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よくやった!長崎平和祈念式典!
ガザ・ホロコースト強行中ネタニヤフ政権に参列資格なし!
ユダヤ人攻撃の救済重ねた日本がイスラエル蛮行を糾弾せよ

 長崎市が、被爆79年の平和祈念式典に在日イスラエル大使を招待しなかったニュースを被爆地として当然の判断と聞き流していたら、日本を除くG7参加国全部とEUの駐日大使から連名の「憂慮する」旨の書簡が長崎市に送られ、日本政府は個々の主催者が決めるべきこととして「ノーコメント」とか。
(パレスチナ代表は招待していた!長崎GJ!G7全大使とEU大使が式典欠席した!ちなみに広島はパレスチナ代表と、ロシア、ベラルーシ代表を呼んでおらず、イスラエルは呼んでいる@8/09/2024追記)

 長崎市長「政治的理由でない」イスラエル招待見送り 大使側にも説明

            朝日新聞社 によるストーリー 8/08/2024

 長崎市で9日に行われる平和祈念式典にイスラエルが招待されなかったことに対し、米英の駐日大使らが式典の欠席を決めたことについて、長崎市の鈴木史朗市長は8日朝、「(招待を見送ったのは)政治的な理由ではない。私の判断の真意が伝わっていない」などと語った。

 鈴木市長は、米英など主要6カ国と欧州連合(EU)の駐日大使らから7月25日に、イスラエルを招待しないことを「憂慮」する内容の書簡を受け取ったことを認めた。そのうえで、大使側に口頭で説明を行い、理解を求めたことを明らかにした。

 イスラエルを招待しなかったことについては、「平穏、厳粛な雰囲気のもとで円滑に式典を実施したいというのが理由だ」と改めて強調した。



 いくら対米追随の日本政府でも、国民世論を考えたら民族浄化大殺戮継続のイスラエル擁護に同調できるはずがない。この時期で不快感表明は大いに行うべきだ。他のG7各国が2重基準でイスラエル側の犯罪を不当に擁護しているのだ。原罪としてユダヤ人差別の歴史:脛に傷を持つキリスト教徒国の行き過ぎたイスラエル擁護である。そうした「原罪」の無い日本は、もっと毅然と対処できるはずだ。
 イスラエルの排他的建国・圧倒的な武力制圧は、ユダヤ人に代わる新たな「流浪の民」パレスチナ難民を生み出した。

 さらにパレスチナ建国を認める共存合意はユダヤ教原理主義極右派による首相暗殺とともに全く無視されて、パレスチナ領域に国際法違反の入植地を増やし続けて結局、宗教右派路線のパレスチナ根絶やし政策:ホロコーストとなっている。ナチスによる絶滅攻撃に遭った民族が、一転、パレスチナ難民絶滅を図り続けていることは厳しく非難されるべきである。イスラエル軍が殺害しているのは戦闘員ではない一般市民ばかりの「無差別攻撃」である。
 ユダヤ人差別の根源は宗教対立:すなわちキリストを十字架に掛けた弾圧者として忌み嫌われたことにある。だからユダヤ差別はナチスだけでなくキリスト教圏全体にある。 1神教の傲慢は、「信者のみが文明人であり、異教徒は改宗しなければ亜人間として被支配や絶滅の対象で、奴隷として使役、売買、殺害が許されるという他民族侵略の教義となっていることにある。 宣教師を送り込んで信者を拡大して、現地の王に背いて蜂起させて植民地として支配下に置く、時に、直接の武力侵攻で、アジア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国のほとんどを植民地化した、ローマ法王官許の極めて悪質な思想である。現状の日本ではイスラム教だけが血なまぐさい野蛮さで距離を置かれているが、大航海時代1500代の帝国主義的世界侵略:キリスト教会(カトリック)系の侵略の方がずっと規模は大きかった。 イスラム教だけでなく、ユダヤ教にも共通している許しがたい傲慢である。 弱者側がこの傲慢を見せたら多数派から毛嫌いされるのは無理がない。
 かっては被差別者だったユダヤ人にそうした理性が働かず、強者となって異教徒排除・絶滅を図っている獣の論理が現イスラエル・ネタニヤフ政権である。

 加えて、西欧:キリスト教圏は長らくユダヤ人差別を行っていた脛に傷持つ身、イスラエルの野蛮を止めがたい背景のように見える。さらに加えれば、ヨーロッパ系とは違う人種:アラブ系に対する人種差別意識が重なって、パレスチナ虐殺容認、古くは異教徒黄色人種:日本都市への原爆投下歓迎になっているように見える。 その差別的立場からのイスラエル招待回避非難ではないのか?

 日本がユダヤ人差別をせず、ピンチを救済しているのは、江戸時代からの開国時に米欧から野蛮国扱いの不平等条約を押しつけられた苦い経験から、その時々の国際法、国際的手続きの徹底遵守と、人道主義貫徹方針があったからだろう。日清戦争、日露戦争時〜第1次世界大戦では遵法・人道主義が強調・宣伝された。 だがアジアを侮り増長して日中戦争を仕掛けた軍部が日本の立ち位置を無法な侵略者に変えて、テロ、クーデターで反論を封じ、政府を引き回してしまった。 さらにそれを賞賛するマスコミ世論が席巻、対米英開戦へと暴走してしまったが・・・・・・・。日本敗戦後の各地の独立戦争に日本軍将兵が義勇軍として参加して約半数が戦死しているのはアジアの植民地解放・大東亜共栄圏の建前に殉じたものである。WW2を双方が「植民地解放」を掲げて闘いながら、日本敗戦で直ぐに再侵略に走り、インドネシアに迫ったオランダ、インドシナに戻ったフランス、植民地維持の英国、米国。だから連合国側の「植民地解放」は実のない戦勝のためのお題目であった。
 撃沈された敵艦の将兵を討伐せず400名余を救助(駆逐艦雷:WW2)したり、極寒中の避難民約2万人余の通過入国を認め、ナチスからの抗議に「人道問題」と一蹴(満州国オトポール事件ほか)したり、杉原千畝がリトアニアで日本の通過ビザを発行して6000人を救ったり、戦争捕虜の扱いも非常に丁寧で、捕虜収容中に多くの文化交流が生まれ、識字力の無い捕虜には収容所内での自主的な基礎教育を許容するなど、西欧諸国では考えられない捕虜の人道的扱いを行ってきた。 WW2パラオのペリリュー島攻防で日本軍は住民を事前待避させて犠牲ゼロとしたが自らは全滅!米軍はマニラ爆撃で現地住民20万人以上の犠牲を強いている。米軍はアジア人を人間扱いしていない。それは広島長崎への原爆投下と共通している。 撃沈艦の漂流者に機銃掃射を浴びせたのは米軍だ。 多宗教混合の日露戦争捕虜は宗教別に収容棟を分けて、ロシア国内では憚られたユダヤ教の礼拝や祭司も許容して、祖国のないユダヤ人捕虜たちを大変驚かせている。 日露戦争は大変な財政難で、高利の外債を募集して、その金で弾薬を買って前線に送りながらギリギリで闘い、銃砲弾も枯渇しかかっていた時期に、米の仲介で何とか収まった戦争だが、まだ信頼の置けない日本発行の外国債を大量に買って、戦費調達の流れを作ったのは某ユダヤ人大富豪とされている。ユダヤ人差別の激しかったロシアに対抗しての投資だったのだろうか?当時の日本国民には知られてなかった事情で、賠償金のない対露講和ポーツマス条約に怒り日比谷公園松本楼焼き討ち事件などが起こっている。

 そういうユダヤ人差別にクリーンハンドの日本が、イスラエルの横暴、西欧の二重基準を糾弾、是正させる道義的正当性を持っている。人道主義の立場から、これを発揮せず、逆に米欧のイスラエル擁護の二重基準を見過ごしていてはならない。
 虐殺者イスラエルを被爆大量犠牲の平和祈念集会には招待しないという長崎市の方針、断固支持である。日和らず頑張ってもらいたい。

2024/08/08 23:55

罪に見あった処罰か?!
 <1>


【鉄道敷設運営】

【高速鉄道敷設運営】


罪に見あった処罰か?!飲酒・喫煙で代表辞退処分
文明国なら一律重刑の野蛮は排される  <2>

 オリンピック入賞候補代表選手が20歳未満飲酒・喫煙を密告されて、日本代表辞退処分とか聞いて、「非難される違反には違いないが、処分が極端に重すぎる」と思った。


 未成年者の飲酒・喫煙禁止は、当人の健康を護る趣旨から禁止されているもので、一貫して20歳未満は禁止されていたが、その実態は、働いて収入を得ているか、高校を卒業すればあまり咎められなかったものだ。 禁止薬物は年齢に依らず刑事罰を以て厳禁されているのとは違い、年齢許容だから、高等学校内では厳しく追及されて、謹慎、登校停止、特別クラス学習などの措置は取られたが、一般社会人と大学生には禁止処罰の厳密適用はなかった。正月の屠蘇や、夏・秋祭りの飲酒も当たり前。 千葉県と東京圏で言えば、トップクラスの有名進学校でも、受験勉強の息抜きに、こっそり喫煙、飲酒する者が多く常習者も居るのは半公然の常識だった。 「こっそり」がキーで、個人の行為として敢えて公然と喫煙・飲酒に及ばなければ、問題とはされなかった。
 パワハラ支配、リンチなど厳罰とすべき不祥事はスポーツ界にはあふれていて、深刻な被害者が居る場合は、もっと厳しくて良い。現状、加害者側を庇いすぎで、被害者を攻撃している例も少なくない。 格闘技のチャンピオンがヤクザの親分の用心棒になって暴行傷害で検挙されるのが2〜3例出て、そのスポーツそのものが蔑まれ掛けた例もある。「何の恨みもないヴェトナム人を殺しには行かない」と徴兵を拒否して5年の懲役に処されヘビー級チャンピオン資格を奪われたが、出所直後にリターンマッチでチャンピオンに返り咲いたムハメドアリの様な尊敬を集める例も有るのだが、日本の例は闇の権力追随で大変みみっちい。大学ストのピケ実力突破に陸上記録保持者のオリンピック選手を動員したのは早稲田。新入社員合宿研修(1976/03)で、ほとんど眠らせず、早朝82名に整列させて対抗ビンタを命じたのは指導・支配を引き受けた空手部主力丸ごとだった。日本の「運動部」にはそうした闇があり警戒が必要だ。 今回は、そんな陰湿なケースとは違う。
 今回は、19歳の大学生である代表選手が競技の合宿寮で喫煙したのを密告されて大問題とされ、代表辞退処分にまで到っている。成年だが19歳の喫煙・飲酒は決して良いことではないが、密告して大々的摘発し処分、代表資格の剥奪というのは、世の常識からかけ離れて過酷に過ぎる。記事にある順天堂大の言い分に妥当性が感じられる。手加減というものがあるだろう。馬鹿なことを強行してはいけない。

 大昔の経験だが、工高3年の3学期に同級生7〜8人が農家の納屋で飲み会をやって、飲み過ぎてバレてしまい、学校に通報された。当時の喫煙・飲酒処分相場として停学1〜2週間があった。通常は処分期間分の登校義務が夏冬の休みに吸収されて大きな実害にはならないのだが、当時、卒業時は企業実習に掛かって一部の企業は3月半ばから出社を求めるところがあり卒業延期が企業にバレる!停学期間だけ卒業延期となると、採用取り消しの危険があった。
 自業自得のピンチとはいえ、採用取り消しでは堪らない。学校側も困っていたようで、クラス委員側から「処分は良いが、卒業延期は避けてやって。謹慎で登校停止なんかしたら、奴ら、納屋で飲み会を繰り返しかねない。(教育委員会によるレッドパージ隔離=工高配転に遭って)担任のない図書館長倫理教師の厳重指導で、図書館登校命令などで済ませられないか。彼らには登校停止よりその方がキツい」と申し入れた結果、3方ガラス張りで見通しの良い通信実験室JS2VO局登校を命じられる「パンダ晒しの刑」となり、通りかかる先生・生徒からからかわれる、酷い処罰ではあったが登校はしているから、卒業は皆間に合って、大きな不利益にはならないで済んだ。ン10年後のクラス会で事情を聞くと首謀者1人が代表して「卒業延期5日処分」だったが、実害にはならなかった。「パンダ晒しはお前らが噛んでたのか!(w」といわれ、「いや、あれはキット担任だ!本館2階の図書館長預けにして、卒業は遅らせるなと申し入れただけだ」(www)。大きな実害なしで済んで良かった。
 首謀者氏は、我がクラブが必死に頑張った実績でようやく割当てられた部室にやってきてはタバコを吸い出すので、彼らの溜まり場化されては再び部室を取り上げられてしまう。 「大変な迷惑だから、部室でタバコを吸うな。部員じゃないヤツのタバコで、また部室を取り上げられちゃ堪らない。部室から出ろ」と厳しく追い出したものだ。 学校の名誉を担う優秀なブラスバンド部とベニヤ板1枚仕切りの部室で電鍵モールス信号練習や製作したオーディオ・アンプの音が「うるさい!」といわれて追い出されてしまい、1年間の実習教室間借りからようやく割り当てられた大切な部室だった。 氏は工高から一旦就職後、東京6大学の一角へ進学しているし、当時は、入試最低合格点数が県トップ進学校とほぼ同等だった工高の入試成績もトップに近い上位1桁だったから、優秀者には違いないが工高時代はかなり拗ねていた。 後日、土建屋の企業組合に参加して、予想外の難工事に資金が行き詰まって倒産で精算したときに、その負債9億円余を一身で引き受けて、負債が家族には及ばないよう妻子とは離婚して縁を切り、入院先の病院のベッドのみを居場所として凌ぎ、20年近く掛けて精算を果たし、他の企業組合員を救済していて、入院先からクラス会に参加して窮状をボヤいていた、義侠に溢れた人物ではあった。 (工事費の積算が何らかの事情で間違ってしまい、途中増額を認められない場合に、土建業界では大昔から踏襲されてきた解決方法が倒産。倒産必然だが、やがては再起可能な倒産を目指す)
氏らは「後ではフツー状態に戻れる程度の処分」に留める職員会議側の理性に助けられたクチだろう。 宮田選手の処分も、再起不能の極端なものにしてはイケナイ。成人(18歳以上)の大学生であり、高校生ではないのだから、そこそこの処分にすべきだ。

2024/07/28 23:55

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