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集水枡・集水溝で非稼働時も常時自動排水・換気が必要、豊洲市場
最大エラーは石原元都知事の妄言に乗った独断変更と情報隠し!

 共産党都議団による暴露で大政治問題となった豊洲新市場建物下に汚染拡散防止の盛り土がなく、地下空間に地下水が堪っている件は、基本問題として劇毒物のある土地を食品市場に選ぶべきでないという重大な判断ミスがある。 そのミスをカバーしてリスク制御して使う方策として、専門家会議が表層土の撤去・入れ換えと盛り土を提言して採用され公表されて移転説得に使われていたものを、当時現職であった石原慎太郎元都知事のコストカット指示提案を機に、秘密裏に設計変更されて建物下は除染作業を想定した空洞とされて、それが今になって明らかになり政治問題化したもの。 除染作業空洞を設ける設計変更を広報の形で公表しなかった理由については「無用の不安を煽る」としているが、こんなふざけた話はない。それは原発絶対安全神話で国民を騙し、住民避難や遮断方法など減災害措置を準備してリスク対応をすべきところを全部サボって被害を深刻化させた福島第一原発爆発災害に共通する国民蔑視の暴挙である。

 ま、設計変更を事前公表していたとして、世論から示される「不安」に対しては「万一の保険」論などできちんと説得的対応をすべきだったが、地表より低い広大な空間が生ずるからには排水の問題は当然に生じて、稼働してからだけでは足りず、地下空間が形成された時点で工事中から自動排水しているべきモノだ。
 実際には工事中には排水されていたのではないだろうか。現状の地下水位を考えれば、工事中も定常的に排水していたと考える方が無理がない。他の建設現場ではそんなもの常識なのだから。それが完工と共に排水がなくなり、床にコンクリートが貼ってない状況で湧水が続いて、引き渡し前、稼働開始前に水浸しになったと。
 そう考えたとしても、集水枡・集水U字溝がないのは手落ちだ。普通は気付かれない程度の緩い傾斜を付けて排水U字溝と集水枡の漏水を誘導して、集水枡の水位検出によりポンプの運転を制御して常に排水しておくべきモノ。水位制御リレー装置など50年〜60年前からオムロンなどが発売していて、制御水位の調整も簡単だし、インフラ関係では個人住宅も含めて何処にでも使われているもので、それを放置とは、管理側が怠慢に過ぎるのではないだろうか?!

 今後は、暫く移転が止まり、長期になればオリンピック選手村など臨時的利用も視野に入ってくるが、その先にもし廃用しないで使うことになる場合は、地下空洞の常時強制換気と、集水枡・集水U字溝設置で漏水を常時付設の浄化装置に送り込み続ける体制で運用されるのではないだろうか。床に海水を撒けない海産鮮魚市場として変な問題もそれに吸収させて排水機能整備で解消することも可能だろう。

※ 週刊新潮記事が「共産党のスクープではない!この問題は前からサイトに公開されていた!」と、相変わらずの徹底した共産党嫌いで、学者の言を借りる形で功績に泥を掛けるのに必死なのが実に嗤える(w。だったら週刊新潮はなぜそれが発表された時点で記事にしなかったのか!やっぱり右翼御用週刊誌だったのか!と自らに返ってくることも見えないほど冷静な判断力を失っている。非技術系の記者たちが技術的な討論内容を一般向けにかみ砕く能力が不足して見過ごしていたから、8月の共産党都議団発表が大スクープになるのだろうが。
 実は昔、国会論議でも同様のことがあり、斯界では永らく公知の事実が,大分経ってから政治問題化したことがある。国産の飛行艇開発に、アメリカに小型飛行艇「マーチン」の提供を求めて、代替の実験用機体を得て、戦中から暖めていた水切り装置や艇体形状開発を行い、中西飛行艇を継承する新明和工業製の国産飛行艇PS−1、US−1の開発を行ったことは航空趣味誌などに度々記事になっていて航空ファンには良く知られて居たが、それが「違憲の日米軍事協力に当たる」として国会審議が暫くストップしてしまったのだ。「政治的にはそんな重大なことだったのか!」と改めて気付かされた事件だったが、技術的興味による関心と、社会的・政治的位置づけとはかなり違うことがあり、科学・技術相での情報公開だけでは足らない「広報」が必要ということを示している。
 赤旗新聞通信員にはそうしたスクープ狙いで専門技術を見ている人たちが各所に居て、軍事技術関係など一端の軍事ヲタよりも専門技術力がある分詳しかったりする(w。今回の都議団スクープも「匿名通報者」とされているが、そんな匂いが大いにするのだ。
 2000年3月の地下鉄日比谷線中目黒駅脱線惨事でも、営団当局が職場の事故調査専門委員会などからの輪重計設置要求を拒否し続けて輪重狂いを主要因とする事故に到ったことを「国会議員団の現地調査で発見した」という公式発表になっては居るが、その根拠となる書類の存在はきっと職場内の赤旗通信員たちから内通されているはず(wと確信している。エスパーでもない国会議員たちが現地調査に行っただけでそんな立ち入った資料が入手できるハズがないだろう。

基本的な地形周知徹底の対策必要
台風10号東北・北海道水害被害    <2>

 s40年代前半落成の「天覧団地」都住宅供給公社多摩川住宅は、多摩川の河原を堤防で締め切って生じた土地に造成されて、その周囲を古い羽毛と小川の河岸段丘、羽毛下通りに囲まれた土地でである。 現天皇が皇太子時代に大規模都市団地の走りである多摩川住宅を中央の12階賃貸棟屋上から見学したという「由緒ある」(w 東京都住宅供給公社開発の、当時は丁寧に作られた団地である。 (後年造成の分譲棟の一部は質が落ちる様だが・・・・・・)。 国土地理院が公開する米軍撮影の古い航空写真で見ると羽毛下通りが河岸の幅広い旧多摩川が明確に見える地形。 近年配布の調布市ハザードマップに拠れば浸水時には最悪4mの冠水の可能性ありとされている。 満水の小河内ダム決壊の際にはさらに越える水位もありうるだろう。 その団地では、建設当初から配電線と電話線の地下ケーブル化がされていて東西に抜ける軸道路以外には架空配電線が見られないことと、各棟毎の電話のターミナル・ボックスが2階と3階の中間の階段室壁にあって、4m浸水しても電話は簡単には止まらない様になっていた。 それなのに最近設置の光ケーブルの端末装置がNTTもKDDIも1階階段下に並んで設置されていて、浸水一発で止まる設置なのが却って異様に感じた。 従前の電線型電話なら動作電源が電話局にあって親機は停電に関係なく通話できたが、光ケーブルの宣伝に乗って光電話に切り替えると、停電で送信・着信不能になるだけでなく、浸水でも止まるし、他社系回線には繋がらない囲い込み型のものも増えてきて汎用性で不便になる。0077や0088系に繋がらないから、外出補助でダイアルアップ回線のプロバイダを確保していても家では使えずあまり意味がなくなるのだ。

 台風10号での東北、北海道での激甚被害は、地形で見る限り、人が区切って宅地化した昔の川の領域を、自然が奪い返した形になっている! ン10年、ン100年スパンで見たら川幅一杯までの洪水を繰り返して形成された地形なのだから、そのリスクを考慮した避難態勢を準備して周知徹底しておく必要があったということだ。旧川幅が現堤防仕切りの数倍もあれば堤防を越えて溢水(いっすい)することは当然の現象で、それだけで崩壊するような堤防では設計・施工不良という他ない。昨年の(茨城県常総市)水海道大水害はそれに相当する。冒頭多摩川住宅を囲う堤防も陸側が土で危ないが、約3m幅のアスファルト舗装のサイクリング・ロードが若干の補強にはなっていて洪水水位の時には溢水懸念箇所に土嚢を積んで堤防崩壊を防ぐのだろう。
 「扇状地」と言えば谷間からの土石流流出が重なって形成された地形だろうし、北海道も自然の作った広大な氾濫原を堤防で仕切って市街地化したところは長期スパンでは元々の氾濫原が自然によって取り返される現象で、溢水に耐えられない堤防で破堤して被害が深刻化するし、それを予想しなかった人間側に対策・避難遅れが起きてしまう。

ギター5A弦波形(110Hz標準) PCによる実観測

搬送波4fを方形波fで振幅変調(ギターを模擬)

低音歌唱例(男声、非美低音) 1周期8波型

↑1周期が3山、4山、5山、
 〃 6山、7山、8山↓

2周波数コーラス波形推定、(整数律↓)
1f :2f :3f :4f :5f :6f


 そうした災害懸念地区に立地する災害対応に困難を抱える老人・障害者世帯や施設については、特に早期の避難タイミングの設定、確実な避難路・避難場所・手段の確保が絶対に必要だ。
 「避難準備勧告」が、困難者に対しては避難勧告相当であることは十分には周知されておらず、グループ・ホームの運営責任者もそれを知らなかったことで岩手でのグループ/ホーム入所者9人の遭難死に繋がっている。警報や勧告を出す毎に、直接の重大被害に関係する意味の詳しい説明は必要ではないだろうか。

 気象庁発表の酷さは責任回避のアリバイ重点で、たとえば津波予報でも中心推定値一本ではなく、誤差範囲と95%包含高潮位で警報していれば東日本大震災での津波被害は大きく抑えられたはず。避難は推定中心値ではなく推定最大値で判断されるからである。 しかしそういう対応を採らずに、推定中心値と実際の違いを「謝罪」してしまったのだ。 誤差範囲×2.5、÷2.5が従前の津波予報実績だったから、6m高予報は、最大15mを警戒すべきと言う注になって被害が抑えられ、狼少年非難も回避できたのに、推定誤差範囲と最大予測を公表する方向にはしなかった。
 勧告・警報段階の具体化についての情報提供が雑なのも、情報の受け手の視点ではなく、自分たちのアリバイ工作重点だからそうなってしまう。駅の障害者対応が、必要十分な情報を提示して当人たちの自由度を増す工夫ではなく、電話予約すれば個々対応するという、やはりアリバイ型なのと共通のものがある。
   See→日記#389-4 巨大迷路?千葉駅!

「魅惑の低音」は長3度音程?7:8音程?  <3>
   物理的には存在しない低音が聞こえる

 パイプオルガンの最低音は16Hz余(共鳴筒長さ32フィート)〜32Hz(共鳴筒長さ16フィート)とされ、ギターの実音程の最低周波数は82.5Hz(6E弦開放)とされているが、その音楽の再生装置、スピーカーの低域共振周波数は、一般のブックシェルフ型では200Hz余で、それより低い周波数では大きく減衰して、純音(=正弦波)では再生できないのだが、音楽としては、聞こえないはずのキー(基準周波数)音が聞こえている。それは何故か!?
 キー周波数をfとすると、
1f :2f :3f :4f :5f :6f :7f ♭シ:8f ド、(整数律)という関係で、
   5度音程が2:3(ド:ソ)、4度音程が3:4(ソ:ド)、長3度音程が4:5(ド:ミ)、短3度音程が5:6(ミ:ソ)、長2度音程が6:7(ソ:♭シ)、7:8(♭シ:ド)と、整数比で並びます(平均律での♭シを除く)。

 「魅惑の低音」の叔父さんの歌声採取の方は暫くPC持参で店に通ってトライしてみます。仕事が休みになり良く来店するという悪天候狙いで店に行き一度遭遇したのですがノートPCの設定不良の調整と美声氏の出待ちでバッテリーを使い果たして記録できなかった様で空振り!「美」ではないフツーの低音は録ってきました(右上から3番目)。残念〜〜!
 失敗の原因は、Windowsシステム載せ替え時などに、マイク感度設定が飛んでしまったモノと思われます。本来であればWindowsの「音声認識」の設定で、マイク感度が設定されていて、サウンドレコーダも、簡易オシロスコープソフトもそのまま正常に動作するハズのモノです。

Get美声16/09/30@稲北蝶 音程は293Hz=d1(上音声波形)〜−5Hz:288Hz(下FFT) d1対数律440Hz基準=293.66Hz
高調波がこんなにも並んでいる歌声は初めて!「美」声の構造要件だろうか?!結局分からない。 音程は非常に正確

7:8混合波形


Windows 10でのマイク感度の設定操作は以下の通り。
Windows システム ツール→コントロール パネル→音声認識→マイクのセットアップ(M)→
              →マイクの種類(選択)→次へ→解説:次へ→指示文書読み上げ→(認識)→次へ→完了→×:終了

「秤量分解能0.1g」に偽り!1gまでは表示無し!  <4>
   1円玉1.0gでシフト計測、調理用秤

 少人数の料理で減塩メニューを貫くには料理用の秤の秤量分解能が1gでは不足で、最低限0.2g必要と感じて電子秤を買い換えた。一人当たりレシピには0.2g〜1.0gとか指示があって、これまでの分解能1gでは必要な精度が得られなかったのだ。
 受け入れ試験で食塩を振ると、当初は全く応答せず、振り掛け足していくうちに突然1.0g〜1.1gを表示する!これは不良品!と思って仕様表示を読み直すと
 「最小表示 1〜200g 0.1g、200〜1000g 0.5g、1000g〜2000g 1g
とあって、微少量 0〜1g の分解能が全く規定されて居らず、最悪の分解能1gでも文句を言えないことが分かった! これは酷い、消費者騙し!
 電子秤で非常に便利なことは、いつでもゼロ・リセットで風袋抜きが簡単に出来ることから、食材を足すのにその量を直接表示できることだ。
ところが、その足す量の分解能が1gというのでは、買い換えた意味が大きく減殺されてしまう!詐欺表示だ〜〜っ!

ダミー・ウエイト1円玉1gが解決

 一方、苦肉の解決策は無いか?1g未満の秤量分解能を上げる解決策!それは、1gのダミー・ウエイトを準備して、それを載せてから、微量調味料を振る!ダミー・ウエイトには10枚10.0g、26枚で25.7g〜25.9gの1円玉=平均重量1.0gが手軽で最適だろう。 1円玉を載せて計測値域をシフトさせる一手間で欠陥が解消できるので返品せず使い続けることに決めた。風袋引きをせずに暗算で処理しても良い。お騒がせ!

2016/09/23 23:55

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