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イベルメクチンがなぜか有効!
繰り返すな!卓効無視・積極否定の愚行
軍医 森鴎外らの誤った積極否定で、 回避できた脚気戦病死が戦闘死の6割に!

 抗寄生虫薬として長年使われてきたイベルメクチンにウイルス増殖抑制作用、炎症抑制作用が有り、新型コロナ感染者が服用して、死亡率が1/6化と大幅下落したとの報告が一時在った。 それに対して集計法の問題指摘があって論文自体は撤回されたが、北里大などで試験中、個人病院などで実使用されて、中には扱った100名以上の患者中に死者ゼロなど良好効果の報告が上がっているが、新型コロナウイルスに効く理由が分からず、製造メーカ自体が「(単独での)抗炎症効果は極薄い」と乗り気でなく、大々的普及には到らないというおかしなニュース。

イベルメクチン有効の例に見えるが!?無害ならダメ元で試行すべき例
https://dot.asahi.com/print_image/index.html?photo=2021052600033_2

 たしかに「病も気から」とか、思い込み、伝承で、無効や有害な薬が蔓延った過去はあって、「整腸剤」として多用されたキノホルム剤など症状改善効果無しで麻痺や死に到る重大副作用の薬が大量に処方された時代もあった。 私自身も服用時の激しい不快感で大学病院から処方された緑の粉末剤:キノホルム剤を飲まずに捨てて助かっている。 だから判断に慎重を要するのはよく分かるが、漢方などは膨大な経験則集積の医療で詳細な理屈は求められないし、イベルメクチンの場合なら他疾患:抗寄生虫薬として承認されて長期に使われて、安全性には問題のない薬だから、まだ治療薬のない新型ウイルスに良く効いて激しい炎症を抑えて救命するというのなら、公への報告勧奨付き・義務付きで使って貰って、報告書式を定めるなどして情報を集約して効果の有無・範囲を確認した方が良いに決まってる。 右のグラフの赤色部分はイベルメクチン投与で感染回避出来た可能性のある部分である。 副作用の激しいワリに病状改善効果の少ないアビガンよりは余程有用な薬ではないか。 単に効かないだけなら害はほとんどない。病状改善の理屈は後から確立すれば良いことだろう。

 かっての日清戦争、日露戦争では大日本帝国陸軍にだけ大量の脚気患者が発生して、その戦病死が2万8千〜3万2千人以上となり、戦闘による死者4万7千名の6割にも達したことは、「軍医森鴎外らの誤説で 脚気戦病死2万8千〜3万2千人以上」日記#451-1に述べた通りである。 脚気死亡をほぼ抑えきった海軍は、実態重視の英国系医学が主流で、医務局長高木兼寛が他国軍との食料の相違に着目、大異である白米食に原因在りと考えて、パン食・麦飯食の航海実験で卓効ありを確認して海軍全軍に白米食排除・抑制を徹底、脚気をほとんど発生させなかった。
 ところが、ドイツ医学主流の日本医学界は「理論的根拠が無い、栄養説は間違いだ」と、海軍での白米排除の卓効を無視して全面否定、森鴎外(=軍医森林太郎)は否定論陣の先頭に居て、陸軍に脚気に有効な対策を取らせず、結果、脚気死者が戦闘死者の6割、戦病死者の7割5分を占めた。

 森鴎外ら当時の日本医学本流、ドイツ流医学派の根本的な間違いは、海軍で採用されて卓効のある策を敢えて認めず、自分たちの根拠の無い理屈に拘って兵たちが脚気を発症して亡くなるのを権力尽くで放置したことである。
事項 備考
参戦者数 戦闘死者 脚気死者
1895 日清戦争 約20万人 977 4,064.
1905 日露戦争 約108.8万人 46,400. 27,800.
日清・日露戦争計 約129万人 47,377. 31,864.
1910 ビタミンB1発見
(オリザニン)
鈴木梅太郎が米糠から抽出。
欠乏で脚気発症
 真相は、後日(日露戦争終結から5年後)、ビタミンB1(オリザニン)が発見されて、この欠乏で脚気となることが分かり、海軍の白米排除方針、パン食、麦飯・胚芽米食が脚気抑制に卓効が有ったことが証明されたが、日清・日露戦争で脚気発病で無益に死なせてしまった兵たち3.2万人余は戻らない。この愚を120年後の現代に繰り返さないで貰いたい。効果優先で実務は進め、厳密な理論的証明は後日で良いのだ。

 2重盲検式の治験や、延命効果比較法では効果無しとされても、患者など一部世論の強い支持により長期に「有償治験薬」として供給されている「丸山ワクチン」の方は、医学界の癌治療技術の進歩と共に次第に影が薄くなってはいるが、副作用がないことと、「癌=死刑宣告」だった時代に患者の闘病の気持ちを支えて「絶望からの体調悪化」を抑えられた患者は多く存在するのだろう。 たとえ物理的には効果はなくても、副作用無しで、癌患者の恐怖感を取り去り気持ちを支えて生き延びさせた効果はあるのかも知れない。 近年の癌治療法の進歩で、いつの間にか消えていく形で自然解決するのも結構なことではないか。怪しげな秘薬がボロ儲けのタネとして蔓延り時に有毒なのは防がなければならないが、医療実践、治療の一部として実務の医者が使うのなら許容だろう。
 理研研究員小保方ちゃんの「スタップ細胞」だって、本来は追試全数不成功で自然淘汰していくのが通常の学術発見検証の流れ。 それを、ことさらに悪意丸出しの個人攻撃で騒ぎ立てて、私的個人メールを暴露、優れた業績のあった科学者を自死に追い込んだのはNHK報道だったか! 先端開発現場の強烈な緊張感を研究者同士お互いじゃれ合って馬鹿を言い合い、中和することはよくあることだろう。 それを私的メールを暴露して「文面通り」「文字通り」の追及・糾弾で、俗世的耐性の弱い研究者を死なせてしまった。 邪推、捏造は当事者の詳細否定で却って大きく拡がるモノだから、ダメージ・コントロール法の例としては「私はメロメロで、いつも鼻の下を伸ばしてるんだが、相手が身持ちが堅く、強烈な結界に守られて近寄れないヨ。残念〜〜!」であれば、相手を守り、自分も守られる。「空想」しただけで糾弾されてアウトになる立場など(お嬢様女子高の教師とか)極めて希である。 「俺の好みじゃないっ!」では馬鹿丸出しだろう。意図とは逆に却って噂の信憑性感を増して、相手も自分も大きく傷ついてしまう。 研究一筋でそういう世間知的な幅が足らなかったのが気の毒だった。 私自身も過集中でピリピリする作業を続けていた開発設計時代、時に技術課の可愛らしい事務担当や試作担当など女性の同僚たちとも馬鹿を言い合って激緊張を中和していたが、近くに悪意の密告者とNHKは居なくてことなきを得ていた。 面白い開発課題で様々要因割り付けをした実験用試作品作成を担当したことが女子寮でも若干の自慢として話題になっていた。 数を追う単純量産より開発研究作業の方が面白いのだ。そういう文脈では、おかしな噂話には成りにくい。無根の噂になっても充分受忍できる美形ではあった(ww

 日清・日露戦争時代の海軍の白米食回避、パン食・麦飯化は、脚気発症者数の驚異的減少で圧倒的な結論が出ているものを、頑迷な日本医学界・軍医総監森鴎外がその結果を無視して、無害の試行さえ許さずに陸軍兵を脚気により3.2万人も戦病死させた愚行がある。 日露戦争5年後のビタミンB1発見で、患者激減という客観事実を見ない不見識を糾弾されるべき事態となった。
 抗寄生虫薬イベルメクチンが副作用なく新型コロナウイルス感染への免疫過剰反応を抑えて救命できる報告が上がっているのを、ダメ元でも積極活用するかどうか、「効果ありの報告が多数上がっていて、ホントは効果がないのかも知れないが、試す価値あり。試すのを止めない、レポート集中先は○○・・・・・・」と、泥を被る覚悟の役所、政治家は現れないのだろうか?
   c.f. 臨床試験結果(「卓効」までは無し)

2021/06/17 23:55

ワクチン予約は掛かり付け町医者からが楽
3密回避・省力に仮受付け→コールバック予約
客激減診療科
のキャンセル待ちの予約、狙い目   <2>

 コロナ・ワクチン接種予約に大混乱のニュースばかり流れている。 しかし私の顔見知りの、掛かり付け医のある高齢者たちは、定例診察時に医師に申し出て仮予約をしてしまい、ワクチン入手が具体化した時点で折り返しの手続き電話が掛かってきて苦労なく予約を済ましている人が多い。 受診経験があってカルテが残っていれば仮予約を受け付けているところもある様だ。 玄関の張り紙に、「ワクチン未確保のため、接種の予定が立ちません。最悪数ヶ月後は有り得ます」とあって、予約集中にブレーキを掛けていた。
 ところが、地域の中・大規模病院だと、担当医での受付が認められなくて、一律、電話予約とネット予約にされたが、そこはマスコミ報道通り電話が終日繋がらず、ワクチン接種枠をたちまちに越えてしまったようだ。
 こちらとしては、特に急ぐ訳ではなく、ワクチン入荷順に接種できれば良いと思い、一般診療終了後の午後に病院受付を訪ねると「午前中の早い時期に予約満杯で受付中止」という。「順番は問わないから、予約の予約は出来ないか?」と尋ねると「(予約の)キャンセル待ち予約で良ければ承ります」というので、診察券から仮予約をしたら、3日後に病院から予約受付の電話があってさらに10日後&31日後の接種予約となった。
 電話予約開始日には窓口だけで800人も押しかけてしまい、感染のクラスター化する虞も生じて、その後の予約業務は「無期延期」になっているそうだ。(7月のワクチン不足時の接種再開の掲示に、「毎週800の接種が止められて、市の配分が週200になったので優先接種枠のみ再開」とあった。1病院で7週間に6000本余も引き受けていた様だ!そして瞬時ではかなり深刻なワクチン不足になっている:8/4追記) さすがは旧千葉1区!地域医療の中核を担った民医連が住民に頼られている!(2区分離ゲリマンダーの動機でもあったのは旧東京7区の11区分離などと一緒)。ワクチンが倉庫に寝てるのなら膨大な顕在需要から優先割り当てすべきケースだ。
 持病の無いウチの支配者:カミさんの接種予約に電話が繋がらなくて往生したのだが、新型コロナで客が逃げて喘いでいる不急診療科が狙い目では?と思い、接種の一般受付をしている小児科、婦人科に絞って電話すると、数分で繋がってすぐ2週間先の予約が取れ、更に翌日、4日後の「キャンセル枠」が回されてきた。 「レディース・クリニックでのワクチン接種時には、禿げ上がったオッサンもきてた(w!」というが、自分自身も「レディース・クリニック」には縁遠いかなりの叔母さんではないか!(w。 応募集中のピーク時期を過ぎた、若年中心で不急の診療科なら、電話が繋がりさえすれば予約できるようである。 知り合いが「接種券が来たが予約で困ってる」というので、以上の狙い目を話し「予約キャンセル待ちの予約で押せ」と言って、数日後に会うと「予約、取れました〜!」と報告あり! 先を争う必要は無いのだから予約の予約:仮受のコールバック確定方式が受付作業も申込も楽にする。 「接種のネックはワクチンの打ち手確保と、予約手続き」で総量は充分あると言うのだから、ボトルネック現場が最も動きやすくサポートするのが妥当で、上からの割当ではなく、従前の各医療機関の処理能力に合う発注方式に切り替えて接種を促進する。 自治体や国は、実務現場に「一斉受付」など余計な制限を加えてワクチン接種を遅滞させてはいけない。マスコミも受付・申込の混乱を報ずるだけでなく、混乱を避けられる予約方法こそ報じるべきだ。

 インフルエンザ予防ワクチンでは、予め電話や診療時に予約すると次の定例の診療日に主治医から接種して貰えたので、特別の面倒は無かった。 その長く続いた慣行を否定して、「ネットと予約センター電話に限る」という愚行を行政が強制して、手続きの集中を生じさせたからの人為的混乱では無いか?!
 政府の云う「ワクチン総量は確保され、打ち手確保の問題」というのが真実なら、仮予約でワクチン配布量を把握してから発注できるフツーの態様にすれば、日常は高齢基礎疾患リスク層を引き受けている開業医、病院ルートは基礎疾患定期診療1ヶ月前後で1周して2度接種で、まるで問題が無く終わり、申込書でワクチン発注を掛けて現物確保確定で日時を知らせればスムーズな筈なのに、何でわざわざ現場の予約手続きを御上が縛って混乱させる必要が有るのだろう?
 いずれ希望者全員に接種の順番が回る中、期せずして生じたキャンセル分ワクチンを、接種実施者である自治体が無効になる前にテキトーに接種したことを大仰に叩きまくるマスコミもおかしい。いずれ全員対象だし、接種者が多いのは社会防衛なのだから、その場で捨ててしまうより有効活用だ。 厳しく糾弾される検察トップの賭け麻雀の相手が実は糾弾する側の大手紙記者だった非と同質の偽善言論だろう。 なぜか社会保険料の個人負担分の会社側肩代わり負担を厳しく糾弾していた朝日新聞社自体が健康保険料会社負担だったから、会社に朝日新聞並みの保険料負担割合増を要求していた組合の側として唖然としたことがある。 新全総・旧産炭地などの低賃金地帯では、保険料折半では健保財政が成り立たず、保険料率を上限に引き上げた分だけ会社負担を増やしていて、それをもっと増やせとの組合要求に水を掛けられたのである。 旧産炭地の低賃金をまともに引き上げるより、健保料会社負担分を増やして健保財政を保障する方が安上がりなのだ。 それを攻撃して「折半負担原則」を言い低賃金の労働者負担増を言い募ったのが朝日新聞だった。
 最前線の医療者接種もまだまだ緒に就いたばかり、介護者後回しというのは順番がおかしく、もっと優先接種で良い。

 個人レベルでの感染予防は重要であるが、大局は、多数の予防接種で連鎖感染は起こらない状況=「社会免疫」を低感染=低犠牲で作ることが目標。感染拡大に勝る接種速度が必要だ。 TVワイドショーで吠え続けた女性厚生技官の単純社会免疫獲得説では、いにしえのコレラやペストのように大流行で死屍累々、人口の過半数が犠牲になって社会免疫獲得終息という方向で、医療負荷にはならない軽症感染は促進するかの言い分は、どうも政府方針の模様だが御免被る。 その間、走りながらのより有効な接種順の追求だから、医療に続いてリスクの高い人、高発症率・高感染率地域、落命率×接触率の高い、高齢基礎疾患者、接触機会の多いエッセンシャルワーカー、高齢者収容施設等、様々のシミュレーションから推奨接種順が呼び掛けられていって死者を減らすべきもので、微視的には予期せぬ逆順は悪意無く生じてしまうモノ。 概ねの平等が追求されていれば可で、予防接種陣頭指揮の市町村幹部のキャンセル分接種など許容範囲だろうが。 希に重篤な副作用も現れる、特例承認のワクチンで、社会防衛を図り、確率的に個人防衛をしようという試みへの、時に命がけの協力者ではないか。無償接種は政府が「必要な社会防衛」と認めての適用。 露骨に「上級国民」が権力と金で予防接種を買い取ったので無ければOKだ。 病床逼迫の中、自民と維新だけは軽症でも優先入院、検査徹底で、野党は国会議員でもコロナ死と言う露骨な権力側優遇、政府の感染抑制の無策に怒って居るだけだ。
 「予約キャンセル待ち予約云々」は三密と混乱を回避して能率良く接種を進めたい病院現場のアホ御上回避の知恵だろう。 第2陣以降の多くのワクチンを、こっそり予約キャンセル待ち(初日にあぶれた800名余?)に回していたりして(w。∵コールバック方式は受付作業量と電話呼び出し(架電)の手間を最も減らせて三密回避できる高効率接種の合理的方法であるし、接種を申し込む側も仮受付されてのワクチン入荷順番待ち=正式予約待ちになって不安と焦りはほぼ無くなるから、拙速でも、他機関にも拡げて処理能力を増やす。 機会次第である接種順番の若干の運・不運は許容しようではないか。
一斉予約義務化の混乱は、政治側がやってる感を出したいが為のパフォーマンスに思えてくる。

思わぬ副作用か?!膝がワラって大転倒負傷   <2.2>

 「キャンセル待ち予約」で、日曜日の朝一番、9:00から接種の組に呼び出されて、ファイザー製の新型コロナワクチン接種を受けてきた。 密を避けた時間差予約だが9時前には病院前駐車場に50人ほど入館待ちをしていて、時間帯順に15〜20人くらい館内に案内されて、問診、接種×3、15分以上待機、解放という流れ作業に病院職員が貼り付いて難なく接種を受けてきた。
 接種の副作用は主観的には全くなくて、体温が常温より0.7℃上がって、散歩後の体温。心もち足の力が萎えた感じ程度で、注射痕の腕に打撲傷後の様な鈍い痛みが出て来たが、「正常範囲」と思っていた。

 ところが接種から9時間後の夕方、早足散歩中に舗道の凹凸に足を取られてもんどり打って大転倒!肘と手の平を派手にすりむいてしまった。普段なら一瞬の駆け足で平衡が採れるのだが、膝がワラって思うように動かず転倒に到り負傷してしまったのだ。 自覚症状として脱力感があれば、慎重に歩いたものを、それに気づけなかったのが負傷の遠因だ。翌々日の散歩ではアスファルト道路の震災ひび割れに引っ掛かって体勢を崩したが、軽々と復旧できて何てことはなかった。 確かに接種日夕刻より足が軽くなっている。膝のワライは軽い副作用の一環だったと思った。

PC-FAX標準装備@Windows 10   <3>

 現状、ビジネス場面ではメールが圧倒的主流なのだが、個人レベル高齢者となると、様々な作業能力はあっても「電話とFAX」から抜け出せていない方が少なくない。 そうした方のFAXと、PC間で直接に文書を送受信するデバイス・ドライバーがWindowsには標準で付いていて、Windows対応の(=Windowsに応答機能のある)FAX−Modem(機能の開放されたFAX)さえあれば、送受信可能である。
REX-USB58
USB FAX MODEM
REX-USB58:正常動作
Fax Modem
RS-232C FAX MODEM aiwa+USB変換線
StarHAX=PL点灯するも不動作/もう一基は電源入らず
「Blue Thoothと、その他のデバイス」にREX-USB58は自動登録されている。動作可能。

 このたび手書き原稿をPC入力する作業を引き受けたので、校正作業のためガラクタ箱からFax Modem一式4基を引っ張り出して動作させてみたが、1機種だけ動作する。 依頼主は親指シフト・キーボード派だから、入力機材が無くなってしまって、JISキーボードでは追い付かなくてのSOSだった。 版下屋などで業務としての文字入力に親指シフトは有効でも、自分で文章を作るときにはキーボードの差は顕著ではなく、汎用のASCII/JISキーボードが優位ということだろう。 当方も、日常的に打ち込み文書量の多かった時代はカナ・モードを使っていたが、タマの使用となった今はいつの間にかローマ字かな変換に変わっていた。 打ち込んだ文書ファイル納入先へは当然、メール添付ファイルである。

 FAXを通信プリンターとして扱い、パソコン文書ファイルをそこに出力する方式のFAX−Modemとして、かってはSTAR FAXとか、FAXアダプターなどの製品があって、RS-232CやUSBを介して電話FAX回線に繋いでいたが、今では、プリンターの標準デバイス・ドライバーとしてFAXが登録されていて、印刷時にプリンターの機種としてFAXを選択するから、右写真のようなFAX−ModemハードさえあればパソコンでのFAX送受信が可能である。

 さらには、NTT INS-64回線や初期のNTT光回線など、電話2回線の同時使用が可能だと、自分の電話番号にFAX送信することで、FAXを自宅プリンターとして利用できる。副番として050番号が割り当てられるSoft Bank回線でもNTT番号←→050番号間で相互にFAX送受信可能であり、プリンターとして使える。出先でプリンターが必要になったときに使える。

【 困ったFAX!エラーに全ページ再印刷 】    <2.1>

 自宅のFAXは、家庭用だが代行メモリー受信方式で、全送信データを一旦ファイルとしてメモリーで受け取ってから紙へのハードコピーを出力するのだが、紙出力途中に紙詰まりを起こしたり、紙が無くなったりすると、紙を補充したり、詰まった紙を取り除いても、再び最初からプリントアウトを繰り返すのである。 数枚ならまだ許容だが、原稿18枚×3の最後の方でこれをやられると堪ったものではない!
 また、無鳴動受信設定にしてのメモリー受信後のプリントアウト中は、次のFAXは受け付けない仕様で、自動再送信FAXから送られると呼びっぱなしで応答しないだけで無く、元々が電話兼用だから、無応答の間、無鳴動着信が全く無効で呼び出し音が五月蠅くて敵わない。 連続着信が予想される場合は紙を置かなければメモリー着信だけで処理できて、後でプリントアウトすれば混乱は無くなる。受信容量はA4版で約50枚分あったから、容量としては概ね足りる。 また「夜間モード」では無条件に無鳴動だから、FAX送受の間は手動で夜間モードに切換て騒音を避けられる。 家庭用FAXというのはかなり雑ではあるが、送信1〜2枚では欠点が顕在化しないのだろう。
 本格的な作業用には、メモリー受信機能と併せ、プリントアウト中の次着信許容、印刷ページ指定機能、紙無し補充の出力一時休止許容機能のあるFAXが必要だ。 家庭用FAXでは用紙を10枚ほど(定格15枚は無理)までしか積めず、プリントアウトにつれて順次足していくのだが、そこで結構絡むのだ。紙不足で停まってから紙を補充できないのはかなり重大な欠陥だが、仕様には何処にも触れられていない。熱転写フィルムを都合3本使い切って\1,700.は結構痛い出費だった。

PCをFAXに化けさせる/FAXをPCプリンタとする
【 Windows 10 FAX Driver使用法 】    <2.2>

 FAX送信の場合は、印刷時のプリンター機種選択操作でFAXを選び、送信幅を設定して、添付FAX番号簿に予め登録したFAX番号を指定して「送信」をクリックすれば良い。 途中、宛先の新規作成操作で新番号登録もできる。

 FAX受信は、FAXソフトを起動しておいてFAX受信に備えて待機させるか、着信が判ったら「受信」をクリックすれば画像ファイルとして受信される。
 Windows添付のFAXソフトの起動
コントロール・パネル > ハードウエア-とサウンド > デバイスとプリンター >
  Fax アイコンを右クリック、印刷設定をクリック:設定は「A4、縦」等を選択、OK
   (デフォルトはLetter Sizeだから、そこにA4サイズを送ろうとするとError停止する)
  Fax アイコンをダブルクリック、上列メニューの「すぐにFAXを受信」をクリック で受信

 受信ファイルの印字は、受信トレーを開き、受信時刻などから印字したいファイルをクリックし、上メニューのプリンターアイコンをクリックする。
出力プリンターを選んで「印刷」


2021/05/31 23:55

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