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違法な線路立入かどうか?台湾ネット話題
踏切通過後撮影は「合法」では?傑作写真

大学生が撮影した絶景写真 違法疑惑で批判噴出
警察が事情聴取へ/台湾

中央社フォーカス台湾 1/4(金) 14:06配信
   大学生が撮影した夕日の写真=本人提供
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190104-00000003-ftaiwan-cn.view-000

 雲林 4日 中央社)中部・雲林県内の大学に在籍する男子学生が撮影し、インターネットで注目を集めた夕日の写真が物議を醸している。違法行為を行って撮影した疑いが浮上したためだ。現地の鉄道警察は学生を呼び出し、詳しい事情を聞くとしている。

 学生は先月29日、列車が走る線路の延長線上に夕日が沈む光景を捉えた写真をインターネットに投稿。その美しさで大きな反響を呼んだ。だが一部から、撮影した位置が立ち入り禁止区域である可能性が指摘され、学生の撮影マナーに関して批判が噴出した。

鉄路警察局台中分局斗六派出所は先月31日までに、大学を通じて学生に派出所に説明に出向くよう通知。撮影時の状況を把握した上で、鉄路法にのっとって対応するとしている。

 学生は同日、写真について、遮断器が上がった後に踏切の中央に移動し、タイミングを狙って撮影したと説明。警察には必ず事実を話すと語った。

 鉄路法では、歩行者や車両は鉄道の線路、橋、トンネルや駅構内の一般立ち入り禁止区域を通行してはならないと定められており、違反者には1万台湾元(約3万5000円)以上、5万元(約17万5100円)以下の過料が科される。
(葉子綱/編集:名切千絵)
 典型的な「ひまねた」報道であるが、当サイトもヒマネタ扱いで良くマッチするので採り上げる。
 下掲写真の撮影法について、判定は無罪!違法性なし!記事にある当事者大学生の弁明の通りだろう。 きちんと確かめもせずに犯罪者扱いで総叩きが始まるのはネット媒介のファッショ体制、ナチス狂信独裁体制だ。 さらに警察が噛むに当たり、内部で鑑識課に相談していたらネット騒ぎに引きずられる方向での介入にはならなかったはず。

 撮影画面の着目点としては、太陽の視直径0.5331333・・・・・・[゚](視半径=0゚15'59.64"@理科年表、天文p2、太陽惑星および月定数表)が基準で、列車車体幅は推定しやすいので、その見込む角を太陽視直径角との比例計算で求めて、その角のタンジェントで車体幅を割れば撮影距離が比較的正確に求められる。 (計算方法は微少角の近似で±3゚程度までは、sinθ≒tanθ≒θ(ラジアン単位:PI()ラジアン=180゚)の単純乗除計算で精度良く求められる)。
 またトリミングのない画面で横幅長がフィルム(撮像素子)一杯であるとすると、比例計算で画角が得られ、フィルム幅を画角のタンジェントで割ればカメラの焦点距離が得られる。
 一方、列車は複線の左側にあって、台湾の鉄道だから、日本と同じく遠ざかっている風景で、列車通過直後の踏切から撮影可能な構図。これは違法ではない。尾灯も点灯している様に見える。

 問題の写真を画像処理ソフトに取り込んで、着目点のドット座標を読み取ると、
基準である太陽視直径0.533133゚両端が(560,240)−(936,240)
比較対象の列車は(618,610)−(724,610)、車体幅を日本(=鉄道省、国鉄)と同じ2.800[m]
画面全幅が(0,240)−(1500,240)
として、比例計算で列車の距離Dは、太陽との画角比から車体幅を見込む角を求めて、そのタンジェントで車体幅を割って逆算すれば良い(Windowsおまけの電卓が各PCのアクセサリーに収納されていて、「関数電卓」に設定し直して利用可能、ショートカットを画面に出しておくべき。 下記Rθ方式なら「普通電卓」でも計算可能。 但しPI()≒355/113で7桁精度)
   D=2.800/tan{0.5331333×(724−618)/476}=1,351[m] ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ tan方式
or  D=2.800/{0.5331333×(724−618)/476×(PI()/180)}=1,351[m] ・・・・・・・・・・・・・rθ方式
or  D=2.800/{0.5331333×(724−618)/476×((355/113)/180)}=1,351[m] ・・・・・rθ’方式
   仮に90[km/h](=25[m/s])で走っていても、通過から54秒後に撮影の画像ということになる。踏切道への立入は合法であり、警報で速やかに立ち退けば何ら問題は無い。線路に立ち入ったら問題になるだけだ。
 一方、画角θは
   θ=0.5331333×{1500/(936−560)}=2.1270[゚]
 これが36mmフルサイズカメラの画角なら、そのレンズの焦点距離Lは、
   L=36/tan(2.1270)=969.4[mm]
or  L=36/(2.1270×PI()/180)=969.75[mm]
or  L=36/{2.1270×(355/113)/180}=969.75[mm]
焦点距離が約1000mm相当の望遠レンズ(誤差−30.25mm)で撮影していることになる。 大学生は、遠方がこんなにハッキリ写る!なかなか良いレンズを持っている!うらやまし〜〜っ!(w)。電子関係同様レンズ造り技術は台湾に流出してしまったか!
 発表写真がトリミングされていてもレンズの焦点距離が違っても無関係。 画面画角は変わるが、撮影距離の推定計算は太陽の画角との相対比較で列車の視角を求めてその幅から位置を算出しているので関係ないのだ。(何らかの絶対基準の写っていない写真からの距離推定はできない。
 別解として、電柱の間隔が、ピッチで50m、幅で10mとして、列車までの電柱の本数から距離を推定すれば、
少なくとも12本〜15本は写って居るようだから、画面範囲で600m〜750m以上あり、加えて撮影点までの距離で、列車から1000m以上の距離はありそうだ。焦点距離1000mm相当のレンズで、10m幅の電柱が36mm幅フィルム(撮像素子)一杯に写る距離は単純比例計算で求められ、1m×(10m/36mm)=277.8mとなる。877.8m〜1027.8m以上の距離ということだ。

以上の推定計算を以て、この写真撮影は、違法な場所から行われたモノとは言えないと判断できる。 問題にしたネット多数派の判断ミスである。

Dot scale
2019/1/4台湾作品
Dot scale

   (画面のスケールは画面幅を1500としたもの。 本文は画像ソフトに写真を取り込んでDot座標として計測)
【画面スケール試算】(参考)
 算出精度は落ちるが、画面スケールから読み取った値で試算すると、
太陽視直径0.533133゚両端X座標が 550,936=386
列車幅は 622,728=106、車体幅を2.800[m]
画面全幅が 0,1500=1500
∴列車を見込む角θ=0.533133゚×(106/386)×(355/113/180)=0.002555239[ラジアン]
撮影距離L=2.8m/0.002555239=1095.6m
36mm幅フィルムの画角βも比例計算で、β=0.533133×(1500/386)×(355/113/180)=0.036159042[ラジアン]
レンズ焦点距離F=36/0.036159042=995.6mm ・・・・・・・・1000mmレンズ(誤差−4.4mm)と思われ
 画像ソフトがあれば、画像データを読み込んで直接に着目点の座標を読み取る方が正確だが、画面スケール読み取りでもそこそこの精度は出ていることがわかる。
 この計測の精度は画素のドット幅が支配的であり、車体幅が106ドットの1ドット差は±0.94%差で非常に大きく、微少角計算方法の誤差を大きく超えている。

絶対基準の写ってない『写真』は

 韓国発表の「自衛隊機威嚇接近写真」とか「レーダー距離表示写真」など、絶対基準がなく、別写真ではない保証もないから対立相手には「苦しい捏造」と思われてしまう愚。 日本側の写真も太陽のような「絶対基準」は写って無くて心許ないが、それでも飛行機の窓枠と洋上の船が映り込んでいてなんとか距離レンジは推定可能である。哨戒機乗員の会話の被ったレーダー照射連続音と動画は説得力ある資料だろう。 少なくとも「客観事実」を付き合わせて物理状況の理解は双方共通にしてから、その解釈・評価を巡って争うべきなのに、技術的な専門家現場に客観事実より、様々の思惑を優先させてしまうような「政治主導」が有っては論議にならない。 公海上に一方的に宣言した李承晩ラインでの日本漁民射殺事件あたりから一貫する韓国・朝鮮の乱暴さ野蛮さである。北朝鮮観光客を、禁止区域進入を口実に即時射殺という事件もあった。 悪名高いソ連の警備艇でも日本漁船の拿捕は繰り返していたが、いきなり射殺は無かったはずだ。
 本筋は「ミサイル誘導照準レーダー連続照射問題」なのを、論点ズラしで有耶無耶にしたい作為紛々にみえてしまう。 アメリカのヴェトナム北爆から使い始めたレーダー誘導ミサイルは、射手側が標的に向けレーダーを照射し続けて、その反射波を追わせて誘導するものだから、連続音になる訳で、チャフで目標を間違える熱戦追尾誘導方式よりも回避が難しいもので、レーダー照射されている限りはミサイルがめがけて飛んでくる。 ゆっくり回転させて周囲を観測する一般のレーダーが一回転中の一瞬照射されるのとは全く違うから、益々言い分の信用性を失うのだ。 韓国生まれの謀略集団勝共連合(原理研)と同じ悪意の論法だ。 See→日記#427:照準レーダー照射事件試算検証(2018/01/24追記


ワイヤレスマイクの混信!街頭宣伝では良く経験!
自社内でチャンネル調整しておけば良いのに!  <2>

駅のホームで突然女性の歌声が!    2018/10/30 15:01
  聞き惚れるほどうまい美空ひばり「みだれ髪」の謎

 宮城県岩沼駅のホームで突然、スピーカーから女性の歌声が響き渡った。曲は美空ひばりの「みだれ髪」(作詞・星野哲郎、作曲・船村徹)。 ひばり本人ではない。カラオケのようだ。それにしても、聞き惚れるぐらい上手だ。
お座敷列車「宴」から流れたカラオケの美声

 おととい28日(2018年10月)午前9時半、この音声がツイッターに投稿された。 「♪巻いた帯 三重に巻いても 余る秋」と続く。ネットには「無茶苦茶に歌がうまい。その辺のプロが裸足で逃げ出すレベル」「シュール過ぎて笑える 何気に歌が上手いことでさらに笑える」という声も。
 動画の投稿者に聞くと「いきなり、お早うございますという声が聞こえて、選挙演説でもしているのかな、と思ったら、カラオケっぽい歌が――」。 10分以上流れたという。声は5番ホームに停車中の臨時のお座席列車からだった。 途中、「まもなく1番線に上り列車がまいります」という駅員の声も混ざってくる。 カラオケの音声が駅のホームのスピーカーに流れてしまったようだ。
 野上慎平アナ「聞いた人、びっくりしたでしょうね」
 司会の宇賀なつみ「歌がうまい!」
 野上によると、お座敷列車「宴」で、主に団体臨時列車として使われている。 車内は畳で座椅子が並んでおり、カラオケも付いている。 「朝9時半ですが、もしかしたら、お酒も入っていたかもしれません」。
 JR東日本によると、カラオケのスピーカーと駅員のスピーカーの周波数が同じに設定されていたためだという。 広報担当は再発防止のため「カラオケ装置と駅放送装置の周波数を調査し、一致した場合は『停車駅を変更』、あるいは『停車中のカラオケを控える』など調整する」とコメントした。
 司会の羽鳥慎一「カラオケ控えるのは、かわいそうですね」
 歌った女性も自分の歌がこんなに多くの人に流れたとは驚いただろう。

注:×カラオケの×スピーカーと駅員の×スピーカー・・・・・。
  ○カラオケの○ワイヤレス・マイクと駅員の○ワイヤレス・マイク・・・・・・・・
https://www.j-cast.com/tv/2018/10/30342417.html

[13]. ワイヤレス・マイクの混信・傍受に注意!

 ワイヤレス・マイクは便利だが、 チャンネル数が少なく他のユーザーと電波利用が衝突して、駅の案内放送がもろに入ったり、スーパーの店内放送に混入するのは珍しくない。
だから常にケーブル式マイクを使える様にしておくこと。 (今後デジタル化の見込みだが現在はアナログ式が主)

拡声器運用ノーハウ集2004/07/23付  http://mizushima00.moryou.com/_rep/dqndqn.htm#13

 右の囲み記事:カラオケ音声が駅のホームにフルで流れてしまった珍事は朝のワイドショーにも採り上げられて生音が流されて笑ってしまったが、昔から良く有るトラブルで、駅前広場で街頭宣伝を始めたら、ワイヤレスマイクの周波数チャンネルが一致してしまい、駅ホームのアナウンスにそのまま飛び込んでしまったとか、スーパー前の街頭宣伝なのに店内放送にそのまま飛び込む、あるいは逆に宣伝カーから店内放送や駅構内放送が流れてしまい、慌てて紐付きマイクに切り替えるのは時折経験していて、「どこそこじゃnnチャンネルは使えない」と担当者間で引き継がれてきたモノだ。 チャンネル数が少なくて固定されていた時代は特に頻発したトラブルだった。

 今は電波式でもユーザー設定でチャンネル変更できて、現行の800MHz帯では6群6チャンネルで全30チャンネルを選択でき、感度調整で伝播範囲を制限できるので、数分も有ればチャンネル切り替え可能だし、同一会社内なら移動体と固定局のチャンネル範囲を予め決めて利用の衝突を避ければ済むこと。 さらにカラオケ・スナックで徐々に主流となりつつある赤外線無線方式マイクなら周囲と混信しないですむ。

 JOY FULL TRAINだのお座敷列車だので稼ぐJR各社がその程度の調整・整理もしていないというのは怠慢というべき。 雅チャンネルとか、なのはなチャンネルを決めておき、交錯する箇所では使用停止を掛ける電波ダイヤを決めるなどお手の物ではないか(w。

厳密な角度−距離計算は  <1.2>

 冒頭項での視直径角度−距離計算は微少角の近似 sinθ≒tanθ≒θ(ラジアン単位:PI()ラジアン=180゚)で可だが、角度が5゚を超える様なら、厳密には距離逆算の場合は θ/2 と tan(θ/2)で考えるべきだ。 これは分岐番数も同じで、簡易的にはフログ角θのタンジェントの逆数で扱えるが、厳密にはフログ角の半角θ/2のタンジェントの逆数の1/2として定義されている。
 今回の数値で試算しても誤差は出ない。それは「画素間隔単位≒角度間隔単位」として近似計算していて、全く同じ数値になるからである。すなわち
   D=2.800/tan{0.5331333/2×(724−618)/(476/2)}
    =1,351[m]

と、全く同じ数値となる。
 車体幅W=撮影距離D×見込む角δ の関係からDを逆算すれば、
   D=W/δ=2.800/{0.5331333×(724−618)/(476)×PI()/180}
    =1351m と、先出と同結果が得られる。

「糸鋸」を頼んだのに
「つちのこ」を捜す!  <3>

 出先で作業中にプリント基板切断が必要になり、カミさんに電話すると近所のスーパーで買い物中で、「棚の糸鋸を作業所に持ってきて」と頼むと、暫くして「捜しても見つからない。帰って自分で捜して」と折り返し。

 仕方なく1500mの途を帰宅して捜すと、指定の場所ですぐに見つかって「ほら、あるだろ」というと、それを見ていた愚息いわく「なんだ、糸鋸か!『つちのこ、つちのこ』って捜してたよ。何のことかと思った」と暴露。

笑い話『どっこいしょ!』を地で行く事態だが、『つちのこ』なんか有ったら、見つかっただけで新聞社会面の大ニュースだ。 技術屋・科学屋のかみさんじゃないなぁ!とつくずく思った。

 冒頭の、線路立入是非でのお祭り状態の話題は、昨日、かみさんが持ち込んだもので、「問題の写真を記事に引用できないのをナントカして」というので初めて見たもの。たしかにプロテクトが掛かっていてIE画面でも右クリックでは画像のURLを拾えない。 それだったら奥の手、力尽くの「プリント・スクリーン機能」で絵を取り込んで画像ソフトに貼り付けてしまえば良い。 我がPCは確か横1920px×縦1080pxと横1480px×縦980pxだった筈だから、どちらもサイト写真の解像度としてはまずまずである。 画面一杯になる表示倍率を捜して絵を中心において取り込み、画像ソフトに貼り付けて、余分な部分を切り捨てればJPG写真ファイルとなって、ドット座標で計測も出来るし、出所コメントさえ明示しておけば、サイトに引用利用できる。 それが冒頭の写真である。 年末月からの特急割り込み作業の超多忙が一息付いて、ようやく暇ネタで2ヶ月半ぶり(1ヶ月半)のサイト更新とは相成った。

転居先検討中!であります  <4>

 geicities閉鎖通告に伴う当サイトの引っ越し先は鋭意検討中であります。 転居先URL表示のためにも年末までにと思っていたのですが、12月冒頭に緊急の割り込み作業が飛び込んで手をとられてしまい、今、ようやく目途が付いたので、月内を目標に転居します。

2019/01/10 23:55

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