ATS-P 地上子設定

車上子取付位置=0.5m(JR東式)
【 電車のATS-P設定 】 制動遅れ0.5秒、Vy=55km/h


車上子取付位置=0.5m(JR東式)
【 旅客列車のATS-P設定 】 制動遅れ1.5秒、Vy=45km/h


ATS-P基本諸定数 T-180基準&定時間動作,オフセット0.5m(=JR東型、仮定数値)…(1)
項目 列車種別備考
電車旅客貨物
応答時間Td0.51.54.5
操作余裕a5
Y現示速度y55 45km/h
〃 T-180位置y180(180選定
制動定数K=17.6019.3212.6016.43 





(判定)×
接近警報頂点Lk−9.77−15.24−9.77−28.10
Vk−13.45−17.44−11.37−21.68km/h
制動指令頂点Lp+0.42−0.34−0.05−5.92
Vp−1.22−4.02−2.62−10.27km/h
位置−速度制動警報制動警報制動警報制動警報地点速度
地上子 ※ T-600101.590.2103.791.684.376.389.579.9km/h
T-28068.958.069.658.156.849.058.349.5
※ T-18055.044.355.044.045.037.545.036.8基準
  T-13046.536.246.235.537.930.637.029.3km/h
※ T- 8537.427.436.626.630.123.228.421.4
  T- 5028.319.027.218.122.516.120.014.1
※ T- 3021.613.020.212.116.811.014.09.2
  T- 2519.611.318.110.415.19.612.37.9
※印=閉塞信号用、(貨物地上子不詳)

  600mは、最高速度から非常制動で停まる省令の位置だから、ATS-P制動パターンの「標準的な常用制動」では制限内に停止出来ないことがある.それは、前閉塞区間、前々閉塞区間の地上子から得た「停止点距離情報」を基に接近警報&制動パターンを生成していることを示す.ということは、距離取得に関しては各地上子に「パターン発生」「取消」という差が無いことを示している!

T-180 −接近警報パターン vs T-180=Vy & 14m=0−制動パターン=JR西、Y現示速度基準方式