OM−ATSの構成
下記に概説 <SYSTEM>
地上子配置と照査速度略図 <FIG>
OER過走防止装置
理論解析 atssoer.htm
6素子設置例 st_smpl.htm#OER
12素子設置例 st_smpl.htm#OER_TBL
小田急電鉄の
ATSは
OM-ATSと呼んでいる。
OM-ATSの基本構成は、地上子による点制御方式で、地上で車種を検出し制限速度を変更する、信号現示毎の速度制限機能と、行き止まりや合流点などの衝突防止の過走防止機能とがある。
- 信号地上子配置は、信号の直下に1個、手前に1〜2個あり、
- 最外方=一番手前の地上子は信号より100m〜数10m手前、
- 信号直下の地上子より1つ手前の地上子は信号より数10m手前、
- 加えて直下地上子があり、
- 場所によってはこれらの地上子が同じこともある。
- 地上子が車輛の速度・種別を判別し、制限速度超過で強制的に減速させる
- この時、運転台横(新型車輛だとパネル内)の「制動」ランプが点灯。
- 現示アップしても、信号の制限は次の地上子まで変わらない。
- [過走防止] 構内の一部には右掲載の地上子が在る。
この地上子の動作速度が表示の15km/h。15kmを超過するとベルが鳴り、非常停車する。
信号現示と照査速度設定
現示 | 地上子制限速度 | (防護動作)
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最外方 | 中間 | 直下
|
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| | | |
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G現示 進行信号 | Max. Speed
| 下記を除き地上子での制限なし
|
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| 75km/h
| 棒線駅停車予定の場合・第1閉塞信号の設定
制限超過で常用ブレーキで75km/h以下へ
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YG現示 減速信号 | 75km/h | | |
制限超過で常用ブレーキで75km/h以下へ
|
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Y現示 注意信号 | 45km/h | | |
制限超過で常用ブレーキで45km/h以下へ
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YY現示 警戒信号 | | | 25km/h |
速度超過で非常ブレーキ非常停車
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R現示 停止信号 | | 18km/h | 0km/h
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| | |
|
各駅停車 構内制限 | 55km/h、45km/h
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「
棒線駅」=場内信号や出発信号がない=出発相当信号等で代用している駅の場合、場内相当信号は第1閉塞信号とする。
[OM-ATS 地上子概略配置図] <FIG>
[
6地上子過走防止装置地上子配置] (例:向ヶ丘遊園駅)
c.f.
VBE4操作解説ページ=http://okap.s27.xrea.com/oerexplain.html
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