TSP=東武ATS概説

【 東武鉄道ATS=TSP 動作概要 】

<75> 01/05/19
東武ATS
<54> 01/05/18
    東武のTSPATSは、多周波地上子+パターン制御式。
  1. 地上設備:信号機の外方20〜30mP1、外方180mP2の2つの地上子を持つ。 ○<67> 電車の場合、信号機から360m以上離れていて、駅間最高速度からの非常制動距離以上の所に、P3-ATS地上子が設けられる。
  2. 地上子は情報種別に応じた4種類の共振周波数を持つ。
  3. 車上設備:地上設備からの情報を記憶する機能および関数発生機能を持つ。
  4. Free(G現示):100〜120km/h制限(車種によって異なる)
  5. PG1(Y,YYの手前180m):85〜95→60km/hのパターン
  6. PG2(Rの手前180m):60→15km/hのパターン
  7.   0(絶対信号機の現示):0km/h、復帰スイッチの操作で15km/h制限
  8. パターンの制限速度を超えると非常ブレーキ。
    なお、貨物列車ではPG1:65→35、PG2:35→8km/hのパターン。
    訂正。貨物列車のPG1は、57→35kmだった。
<53> 01/05/18
  1. 信号で進行中の列車はfree情報を記憶している。
  2. 信号の外方P2を通過すると車上に「第1パターン発生情報(PG1)」が伝送
    され、車上では95km/h〜60km/hの第1パターンが発生され、列車はこのパターンの制限を受ける。
  3. 信号の外方P2を通過すると車上に「第2パターン発生情報(PG2)」が伝送され、車上では60km/h〜15km/hの第2パターンが発生され、列車はこのパターンの制限を受ける。
  4. 絶対信号機の外方P1を通過すると車上に情報が伝送され、速度に関係なく非常ブレーキがかかり列車は停止する。
<67> :01/05/18
    電車の場合、
  1. 信号機から360m以上離れていて、駅間最高速度からの非常制動距離以上の所に、P3-ATS地上子が設けられる。
  2. そこを、85〜95km/h(区間によって制限速度が違う)以上で通過した場合、非常ブレーキがかかる。
  3. P3-ATS地上子の所から、地上子の情報に従って速度制御パターンが作られる。(85〜95km/hから、60km/hまで徐々に減速する速度制御パターンが作られる)
  4. この速度制御パターンの制限速度を超えた場合、非常ブレーキがかかって列車が止まる。
  5. 信号機から180mの所に、P2-ATS地上子があり、そこから15km/hまで徐々に減速する速度制御パターンが作られる。
  6. この速度制御パターンの制限速度を超えた場合、非常ブレーキがかかって列車が止まる。
  7. 信号機の手前にP1-ATS地上子があり、その先の信号機が許容信号機で赤信号の場合、そこから15km/h制限をする速度制御パターンが作られる。
  8. この速度制御パターンの制限速度を超えた場合、非常ブレーキがかかって列車は止まる。
  9. P1-ATS地上子の先の信号機が絶対信号機で赤信号の場合、P1-ATS地上子を通過すると非常ブレーキがかかる。
【 情報出所 】
鉄道安全運行の命!!保安装置ATS!!! #75,54,53,67,(40.60)  01/05/18〜
    以上の説明で、詳細不明のパラメターは
  1. 空走時間1秒(ATS-Sxで電車の場合2秒、ATS-P0.5秒より)
  2. 定速時減速定数(P2:180m:60km/h→P1:30m:15km/h)=25.2
     K=(60^2−15^2)/{180−30−(60/3.6*1)}≒25.2=3.5km/h/s
    (設定)
  3. 高速時減速定数(Y現示速度への限界減速定数)=18=2.5km/h/s
     (103
    系平均より高)
  4. P3地上子設置条件:位置情報が伝送されなければ固定位置のはず.
    作図は()の値を仮定して行った.
    P3地上子設置条件を、推定すれば、
  1. PG2パターンの最高速度より高速の列車が走る路線で、
  2. 現示区間突入前に現示速度に落とせる位置より外方に設置する.
  3. P3地上子設置位置は、固定位置のはず.
  4. 次閉塞長が短いためPG2パターンでの非常制動では停止し切れず冒進のおそれのある場合に設置しなければならない。


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Last Upload:    Last Update: 2003/12/31