mail to:
adrs |
旧 |
新 |
Geo日記 |
主目次 | |
[57]. 中村駅(四万十駅)は差なし!両側に急カーブ! |
宿毛線の行き違い駅を探し,120km/h特急対応の必要性を具体的に示そうと思ったのだけれど,中村駅(四万十駅)は地上子の設定に差が無い様である.理由は駅両側に250R前後の急カーブがあり,この制限で出発信号対応地上子の設営位置が低速になる(H17.3.29発通達.国鉄195号2項但し書き)から問題なさそうなのだ.四万十川と支流の流れに沿った中州様の地点に駅が作られて2つの川を渡っているからだ.中村線は地図で見る限りこの250R前後が標準曲率の様で,高速線とはいえ宿毛線にも約250Rが有り,そこは振り子式車両でも70km/h余が制限一杯だ.(第1川奥トンネルループなど).ここを表定速度84km/h,最高120km/hで走り抜けるのはまさに職人芸の世界だろう.全く気を抜けない運転で,過速警報は必須の路線ではないか! 残るは中村線の窪川,若井と,あと何処が行き違い駅だろうか? これも,カーブを忘れて突っ込むと脱線転覆になるから進入速度にみあった過速防止装置は付けた方が好ましいのだけれど,現実にカーブの過速防止装置が付いているのはATS-P区間のうち,東京超過密線と,過速度で貨物列車を3度も脱線転覆させた函館本線大沼付近程度しかない様だ. 優秀な安全装置を付けるとそれに頼って穴に嵌るという傾向もあって痛し痒しだが,ATS-Sx系は人頼りだから,最高速度に対応する警報を発するよう基準を統一して貰いたいものだ. |
2005/04/18 17:30
|
旧 |
新 |