ATS-S 車上装置全回路図


 上図、変周式車上装置の動作は線形発振ではなく、弛張発振ではないだろうか?
∵アンプ部はトランス結合構造なのに、そのトランシスター動作バイアスの与え方はトランス巻線を通じてではなく、コンデンサーで直流電位を遮断してCR回路で独立に供給することで、励振電流でコンデンサーを充電して遮断電圧を作りトランシスターがほとんどの時間カットオフさせる「弛張発振」動作である可能性がある。
   See→変周式ATS概説