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Geo日記 |
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[58].
実証してしまったか!
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4/25,9:15頃,福知山線尼崎駅手前約1kmで207系7両編成の快速電車が500数十名を乗せて脱線転覆大破,深夜0時現在で死者51名,猶1両目がマンション駐車場に食い込んで救出不能という大惨事が発生した. 前回7日前に「カーブを忘れて突っ込むと脱線転覆になるから進入速度にみあった過速防止装置は付けた方が好ましいのだけれど」とここに書いた途端,カーブでの過速が要因として大きいと見られる事故が発生してしまった. 現場は最高速度120km/hの長い直線部を南下して名神高速道をくぐってすぐ右300Rを70km/h制限で抜ける,カーブの入口直近で脱線している.カントは97mmで制限105mm一杯といって良い高速設定になっている.JR西が記者会見で「133km/hを越えると脱線の危険性が高まる」と言い,それまでは転倒しないかの説明を行ったが,これは「133km/hを越えると転倒,脱線する」「揺れや狂いでそれより低速で脱線する」というのが正しい説明だろう.JR西の誤導世論操作だ. 案の定の事故なのだが,犠牲にされる方はたまらない.高速カーブの速度制限速照も準義務化すべきだろう.これを機会にJR西,JR東海共にATS-Pへ換装と高速からのカーブ進入に対する速度照査導入を決めるべきだ.そもそもATS−P開発の契機となった西明石ブルトレ富士過速脱線事故はJR西の領域が現場ではないか!JR東だけのP整備に留めてはならない. |
2005/04/25 23:55
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