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これは使えそう!
「デジタル一眼、そこが知りたい!
  解決ハンドブック」     <0>

 うちの支配者も読んでくれるかもしれないカメラのマニュアル本として技術評論社刊の「デジタル一眼、そこが知りたい!解決ハンドブック」を発見、各設定項目の連携操作解説に力を注ぐ記述だったので衝動買いしてきましたが、どうやら今度は読んでます!通勤に持ち歩いて栞の位置が少しづつ後に移動してますから成功。カメラを扱うに当たって知っていた方が良い情報も細かに解説していて、その証明については省略されていて極めて実践的。

 「レンズの明るさはf数による」のをわざわざ証明しなくても写真は撮れる訳ですし、「複数の接写レンズの合成はそれぞれの度数を加算してから逆数を取ると合焦位置である合成焦点距離」というのがこの本の守備範囲のハズで、知らなくても撮影には影響ない「なぜそうなるか」は記載がないので当サイトの光学系諸定義memo[接写レンズ]を見て下さい・・・・・・、と書きかけたら、「接写レンズ」の独立項は無く、Q76.フィルター項の末尾p163で10行ほどにクローズアップレンズとして「最短撮影距離を短くできる」「画質が悪い」「広角での蹴られ注意」としていて具体的操作内容には触れていません。プロ系の人からみると、あんな間に合わせの撮影はしないで、きちんとしたマクロレンズやアタッチメントなどを使えってことなのかもしれません。
 (マクロレンズだと数万円もしますが、接写レンズならフィルター並の2〜3千円で簡易の接写が出来る便利な機材なのですが、執筆者は使ってないのでしょう。最短撮影距離が0.5mのカメラですと、0度〜2度可変の接写レンズに等価ですから、3度の接写レンズCU-3との組合せでは加算されて3〜5度=逆数の合焦範囲0.33m〜0.20m可変となり、この範囲に被写体を置いて撮影します。33cmより遠くでは焦点が合わなくなるのが接写用のマクロレンズより不便な点で「芸術写真指向」派からは嫌われますが、電気屋としては各種機材のレンジを選んで使うのが当たり前でして、ポートレートを50cmより接近して撮ることはなく、資料採取用としては1/10以下の値段が圧倒的優位です。この利用法の差は写真芸術派と資料作成派の違いかも知れません)

 絞りによる回折現象の暈けを実画像で示していて、理想的にはf11、利用限界は通常云われているf22ではかなり暈けが目立つのが判り、解像度を問題にする画像ではf16までに抑えた方が良いことが判りました。昨年5月の金環日食観測レンズ製作実験でf154〜f300というのは限界の100倍以上、7〜8目盛前後もの絞りすぎで、回折現象で像が暈けるのは当然の全く論外の撮影条件でした。減光フィルターND-256〜1000が得られれば絞りを一杯に開いてシャッター速度も落として撮影すべきでした。
D800 Memory
D800 Memory
到着したNikon D800 W受賞キャンペーンmemoly
こういう実例豊富なのが有難い。

 技術評論社は、かってはマイクロソフトに力尽くで潰されたパソコン雑誌The BASIC誌の発行元であり、各種パソコンソフト操作の適切な概要本で定評があった出版社で、その解説書に加えて重箱の隅を突く秀和システムトレーディング刊のマニュアル本を持っているとかなり高度の使い方が出来ました。(秀和システムの方は、あの鉄道配線を集めて解説した「配線略図で拡がる鉄の世界」2009/3/1\1,890.発行元のヲタ的会社です)。その定評有る概説編集ノーハウを一眼レフカメラに適用した本の様です。これはお勧め。結論を証明するややこしい計算部は有りませんが、自分の頭を整理するためにも有用です。
  「デジタル一眼、そこが知りたい!解決ハンドブック」2011/11/25刊\1,029.
   もっと深く計算が必要な証明などの内容は当サイト、光学系諸定義memoも見てください。

「D800 W受賞キャンペーン」のMemory到着  <1>

 昨年末に申請のNikon D800 W受賞キャンペーンのMemoryが19日(土)に到着。16GB class10 45MB/s SDメモリー〜60MB/s CFメモリーと、現時点での量産最高性能品ですが、非売品でD800専用ラベルとパッケージというのがレアな価値でしょう。既にCFメモリーを本体と同時購入していますので、このD800 CFメモリーは私には分相応で新発売7年半を経てまだまだ現役のα-Sweet Digitalに頂戴しましょう。α-Sweetにこのメモリーをセットすると残り枚数がJPGモードで5108枚とか表示されますので、メモリーが足らなくなることは当分ありません。(写真→)
 前にも書きましたが、必要な容量のmemory添付が筋じゃないでしょうかねぇ。カメラバッグはサービスで添付されていました。α-Sweet Digital購入時にはスペアーバッテリー1個がサービスで付いてきましたが、本格的に撮るユーザーにはそれも必需品です。See→日記#317-2-4節


いずれ誰かが犠牲に!?
根強く存在する「教育指導」暴力 <2>

 大阪桜宮高校での暴力指導による自殺事件で、教育現場の教師に事実上の生殺与奪の権限が与えられている一端が明らかになって衝撃を与えていますが、現実は左派の教職員組合や民主的勢力の影響があるところで顕在化しているだけで、多くを占める御用組合支配地域、無組合地域では暴力・体罰指導が半ば常態化しているのではないでしょうか。以下に私の身の回りの情報を幾つか挙げますが、これらが他にはみられない例外中の例外であると良いのですが、どうも、そうではなさそう。世間の「体罰」騒ぎと自校の武力制圧は常に全く別世界の出来事なのです。学校ぐるみ、裏では教育委員会も承知の事態なのかも・・・・・・、

教師の顔面膝蹴り制裁で 生徒鮮血に染まる    <3>

 顔面から胸に掛けて血だらけの生徒が某中学校保健室に担ぎ込まれてきて、居合わせた生徒らが驚いて「どうしたんだ!?」と聞くと、授業中騒いだことに教師が切れて、生徒の頭を両手で持ち顔面に数発の膝蹴りを加えて激しい鼻血になって担ぎ込まれたことが判りました。「そんなことして死んじゃったらどうするんだ!」と思わず叫んだのが居合わせた生徒。保健教諭がすかさず「あんたは関係ないんだから黙ってなさいっ!」と一喝。
 顔面膝蹴り制裁の教諭は、以前にも同様に切れて生徒を負傷させたことがあることは生徒にも広く知られていました。
 最終的には被害者が「授業中騒いだ俺が悪い」としたことで、少なくとも2度目である暴行傷害事件は不問にされて結着。
 学校は教育委員会と摺り合わせて情報開示請求に備えた事故報告はしているそうですが、転入したばかりの弁護士の息子である生徒は恐れを成して他市へ再転出してゆき、「死んだらどうする」と叫んだ生徒は厳しい監視対象となりました。
 生徒に落ち度があったにせよ「体罰」の範疇を越えた、感情の爆発のままの暴行傷害事件ですが、この学校では繰り返されても全くお咎めなしでした。禁止された体罰でも、見過ごせる範囲と、そうではなく責任追及すべきこととがあるでしょうに、学校ぐるみで隠蔽して総てマルにしては暴力促進・事故発生促進になって絶対にいけません。

コートに立たせて繰り返し 顔面にボールをシュートする「指導」  <4>

[学校教育法]

第11条[第1章 総則(体罰の禁止)]

 校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。

第16条[第2章 義務教育]

 保護者(子に対して親権を行う者(親権を行う者のないときは、未成年後見人)をいう。以下同じ。)は、次条に定めるところにより、子に九年の普通教育を受けさせる義務を負う。

日本国憲法
第26条 (義務教育)

  1.  すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
  2.  すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
 屋外コートに生徒を整列させ、そのうちの一人を直立不動で立たせてその顔面に大きなボールを繰り返し力一杯に蹴ってぶつける制裁をしているのが、近くの公道から目撃されて、「あの学校は、まだあんなことやってるんだなぁ」と呆れられました。何やら大声で罵倒しながら一人の生徒にボールを足元に転がさせてそれを教師が被害者の顔面目掛けて足でシュートしてぶつけていました。
 暫くして「またやってたよ!コートに立たせて顔にボールをぶつけてた。あいつ(暴行の教師)、見られても全然平気なんだねぇ。東京の学校じゃ考えられないよ」との目撃談。大阪桜宮高校の事件と全く同じ暴力に拠る「指導」を中学の部活でやっていたのですが、数年前に目撃の話です。
 その後、校舎の建て替えで遮られて、コートは公道からは見えなくなりましたので、余程の大事故になって隠しきれなくなるまでは外から見えない場所で暴力制裁を続けることが可能な構造になりました。桜宮高校同様、被害者達からの告発はありませんから、いずれ誰かが犠牲になるのではとの懸念を消せません。

不登校に追いやる「指導」に「学ぶ権利」対置
国と大人達に権利を保障する「義務」があると    <5>

 前述の流血事件・体罰事件の学校では教頭が「指導する」と発言した内容は、何と生活指導の教員達による登校阻止のことでした。例えば「髪を染めている」と判断された生徒は学校正門のピケで連日追い返されて数日で不登校になり、そのまま何ヶ月も放置されました。典型的な腐ったミカン廃棄論の「教育」実践です。
 この「先輩」を掴まえて一席ぶった生徒がいます。「義務教育の『義務』って〜のは、生徒に勉強する義務があるんじゃなくて、大人や国が子供達に教育を受けさせる義務があるってことで、生徒には「教育を受ける権利」なんだって。だから正門で通せんぼして登校させないのは義務違反の権利侵害ってことで学校が間違ってる。学校に行って授業を受けて良いんですよ、先輩!」などとやって、かなり突っ張っていた近所の「先輩」からは殴られもしなかったとか。
 その「先輩」は以降、登校を始めて学期を通して卒業まで通いきり、卒業後は早朝からの仕事も厭わず自分で弁当を作って出掛け真面目に働き続けましたが、一席ぶって「指導を受けた先輩」の登校のきっかけをつくった生徒は、怠学や学校の指示への抵抗を捉えて教育委員会傘下の一種警察組織である「青少年補導委員会」の管轄に移すと言われていました。折角厄介者を封じ込めていたのにその妨害として登校を説いたと判断されて特に目の敵にされたようです。学校側の力尽くの生徒支配への抵抗の匂いもあって複雑ですが、主張はその通りでその学校の露骨な「腐ったミカン論」の致命的欠陥を突いてすばらしく、学校から追い出されている近所の「先輩」を、純粋にそう思って説得した様です。

いきなり投げ飛ばす!非難ヤジ生徒を4時間も吊し上げる   <6>

 昔の高校での話ですが、その「市立の別の中学校」から転任してきた体育教師が運動会の練習の講堂でざわつく生徒に苛立ち、大きな音を立てた生徒に飛びかかって柔道の技で講堂の床に投げ飛ばしました。生徒の一人が思わず「酷いなぁ!」と叫んでヤジったら血相を変えてその生徒のところへ飛んでいき胸倉を掴んで揺すり「なんだとう〜!」と威嚇。その生徒に「先生は『楽しく』なんて言いながら、いきなり投げ飛ばすだなんて酷いでしょう」と突っ込まれて、「職員室まで来い」と体育科職員室に連行し授業を放り出して朝一番から昼休み過ぎまで延々4時間「お前みたいなヤツ、生意気だ!」「騒いだ奴等に反省させろ」と吊し上げ続けたのだとか。他の屈強な体育教師達(ラガーと柔道・剣道)がすぐ後を追って怒り狂う教師に密着して見守りそれ以上の暴力沙汰は防ぎましたが、落ち度のない生徒相手に4時間の詰問はやり過ぎで、最初の「犯人」を放り出しての激昂ぶりをみますと、その暴力教師にとって生徒が異を唱えることは絶対的タブーだったようです。「市立中学」は酷いところみたいです。
 この事件は同窓会の度に持ち出されて飲み会のサカナになっています。教師を飲み会に呼ぶと激しくクレームを付けてくる「元生徒」も居て「一応『恩師』には声を掛けないと格好が付かないだろが」とか、幹事さんはなかなか大変です(w。
 しかしながら、みな学校には距離感があるようで、卒業以降8割強が住所を変わっていますから卒業時の同窓生名簿は全く使い物になりませんが、同窓会役員を占拠した東電労組民社党からその候補者支持要求に使われるだけだったので、クラス会開催毎に調査・更新してメンバー全員に配布している新住所名簿は、総勢約100人弱中、連絡不能者2〜3人まで丁寧に調べているものですが、繰り返し消息の連絡を求めてくる同窓会宛には誰一人として送っておらず、何度かの改訂を経た公式の同窓会名簿はとうに使用不能の卒業名簿のままになっています。

********    <8>

 公立中学校なのに越境入学を試みる保護者も居るほどの「風評上の名門校」の内実は以上のような惨憺たるものがありました。どのエピソードもいかにも乱暴で、生徒を見守って育てていく観点など微塵もありません。
 地域の消息筋に拠りますと、その学校は昔から教育委員会直系の能吏が要職に送られて学校運営を仕切っていて、早くから御用化していた同地日教組幹部経験者の裏出世街道の上がりとして御飾りの校長職があって、教育委員会の方針そのものだから、運営方針は簡単には変わらない。暴力や体罰は隠蔽するし、運悪くバレても実行行為者に詰め腹を切らせるトカゲの尻尾切りで終わり、不都合な生徒の切り捨て方針は変わらないだろう。事件の報告内容も事前に教育委員会と打ち合わせてるはずだから学校側から事件の「情報公開請求」を言うのだろう、というのです。

 もしそうならオオカミに羊の番をさせている、泥棒に留守番を頼むの類で、大きな犠牲が出てたまたま明るみに出てたことで世間から指弾を浴びて対応を強いられない限り、暴力支配・体罰支配の体制は変わらないのではないでしょうか。

 体罰の問題は、厳禁の方針のところでも、あまりのやんちゃ振りについ手を出してしまう根深い問題ですが、少なくとも体罰を正当だとは考えて居らず、悪ガキ相手にも必死に抑制している訳です。まして大阪桜宮高校事件の様な生徒に非のない暴力指導など脳味噌筋肉の右翼応援団運動部型指導は全く論外です。
 そんな中で、たとえば非行集団「関東連合」支配下にあって、葬式ごっこでK君を自殺に追い込んだ中野富士見中事件なら、途中、徐々に支配を強めてゆくその揺らがない系統的非道さ冷酷さに気付いて加害側に対して思わず手を上げてしまったというのなら特別の事情として体罰厳禁の中でも責任追及が緩められ猶予されるというのは判ります。あの人殺しグループなら「厳禁の体罰を行った。落とし前を付けろ!」と盗っ人猛々しく迫ってさらに支配を拡げようとする、と考えて無理がありません。他の非行グループでもそうですから。
 ところが、前述の例や大阪桜宮高校では日常的な「指導」の手段として暴力や体罰が行われていて黙認され、社会問題化するまでは外部に対しては存在しない建前で、全く普通に行われる状態でした。これは許してはいけません。

 なお、「名門校風評」に浮揚する契機はたまたまの要素が大きいものでした。
 当初は、末順近い後発の(元)番号校(市立第中学校)として浮上を図っており、各人の試験の総得点を書いた短冊を全生徒分、実名で得点順に廊下に張り出して競わせるとか、悪評サクサクだったのが「能力別学習」で、学期毎にその得点順で「学習クラス」を決めて、ホームルーム以外はその成績別学習クラスで授業を受けさせるのですが、特に気の毒だったのは各ランクの境界層の生徒達で、サッカーリーグの1部〜3部入替のように期末試験毎に相対的な得点差で上下の学習クラスを変えられて毎朝成績別クラスに移動させられるので試験結果に戦々恐々としていました。成績別クラスは2年前後の試行で、成績最上位クラスだけは良く伸びたが、他が置いて行かれてしまうということで中止されました。

 その前後の頃、学区内の新興団地内に小学校が新設され、保護者に教育熱心な層が出現、その子弟たちは多くが有名私立中学へ進学したのですが、文部省の小学生全国一斉テストで社会科のトップ、理科のトップ、A式・B式知能テストのIQが138〜145(4.5σは1/29万人、3.8σは1/13800人相当:組込函数1−NORMDIST(知能指数IQ,100,10,TRUE))といった生徒たちが有名私立中ではなく、そのまま地域の公立中学校に進んで学校から大いに注目を浴び、まるで珍獣扱いで教室を覗かれたり声を掛けられています。2年の3学期には10名ほどに3年生向けの高校進学業者テストを2度ほど受けさせて、上級3年生受験者達約10,000人中の500番〜1,000番台に多くが食い込んでいて、1学年下級生なのに得意教科では受験した2回とも予想外の満点を取った2年生がいたことでも注目を集めることになりました。
 このあたりが「名門校風評」のスタートだと思いますが、その業者テストには秀才だけを入学選抜して格段にレベルが高かった千葉大学教育学部付属中学の生徒たちは政策的に参加させてないはずですから、その分150人前後は足駄評価ではありますし、アチーブテストなど絶対誤答を消去して鉛筆を転がしても半分近くは正解になるテストです。全国一斉学力テストの得点99点というのは問題が易しすぎてそこら中に「天才」を作ってしまった可能性もありますから、客観状況を把握するには、単に得点・順位だけではなく、それこそ標準偏差(偏差2乗平均根)による「正規化偏差」でもみるべきデータでした。
 知能指数IQも図形によるB式ですと、コツに気付くと簡単化されて制限時間が余ったりして得点が大きく上がります。前物理学会会長の米沢富美子さんも某新聞に御自身の体験としてそう書いてました。
 「名門校風評」の元データはそういう曖昧さを多く含んだものでしたが「驚愕の数字」だけが一人歩きしてゆきました。

 その新入「珍獣」の親戚・従兄弟だというだけで中学教師から授業中に皆の前で「○○に比べて、従兄弟のあなたは普通ねぇ〜」と繰り返し無遠慮に言われて敵わなかったと、法事で雌トラに変身するたびに「元珍獣」を追いかけて「○○ちゃん!あんたのセイで中学じゃ酷い目に遭ったのよ〜〜っ!」と吼えてジャレ掛かる千葉東高(旧三高)卒のお姉さん。千葉東高校も有数の進学校なのですが、先生方も野次馬根性丸出しに無思慮で心ないことをしたものです。まぁ、それだけ大騒ぎしたことで名門校風評になったのでしょうが。
 その時代の先生方は「親しみの表現」と勘違いして授業の余談で兄弟同士、従兄弟同士の比較をしました。それをやられると兄弟同士ギスギスしだして兄弟喧嘩に火を付ける深刻なことになりやすいのですが、そういう認識が全くなしに「善意」でサカナにするのですから当事者は堪りませんでした。

 以降は、生徒全員に部活参加を義務付け、コンクール参加や対外試合で成績を残すなどして「評判」を維持・発展させたのですが、浮揚のきっかけはあくまで偶然に、新興団地小学校の1クラスからの優秀生徒群の入学だったはず。同学区の他の小学校や他クラスには特記報告される優秀者は一人も居ませんでしたからその私立名門中学進学者たちの抜けた後の特別優秀者集中の1クラスが非常に目立ちました。功績を云うのなら中学校よりも、むしろ宿直の先生や司書・学級担任などが夏休みも日暮れ遅くまで図書室や音楽室などを開放して生徒の興味に飽かせて放し飼いにしていた新興団地新設小学校が大きいでしょう。中学校は、少し荒れる子を卒業前に建築職人の親方に預けて隔離してしまい、そこで十分修行しなかったと卒業を認めず追放するなど、腐ったミカンを皆捨ててきた「努力」が有ったからだと言うのでしょうか?その生徒がウィスキーに酔ってポケット瓶を煽りながら卒業式に押し掛けて、卒業も出来ない扱いに泣きながら職員室の外から抗議する姿は到底見ていられませんでした。義務教育である中学校の卒業不認定は社会生活をしていく道を大きく奪ってしまい通常の救済回復措置は無いので、東京では見られなくなりましたが、地方では中学卒業を認めない扱いは各所にあるそうです。(親と持ち家に住んでいたのですが、一家丸ごと全く跡形無く行方不明のままです)

 桑田真澄元巨人軍投手も共同通信のインタビューで自ら体験した暴力指導を明らかにして「殴られて愛情は感じない」(2013/01/12(土)毎日新聞夕刊)と大阪桜宮高校の事件を糾弾しましたし、知将野村克也監督談話ではミーティングで自ら考えて貰う、東京オリンピック女子バレー代表監督で日紡貝塚を率いた「根性」の故大松博文監督も暴力反対で、某電子部品メーカーの新入社員合宿研修で旧日本軍のように互いに向き合って「対向ビンタ」を張らせた事件にサンケイ新聞紙上(1976/05/20社会面)で厳しい批判談話を寄せています。
 猛練習と「根性」でもて囃された監督にまで否定されるのは、暴力指導で大成した例はごく稀だということです。
 完全地域割りで入学してくる公立中学の生徒にそんな実質的な差はないはずなのですが、競争の激しい地域ほど陰湿な集団イジメが横行したそうで、Nikon一眼レフカメラのCMを引き受けている人気タレントのキムタク氏もかっては千葉市美浜区の団地街に住んで酷いイジメの対象だったという話が周辺地域にも広く伝わっています。そのイジメは未だにオープンに出来ないほど辛く耐え難い思い出なのかもしれません。キムタク氏も、いつの日にかカミングアウトして不条理な被害を明らかに出来るまで元気になれると良いのですが。

2013/01/23 23:25

オリンピック女子柔道も暴力支配だった!  <9>

 案の定ではありますが、オリンピック女子柔道日本代表15人が先月(昨年12月)連名で代表監督の暴力・パワハラ指導をJOCに訴えて、暴力容認柔道連盟の体質改善を求めていて柔道連盟が記者会見を開いて釈明し代表監督留任を発表したというニュースが大きく報じられました。
 日本型のスポーツ界は、群れる指向の人達が運営を握る下で何処でもこうした陰湿な「暴力」が無批判に罷り通っている非常に遅れた状況があります。ロンドンオリンピック直後の昨年9月から訴えがあったのに、柔道連盟が非公開の無処罰留任で幕引きを図ったことでトップアスリート15名連名のJOC提訴となったというのに、またも留任では簡単には収まらないでしょう。
 JOC対柔道連名同様、組織的な上下関係はありませんが、国際柔道連盟提訴になるのかIOC提訴になるのか、いずれにせよ日本のスポーツ界の後進性粉砕に国際世論の常識を借りて是正するほかないのかもしれません。現状の暴力擁護のままではオリンピック誘致の資格に疑問符!は当然で、この際、トコトン追及してスポーツ界にはびこる暴力支配の体質を放逐して貰いたい。
 先出、東京オリンピック女子バレー代表監督故大松博文氏も厳しく否定した、某電子部品メーカーでの対向ビンタの新人社員研修はその会社の空手部幹部主流派達が指導を引き受けて、極寒の山中合宿所のアスファルトの路上に正座させて蹴ったりビンタで制裁するなど暴力支配で社畜育成に加担したもの。「運動部」というだけで理性の欠片もない人達の実力支配一貫という印象は当分は抜けないでしょう。今のオリンピック代表に対してまでそうだったのですから。
 そういうスポーツ界主流の暴力支配を拒否するスポーツマンも多数居て、個人個人では一律ではないのですが、スポーツ団体を支配する勢力となると多くが脳味噌まで筋肉の詰まった暴力支配容認派に制されていることが問題なのでしょう。

P.S.監督辞任のニュース

 夜7時のニュースで「監督『進退伺い』表明」のニュース!そんなもの他人に伺わなくても辞任が当然です。続投を決めてしまった柔道連盟も同罪。日本のスポーツ界の多くはず〜〜〜〜っと暴力支配なんです。告発15人らの最大の不満は、正当な理由が示されずに国内代表戦優勝者がオリンピック代表から排除され、負けた谷亮子を出場させた柔道連盟不明朗体制の暴力支配でしょう。小沢ガールズをやれる爺殺し能力で柔道連盟爺たちの判断が不当に歪められたという思いなのでしょう。「やわら」はオリジナルが人気マンガで、谷選手の印象はどうみても仇役藤堂トド嬢寄りだったのに主人公名を名乗ることには大いなる違和感を感じたものでした。w(2013/01/31)

2013/01/31 18:30

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