初歩CSS活用一覧

(タイトルに検索語を含むと良)
  「スタイルシートとは、HTMLとは別のレイアウト指定のための記述言語」とされているが、現実には同一HTMLファイル内でスタイルシートを利用するのだから、その実質は独立の宣言部を持った書式指定用HTML TAGにほぼ等しく、パラメター書式の相違にさえ気を付ければ、HTMLCSSを使い分けられる。すなわち、 HTML TAGの表示形式記述項を分けて宣言部<head>〜</head>内で定義できる拡張をしたと考えても結果は同じだろう。   その相違といえば、
 
  • CSSが書式宣言部と利用部に分離できるので、簡単な呼出で繰り返し使用でき、
  • TAGへの修飾と、class(ID)名への修飾も独立にでき、
  • それが組合せ利用できる
  •   ようになったので、パラメターが何項にも渉る複雑な宣言内容でもそれを定義したタグ利用、或いは簡便な名称呼出で何度も利用できるし、TAG名はワイルドカードでclass(ID)名だけの定義とは、どのTAGも無宣言でclass名に拠る修飾を適用できることである。
      外部スタイルシートの利用もこの宣言型の延長線と考えればよい。丁度BASICMARGEコマンドで各ファイル共通部を読み込む様なものである。
      なお、ユーザーが圧倒的に多いIEが、このCSSを一番取り入れていないので、見え方の共通化の点からはIEの表示能力の範囲に留めることになる。なをIEだけがサポートしていないことで「少数派」という評価が一部で行われているが、それは利用者数の重み付けのない架空の論議という他ない。ブラウザ利用実数の80%超であれば圧倒的というほかないのだから。
      パラメター指定の書式の相違は、以下の通り。
    HTMLStyle備   考
    代入演算子
    分離記号(空)
    style項目=”定義”{項目:定義}  Style Tag の範囲記号
    URL指定=”実url”:url(実url)  Dir+ファイル名

  • ■ CSS 記述方法

      スタイルシートの内容定義は、
    1. 各タグ内で個別に行う方法(=TAGの修飾として使用)と、
    2. HTML冒頭部で宣言し、そのTAG及びTAG+.+ID名称で指定する方法、
    3. 上記の具体的な宣言内容を外部ファイルから読み込む方法がある。
      具体的には
    1. TAGの修飾パラメター
      • セレクタ{属性1:値}
      • セレクタ{属性1:値; 属性2:値; 属性3:値; }       (複数属性一括指定)
      • セレクタは HTML TAG 自身、あるいは *.class(ID)名である
      • タグの定義と*.class(ID)名の定義を組合わせて使用可能
    2. HTML冒頭部で宣言し、その名称で指定する方法
      • 「宣言部」というのは<head>〜</head> 内の<style>〜</style>とした領域内で宣言。宣言部を非対応ブラウザで非表示とするため更にコメントTAGで囲う。従って全体構造は以下の通りとなる。
        [ 諸宣言部 ]
        <head>
        <meta 〜〜〜 >
        <style type="text/css"> ………………(以下書式宣言領域)
        <!--……………… /*非対応ブラウザ排除*/
        〜CSS書式宣言部
        セレクタ{属性1:値}
        セレクタ{属性1:値; 属性2:値; 属性3:値; } /*複数属性一括指定*/)
        セレクタ1,セレクタ2,セレクタ3,……{属性1:値} /*複数セレクタ一括指定*/
        ………
        -->……………… (/非対応ブラウザ)
        </style> ……………… (/書式宣言領域終了)
        </head>……………… 諸宣言部終了
        [ 本文部 ]
        <body>……………… (本文部)
        …………
        <セレクター class=名> (セレクタ名の書式指定:何度も使用可)〜
        </セレクタ>
        ………
        </body> ………………(/本文部終了)

      • セレクタは「HTML TAG」、「*.+ID(class)名」 及び、「TAG+.+class名
      • class名で書式を使い分けるには <TAG class="ID名"> という形にする。
      • 全タグ共通(同一クラス名一括)でパラメター={属性:値;}指定する場合は
        *.ID名{属性:値;} の形
      • CSS中のコメントは /*   */ で囲った部分
      • <body text=#rrggbb> → body { color:#rrggbb } …… (パラメター名が変わる!)
      • bgcolor=#rrggbb <→< backgrounnd-color:#rrggbb 表記とする
      • 無効指定調査 table & tr の bgcolor=#rrggbbが無効?
    3. 外部CSS(定義:宣言)ファイルの読込
      1. head tag 領域内でCSS定義ファイルを参照
        <link rel="stylesheet" href="urlファイル名" type="text/css">
      2. style tag 領域内で
        @import url(urlファイル名)   /*IE6ではほとんど無効!CSS読込。並記可*/
      • CSSファイルの記述方法は前項の宣言型に同じで、TEXTファイルである。
      • CSSフ<ァイルの拡張子は.css とする
    4.   CSS優先度:TAG修飾CSS>CSS宣言外部CSS
    5.   以下、記述幅指定サンプル。
        このファイルの書式は
      宣言部: body { color:#004F8F; }
      div { width: 178mm; font: MSゴシック; }
       
      指定部: <body>
      <div>
      (以下本文記述)
      となっている
    <02>
  • ■ 印刷時の改ページ点指定

    下記の改行で、印刷時に、ここで改ページされる。 <br style="page-break-after:always;"> page-break-inside は、指定したブロックの途中での印刷改ページを禁止する
    <div style="page-break-inside:avoid;">
    : (この間の記述は途中改ページされない:表など)
    </div>

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