俺たちのシルクロード 荒井良夫詩 たかだ りゅうじ曲
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     (反分割民営化・10万人合理化闘争曲:1984年全国うたごえの祭典参加曲)

 3連符と末尾の休符が処理できない入力ソフトのため、目立つ狂いがあります
また、加弦は単純な3和音で処理しましたので、ご自分でアレンジされたい方は右端
「*」印からダウンロードして加工して下さい。
                                     

 いま、国鉄分割民営化を振り返ってみると、27兆円の借入金の棚上げと、
約10万人の首切り合理化、その実現の障害となる国鉄労働運動の粉砕・改質の
方針があり、権力側総動員で襲いかかったものでした。
 国会では従前の定着した労働判例を覆す「不当労働行為」立法を準備し、
反国鉄労働者キャンペーンで借入金赤字の責任を労働者に転嫁、
10万人人員削減と、労働組合弱体化に成功し、それを実績として過酷なリストラ
解雇方針を全産業に拡大。国民は長期の不況と失業に呻吟する事態となりました。

 しかし、まともな潮流の息の根を止めることには未だ成功して居らず、
捕虜にしたはずの御用組合(養殖組合)の中からも不満の声が上がり、多くの民主化
要求となっています。

 この「俺たちのシルクロード」は国鉄労働者とたたかうなかまの応援歌であり
国労全動労など特定団体を応援するものとして贈られたものではなかったと思い
ます。
 埋もれたまま朽ちさせるには惜しい歌です。当時は歌えないオジさんも多かっ
たけど、歌に慣れた今の人たちはきっと歌えます。
あいかわらずの職場支配に負けない、心の支えの歌として歌い継ぎませんか。