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丹沢・大山フリーパスもありました
高性能手振れ補正、自動露出・焦点、Nikon D800

急行 特急 急行 特急 急行 特急 急行 特急 備考
新宿休日発 07:01 07:00 07:22 07:28 08:03 08:10 09:04 09:27 指定席
+@550.
本厚木 07:46 08:19 08:56 10:17
伊勢原 07:59 07:53 08:25 08:25 09:02 09:02 10:04 10:24
大山ケーブルバス停 バス30分、20分間隔+シーズン臨時  330m高
ケーブルカー麓駅 階段徒歩15分  400m高
ケーブルカー下社駅 6分+20分間隔。(徒歩45分)  670m高
大山山頂 登坂90分std(実130分)。29丁目。富士眺望 1,252m高
見晴台 下山60分std=実。関東眺望
下社(駅) 徒歩30分std。実20分  670m高
大山ケーブル下(駅) 下り徒歩40分  400m高
丹沢・大山フリーパスA切符、新宿発着で¥500.割引、本厚木−渋沢間自由乗降
新宿-本厚木では急行より速くない特急!座席と飲酒・飲食空間確保用か?
 暮れに入手した連れ合いのNikon D800カメラの試験撮影に、案の定ポーターとして動員され、かなり久々に神奈川県伊勢原市の大山に登ってきました。
 私の感覚としてはどうも逆順で、先ずは家の廻りで様々な被写体を撮影して新入手のカメラ操作に十分慣れて覚えてから実用撮影に臨んだもので、Ricoh-500も、Olimpus M-1-MD改も、Pen-Fも、C-720も、コニ・ミノα-sweet Digitalも、1週間〜1ヶ月掛けて取扱説明書にある様々な機能を一つ一つ確かめて、現実の撮り方を想定して実行してみて、時には簡易取説メモまで作って折角盛りつけられた諸機能の使いこなしを図って旅行やキャンプに出掛けたものです。
 それを取扱説明書を読むこともなく高性能のバカチョン機能だけで撮影してしまうとは・・・・・・、私の写真撮影アプローチはあくまで利用者・活用者であってマニアじゃない!と信じていたのに実はマニアのそれだったのか!?とかなり揺らいでいるところです。光学系の基礎知識は様々の利用に当たっての必要事項であり、かって照明とか物理の授業や講義で学んでこね回していたもので、「マニア」とは違いますよねぇ?!

 一眼レフカメラを持つハイカーに何度か「良いカメラですねぇ〜」などと声を掛けられて、非常に目立っていることに気付き「登りがきつそうだから、頂上まではリュックに入れる」と富士山を撮った20丁目?あたりからはカメラを下げないようになりました。「そんなに有名なカメラなの?」って、そうですよ、カメラ好きにとってニコンD800は超有名高級カメラで、女性がぶら下げての目立ち方はド派手塗色のカメラ女子用一眼レフの比ではありませんて〜の!(w。

 D800が圧倒的性能を示したのは「手振れ補正4段階」で、暗くて到底撮れなかったと思った画像が普通の絵になっていること。それに次いで、かなり暗いところでもオートフォーカスが働き、また黒潰れ、白潰れが若干改善されて写ること。その性能だけでもバカチョン利用の価値はありそうだと思い始めました。確かにアマチュアがA2版での解像度秀劣比較をしても実用的意味は有りませんで、オフセット印刷の職人さんや、撮影技術のプロの話でしょう。持ち主の気の向くままに気軽に使えば良いと言うことですが、それでもせめて直接の設定ダイアルのないAUTO、P、A優先、S優先、主ダイヤル等々の操作は判ってから使って貰わないと、あまりに、あまりに勿体なさすぎます。


[写真1].富士山@大山頂上手前

[写真2].野生の鹿@大山山頂

[写真3].ハンググライダー@山頂。やびつ峠から飛翔か?

[写真4].ケーブルカー下社駅(山上側)

[写真5].ケーブルカー中間駅配線全景

[写真6].ケーブルカー中間駅配線

[写真7].先導師宿大山講石標垣に「千葉市検見川町1丁目」発見
 冬は日没が速くて、16:28には沈んで、真っ暗になる「日暮」が17:03ですから、崩落跡のガレ場もある山中行動では若干の余裕を取って16:00には上がる予定にしないと事故のリスクが格段に大きくなります。大山ケーブルカーの最終便も17:00です。そこからするとかなり楽な大山登山でも早朝出発を心掛けた方が良く、新宿発07:00〜07:15前後のロマンスカー1便には乗りたいところです。深夜残業に疲れた翌朝は良くこれに乗って車内でトーストと紅茶の朝食を採ったものでした。ところが連れ合いには早朝出達の重要性が良く伝わらず、1便には間に合わない出発となり、時間的には特別料金不要の急行とあまり変わらないので成り行きで乗車することにして、新宿駅の小田急への乗り換え口で係員に聞いて臨時特急さがみ59号08:10発(相模大野で江の島行きと分割)を本厚木急行乗換でバス起点の伊勢原駅北口へ。
 良く調べていけば「丹沢・大山フリーパスA切符」の存在に気付いたと思いますが、前夜に行き先を決定して早朝出発では無理でした。同じ小田急の箱根フリーパスは子供達を遊ばせるのに何度も使っていて、時に芦ノ湖とロープウェーを2周したりしているのですが、勤務地近くでバスも含め繰り返し利用していた大山にもフリーパスがあるとは気付きませんでした。
 また、かって朝のダイヤでもロマンスカーが圧倒的に速かったのですが、先ずは通勤ラッシュ緩和優先でラッシュ時は間引かれ、表定速度も下げられてしまい、相模大野での分割併合型ロマンスカーでは急行と差が無くなりました。先日乗った筑波エクスプレス区間快速の走りの必死さとは対極の緩やか〜に走って車内販売に注文したミニボトル・ウィスキーを舐める列車なのでしょうか。週末の下りロマンスカーなど新宿始発の車内から宴会が始まってるグループもあるほどですからねぇ。

 先月末=昨年末に化膿防止(?)で総計11本もの点滴を指示された医師より同時にカロリー制限を申し渡されて1,900.kcal/日〜Max.2,000.kcal/日の食餌管理を始めて体がまだ適応しきれない状況なので、日常生活にはほとんど支障ないものの、10日ばかりで体重が4.5kg落ちて馬力不足感が強くて力が入りません。なのに理想体重まではその倍の減量が必要!やっと慣れた山歩きはまたも振り出しで、経験の積み直しです。ツアー車(サイクリング自転車)で平坦地25km/h〜28km/h一定で走っていたものが、現在15km/h〜20km/h一定走行がやっとの惨状で、それでも動かないと筋肉を落としてもっと酷くなりますので、弁当と共に完全ガス欠に備えて「食べない予定のチョコレート」を非常食として持って大山登りに挑戦。かってはケーブルカー脇も常に徒歩で登っていたのを、ケーブルカー利用に替えて、大山阿夫利神社下社から頂上まで標準90分を、大きく息が上がりながら5割増しの130分で登頂。それは、かっての蓄積過労労災患者たちの病状改善リハビリコースの一つでした。See→日記#314-B
 こちらは上社奥の院参拝の表参道で、少し登ると富士山の良く見えるコース(写真1参照)で、登山道に頂上28丁目までの標石が建っています。空気が太陽光に光ってしまい、コントラストを得られなかったのですが、初撮影ということで折角入手したPLフィルターを置いてきていて試用できず残念。サイト引用に当たってはコントラストを若干強調しています。

 大山ケーブル下バス停から、ケーブルカー駅まで、土産物店と大山講先導師宿が並び少々歩くとは覚えていたのですが、階段に次ぐ階段を15分標高差70mも登るとは全く記憶にありませんでした。ここの某先導師宿では職場の労働組合の忘年会だの、学習会だの、厖大な量の裁判関係資料作成の合宿を何度かしましたので、長い長い階段の記憶がないというのはまだ若くて余程楽々と登っていたのでしょう(荷物運搬用には脇に特別の道路が有ります)。
 ここ大山も山自体が御神体で、各地に「大山講」という参拝団体が作られて、旅費を積み立てては大山参りに出掛けて、一種の山岳案内人でもある「先導師」の宿に泊まって、名物の豆腐料理など精進料理を食べて、そこから大山阿夫利神社参拝登山をしました。宿の垣になっている石標に講名が刻まれていまして、私の住まい近くの「千葉市検見川町1丁目大山講」の石標を見つけました(写真7)。同町内のその「講元」と、旧隣町の建築屋の石標の3本が並んでいてかなり目に付きました。日本武尊(やまとたけるのみこと)が祀られている社のある「検見川神社」(けみがわ:総武線駅は新検見川)の地元で夏祭りは永久年番の地域です。落語にお山参り講の宿で眠っている間に丸坊主にされた男が、先に地元に帰って「旅先で災難にあって丸坊主になってきた」と留守居のカミさん達全員を丸坊主にして仕返しした話が有りましたが、そうした参詣講というのは江戸の昔から盛んだった様です。先年、バカ息子が犯罪集団関東連合のカモにされ掛かって重傷を負った歌舞伎の成田屋の話も成田不動尊への参詣激増で「佐倉街道」だったのが「成田街道」と変わってしまった話ですし、庶民の生活に根付いた様々の宗教が仲良く並立していた暮らしの様子が垣間見えます。力尽くで信仰を押しつけようと云うのは靖国神社の国家神道と創価学会が国内の両巨頭で、政権を握って憲法改悪=国を規制する憲法から、民を従わせる憲法への根本的変質を策している大変危険な状況にあります。先の安倍政権が強行した教育基本法改悪も、教育条件整備の世界に冠たる優れた基本法から、権力側の恣意による価値観を注入しようとする国民支配法への変質が図られました。安倍晋三ら極右グループには国民は力尽くの支配対象にしか見えないようです。この強権支配はまるでタリバン並の頭脳なのを示します。(イスラムは過激派とは違う!と云われますが、外からは見分けが付かないので正直引いてしまいます)
 山頂で野生の鹿のつがいに遭遇(写真2)。人に慣れていて逃げ出しません。小型犬を連れた少女を発見して初めて柵の陰に待避しました。山頂ではやびつ峠から(?)滑空を始めたハンググライダーが丹沢山塊沿いの上昇気流を伝って近付いてきて遊弋していました(写真3)。

 下りは東側の尾根を「見晴台」に向けて降りますと、都心方面を一望、小田原方面、大磯から江ノ島、三浦半島、房総方面、関東一円が見渡せて、東名高速道路がうねって居るのがずっと見られます。大気(水蒸気)の乱反射光で写真にすると薄れてしまってダメでしょう。
 「見晴台」からさらに東に下ると日向薬師(ひなたやくし)バス停に降りますがここは遠くて、しかもバスが極めて少ないと思いパス(実際は毎時3本前後)。西南にとって返すとほとんど落差のない山道が続いて標準30分で下社=ケーブルカー頂上駅に戻ります(写真4)。今は草花が全部枯れ落ちていますがシーズンには高山植物の花を含む植物が溢れます。ここを20分余で抜けて、下社からは徒歩で降りても40分ほどですが、落日前には山歩きを終えたかったので再びケーブルカーで降りて、ケーブルカー交換駅全景を収めて(写真5 & 6)、臨時バスに乗り伊勢原駅に戻ったあたりで丁度落日。

 急行2本をやり過ごして本厚木から江の島併合ロマンスカーあさぎり12号MSE(本厚木16:54発)でビールを飲みながら帰ってきました。近年、普通列車車内ではたとえセミクロスシート車でも駅弁を食べるのもはばかられる様になり酒など飲んでいたら通報されそうな雰囲気で、\550.を支払っても速くないロマンスカーに乗りたくなるのは無理からぬところです。昔、夕方の常磐線下りのロングシート国電で床に新聞紙を敷き一升瓶を立てて車座で宴会を繰り返していたのとはまるで様変わりの強力管理振りには驚きます(あれはショックでしたが、千葉以東のボックスシートのディーゼルカーではワンカップを飲んでいましたから質的な違いはあまりなさそう)。近年は密告流行で、運転席で煙草を吸ってたの、非常制動ノッチに投入したの、ATS-Pで一段制動運転をやらかしたのと底意地悪く密告する風潮は陰湿でイヤですねぇ。普段使ったことのない操作を、想定した非常時に適切に行えるなんて思える人の頭こそ狂っています。実害を生じない範囲で運転者に任されるべき範囲が有るでしょうが。

 丹沢連峰の東端に位置する最高峰の大山は丸一日で行動するのに丁度良い山で、高尾山同様に千葉や茨城、埼玉からでも十分に日帰り行動圏内の山です。次は、先日思わぬ荒天で登り切れなかった筑波山の再挑戦にでもしましょうか。それから陣馬→高尾縦走へと運動量を増やしていきましょう(逆順は不調の際の脱出ルートが弱いから、もっと元気になってからのコース)。

軽〜くブレーキも有効、雪道発進    <2>

 東京は14日朝から久し振りの大雪に大混乱ですが、冬に南岸低気圧の通過というのは関東に雪が降る典型的パターンでして、12日(土)の撮影出動を却下されてしまい、14日昼過ぎには南岸低気圧接近で外に行けるのは翌13日(日)しかない!と深夜に決定、早朝出発を強行したのが前項です。「雨に留まり雪にはならないだろう」という天気予報より良く当たりました(w。

 雪道での車の発進に、教習所では「セカンド発進」を教えます。それは滑り出す前の最大粘着トルクまでを活用するには有効ですが、滑り出すともうダメで、差動ギヤ(ディファレンシャル・ギヤ:デフ)のおかげで左右両駆動輪のトルクが均等化されて、滑っている小さい側に揃えられてしまいます。
 それを避けるためにはアクセルと同時に軽〜くブレーキを踏んでやると、空転側のトルクが制動分増えて、停止側に伝わりその分発進を助けます。今やオートマ車(トルコン車)主流でクラッチペダルが有りませんのでアクセルとブレーキを両足で分担して同時に操作できるので楽に操作できるはず。マニュアルミッション車ですとブレーキを踏みながらアクセルも踏むトゥ&ヒールの高等技術駆使が必要になり結構大変かもしれません。ジープなど4輪駆動車(4WD車)に「デフ・ロック機能」があるのはこの泥濘地・雪道発進のためです。
 融けかかった牡丹雪なのに7〜8cmも積もるというのは、翌朝は結氷でガチガチかも知れないと、日没後の夕方に玄関前スロープと家の前の歩道の除雪は済ませましたが、既に歩道が踏み固められてかなり凍っており、馬力欠如の身に2日続きの重労働は結構堪えました。しかし翌朝の作業にしていたら結氷が進んでもっとずっと大変でしょう。

[追記]↑ 駐車場関係が案の定バリバリに氷結してしまい、客用駐車場は午後になっても氷剥がし作業で大変でした。気分的にはきつかったけれど、前夜の除雪敢行が正解でした。隣家も我が家を追って奥さんが主要部を前夜除雪で助かってましたが、翌朝は残した部分が氷結してしまい息子さんと必死に剥がしてました。(15日夜追記)

2013/01/14 21:55

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