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×床冷房!(○床暖房)パリ五輪選手村、反物理の無効設備
競技や観客より冠理念優先、本末転倒の巴里五輪  <1>

 パリ・オリンピック開会式でマリーアントワネットのギロチン斬首シーンを再現、疑似血飛沫を飛ばすアトラクションを披露してフランス人の露悪的野蛮さを世界に発信することとなったが、五輪というスポーツイヴェントの性格上遵守されるべきアスリートの体調維持など無視して、大会に被せた理念唯一追求で、過剰な菜食優先=タンパク質激不足、エコ優先で選手村に冷房は無く、「地下水を使った床上冷房」であるという。しかも自国選手団にだけ冷房を準備していたことが後から判る。自分たちだけは特別で、他は粗末で良いという剥き出しの植民地支配感覚丸出しなのに驚いてしまう。 フランス料理は上流階級のもので、平民・奴隷階層には与えない、ビーガン料理一択のフランス貴族的IOC幹部と植民地主義者の方針なのだろうか?加えて食堂の利用集中時間の準備態勢がなっていない。 作り置きできる物は先に準備して配膳点直前に冷所や暖所を設けて一時貯蔵して集中利用を待ち、料理の手渡し時に必要なら再加熱する程度の工夫が必要だ。が、それらはパリ五輪委員会が雇ったミシュラン☆付きシェフのノーハウでは無かったようだ。
 その程度の配慮は我が某社工場×2(約2,800人&1,100人稼働)の社員食堂でも行っていた「美味しく食べられる工夫」である。それを10分20分並んで待たせ、食べる席も足らなかったら冷めたりぬるくなって酷い味に落ちてしまう。 工場の昼休み時間は40分と短くて待ち時間など取れず、10分~20分差で建屋別に食事時間を時間指定していた。 給食業者にとって名の通った大会社・官公庁の食堂を任せられるのは大変なステータスで、中小顧客にも影響するから採算ギリギリでサービスするのだそうだ。都心の中央官庁である農林省や通産省の職員食堂が美味い原因だそうで、翻って他と経済的繋がりの少ない裁判所食堂は美味くないのだとか(w。
 パリ選手村食堂には大工場の食堂運営のような大人数を扱うノーハウが無かった様で、個々にはそこそこの味のものが有っても大いに味を落としてしまったのだろう。 我が某社工場では昼食を時折「エサ」と揶揄していたが、「暖かな物は暖かなまま、冷たい物は冷たいまま提供する」努力はキチンと行われるようになっていた。 (初期の業者は酷かった!が1971年頃社員食堂の請負会社が換えられチーフが替わって食堂運営を細かに指導するようになり大改善された。社員食堂Tチーフの名を今も憶えている。当時の名車スカイライン乗りが増えたのも、請負社変更絡みの裏ではあったようだ・・・・・。労働組合としては最も利のある追及順位選定が必要で、組合員皆には直接影響のない末端で、物証不足事案は後回しになったのだが)

 当方、科学屋・技術屋として真っ先に気付いたのは「床上暖房」は空気の対流と床の熱放射で有効だが「床上冷房」では、対流は起こらず、冷気熱放射など存在しないからほとんど効かないのではないか?という疑問だった。空気を冷やすつもりなら、天井側に冷却源を置いて、自然な対流や強制対流で気流を冷熱側に当てて空気を冷やさないと、冷却できないはず。

 加えて、5℃程度は天候次第で上下して、冷暖房が必須の環境にはなり易い。40年前後の昔、高原である山梨県富士山麓山中湖畔の宿には冷房装置は無かったのであるが、そこに未曾有の熱波が押し寄せて、暑くて眠れないど真ん中に家族旅行で泊まりに行ってしまったことがある。 山中湖畔は海抜1000mあり(湖面で標高980m)、平地に較べて温度が6℃低く、冷房は不必要とされて設置されてなかったから突然の熱波はたまったものではなかった。 その熱波以来、山中湖畔にも冷房設置の宿が増えたのだが、パリの夏の平年温度が平均25~26℃で山中湖畔並なら、時折の熱波で30℃越えは想定する必要があり、日程を動かせない大イヴェントに冷房無しは端から無謀である。 まして、世界的に人気あるサッカー・リーグや野球、テニス等の定期試合スケジュールに埋められた間を縫って、スポンサー都合で猛暑の時季の夏季五輪開催になったのだから、冷房は必須である。1964東京オリンピックは気候の良くなった10/10開会式だったが、今回のパリも前回2021の東京も猛暑の7月末開会ではないか!

 先ずは護るべき競技者のコンディション管理を無視した「エコ理念」「菜食主義」至上がパリ五輪を制圧してしまった。 フランス・パリ大会組織委員会はイヴェントの目的を無視して優先順位の逆転を強行してしまったのだ。 大会の様々な「冠」は、イヴェント本体を冒してはいけないのに、パリ五輪にはその最優先の制約が見られなかった。 後になっていくら自画自賛したところで全体の低評価は上がらず、そこがパリ五輪の基本的な失敗だろう。
 2020東京五輪の看板「お・も・て・な・し」サービスは五輪の選手と観客がその対象だが、「エコ」「ビーガン」を掲げる2024巴里五輪は、選手と観客は蚊帳の外に置かれた「理念独走」五輪なのだ。

 加えて、欧州・フランスの身贔屓判定、身贔屓規則、身贔屓設定が見る者を白けさせていた。大会毎に重なる「誤審」は、審判の競技経験の浅さだけではなく、若干の悪意も加わった上、競技判定基準が武道の「敵の制御、敵への打撃」ではなく、スポーツとしての「見てくれ」に変更されてしまっての矛盾発生かもしれない。下側から敵を制御している技は、上側の勝利に誤解されてしまう。 フランスの柔道人口は日本の2倍!というのだから、カラー柔道着導入に留まらず判定基準まで奪われ武道基準から見てくれのスポーツ基準に変質するのは無理ないところである。
 だが、自陣有利の規則制定、規則適用、恣意的設定には呆れてしまう。 小柄な選手には何度ジャンプ・トライしても届かない設定にして得点0とし優勝候補を引きずり下ろすとは、呆れてものが言えない。 コルティナ・ダベンツィオ・オリンピック時のアルペン三冠王トニーザイラーの映画出演にアマ資格クレームを付けて競技界追放、ジャンプのスキー板の身長リンク制を導入してジャンプ日本勢を蹴落とし、潜水泳法禁止で得意を奪って蹴落とし、スキーウエアーを引っ張って計測し優勝者を無理矢理失格とした国々、手が届かない間隔設定で優勝候補を振り落としたえげつなさが、欧州・フランス系の悪意溢れる方針である。

100年間も政敵ギロチンの世:妻まで処刑の必要性は?野蛮人フランス・ロシア!

 日本に伝わる巴里の印象は「芸術の都パリ」だしファッションとフランス料理の本場だが、実態は早くから武力制圧・植民地獲得に走った帝国主義国で、WW2(第2次世界大戦)後も、オランダとともに真っ先にアジア・インドシナ侵略支配に戻ってきて第1次ヴェトナム戦争・インドシナ戦争を起こして、植民地維持も図っている。
 イギリスが「君臨せるも統治せず」として無血革命により議会と政府に実権が移ったのに対して、フランス、ロシアは革命時に国王一家根絶やしの処刑を行っているのは大きな違いだ。
1775~1783アメリカ独立戦争仏軍ら支援、仏革命に繋がる
1789/07/14バスチーユ監獄襲撃仏革命の開始:米独立戦争の影響在
1789/08/26人権宣言採択フランス議会
1793/01/21ルイ16世ギロチン公開処刑
1793/10/16マリーアントワネット
ギロチン公開処刑
1860~1865米南北戦争、南部を経済封鎖:アナコンダ作戦
1867大政奉還、戊辰戦争、1868明治維新
1895下関条約日清戦争終結、台湾割譲
1905ポーツマス条約日露戦争終結、樺太南半割譲
1914/7/28~1918/11/11第1次世界大戦開戦 中央同盟国側敗北ドイツ、オーストリア、オスマントルコ、ブルガリア。 連合国側勝利英露伊日等、
独植民地パラオ日本信託統治領へ
1936/07/14人民戦線政府樹立仏社共統一戦線政府
1939/09ポーランド侵攻でWW2開戦 ナチス・ドイツ&スターリン開始:独ソ秘密協定侵攻
1940/07仏ヴィシー政権
対独降伏、極右
ペタン将軍反統一戦線。レジスタンス開始
仏亡命政権英に樹立、ドゴール将軍
1945/5~/8WW2終戦:独日
1945/8~1949インドネシア独立戦争:オランダ
1950ジュネーブ協定仏ヴェトナム独立戦争敗戦
1960アフリカ仏植民地独立モーリタニア等17国
1954~1962アルジェリア独立戦争仏植民地撤退@ドゴール大統領
1956/1/26~/2/5アルペン3冠王を後に追放 コルチナ・ダンペッツオ冬五輪猪谷千春回転2位
トニーザイラー3冠、直後にスキー映画出演で追放1960不出
1964/10/10~/10/24東京オリンピックs.39
1972/2/3~/2/13札幌オリンピックs.47
1975米軍サイゴン撤退ヴェトナム戦争勝利
1991ソ連解体、ベルリンの壁崩壊
1966~1996仏ムルロア環礁核実験世界中の反対を圧しても強行
1998/2/7~/2/22長野オリンピック。帳簿類を極秘裏に処分し腐敗を隠す
2021/07/23~/8/8東京オリンピック。五輪汚職、長野1998に続く激腐敗、有罪多数
2024/07/24~/08/11パリ・オリンピック
加えて、フランス革命後の約100年間、反対派をギロチンに掛け続けた血生臭い国がフランスである。
 特に植民地を支配規則で雁字搦めにして力で直接支配していたのが、香港などを典型の幅のある植民地支配だったイギリスとの際だった違いだった。 南米諸民族文化を絶滅に追い込んだスペインなどと同質の、強烈で一方的な植民地支配をそのまま適用したかの傲慢で独りよがり運営が巴里五輪となっているように見える。

 マリーアントワネットは保守派の頭目として軍を指揮・命令していたから処罰はやむを得ないとしても、その立場は政略結婚で幼くして他国から嫁いできた身で、躊躇いなくギロチンに掛けて良かったのか?まして現代のパリ五輪開会式アトラクションで首切り処刑を再現して良かったのか?これを賞賛してしまう現代のフランス人たちの血生臭い感覚は日本型感性では到底理解できない。ムルロア環礁核実験でも、今更大気中核実験はない!という世界中からの強い反対を圧して1996年地上核実験を強行した唯我独尊姿勢と一貫しているフランスの愚行である。

 振り返って、戦国時代の日本も時に幼児まで含めた一族根絶やし処刑は行われたことがあるが、少なくとも世論はそれを否定的に見ているし、仇敵の妻子は救命された例も多い。 義経、頼朝は平氏がお目こぼしして、後年、成年となり挙兵、平家を滅ぼして天下を取ったが、義兄弟浅井氏を滅ぼした信長は、秀吉に命じて戦の中から自分の姪に当たる3人の姫を救出、後に秀吉自身と、家康の子の妻になっている。 日本は下克上が繰り返され血で血を洗う戦国時代でもフランスほどには血生臭くないのだ。
 そんなフランスが日本ではなぜ高度の進んだ文明を持つ国と崇め奉られたのだろうか?尖った文化が存在したことは間違いないが、傲岸不遜、無反省で、横暴極まりない帝国主義者、植民地主義者のままではないのか?・・・・・・。

【 オリンピック開催時季 】

2024/07/24~/08/11 パリ
2021/07/23~/08/08 東京
2016/08/05~/08/21 リオデジャネイロ(南半球)
2012/07/27~/08/12 ロンドン
2008/08/08~/08/24 北京
2004/08/13~/08/29 アテネ:ギリシャ
2000/09/15~/10/01 シドニー豪(南半球)
1996/07/19~/08/04 アトランタ米
1992/07/25~/08/09 バルセロナ
1988/09/17~/10/02 ソウル韓国
1984/07/28~/08/12 ロサンゼルス米
(東側ボイコット:仕返し)
1980/07/19~/08/03 モスクワ
(西側ボイコット:アフガン侵攻抗議)
1976/07/17~/08/01 モントリオール加
1972/08/26~/09/11 ミュンヘン西独
1968/10/12~/10/27 メキシコ市
1964/10/10~/10/23 東京
1960/08/25~/09/11 ローマ伊
1956/11/22~/12/08 メルボルン豪(南半球)
1952/07/19~/08/03 ヘルシンキ:フィンランド
1948/07/29~/08/14 ロンドン英

 
1939~1945 第2次世界大戦
WW2
1944/不開催 ロンドン不開催
1940/返上 東京返上
1936/08/01~/08/16 ベルリン独
1932/07/30~/08/14 ロサンゼルス米
1928/ アムステルダム蘭
1924/ パリ仏
1920/ アントワープ@ベルギー
1916/中止 中止:ベルリン独
1912/ ストックホルム@スウェーデン
1908/ ローマ→ロンドン
1906/ アテネ、ギリシャ
1904/ シカゴ→セントルイス
1900/ パリ仏
1896/ 初回近代オリンピック@アテネ

 五輪はほとんどが夏開催。
秋開催は1964東京、1968メキシコ市、1988ソウル韓、
(南半球の1960メルボルン豪、2000シドニー豪)の5大会のみ。

夏季の気温上昇傾向に冷房は必須となってきた。

 なお、オリンピックの開催時季は、高緯度のヨーロッパ持ち回りのうちは夏季開催だが、中緯度で気温・湿度の高い東京1964年開催では例外的に秋10月開催となっている。2021年開催の東京大会は猛暑の7~8月で、宿舎の冷房完備は当然だったが、マラソンなどIOCの緊急指示で急遽北海道・札幌に移しても東京並みの猛暑を避けられなかった。 この経験からも2024年パリの無冷房開催は無茶苦茶だった。 夏の気温が上がってきている近年は、涼しい時季にするか、宿舎の冷房が必須になったのだろう。
 ワールドカップ、野球など他のスポーツイヴェントとの重複回避は、観客とスポンサーの都合も有って、オリンピックは夏季に押しやられるから、北半球開催では冷房は必要だし、日本では冬のスポーツのはずのマラソン競技実施にはかなり無理がある様だ。

2024/08/15 23:55

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