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主目次

ナチス・ホロコースト被害を売り物に
対アラブ・ホロコースト重ねる卑劣国イスラエル!
対立の基本問題は、多民族共存地に、
排他的ユダヤ建国 &西岸地域武力入植

アラブ人を狩猟対象動物扱い?!

 ハマスの無差別市民攻撃・人質作戦の非道と、ナチスによるホロコーストの非道は断固糾弾!されるべきである。 だが、極右派ネタニヤフ政権のパレスチナ難民徹底アパルトヘイト&根絶やし侵攻政策が激しい怒りと報復感情を極限にまで高めている。
 アラブ&ユダヤ両民族がそれぞれにコロニーを作り平和に入り交じって暮らしていた地域に、「約束の地」などと称するユダヤ教の古い経典に基づきユダヤ人支配の排他的国家を樹立して、アラブ系・パレスチナ人たちを追い出して難民化させたことが長期の争いの基本にある。 この実質アラブ排除の不平等策となるユダヤ・アラブ棲み分け策を国際社会:欧米主力の国連機関が主導したことでより解決困難にしてしまった。
 パレスチナ難民たちの故郷を取り戻したい闘争に、何十倍もの軍事攻撃を繰り返して、パレスチナ人避難地域のヨルダン川西岸地域に力尽くでイスラエル人入植地を作ってその多くをイスラエルの軍事支配下に置いていることが武力抵抗を生む基本問題だ。
 しかも現ネタニエフ政権はヨルダン川西岸とガザ地域の武力制覇を積極的に進めてきた逆ホロコースト・ジェノサイド政策で解決困難な対決を深めてきた。原罪は排他的建国イスラエル側にあるのだ。
 キリストを処刑した民として2000年間蔑まれ疎まれて排除されてきたユダヤ人が、今度はイスラエルとして他民族武力排除他建国をして自分の土地を得て、土地を持たない難民さすらいの民とさせ、エジプトなど近隣に追いやろうと策している。こういう酷くふざけきった解決は有り得ない。
 歴史を辿れば、北米大陸原住民(アメリカ・インディアン)を武力で追い払い居留地に閉じ込めて建国、武力制圧とバッファロー狩りツアーを組織してインディアンの生計を断ち根絶やし攻撃、労働力家畜として黒人奴隷を導入し農園経営、家畜並み殺戮を繰り返して未だに人種差別殺人の絶えない「自由の国」=アメリカ!
 アフリカで黒人狩りをして奴隷としてアメリカに売り込んで巨利を上げたし「大航海時代」と称してインカなどを手当たり次第全滅させて支配した英仏スペイン、ポルトガル等は、白人の有色人種家畜視の現れだろう。
 有色人種には無差別爆撃の根絶やし攻撃を繰り返すアメリカ(原爆投下で死亡30万人、最近も無差別爆撃でファルージャ住民6000人を殺戮。ヴェトナムではソンミ虐殺:500人余を皆殺し、繰り返し病院を狙って爆撃し,その都度「誤爆」と宣伝!明白な故意の病院爆撃であった)。
 イラク戦争でも報道陣宿舎の著名高層ホテルを近距離(約4km)から戦車砲で「誤射」して報道記者を殺害。以降米軍の意図的な「誤爆・誤射」を怖れてジャーナリストの独自取材が不可能になって、米軍従軍取材の官製記事だけ報道されるようになった。ブッシュ大統領による「9・11戦争宣言」の具体的意味は、一般市民巻き添えの無差別攻撃・爆撃宣言で、現状のイスラエルの「戦争宣言」=一般市民無差別爆撃に直結している。 日本の真珠湾奇襲攻撃を引き合いに正当性を主張しているが、真珠湾は軍艦・軍施設を狙ったもので、イスラエルの常套「人間の盾」粉砕と称しての一般市民攻撃無差別とは違い巻き込まれたのは基地と艦内居住者が主だった。
 ロシアのウクライナ侵攻では米軍の謀略的宣伝手法「誤爆」がそのまま真似られて、デマ宣伝!を繰り返している。
 しかしウクライナ現地のスマホ動画の訴求力・代替維持された通信網(=イーロン・マスクの大功績)と、ゼレンスキー政府の適切な宣伝とで国際的に支援が集まり、アジアでの米軍同様の非道・侵略を働いたロシアは世界から爪弾きとなってウクライナは奇跡的に戦い続けてロシアを押し返し始めている。

 オーストラリアの先住民アボリジニの扱いはもっと酷く、イギリスはアボリジニに文字がないことを悪用、「登記がない」ことを口実に総ての土地を奪って、犯罪者たちの移民で狩猟としてカンガルー○○頭、アボリジニ○×頭・・・・・・・といった日記が数多く残されている状態。 商品家畜=奴隷として命は奪われなかった黒人たちより酷い扱いが英国植民者・白人国によって行われている。 インカやアステカを滅ぼしたスペインも同罪で、南北アメリカ、オーストラリアは侵略してきた異民族に武力制圧されたままの地域だ。
 アジア・アフリカ・ラテンアメリカは「植民地解放」を掲げたWW2戦後に西欧米の植民地からベトナム&インドネシアなどは激しい独立戦争を経て建国を果たした。WW2で仏蘭英米≒連合国の掲げた「植民地解放」は政治的方便=嘘だった事を示すが、闘う敵同士:日本と連合国双方が植民地解放を掲げたことで各地の独立運動に火を付けてAALAのほとんどがやがて独立を果たした。 日本の東南アジア侵略は、西欧植民地からの独立勢力を支えて、戦後は義勇兵として独立戦争にまで参加したことと、不可能視されていた植民地支配:西欧列強対抗を日露戦争以来一瞬でも実現できたこと、そして侵略のメッキが剥がれる悪事をする前に連合国に負けたことで、大変好意的に思われている。

 これら欧米帝国主義国になぞらえる虐殺支配が、イスラエル建国によるパレスチナ人排除・虐殺支配だ。 今や原住民武力排除の強烈アパルトヘイトをイスラエルが強行しており、原住民武力制圧絶滅建国アメリカが侵略側イスラエル建国を支持する所以だろう。 国際連盟規約草案に事務局長国として「人種差別禁止」を提唱して世界の尊敬を集めたが議長国アメリカに採用を阻まれた日本としては、アメリカに追従しての侵略建国イスラエル寄りでは居られない立場である。
 このこと抜きにハマスの暴虐だけを非難しては公正を欠く!ナチスによるホロコースト被害を売り物に、パレスチナ・アパルトヘイト&アラブ・ホロコースト・ジェノサイドを強行する卑劣イスラエルこそハマスと共に厳しく糾弾されるべきだろう。

シェークスピア戯曲「ヴェニスの商人」心臓肉担保事件
シャイロックは「悪徳金融屋像」か?「ユダヤ人像」か!?  
<1.2>

 日本にも様々不合理な差別意識は有って、絶えず克服が迫られてはいる。しかし逆に反差別を口実に暴力的支配で利権を貪る部落解放同盟(浅田派)などエセ同和勢力が関西、九州などに未だに蔓延り残っていて、東日本進出を狙っているのだが、黒人やユダヤ人に対する差別意識は無い。 アメリカに根強く残る黒人奴隷家畜扱いで簡単に射殺してしまうような野蛮さは存在しなくて、パンダを見るような珍しい物扱い・見世物扱いで過剰な興味を示して困惑させる程度であって、米国のような命を奪われる心配は無く、屈託無い大歓迎で来日黒人アーティストの多くが親日派となるエピソードが知られている。 1961年に初来日した米ジャズ・ドラマー:アート・ブレーキー(とジャズ・メッセンジャーズ)が多数の出迎えのファンに驚き、ファンから記念撮影を求められて「俺は黒人だぞ? 一緒に写真に収まってもいいのか?!」と言って日本の無差別に驚いたとか。アメリカでは黒人の演奏と云うだけでラジオ放送には乗らなかった!
 ユダヤ人についてもナチスの迫害下の「アンネの日記」などで非常に共感的に見られてきたのであるが、ネタニヤフ政権のパレスチナ人に対するジェノサイドとも云える執拗な攻撃と牽強付会の傲慢な言い分と、イスラエル世論の強固な支持で、イスラエル≡ユダヤ人一般の非人間性に見えだしてきている。 シェークスピアの戯曲「ヴェニスの商人」の極悪非道なシャイロックは金貸し・高利貸しの非道で隣には住みたくない隣人だと日本では理解されていたのが、西欧の「偏見:シャイロック≡ユダヤ人一般」同様、ユダヤ人の特性に変換されつつあるのだ。
 日本の「高利貸し=悪辣」認識は、飢饉を凌ぐ僅かな借金を高利で返済不能に追い込み、女衒(ぜげん:遊郭への人身売買業)と組んで、娘を身売りさせて代金を丸ごと収奪してきた悪辣さにある。慰安婦は娼婦の中でも国策に沿ったよりマシな地位に見えてしまうのだ。 「高利貸し」では「借金の担保が『心臓周りの肉1ポンド』」の悪辣さに高利策略での身売り強要に共通するものである。 近年の利息制限法改正で「違法な高利は元本没収」が制定されたのも、犯罪資産没収原則を適用しないと、高利貸し業が継続してしまうからである。「金貸し非道」認識は、これまで日本では「ユダヤ人非道」には直結していなかった。我が職場でも労働組合との協定書署名偽造の謀略的な労務担当者を「シャイロックK」と呼んで揶揄したが、悪辣高利貸し非難の文脈であり、ユダヤ人とは無関係だった。 ところが西欧では「ヴェニスの商人」がステレオタイプのユダヤ人像としてユダヤ人差別作品と見られているらしい。

 日本人の感覚としては「窮鳥懐に入らば猟師これを撃たず」で、窮地にある弱者は護られるべきというのが「武士の情け」、庶民も含めた一般常識である。 リトアニア領事館の引き上げ撤収に際してナチス・ドイツに追われたユダヤ人難民のビザを、本国の意向に反して6000余人分も発行して亡命を可能にした杉原千畝。 避難者数万人の満州通過を許可した満州関東軍とそれを是認しナチスに反論した、後の首相東条英機(敗戦後A級戦犯として絞首刑)。敵トルコ軍に追われたギリシャ・アルメニヤ難民を、積み荷を海に捨てて最大限乗船させて救出・救命の無名の船長。 シベリアに置かれて寒さと食事不足ピンチに遭ったポーランド孤児を日本赤十字を介して救出、北海道で健康回復させヨーロッパの安全の地へ送り届ける。 宣教師フランシスコ・ザビエルが従者として連れてきた黒人奴隷も、初めて見た織田信長は、非常な興味を持ち、手を洗わせて色落ちするかどうか確かめて珍しがったが、譲り受けて弥助と名付け武士・士分として取り立てて住居を与えて重用している。 信長を討った本能寺の乱で弥助は捕らえられたが首謀者明智光秀は「奴隷は南蛮国では牛馬と同じ。殺すに及ばず」と釈放したとか。 欧米型の物言う家畜扱いの人種差別は無い。
 侵略者ポルトガル&スペインの先兵としてキリシタン信者を増やしていて、宣教師の指示で蜂起させて植民地にする戦略が関白秀吉に判って、キリシタン大名には棄教を命じ、海外に異教徒奴隷として売り払った領民の買い戻しを命じ、宣教師≡伴天連を布教禁止(海外追放)を通告、大名が教会に寄進した教会領を接収した。 徳川幕府時代に、飢饉の悪政に一揆として立ち上がって、主力のキリシタンたちはは神の国=スペイン本国(と合併されたポルトガル)の援軍を信じて戦い、歴史上最大の内戦となって全滅した島原の乱を経てキリシタン禁教として厳しく取り締まっている。 島原の乱蜂起の原因となる過酷な悪政を布き、一揆軍に城を奪われた領主たちは切腹を命じられている。 秀吉の禁教令時に「棄教拒否」でキリスト教信者(キリシタン)たちが処刑されて26聖人を生んだ。徳川家康も禁教令を実施している。それは単純な宗教弾圧では無く、西欧スペイン・キリスト教による布教を隠れ蓑にした侵略拒否・植民地化拒否があったことは指摘されるべきだろう。 南蛮貿易に際してのキリスト教布教禁止要求でスペイン・ポルトガルは日本に寄りつかなくなったが、それを受け容れたオランダは、長崎の出島を介して幕府独占の貿易を継続しているし、交易総額の多い中国、朝鮮、琉球との交易は禁止されていない。薩摩島津藩の密貿易(=幕府に隠れた藩独自の貿易)も経済ベースとして続いていて薩摩藩を豊にした。 他国の遭難漁民も救済している。

 ネタニヤフ政権のパレスチナへの攻撃は悪逆非道そのもので前述日本古来のエピソードとは対極である。 これがユダヤ人なのか!これでは隣人として疎まれて当然だろう。
 ナチスの強制排除は行き過ぎで、ホロコーストはとんでもない赦されないことだが、悪辣高利貸し、一般市民ジェノサイドを伴う武力制圧者ばかりでは、ユダヤ人には近寄りたくも無いのは当然の話ではないか。 ユダヤ人差別の無かった日本から見れば、そういう感情は防衛的であり、ユダヤ人差別とは言いがたい。 ユダヤ人の過剰な排除に与したスネに傷持つ西欧諸国が、アラブ・パレスチナ人排除に目をつぶり、ユダヤ人国家の排他的建国に力を貸してしまったのだろうか?
 日本でも未解放部落差別の記憶のあるスネに傷持つ地域(主に西日本)が部落解放同盟(浅田派)の暴虐に組み敷かれて、八鹿高校の集団リンチに行政や警察までが与する愚行を行った。 未だに公共施設を解放同盟関連組織に占拠されたままである(東京にも解放同盟関連組織の不法占拠施設は残っている)。 排他的なイスラエル建国の西欧国際支持は、日本での部落解放同盟暴挙放置の愚経験と良く重なる。


スクール・カーストと序列形成支配に要着目
集団のイジメ構造理解に注入必要  
<2>

 学級内生徒間には序列支配関係を生じていて、その集団から外されることを「ハブられる」といい極端に怖れている。 実質リーダーがそのハブリを指示徹底することで集団に強い支配関係が生まれて、「学級」という逃げられない檻に閉じ込められているが、学級の多数を占める序列集団とは違う、個人で独立した存在が1割〜2割あって、ハブリ・イジメを見えにくくしているので、被害を深刻化して救済対応が手遅れになってしまいやすいことが世論からは見落とされている。
 文学好き・哲学・科学好きとか超優秀層は、学級内を自分一人で暮らせるキャラが多くて「ハブリ・イジメ」がほとんど効かない。小中学教師に採用される層は採用試験競争倍率10倍〜30倍を突破した層が主流で、教室内では充分自己完結できていた層だから、集団からハブリなどされても、その被害を感じずに過ごすことができた。 そういう優秀生徒のなれの果ての教師たちに、その他大勢・序列支配層がハブリなどイジメで自殺するほど追い詰められる苦衷など、想像も出来ないのではないか?

 集団イジメによる自殺として顕在化する発端となったのが【中野富士見中いじめ自殺事件】だろう。
 事件概要は、東京都中野区立中野富士見中学校2年の男子生徒が1986年2月1日、岩手県盛岡市の国鉄盛岡駅ビルに隣接するデパートのトイレの個室で首をつって自殺。 生徒は同級生2人を名指しし「このままでは『生きジゴク』になっちゃうよ」などといじめを苦にしていると訴える遺書を残していた。 いじめの一環として「葬式ごっこ」がおこなわれ、教諭らも葬式ごっこに加担していたことが明らかになり大きな社会問題となった。
   c.f.教育資料庫=http://kyouiku.starfree.jp/d/post-7044/

 上述、中野富士見中事件報道で触れられなかったことは、同校が後に準暴力団認定された「関東連合」主要メンバーの主要供給校で、その先輩・後輩関係から周囲支配のノーハウが伝承されて、集団イジメを含む硬軟テクニックを伝授。学校側がその事情に気付かず、教師個人任せに放置されたことで遊びに仮想された深刻なイジメの一環「葬式ごっこ」への記名要求を「酷いイジメ」と見破れずに応じてしまった。 指導された組織的非行に、教師個人個人の知恵で立ち向かって常に出し抜かれていたのが学校側だった。
 実際の関東連合の構成員は最盛期の1000人単位から衰えて50人を切っていたが、それを大きく見せる宣伝技術、行動技術に非常に長けていて、暫くの間、反社会集団ヤクザ組織さえ振り回して影響力を誇示していた。

 これら非行集団は中高生集団を対象に「カンパ」と称する恐喝集金\50万〜\100万を年に数回繰り返し、「面倒見」と称するヤクザ暴力団の窓口係への納金の上前をはねて自分たちの遊興費にするといった各地に拡がった集団カツアゲの先端にいたのが後に準暴力団指定される「関東連合」だった。
 それは「ハブリ」イジメなど全く効かない層ばかりが成績優秀者として教員に採用され、相互指導体制などなかったから簡単に非行集団の策略に乗ってしまった様で、どの学校でもほとんどが見過ごされていて、カツアゲ集金組織の一端である学内の集金者を被害者と「誤認」した。 しかし中野富士見中では自殺事件となって顕在化し、教員が個人対応しきれなかったことで辞職や処分に追い込まれた訳だ。 (近年は、作業効率の良い高利貸し回収、劇場型の特殊詐欺にシフトしていて、暴力団−暴走族ルートに繋がる学校でのカツアゲは減っているようだが)。

 しかしながら、ビートたけしの番組で、新たな集団悪ふざけが披露された翌日は、それを真似る「あそび」が各地の学校で再現され、その対象が集中する被害生徒が居て、イジメ被害嫌さに欠席することが多く見られたから、教師が注意深く学級内を見ていたら気付けたはずなのだ。 我々が労働者代表側として過労性労働災害:頸肩腕障害背腰痛症患者を発見、救済するために注視していたのは、休み明けの月曜日になるとポカ休・遅刻を多発する従業員を見つけること。課長級にも居て驚いた。慢性過労状態を疑って対応していたが、2〜3000人の会社で頸肩腕労災認定患者数延べ30人余というのは希な例ではあった。注目していれば異常発生が判るのだ。
 たけしの番組はどう見てもリーダーの指示による集団イジメそのものだったが、批判層は俗悪番組として端から見ていなかったり、バラエティーとして見過ごされていた。
 比較対照バラエティー番組を挙げれば、キン・ドン「良い子悪い子普通の子」は1つのお題で3つのストーリーを示して対比する笑いで、集中して弱者役を攻撃したりしていないし、コロナで亡くなった志村ケンはバカ殿シリーズなど演者当人が呆けて笑いを取っており、多少下品なネタがあっても集団で標的者を襲って傷付けたりしていない。 たけし番組だけが悪辣な集団イジメである犠牲者攻撃で笑いを取っていて、遊びと称してマネして被害者を出していた。たけしの番組はそこが根本的に違う点なのだ。 たけしがバイクの自損事故で瀕死の重傷を負ったときに自らのたけし軍団配下から「ざま〜みろ!」の嘲笑が拡がったのは番組自体が出演者への集団イジメになっていたからだろう。 たけしが映画の世界的な監督とか、「コマネチ大学」で見られた優れた数学能力とは全く独立事象である。 テレビ放送であるからと言って免罪されず、視聴率至上で集団イジメ番組に頼り続けたTVは厳しく非難されるべきもので、たけし番組の集団イジメひな形提供は断固糾弾されるべきである。

 「半グレ集団」という言葉を生ませた「関東連合」は、存在を巨大に見せる策に長けていて、ヤクザも手玉にとっていた。代々木公園などでの「イラン人」薬物販売ルートを開発してボロ儲けしていたが、それをヤクザに脅し取られると、その販売構造を警察に密告して薬物供給ルートである暴力団側を検挙・壊滅させヤクザに報復。 朝青龍事件は、朝青龍の暴行をネタに長期に恐喝する企みだったが、朝青龍に阿吽の呼吸が理解されず公表事件化して力士廃業に追い込んでしまい金蔓化=恐喝に失敗。朝青龍の暴行の「被害者」が必死に警察から逃げ回った裏の事情である。最近のユーチューブには逃げ回った被害者を擁護する記事もあるが、長らくの伝説と、新規釈明のどちらを真実と理解するかだ。市川團十郎暴行傷害事件も団十郎の酒癖の悪さにつけ込んで配下の暴行係を呼んで制裁・重傷を負わせている。 関東連合影響下の非行少年たちには「襲うときは相手を殺すつもりで全力でやれ!『殺される!』という(関東連合への)恐怖感を与えなければ効果が無い」などと指導していて、中学時代は非行仲間から寒中の多摩川に放り込まれるなどの味噌カス扱いされていた少年が、関東連合傘下では二人乗りバイクの少年を鉄パイプで襲って(=2ケツ狩り)脳挫傷の瀕死の重傷を与えるとか、少年院短期収容の事実を「殺人で横須賀少年刑務所服役」などと誇張宣伝、威嚇的支配力を強めていった。関東連合関係の処分が軽いことについても「警察の上部と裏で繋がりがあるから処罰が軽いのだ」といって自分たちを大きく見せ、恐怖支配を強めていた。
 関東連合は「人違い襲撃」を主張すると処罰や刑が軽くなると誤信。 家出高校生襲撃殺害や、東洋ボール襲撃殺害、六本木「人違い殺人事件」など殺人毎に「人違い襲撃」を主張したが、実態は外道の雰囲気のあると感じられた被害者に対する無差別襲撃を遊びとしているのである。 六本木人違い殺人事件の主犯は少年時代から3度目の殺人事件で死刑判決必至と確信し、フィリピンの無政府地帯に高飛びして現在に到るとされている。
 これら繰り返す犯罪の悪質さへの世論の非難で「準暴力団指定」を招き、夜の千葉稻毛海浜公園周辺をアベック連続襲撃事件の危険地帯化して「アベック襲撃注意」看板を乱立させた「チャイニーズ・ドラゴン」と共に準暴力団指定団体になったのだ。 しかし、実態を直接知る警察とか家裁調査官とかの認識は、反グレ集団に対する周囲の強い恐怖感を理解出来ず、「少年刑務所ではなく少年院短期収容」「殺人ではない、傷害罪」「大きな組織ではない」「帰国子女で言葉が通じないから検挙困難」「住まいの都内は県警の管轄外」などとして、連続被害放置や、検挙後の軽微な措置が目立っていた。 それが「警察幹部と通じているから軽い」と誇示する根拠にされていたのだ。 だが、近年、暴力団組織に多方面で追い詰められて活動崩壊、自殺に追い込まれたメンバーも居る。

相互協力体制とテキスト化は必要

 開発技術担当者を眺めると、他にはないオリジナルの仕事ができるのは概ね3人〜5人に一人居て、残りは成功例の見よう見まねで成り立っていて、新発見・新発明を相互にサポートする体制があって、実ある成果となっている様だ。素案としては優れていても、その具体的な実施方法では衆知を集めた方がずっと良いものになる。 だが、下手な「能力主義」施行で主観評価が横行し、潰しあい状態を生じていて他の非協力や妨害があってはろくなものはできない。
 オリジナル技術にはその開発者による技術資料:テキストが必須。オリジナルを生み出す労力は、教科書理解の3倍〜10倍以上必要だからだ。しかもオリジナル生成能力は、学業成績能力とは必ずしも一致しないし、得意分野も様々なのであり、そして他のサポートなしに実施するのも難しいから相互協力体制も重要だ。
 教育現場で、教員大学では絶対に学ばないトラブルに対処するのに、教師個人個人の知識・経験・能力では到底追い付かず、関東連合など代々の非行組織の維持ノウハウに負けてしまった結果が中野冨士見中事件の悲劇なのではなかろうか。

2023/10/28 23:55

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