アナログ・コンピュータとくると、 やたらと複雑でむずかしいもの ・・・・・・という印象を受けがちですが、こ のヒースの教育用アナコンEC-1を組 み立てれば・・・・・・、いや単に操作するだ けでも、アナコンなるものを飲み込む のに、きわめて有効です。日本での販 売価格は???,???円とのこと●●●●●↑ ↑何百万円もの本格的な電子計算機に 及ばないは当然ですが、それは主と して精度の面にあらわれるもので、演 算の種類などについては、ほぼ同等の 能力を持っています。基本となる演算 増幅器には6U8を使い、5曲部で10 MΩを負荷とする高増幅度アンプ、3 極部をカソード・ホロアとし(て)あります。 この増幅器の入力およびフィードバッ ク・インピーダンスを適当に選ぶこと により、@加算回路、A符号交換回路、 B積分回路、C微分回路を構成し、こ れらを複合すれば、より複雑な計算も やってのけるわけです。(●) ◇◇◇◇ 本ページの写真は東京電気精機KK のご好意により撮影したものです。 ◇◇◇◇ |
[パネル面写真(左上側)]5組のポテンショメーターと端子 メータ 50←→50μA4組の●動作リレー接点端子 アンプ出力端子→ メータ・レンジ ←水晶ソケットを流用したZ素子用ソケット 入力Z素子→ これは1Mの抵抗 メータ用途切り替え アンプ入力端子 ←動作SW ←接続コード |
[シャーシー底面写真(左下側)]電源部←←←初期条件を与える約100Vの電源 12BH7Aのリレー負荷マルチ発振器 6U8による9組の演算アンプ ↓高圧電源SW ↓ヒーター電源S●
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[拡大シャーシー底面写真(見開き中央下写真)] | |||
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[シャーシー底面写真(左下側)]電源部←←←初期条件を与える約100Vの電源 12BH7Aのリレー負荷マルチ発振器 6U8による9組の演算アンプ ↓高圧電源SW ↓ヒーター電源S● [左上] ▼主な規格▼オープン・ループ・ゲイン・・・・・約60dB電源・・・・・・105〜125V、50〜60V(?Hz?)、100W 寸法・・・・・・・・幅510×高290×奥行380mm 重量・・・・・・・・・・・・・・・17kg ![]() [波形写真]★cos カーブ(持続振動解)★減衰振動1 ★減衰振動2 ★減衰振動3(強制動解) |
[右上写真]▼パネルに「質量、スプリング、ダンパ、の●●回路をシュミレートする●分(微分?)方程式を設定し、各パラメータを変化した状態での解をDCオシロ上にあらわ す●左写真のような、持続振動から過制動までのカーブがえられるわけ ▼L、C、Rの設定用インピーダンス素子は 水晶片と同サイズのプラグに取り付けてある ▼なお、本機の評論は近く本文記事として掲載する予定です▼ |
[右下写真]▼ヒースキットで組み立てた教育用アナコンEC−1のシャーシー上▼低電圧安定化電源回路 ヒータートランス 降圧トランス ←←←初期条件設定用● ●用低電圧放電管 9本の演算アンプ用6U8 リレー負荷マルチ●●●(発振器?) |