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トカゲの尻尾送検!運転士&区長

大雪で東急東横線 追突事故 運転士ら書類送検へ

2月6日 14時24分@NHK News Web
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170206/k10010866381000.html
 関東などで大雪となった3年前の平成26年2月、川崎市の東急東横線の駅で電車が追突し乗客65人がけがをした事故で、警察は、追突した電車の運転士と運行を指示した責任者が雪を考慮して運行を規制する対策をとらなかったことが事故の原因だったとして業務上過失傷害などの疑いで6日、書類送検する方針を固めました。
 関東などで大雪となった3年前の平成26年2月15日、川崎市にある東急東横線の元住吉駅で停車中の電車に後続の電車が追突し、乗客65人がけがをしました。

 警察は事故原因の捜査を進めたところ、追突した電車の30代の運転士と運行を指示した責任者の60代の電車区長が雪を考慮して直ちに運行を規制する対策をとらなかったことが事故の原因だった疑いがあることが警察への取材でわかりました。

 このため、警察は6日、2人を業務上過失傷害などの疑いで書類送検する方針を固めました。
これまでの調べに対し、2人は容疑を認めているということです。

 この事故をめぐっては、おととし5月、国の運輸安全委員会が事故調査報告書で後続の電車が追突する600メートル余り手前で非常ブレーキをかけたものの、線路に積もった雪と車輪に残っていた油などが原因でブレーキが十分に利かなかった可能性があると指摘していました。

NHK番組「人権侵害」でBPO認定 「不正に細胞入手」根拠なく

2017年2月11日 東京新聞朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201702/CK2017021102000145.html
 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会(坂井真委員長)は十日、理化学研究所元研究員の小保方晴子(おぼかたはるこ)氏らのSTAP細胞に関する論文を検証した「NHKスペシャル」について、不正行為によってSTAP細胞を作製したと視聴者に受け取られる内容だったとして、小保方氏への名誉毀損(きそん)の人権侵害を認めた。NHKに委員会の決定内容を放送し、再発防止に努めるよう勧告した。勧告は、同委員会の判断の三段階で最も重い。

 番組は「調査報告 STAP細胞 不正の深層」と題し、二〇一四年七月二十七日に放送された。同委員会は、番組が「小保方氏が何らかの不正行為によりES細胞を入手し、STAP細胞を作製したとの疑惑がある」と視聴者に受け取られる内容で、裏付ける根拠が示されておらず真実性が認められないと認定。看板番組の一つで、全国放送され、小保方氏が受けた名誉毀損の被害は小さくないと加えた。
 原因として、取材が不十分だったというよりも、配慮を欠いた「編集上の問題」を挙げ、説明を加えればこうした事態を避けることはできたとした。一方で、「この決定が調査報道を萎縮させるという見方は適当ではない」としている。
 また、取材を拒否する小保方氏をしつこく追跡し、挟み撃ちにする行為などは「放送倫理上の問題がある」と指摘した。その上で「小保方氏が世間の注目を浴びている点に引きずられ、不正の犯人として追及するような姿勢があったのではないか」と疑問視し、報道が過熱した事例の取材の在り方も検討するよう求めた。

 同委員会は弁護士ら九人の委員で構成。多数が名誉毀損による人権侵害に当たるとしたが、二人の委員からは「名誉毀損の人権侵害があったとまでは言えない」「名誉毀損とは考えず、放送倫理上の問題があった」とする意見も出た。
 小保方氏は一五年七月に人権侵害を申し立て、同委員会は同年八月から審理していた。
  • ◆「番組の事実に誤りない」
     NHKの話 「真摯(しんし)に受け止めるが、人権侵害はしていないと考える。関係者への取材を尽くし、番組の中の事実関係に誤りはない」
  • ◆「放送の影響 一生消えない」
     小保方晴子氏の話 「放送が私の人生に及ぼした影響は一生消えない。人権侵害や放送倫理上の問題点が正当に認定され、感謝している」
  • ◆BPO放送人権委員会の決定概要
    1. ▼小保方晴子氏が何らかの不正行為によりES細胞を入手し、STAP細胞を作製したとの疑惑は真実性・相当性が認められず、名誉毀損(きそん)の人権侵害が認められる
    2. ▼放送直前に行われた取材は、拒否する小保方氏を追跡するなど放送倫理上の問題があった
    3. ▼小保方氏と論文共著者との電子メールのやり取りを報じたことについては、科学報道番組としての品位を欠く表現方法だったが、プライバシーの侵害や放送倫理上の問題があったとまでは言えない
  • ◆人権と研究は分けて
     研究不正に詳しい榎木英介・近畿大医学部講師の話
     決定は重いものだと思う。実際にSTAP細胞問題が起こったころは、かなり突っ込んだ報道がされ、事実の確認以上にプライバシーを暴くような過剰な演出もあったように思う。その点はきちんと受け止めてほしい。ただ、小保方氏の人権は回復されるべきだが、だから研究の不正もなかったということにならないように気を付けるべきだ。二つの問題をきちんと切り分けて扱ってほしい。
<STAP細胞問題>
 理化学研究所で研究していた小保方晴子氏らが2014年1月、マウスの細胞を刺激し新たな万能細胞の「STAP細胞」を作ったと英科学誌ネイチャーに発表した。理研の調査委員会は、論文の画像に捏造(ねつぞう)と改ざんの不正があったと認定。理研や小保方氏本人が実施した検証実験でSTAP細胞は作製できず、小保方氏は14年12月に理研を退職した。理研の調査委は、STAP細胞はES細胞の混入と結論付けた。

 東横線元住吉駅での降雪中追突事故(2014/02/14 24:00〜)の責任が何処にあるのか、誰にあるのか、安全設備を含めて多岐に渉る問題があるのに、規則で雁字搦めにされて処分権のない運転士など末端オペレータの刑事責任を問ういつもながらの刑事処分に大きな疑問を感じるものです。
 豪雪中の運転に、適切な速度制限を行わなかったことの責任はあり、漫然と急行運転を続けて追い越しダイヤで走ったことで待避駅である元住吉駅で先行列車に接近、先行列車が過走したことで進路が各停側にロックされて、降雪中の減速度低下で指令からの非常停止指示・停止信号でも止まりきれずに衝突に到った!(通過線に進路を切り替えられていたら追突は避けられている)経過はありますので、
  1. (1).豪雪中の急行運転を中止し全列車各駅停車化する指示を出さなかったことに最大の原因
  2. (2).次いで減速運転指示を行わなかったことが運行上の問題
  3. (3).降雪時・結氷時の減速度が平常時の1/3前後に減少する事実は、過去の同種事故で明らかになっているのに、 保安装置であるATCを減速度固定の最高速度からの一段制動方式にして制動余裕を無くしていたことで追突事故に直結。 降雪モードなどで、想定減速度を変えて、きちんと「演算」させていたら起こらなかった事故。 「地上演算方式ATC」は僭称で、このような地下鉄向けATCを地上線に導入・設置認可したことの間違い
  4. (4).運転士に減速運転実施の自由度有りや??JRでは減速運転は時に処分対象で、運転士個人の感じた懸念だけでは自由に減速できない。
などの事情を、考えたときに、事故発生の責任者は誰なのでしょうか?!
 運転規則と運転指示に従っただけの運転士に、可罰的な違法性があるかどうかかなり疑問です。起動加速の極端な低下から、減速度低下を予測して減速運転の許可申請をして、認められれば衝突は避けられましたが、JR西日本・東海・近鉄の様な上意下達体制なら運転士の上申はほとんど不可能。東急ではどうなのでしょうか?
 降雪時の急行運転中止各駅停車化、減速運転を指示するのは輸送司令でしょうが、その決定は電車区長なのでしょうか?
 さらに降雪時に減速度が時折1/3になることが知られているのに、地上で減速度設定固定の一段制動ATCを採用・認可した不適切こそ直接の事故原因としたときに、それを認識していない運転士や電車区長(?)の判断の責任を問えるのかどうか?事故発生後の解析で、降雪時は一般的な60km/h制限ではなく、運転士が減速力低下を感じたときには40km/h以下に抑える必要が有るATCだったことが判った訳で、そうした判断のできない末端に責任を押し付け処罰して幕引きとする措置には同意できません。
 先の事故調報告では、地上演算式一段制動ATCの欠陥も、車上演算式一段制動ATCの欠陥にも触れられて居らず、JR東日本のD-ATCでも起こりうる一段制動方式でのリスクに触れてない、不足のあるものでした。どちらも減速力低下による制動距離の延長を演算して居らず、最高速度からの減速では制動距離が想定外に伸びた分で衝突事故を起こしかねないリスクを抱えて走っているわけです。 同じ車上演算式でもATS−Pなど45km/h〜55km/hの中間現示制限のある場合には、初速の2乗で制動距離が短くなっていてリスクが激減していることと、1閉塞区間手前での中間現示への減速でブレーキの効きが悪いのが判って、次の区間では慎重な制動を掛けるので「一段制動方式」の様な大きなリスクにはなりません。 固定閉塞の「早期減速の無駄」は安全余裕として働いて居たのを、一段制動方式が毟り取ってしまっての追突事故発生なので、降雪モードの減速度設定演算は必須なのです。降雪モードで表に現れる結果は車間距離の減速度反比例ですから、降雪時には間引き運転として人為的に実施しているもので、それがATS/ATCにより強制されるだけで、扱いに不自然さはありません。
   See→★安全余裕を軽視か!東急ATC雪中追突事故:日記#357
       ★1段制動ATCのため氷雪中追突事故!東急:日記#386

BPO小保方氏救済妥当!
論文共著者を自殺に追い込んだ興味本位NHK「報道」
   <2>

 科学の新学説・成果は、発表された当初は「仮説」扱いで、他で独立に検証が行われて、繰り返し成功して認められて「理論」「真実」に昇格していくもので、追試不成功で淘汰されていくものです。 その点、小保方論文たたきは、理研内反感派の総力を挙げた有ること無いこと個人情報の暴露で、ゲッペルス宣伝相型菅官房長官まで出て来て処分を言い募る異様さで、到底科学論争とは言えない怨念が感じられました。
 「新理論」なんて、時折、壮大な勘違い、思い違いも混じって出てくるもので、社会一般水準では内容を検証しきれないからこそ、第三者による追試や解析の成功で徐々に認められて「仮説」から「理論」に昇格していくもので、総て追試が失敗して次第に消え去っていくもの。画期的新理論となれば斯界の権威にさえ直には判定できないものですから、門外漢は成り行きに任せて追試の結果を待つしか無いのです。 ロートル世代共通の経験としては、物理学で「アボガドロの仮説」と言っていたモノが、次第に信頼度を高めて「アボガドロの法則」に変わっていくのを経験しているはずです。
 「同一圧力、同一温度、同一体積のすべての種類の気体には同じ数の分子が含まれる=→1分子量グラムに含まれる分子数は総て同数=アボガドロ数NA=6.022045×1023[個/mol](アボガドロ定数)」、「分子量グラム」というのは、たとえば窒素分子N2は、原子番号7(=陽子数7)、質量数14(=中性子数7=14−7)である窒素原子2個で窒素分子を構成しますが、その質量数グラムというのは14×2=28グラムを云います。ボイル・シャルルの法則と併せ、これ=1分子量グラムが1気圧0℃で22.4リットルになるという法則です。 これは仮説が理論に昇格した典型例です!
 それを頭から「悪意の捏造」と断ずるキャンペーンが始まり、どんな意図で交わされたか判らない私的メールを盗み出して面白可笑しく脚色して攻撃するNHK報道のような陰湿なものに追われて、共著者を自殺に追い込む事態になりました。
 今回のBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会の勧告で
「NHKスペシャル」について、不正行為によってSTAP細胞を作製したと視聴者に受け取られる内容だったとして、小保方氏への名誉毀損(きそん)の人権侵害を認めた。NHKに委員会の決定内容を放送し、再発防止に努めるよう勧告した。・・・・・・・・・・
というのは当然の、妥当な判断だと思います。
 研究、開発業務ですと、長時間に亘り非常な集中と緊張を強いられることは間々あって、神経がピシピシ張るような緊張を解して気分転換を図るのに、軽く運動したり、歌などで声を出したり、馬鹿を言ったり、通路で行き交う同僚にハイタッチしたり、ハグしたりと、外から見たら異様に見える行動をお互いにしていたりするモノで、「愛してるよ〜〜!」くらいは当然に言ってると思いますので、その私的断片を公の場に晒して攻撃したら、別の意味に転換されて一人歩きされてしまいます。 開発実験作業中に工場内の周囲騒音(75dB〜95dB?)に合わせて結構な大声で歌っていたり、事務担当の若い女性から3時休憩で支給の(牛乳、コーヒー等)飲み物の注文を聞かれて「あなたのナマが良い!」などとジャレていたものです。 今の時代だったらセクハラで完全アウト! そういう作業中の息抜きの遣り取りがNHKがコトサラに問題にした「ラブ・メール」だった可能性がある訳で、笠井先生の自殺はNHK歪曲報道に追い込まれたもので有る可能性が大変強いと思います。 「私の気持ちはイスラム教徒らしいんで、あと二人分席が空いてます」ぐらい吹けるキャラなら作業中の冗談として乗り越えられたのでしょうが、真正面から受けとめてしまったのでは生粋の研究人生で、若干ウブに過ぎました。 あたしは根がいい加減で捌けてるんですけど、非常に非常に残念ながら絡むべきお相手がなかなか・・・・・・・・・・。

   See→★女学生の『自由研究』?無邪気に過ぎるSTAP論文表現手法:日記#360

2017/02/13 23:55

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