル放送では数日で「NHK衛星放送契約案内表示」が重畳される様になった。何のことはないデジタル化とはNHK受信料の取りっぱぐれ防止策ではないか!従前問題だったケーブルTVでもデジタルのまま再送されればB−CASカード受信制限は有効だ。B−CASカードの悪用によりNHKと契約しないと民放TVも見せないようにするハード的準備という説も有力だ。法的な支払い強制なんかしなくたって2011年まで待てばハード面で受信停止可能になり取りっぱぐれはなくなるのだ。(CSの「契約案内」メッセージは時間予約視聴で受信すると10秒表示されて消える)

  でも民放TVだけ見られれば良いという視聴者は多いだろうなぁ。政府与党にご用聞きまでして番組内容を迎合的に改変自主規制する報道機関なんて存在価値がないから。まして、幹部がその酷さに全く気づかず「呼びつけられたのではない!こちらから行ったのだ」というもっと酷い不公正な事態の自白を、あべこべに「釈明」だと思い込んで恥じない、加えて報道の枠で自分達の主観的主張を行うような酷いところが突然公正な報道を始めることはない。そこと自発的に契約を結んで受信料を払おうとは思えないだろう。連中が権力をカサに着て強制執行に来るまでは徹底抗議の意思を込めて不払いで積み立て定期預金にでもして頑張るか!(W。(受信料支払いはまだ年単位の引き落としになってるから、NHK抗議の実行には受像機故障廃止による契約解除通告をやって、口座引き落とし停止手続きが必要。チャンネル上下ボタンが片方折れて落ちてしまい下げる一方しかできない古TVでの契約だ)

  唯一、圧倒的なメリットが入院中に病棟で利用できる1セグ放送。病室のTVは視聴カード1000円を1日で空にして、消灯時間には見られないから1月入院するとTV代が3万円にもなるが、携帯電話のワンセグ受信だと只!で、消灯時間中の番組も見られる。

真の狙いは別物!
    建設ゼネコンと電機業界と、御用放送NHK奉仕の庶民収奪か?
    こんな処でも「共産党を除く」各党の賛成で
    2011年アナログTV停波が決められた!

  不公正・偏向NHKの受信料強制徴収と、高層ビル受信障害補償打ち切りと、新しく売れる製品が底をついた電機業界救済が隠れた主目的にしか見えない地デジ化−アナログ放送停波は、視聴者自身の金で視聴者を縛り、高層開発周辺負担義務を解放する身勝手なやり方と云うほかない。
  こんな酷い決定は「共産党を除く」与野党の賛成で決められた。賛成した各党は何を考えているのだろう?
  今後はインターネットからのTV視聴に一本化すると今度はそちらも音楽ソフト同様に有料化されPCにまでB−CASカード規制を義務付けるのかもしれない。

2007/01/24 23:00
<anti_NHK>

不公正NHKへの抗議・抵抗法

 受信料不払いを宣言して頑張っている著名言論人も居るが、NHKとしては強い意志をもって断固抵抗の著名人を攻撃しても最高裁まで争われて、手間ばかり掛かってメリットはないから、権力にはからきし弱い軟弱な一般人を獲物に選んで効率よく威圧徴収をやるだろう。末端の外注集金人にNHK批判をどんなに言い募ったところで、それがNHKに伝えられることはない。
 あまりの不払い急増にNHK職員を動員して説得に当たらせていて、拙宅の別棟にも来たもので「あまりの酷さに自動引き落としをやめて契約を打ち切りたいのだが、両方の手続き用紙をくれ」と言いながら政治介入御用聞き問題を質したのだが、「部内でそんな論議はされてない。徴収現場に何を言っても上司から上には上がらないだろう。現場の個々はまともな内容にしようと頑張っているが、上は変えようがない」ということだった。たしかにCANON、TOYOTAなどの偽装請負追及を後押ししたワーキングプアレポートなどはその表れだろう。横領や乱費は管理責任の問題で早急な改善は求められてもNHK組織としては被害者だ。頼んで横領して貰った訳じゃない。だが偏向御用聞き番組はNHK組織自身の罪で、報道・言論機関として遙かに重大な致命的事態である。その点でNHK側に大儀がないのは現場は良く分かっている。

 しからば、最大限の抵抗を試みてその膨大な数と手間で抗議の意志を伝えるしかないではないか。

立証・求釈明

 裁判を考えれば、NHK側の立証として、契約・支払い義務者の特定、動作する受像機設置の有無と種別が必要で、こちらが伝えなければ入手困難な情報である。訴えてきたら先ずその辺りの求釈明と行こう。個人宅に勝手に立ち入って確認する訳にはいかないから窓越しにでもTVセットを特定するほかないし、水平偏向出力の漏れを検出したところで受像に無関係のDVDシアターのモニターとの区別はできなくて立証不十分になるから新アンテナが屋上になく無く、余計な情報を伝えなければ負ける可能性は少ない。
 問題はデジタル化!B-CASカード番号をNHKに登録しないと現在も最初のBS放送の受信から10日〜1ヶ月後以降は登録要求のメッセージが画面に出されて受信を妨げるから、地デジ切替後はこれを全放送に適用して設置者を特定するつもりだろう。NHKの言い分では支払い請求表示が重畳して受信妨害していても受信料支払い対象で請求するとのこと。地デジ化はNHK集金支援そのものだ。きっと受信設備廃止認定でも揉めて廃止届を出しても「廃止の証拠」がない限り請求され続けかねない。B-CASカード登録抹消確認とかが必要になると、故障廃棄では番号を確認できないから更にトラブルになりかねない。

支払い抵抗法

 サラ金高利集金援助裁判所だった簡裁の判決が出た時点で「強制」と解釈して払っても良いが、正式裁判に持ち込まして一手間増やしてからにすれば、自らの不当を反省することのない悪代官の負担はもっと増える。放って置けば請求額満額の判決が出るだけだからそれが受信料の範囲なら放置で構わない。今報道されている5万円そこそこの取り立てで、正式裁判なんかやられたら、弁護士を介さずに当事者訴訟をしたとしても、立証作業を含めてその何倍かの費用が必要で、それだけで集金実務はパンクする。
 また、強制執行(差し押さえ)も、引き当ての預金を準備していれば引き落とし集金みたいなものだし、執行官が現れて「任意弁済」を迫る建前だから、そこで払えば執行費用も掛からない。(執行官の出張費は確かNHKが予納してるはずだから、NHK持ちだ(w)。大昔のように、これ見よがしに赤札を貼って支払いを促すようなサラ金ヤミ金型執行は今は流行らない。不当解雇争議の執行宣言付き勝利判決で恨み重なる会社の社長室や玄関備品に差し押さえ札を貼りたいと思っても、会社側は差し押さえ用現金を準備して待っていて不当解雇などの永年の鬱憤を晴らせないようにしているのだ。NHK自身もその集金人不当解雇裁判などで同じ手を使ってるはず。だから抵抗を非難できる立場にない。その手はこちらも使おう。
 もし、借家住まいのタダのサラリーマンなら差し押さえをさせて、競売までの間に払うという選択も可能だが、その場合は執行費用を取られてしまう。また不動産は担保にでも入ってない限り別の裁判が必要で簡単には強制執行できないから持ち家を含めて執行の場での任意弁済が盗っ人猛々しく強制取り立て方針で押しているNHKに対しては最強だ。

非契約・支払い保留の再出発

 しかも受像機がいつ壊れるか、受信契約者の寿命が尽きるか判らず、将来に亘っての支払い判決は出ないから、強制執行を起点にまた契約拒否、支払い拒否・保留を始めれば良い。見せしめにしたいのは山々でも、その都度支払額の何倍も経費を掛けられないから、抽選と称して他のカモに切り換えるに決まってる。意識的な抵抗は徹底的にやった方が良い。

 それでも御用放送を死守するようでは全く救いがない。圧力と処罰を受けても政府に抗したBBCの爪のあかでも煎じて飲んだらどうだ!(注:BBC受信料不払いには処罰規定があるそうだ)

2007/01/29 02:00
<NHK>

NHK性奴隷法廷番組改編問題
 本日東京高裁で全面敗訴判決!

 今日が従軍慰安婦番組改編問題の控訴審判決日とは知らずに昨晩の「対NHK抗議・抵抗法」を書いたのだが、東京高裁判決は「NHK幹部の過剰反応」による番組改竄を認定して、損害賠償を命じた。

 経過を見れば安倍も中川も不当な圧力を掛けて彼らの常々言いなりの内容に改変されたのは明白で、朝日が取材テープを公開すればそれが確定したはずだが、取材テープが存在しないと伏せてしまったために間接・伝聞証言に留まったことで、2人の不当介入については事実認定されなかったが、政治的には確定だ。

 「NHKは直ちに上告を表明」とあるから、御用聞き介入による改竄に反省のつもりは全くなく、裁判制度はとことん使って今後も御用聞き介入を続けるつもりらしいから、こちら側も地裁での決定・差し押さえまでの抵抗程度はかなり控えめな抵抗と云うべきだろう。最高裁まではなかなか付き合う馬力が足らないが………、、。

 労働者派遣法制定・一般労働への拡張による非正規労働主流化で生じたワーキングプア問題指摘の現場の努力は買い、政治介入御用聞き幹部に潰されて欲しくないと思うが、結果が出てからしか取り上げないのは遅すぎる。派遣労働解禁は国鉄分割民営法とほぼ同時期に通されたものではないか。ここが非正規労働低賃金化のルーツなのだ。本来前面に出てくるべきNHKの労働組合にもしっかりして貰いたいものだ。

従軍慰安婦で政治家発言忖度改変、Web報道より
時事通信:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007012900532 2007/01/29-15:28

NHKに200万円支払い命令
=従軍慰安婦番組の改変認定−東京高裁

 従軍慰安婦問題をめぐる民間の「女性国際戦犯法廷」を取り上げたNHKの番組が政治的圧力で改変され苦痛を受けたとして、主催団体がNHKと制作会社2社に総額4000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(南敏文裁判長)は29日、制作会社1社にのみ賠償を命じた1審判決を変更し、NHKと2社に総額200万円の支払いを命じた。
 南裁判長は、当時のNHK幹部が放送前に国会議員らと接触した際、議員から番組は公正中立であるようにとの発言があったと認定。「NHK幹部が相手の発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度(そんたく)して、当たり障りのない番組にすることを考え、改変が行われた」と述べた。


中国新聞:http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200701290265.html

従軍慰安婦で政治家発言忖度、
NHKに支払い命令 '07/1/29

 従軍慰安婦を扱ったNHKの番組改編問題をめぐり、取材に協力した市民団体「『戦争と女性への暴力』日本ネットワーク」(東京)がNHKと制作会社二社に計四千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は二十九日、制作会社一社だけに百万円の支払いを命じた一審判決を変更、NHKと制作会社二社に計二百万円の支払いを命じた。

 南敏文裁判長は判決理由で「NHKの予算などへの影響を考え、放送総局長や国会担当の局長が国会議員らの発言を必要以上に重く受け止め、その意図を忖度(そんたく)して当たり障りのない内容にした」と改編の経緯を認定。

 その上で「原告が当初説明を受け、認識した内容とは乖離(かいり)し、取材対象者の番組に対する期待や信頼を侵害した。また取材対象者への説明義務も怠った」と判断した。

 一方で「政治家が番組内容に直接介入した」との原告の主張は「各証言によっても認めるに足りない」として退けた。

 判決によると、NHKが二〇〇一年一月に教育テレビで放送した特集番組「戦争をどう裁くか」は、原告などが主催した「女性国際戦犯法廷」を紹介したが、内容は事前の打ち合わせと大きく異なり、当時原告の代表だったジャーナリスト松井やよりさん(故人)のインタビューや加害者の元兵士の証言などが放送されなかった。


(→[最高裁逆転判決]'08/06/12)

2007/01/29 22:00

<analog>

アナログソースはアナログ機

 アナログS−VHS中級VTRを専ら再生専用で使っていたが、これを地デジTVからのアナログ記録機にしてみようと接続した。そこで初めてアナログチューナー部画質が大変優れていることに気付いた。ゴーストキャンセラーが良く効いて地デジTV内蔵のアナログチューナと同等の画質だ。(VTRを2連縦続接続すると終端のTVで電波が弱まりアナログ放送画質が劣化し逆転してしまう)
 地デジと障害補償ケーブルからは受信出来ないアナログ放送の受信はこれ経由にしよう!地デジ画像に慣れてから、画像のアラに気付き易くなったが、その目で見ても優れている。
 同時に、S-VHS規格が低性能のかなりいい加減なものであることも知る。S-画像端子を通じてパソコン画面を表示すると文字が崩れてしまい到底読めたものではない。モニター用のアナログ・インターフェイスからの表示でないと全く使えない。これが高画質規格だったとは!技術的には格段の進歩だ。
 DVI-Iの(アナログ)インターフェーイスだとそれこそPC画質でかなり良いが、TVでは元々画素数が限られている上、画素配置が絵用のΔ配列なので文字にシャープさを欠くのが分かる。
 BSのアナログ/デジタル比較ではSケーブルを通らない分とメダカノイズのない分TV本体やHDレコーダからHDMIケーブル経由のデジタルの方が画質が良い。
 有料CS受信だけでもNHK受信料請求年間3万円弱が累積して追いかけて来るそうなので、継続受信する積もりのない受入検査テスト機器は取り込んでおいた方が良いし、廃棄TVセットのリサイクル伝票は保存しておくことだ。今どきパラボラアンテナなど正常動作するのが集合住宅のゴミ集積所に転がっているが、下手に残しておくとそれを見付けて受像機設置時期として勝手に特定してそこから累積請求されかねない。

 かって宣伝活動用ビデオを手作りして大量にダビングしたことがあるが、借りてきた多数のVTRの中で、このメーカの録画の質が突出して良かった。それと比較すると後発超有名メーカ高級VTRは減色処理をしたように見えるほど違っていた。性能の良い方が潰れかかっているのだから分からないものだ。……というより、一般ユーザーはそんな絵の善し悪しは分からないと言うことだ。リモコンなしでは操作できない仕様のメーカーなどもあって、同僚が帰省で孫のVTRをデッキ毎持ち帰ったのに見せられなかったとかの話を聞き、店頭に行ってもシロートじゃ選べないなぁ!と強く思ったものだ。(各メーカー名は敢えて記さない。高級機なのにイマイチの画質と度重なる故障に呆れて放置となった。一般的ブランドで買ってはダメだ。)

加工可能デジタルソースは

 しかしながら記録は劣化しにくいデジタルで残したい。ところがデジタル放送はDVDプレーヤー用フォーマットには落とせない仕様で、直接ビデオHDに録画したデジタル番組は記録移動は出来るが、複製は出来ない。だから、VTR並の再利用を考えると一旦アナログ化してからデジタル記録するほかない。ということは、プロテクトの掛からない録画をすれば良いから

  1.  デジタルTVのアナログ出力からビデオHDRに記録する。◎S-VHSモードで可。(最も現実的か。アナログHDRがあればデジタルHDR無用!)
  2.  同時再生・録画機能を使って、アナログ出力をアナログ入力に戻してHD録画する=TVアナログ・モニターから録画、で変換。(1.2.とも、その間TVは使えない)×不可。番組予約のみ2重記録可
  3.  動画吸い上げソフトを探す。
  4.  デジタル放送キャプチャー装置を入手。◎画質により¥1万〜¥3万?見るだけのもありそれは役立たない

 どうも3番目になりそうだ(w。HDレコーダをTVとデジタル接続をしていれば、そのアナログ出力を直接アナログ入力に戻して、………?まぁ実物でテストだろう。

 デジタル番組のデジタル記録からは写真を作れない→
(テスト結果は散々!デジタルHDレコーダの取得データはシステム内クローズドで、DVD記録時にS−VHS並の解像度に落としても他では使えない!最初からS−VHS画質と割り切ってTVアナログ出力からHDレコーダを使ってDVD形式記録にする方がデータの汎用性で優れている!デジタルHDレコーダはホームシアターなど画質を特に問題にする用途では優れたものだが、それ以外の資料データとして使い回ししたい用途には全く向かず、アナログベースのDVD/HDレコーダなどが別途必要だ。コンテンツ業者寄りの過剰なプロテクトが災いしているのだから、解像度で分けて少なくともS-VHS程度の画質ファイルにはプロテクトを外す様な配慮が欲しいものだ。現状で¥1万〜¥3万程度のキャプチャー装置が多数普及後はコピー禁止が解像度選択的になるのだろうが)

2007/02/11 20:00
<PAN_DVD>

アナ・デジ併用で汎用DVD化

 デジタル放送記録で最も困るのが、記録機器以外の他の機器で再生できなくなることと引用不能であること。
 このコピー禁止の抜け穴が一旦アナログ信号化してからHDレコーダに記録すること。しかし記録の間TVチャンネルを固定しなければなりません。

 そこで、デジタルHDレコーダ+アナログVTRのタスキ掛け接続として、VTR資料のデジタル化作業と併せアナログ・デジタルどちらで記録しても汎用DVD化できる様にします。娘用のアナログHDRを徴用するのは無理につき(w。それと速聴機能(DHDRにも大抵ある機能)や1フレーム送り機能のあるアナログ機種なんで、資料調査には大変便利な機種でしたから。

 デジタルHDRの次の機種からはアナログS−VHS信号を介してのプロテクト回避機能付き機種が絶対大人気になるでしょう。従前の機器で全く使えないだなんて業者側はユーザーを嘗めきってる!としか言いようがありません。コンテンツ部門のないsharpとか後追いでSANYOあたりがやりそう(w。SONYは自社コンテンツ利権に捕らわれすぎて究極の自社コンセプトだったメモリーウォークマンを発売せずi−PODに奪われた苦い経験を総括して参戦するかどうか。マネシタも子会社Victorとの関係が足かせで、Toshiba、Victor、Pioneer、は引き留め側。真冬の五十鈴川の水垢離新人研修と残業拒否で懲戒解雇処分(=最高裁確定判決)のHitachiじゃ頭が固すぎてシモジモの要求なんか聞かないからダメ。デジタルHDRはもう1〜2周の開発ループを待ってからの方が使える機種が入手出来そうです。

 かって、ワープロの一太郎が圧倒的シェアーを占めていた時代は、確かにコピー使用が多かったが、NECとつるんで小出しのハード拡張に合わせた新製品とかボード必須の製品を出し、インストールに際してメモリー・ボードの有無とかi386対応とかで普通の小父さんには設定しきれない製品になって、正規ユーザーがその封も切らずに組み込み済みコピーを貰って使うような現象が起きて、そうした在野のサポートでDOS時代〜初期Windowsでの首位を保った訳です。酷いやつはHDのBAKを丸毎下さい!とか(w。ダメダメッ!
 それがMSによるOS抱き合わせ販売で淘汰されて、独禁法違反の裁定が下されたときには後の祭りとなったのだけれど、ガチガチのコピー禁止を云ったところで末端で使いにくくなるだけではないでしょうか。日本語FEPの1バイトを書き換えると旧Ver.ワープロで自由に使えるようになるとか、コピー時のタイムスタンプ順を1ファイルだけ書き換えるとインストールではなく丸毎コピーでも動作する(=HD BAKでも動作する!)とか、無用のトラップがあちこち仕掛けてありましたが、作業ツールとして一旦慣れたら離れがたい訳で、次バージョンからは正規ユーザーに拾えるではないですか。OS抱き合わせWordに打倒された後でもホソボソ生きられるのは昔取り込んだロートルが未だに生きてるからでしょう。試用期間が1ヶ月しか無いだとか、ファイルを作らせないなんて、ゲームソフトじゃあるまいし、日常ツールユーザーの取り込み策としては試用版の意味がありません。

2007/02/23 20:00
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