mail to:
![]() |
![]() 旧 |
![]() 新 |
![]() Geo日記 |
![]() |
![]() 主目次 |
[62]. 的外れ!ATS-P換装まで再開認めず,公明大臣 |
昨日国交省大臣はATS-P換装まで福知山線の再開を認めないことと,ATS-P設置義務付け基準制定の方針を明らかにした.後者は遅きに失するほど当然だが,前者は,曲線での過速度が基本原因だから曲線入り口に過速度防止装置の速度照査が設置されているかどうかの問題であり,ATS-SWかATS-Pかの問題ではない.速度制限地上子がなければATS-Pでも関係なく過速度で脱線・転覆してしまう.通勤線の安全装置の改良だから,取りあえずはh17/03/29発国鉄技195号通達のST型時素式速度照査装置設置範囲を行き止まり駅だけでなく,行き違い設備や,速度制限箇所に広げて,危険箇所に2〜3対づつ設置して開通させてから,ATS-P設置&試験を行って早期に換装するのが順当だ. 状態がよくわかっていないままセンセーショナルに騒いでいるマスコミ世論に迎合して,外した対策で利用者に不自由を掛け続けるのは愚の愚.公明党の「実績作りのパフォーマンス」としか言いようがないはなはだ迷惑な愚挙.技術的判断ができて,h17.3.29発国鉄技第195号通達を出した国交省事務方が,その内容を否定するような行政指導をするとは考えられず,大臣直の政治方針だろう.こういう高度に技術的で実務的なものに絡んでのパフォーマンスはやめさせられないだろうか. |
2005/05/03 12:00
|
![]() 旧 |
![]() 新 |