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雪でブレーキ利かず追突!北京地下鉄
読売新聞 2023/12/15 20:06 |
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大正6年の大津波!大正6年(1917年)9月30日は、東日本が巨大台風に襲われて、東京湾岸にも多大な被害を出し、千葉郡検見川町の海岸に立地した町立検見川小学校が高潮・波浪と強風で全壊し、現在地の丘陵下2丁目に運動場付きで再建されることになった「大正6年の大津波」発生の日である。内陸側畑町に町立畑小学校跡も残っているが、この当時の小学校に「運動場」は無かった様だ。私の母はこの大正6年9月30日に半農半漁で暮らしていた検見川町海岸沿いの自宅で生まれたが、家中が激しい高潮被害の後片付けに手をとられて出生届が1ヶ月ほど遅れて、菩提寺である浄土宗善勝寺の御十夜法要日10月18日(浄土宗本来の儀式では太陰暦11月5日〜15日法要らしい)を出生届上の誕生日として町役場に届け出たのだとか。自宅出産の時代、のどかだったのか?!この私的エピソードで「大正6年の大津波」は忘れない。9月30日は母の命日でもあって、本当は満92歳の誕生日に亡くなっている。 |
音名は「B」か「H」か?!理科年表には物理節の「音」の章でA=440.0Hzでの「平均律音階周波数」が示されているが、その周波数表で用いる音名(A〜G、イ〜ト)が、小中学校で用いる英米式ではなく、ドイツ式の「H:(ハー)」が用いられていて大変まごつかせる。参考書を覗く限り、小中学校の教科書は英米日式の音名を説明しており、ドイツ式「H」の記載が無いことが多くて、その場合、理解不能:国鉄新鶴見機関区御用達横浜春風座向けの特殊音階か?となる。 ドイツ式音名と、ブラスバンド(金管楽器B(ベー)管)では「B:(ベー)」は、英米式のB音より半音低いB♭で、B音は「H」で表すから、間違いではないのだが、日本の小中学校の音楽教育を受けた層にはほとんど通じない、日本の理科年表には不適切な表記である。 音階の基準周波数が1938年5月合意の国際規約でA=440Hzと定められているが、日本では初のクラシック専用ホール:サントリーホールのピアノ調律がA=442Hzで行われてクラシック界に好評を得たことで、後続の音楽ホールのピアノ調律がA=442Hzが主流になり、それにより鍵盤式電子楽器にもピッチ調整(周波数調整)機能が附されて、440/442Hz両方の調律に対応できるようにした。 理科年表該当章の「・・・・・しかし現在音楽関係では主としてa1=442Hzが用いられている」としているのは、音楽はクラシックのみという強い思いを背景に書かれているようだ。 しかし音程の標準音叉は一貫してA:440Hzが市販されていて、A:442Hzは見掛けない。音楽会の高音化競争回避の申し合わせで、大昔はフランスがA=435Hzを法律で定め、それは戦前の日本にも採用されていたが、1939年5月のロンドンでの国際会議でa1:440Hzの対数率採用を申し合わせて現在に到る。 近年、日本のクラシック界で普及のA=442Hzはサントリーホール(のピアノ)に採用されてから後続の音楽ホール(のピアノ)に多く拡がったが一切の合意はないのだ。 記事は理科年表の各分野執筆担当者に任されるため、他分野からの修正が出来ないので、執筆者が亡くなって、そのまま長期に「H」表記になっているそうだが、1968年版理科年表41冊では米英日式の「B」音と表記されている。 それ以降の或る版を境にB→ドイツ表記:Hに変えられたままになっているのだろう。 因みに、理科年表全巻は国立天文台一般公開時にアインシュタイン塔(太陽光分光装置)内に展示されていた。戦時中WW2の三年分だけ発行中止となっている。 |
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